妙法蓮華経譬喩品第三
この譬喩品および次の授記品では中根の人のために譬喩をもって三乗と一乗を広説(喩説)(*IH)
舎利弗の滅度は小乗であったが、平安な境地に達したと考えていたが、方便で小乗であったのであって、他の者が将来になる仏の名を聞き、舎利弗自身、悲しみ嘆いたが、今、仏の話を聞いて、疑惑は消え舎利弗自身 仏となることを知って歓喜した。
そこで世尊は舎利弗に授記された。名を 華光如来・応供・正遍知・明行足・善逝・世間解・無上士・調御丈夫・天人師・仏・世尊 と言い、その国名は 離垢、 劫名は 大宝荘厳 堅満菩薩に授記 華足安行多陀阿伽度・阿羅訶・三藐三仏陀
他の大衆は舎利弗が仏前において阿耨多羅三貘三菩提の記を受けるのを見て心大いに歓喜し踊躍した。
世尊は比喩をもって小乗と大乗の話をされた。大富豪の子どもたちが三界の火宅にいる。三界の家宅から救い出すために それぞれに 羊車(声聞乗)、鹿車(縁覚乗)、牛車(菩薩乗)を与えんと火宅より連れ出した後、等しく諸子に等一の大車(大乗)を与える。
この経を毀謗し仏種を断ぜん人の受ける罪報について世尊は述べられた。
三界無安 猶如火宅 衆苦充満 甚可怖畏 常有生老
病死憂患 如是等火 熾然不息 如来已離 三界火宅
寂然閑居 安處林野 今此三界 皆是我有 其中衆生
悉是吾子 而今此處 多諸患難 唯我一人 能為救護
(*IH)は法華経(岩波文庫)の解説から引用
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