'95クラシック&古馬GIのページ

第55回桜花賞 GI

(4歳オープン,牝55kg,京都芝右外1600m)

出馬表

成子の「お馬で人生アウト」

 ライデンリーダーのあの鬼脚を「マティリアルのようで次がないのでは」と訝る人もいるという。しかしそれでも騙されてみよう。今年から規約改正で枠色の勝負服でレースに臨まなければいけないというのは安勝にとっても可哀想な出来事である。できれば彼の勝負服で勝たせてやりたかったが…。さて,相手は牝馬相手にはライデンリーダーにしか負けておらず,4勝しているのに人気の下がっているエイユーギャル。タニノターゲットの仔がもう出てくるというのも心惹かれるが,ツキのありそうなマークプロミス,前走不利のダンスパートナーあたりが連下候補だ。

ユタカーシャの「秘密の花園」

 牡馬の品定め? をするこのコーナー、牝馬はどうも乗り気薄だわ。名前だけならダンスパートナーなんて、ちょっとステキだけど、エアデブリンの妹ってことだけで、引いてしまうものがあるわね。
 抽選で出走できたならダイワグラマーのスピードに注目だけど、ゲートをすんなり出られないとね〜。
 それより,裏の中山のメインレース,マーチSよ! ウインドフィールズ、今度こそ勝ってよね!!
 ◎ プライムステージ
 ○ エイユーギャル
 △ ユウキビバーチェ

小島望の「時事放馬」

 今年の牝馬は名前が勇ましい子が多いのが特徴です。エンプレスだのリーダーだの、英雄だの大君だの。おまけにダンサーもいればパートナーもいて、ステージまである。
でも、やっぱり女の子は可愛い名前が一番。そう、牝馬は名前が命である。オトメノイノリ? ちょっとあざといんじゃないか。スターライトマリー? 確かマリーという女は5番街にいて、ジョニーに捨てられたはず。そんな牝馬はダメだ。
 今年一番可愛い名前、それはユウキビバーチェだ。ビバーチェの意味は音楽用語で「生き生きと速く」。どうよ、GIウイナーに相応しい名前じゃなくて。ゴール前、ビバーチェのリズムで先頭を駆け抜ける彼女の姿が目に浮かぶわ。
 しかし、このコラムの名前は「時事」だからして、それに相応しい馬も捜さねば。でも、このテは皐月賞のときに使おうと思っているしなあ…。あっ、そ〜だ! ビバーチェという香水があったから、それに合う馬を捜せばいいんじゃん。おお、いたいた。その名もワンダーパヒューム
 ◎ ユウキビバーチェ
 ○ ワンダーパヒューム
 う〜ん。なんて完璧!

ノストラ・ラモスの「大予言」

  • 三度目の[地]
     ◎ ライデンリーダー
  • 二度ある武は三度ある
     ○ ダンスパートナー
  • 花の主役は女優の娘
     ▲ プライムステージ
  • 代役にスポットライトは当たるか?
     × スターライトマリー
  • 淀美の「馬耳東風」

     桜花賞といえば、阪神競馬場。しかし今年は阪神大震災で阪神コースはひび割れたり段差ができたりと自然の障害コースに変貌してしまったという。そのために桜花賞は京都コースで行なわれることになってしまったわけだが、ここに来て私は重大な秘密を手に入れた。オウムの広報によれば、かの大震災には地震兵器が使われたというではないか!
     これは京都コースが得意で阪神を苦手としている陣営の仕業ではないか−と考えられる。そこで戦績から割り出してみると、京都芝で3勝2着1回のエイユーギャルが浮上してきた。ちなみに阪神の勝ちは無い。地震兵器使用の善悪はともかく、まんまと京都開催に持ち込んだ以上、エイユーギャルの勝利は堅いだろう。というわけで◎エイユーギャル。直前輸送が認められ、しかも輸送距離短縮のライデンリーダーに○。そして京都得意のユタカが乗るダンスパートナーに▲だ。

    第55回桜花賞結果

    第55回皐月賞 GI

    (4歳オープン,牡57kg,牝55kg,中山芝2000m)

    出馬表


    成子の「お馬で人生アウト」

     今年の牡馬は哀れである。4歳クラシックホースは「フジキセキがいれば…」の枕詞から逃れることは不可能に思えるからだ。朝日杯3歳Sや弥生賞で見たあの脚を忘れることはできないだろう。
     しかし、いないものはいない。俄然混迷の度を深めた牡馬クラシック路線だが、解放元年に相応しく、混戦を断つのは、ハシノタイユウだ。前走弥生賞、直線で他馬にぶつかり外へヨレ、とても届かない位置から3着を確保したあの脚にライデンリーダーの分まで夢を賭けてみようではないか。相手は同じく弥生賞組のホッカイルソー、それからスプリングS2着馬フライトスズカあたりか。あとはジェニュインがどうかだが、お天道様にでも聞いてみないことには…。
     ちなみに競馬シミュレーションソフトPADDOCK NOTEの制作発表会の席上で行なった皐月賞シミュレーションでは、良で1着ジェニュイン、2着ナリタキングオー、3着ホッカイルソー、重で1着グローリアスユー、2着ジェニュイン、3着ナリタキングオーだったが、ゲストのI崎S五郎のたっての要望でナリタキングオーが2枠だったからなあ…。アテにはできないでしょう。

    ユタカーシャの「秘密の花園」

     皐月賞のキャッチフレーズは「ツヨシ しっかりしなさい!」ですね。No.1美形のフジキセキのリタイアは惜しいけれど、忘れちゃいけないサンデーサイレンス産駒、タヤスツヨシもなかなかのハンサム。前走不利喰らってだらしなかった姿も、女心をくすぐるわ。年下のオトコノコってカンジね。
     黒鹿毛好みの私としてはホッカイルソーも気になるわ。母の父がホッカイダイヤってのもシブくて泣かせるのよね〜。
     ◎ タヤスツヨシ
     ○ ホッカイルソー
     ▲ フライトスズカ
     × テイエムロケット

    小島望の「時事放馬」

     今年の牡馬は名前が勇ましい子が多いのが特徴です。キングオーなんて欲張りなのや、テイオーだのテンパオーだの大勇だのツヨシにショウグンだの。
     でも、キセキの貴石が消えた今、本当に残る一頭は勝者に相応しい名の持ち主でなければいけない。
     その馬の名はジェニュイン。その名前に秘められた意味は「本物」「真性」「純血」。どうだ、GIウィナーに相応しい名前だろう。
     しかし、このコラムの名前は「時事」だからして、それに相応しい馬も捜さねば…。昨今の時事ネタと言えば、宗教・狙撃・テロ活動。まず、宗教はK厩舎も出てないし、Y騎手も出てないしで消えたと。次は狙撃かぁ、SMスナイパーなら知っているんだけどなぁ。残るはテロか…う〜むむむ。こうなったらテとロが名前に入った馬を捜すほかないだろう。難しい問題だ…あ! メイショウがいた、お! イエムケットもいる。ムハハ、簡単だがこれで決まりだ。
     ◎ ジェニュイン
     ○ メイショウテゾロ
     ▲ テイエムロケット
     フハハッ! これで4月16日の日曜日は、本物のテロでみんなを静かにさせてやる〜。

    「血統両断」提供:マリオネット血統案内所

     皐月賞は単勝一本勝負!
     ◎ ダイタクテイオー
     「この馬が勝たなければおかしい!(所長談)」
     ○ ハシノタイユウ (馬連ならば)
     「この馬が二着にならなければおかしい!!(所長談)」
     ※只今所員募集中! 年齢・性別・経歴不問,仔細面談、一切合切無罪放免…

    ノストラ・ラモスの「大予言」

     偽りの王名を持つ者ども共に争い
      悪しき道に迷う者ども皆斃れる時
     賢者の矢は縛を解かれ
      真の勇者が新しき王国にその名を刻む
     ◎ タヤスツヨシ
     ○ ジェニュイン
     △ ホッカイルソー
     ▲ ナリタキングオー
     × ダイタクテイオー

    淀美の「馬耳東風」

     フジキセキが消えたことが、皐月賞を混乱させている。フジキセキが消えた、それは富士の麓のキセキ、即ちオウムの奇跡(4月15日)が消えたということである。
     では、これに対しているのは何かと言えば、ご存じ上九一色村である。上が九ということは、アタマが9番即ちダイタクテイオーである。そして一色は1の色即ち1枠、トウショウフェノマグローリアスユーを示しているのだ。3歳時の実績ではトウショウフェノマが上回るが、ここにきての調子からみて、○をグローリアスユーに、▲をトウショウフェノマということにしておこう。
     ◎ ダイタクテイオー
     ○ グローリアスユー
     ▲ トウショウフェノマ

    悪魔の囁き

     連対率10割を誇るジェニュインナリタキングオー、前者は5戦5連対、後者は7戦7連対という連複信望者の強い味方のように見えます…が、皐月賞に限り疑問符が…。
    連対率10割で臨んだ馬の皐月賞成績は(3.2.2.9)という成績ですが、キャリアが5戦以上に限ってみると、(0.1.1.3)となってしまいます。それでも貴方は信じますか?

    第55回皐月賞結果

    第111回天皇賞・春 GI

    (5歳上オープン,牡58kg,牝56kg,京都芝3200m)

    出馬表


    成子の「お馬で人生アウト」

     ナリタブライアンで絶対と世間が言っていたが,一転混戦ムードになってきた。しかし,本当にナリタブライアンで絶対だったのだろうか。サムソンビッグボディーガードに負けているような馬が絶対呼ばわりされることは私は納得いかないのだ。
     それはさておき,このようなときは素直に格を信じてGI2勝のライスシャワーを取り上げてみよう。まる2年勝ちがないのはちょっと不安ではあるが…。エアダブリンは確かに距離適性は一番だろう。しかしブランク明けがどう出るか良く分からないだけにこれも信頼はしきれない。ハギノリアルキングも藤田でこそ妙味があったのだが,武ではねぇ…。
     そこでアルゼンチンタンゴ。脚元さえ無事なら重賞を2つ3つ勝っていたと言われるその能力。長期休養明けを2度挟みながら(それも骨折などで)の6連勝もそうだが,なによりも鞍上に天才・田原を擁してきたのが大きい。ちなみに天才の称号はを福永から受け継いだのは紛れもなく田原であって,決して武ではないのだ。
     相手には4歳牝馬クラシックで単勝を買い続け,G前抜けるかと見せかけながら叩きあって真っ先にタレるという単勝ファンの心臓に悪い馬であり続けたアグネスパレードをもう一度信じてみたい。要するにどちらの馬も好きなんだな。これが。

    ユタカーシャの「秘密の花園」

     ここはもう,ダーリン。に頑張ってもらわなくっちゃ。え? ライスシャワーだよっ! この馬,嫌われてこそ実力を出すタイプなのに,最近は嫌われもしないレースぶりですからね〜。そこが気がかり。でも,春という季節に似合いのオメデタイ名前。私事ながら,筆者の友人も,何人かこの春結婚したことでもあるし,そのお祝いも兼ねて。
     ◎ ライスシャワー
     ○ インターライナー
     ▲ クリスタルケイ

    小島望の「時事放馬」

     4月15日の麻原教祖の予言は,外れた。しかし,このコラムで私が予想した馬はGI馬になっている。ということは,麻原教祖よりも私のほうが優れているのではないだろうか。
     さて,今回も「時事」にちなんだ予想である。話題の「オウム真理教」のオウムはアルファベットではAUMと書くが,かの宗教のお布施取り立てから,これはAsahara/Umai/Moukeの頭文字だと私は解読したのである。
     それと競馬と何の繋がりがあるのか,それを今から説明しよう。
     この二人に共通するもの,それは競馬史上に燦然と輝く希代のムラ馬トウカイテイオー。では,次もトウカイテイオーに関係のある騎手を買えば良いのかというと,彼らを除いて現役騎手はいない。そこで「AUM」と同様に馬名を解読したところ,偉大な法則に気づいたのだった。
     「TOKAITEIO」今年のGI戦線はこの順に勝利騎手が決まるのだ。よって,Kのつく騎手,
     ◎ 小島太=メイショウレグナム
     ○ 河内洋=アグネスパレード
     さあ,諸君! 恐れることはない,一緒にオケラ地獄から解脱しよう。

    「血統両断」提供:マリオネット血統案内所

     3200mこそ,血統がモノをいう。所長にお任せを
     ◎ アグネスパレード
     有無を言わさぬノーモアステイヤー
     ○ エアダブリン
     トニービン産駒は叩き良化型
     ▲ アルゼンチンタンゴ
     4角先頭が目に浮かぶ
     △ ステージチャンプ
     お天気次第なのよね
     × ライスシャワー
     標的がなくなったのが痛い
     注 ヤマニンドリーマー
     近況一息も一発警戒
     ※当案内所では,所員も募集しておりますが。同時にご利用者もお待ち申し上げます(詳細は編集部へ)。

    ノストラ・ラモスの「大予言」

     大いなる星々は光をとどめつ
     あまたの草木は未だその盛りを知らず
     大地の乾きは恵みの雨をもて癒されん
     眠れる獅子の再び目覚めるとき
     ◎ ライスシャワー
     ○ エアダブリン
     ▲ ハギノリアルキング
     △ インターライナー

    淀美の「馬耳東風」

     皐月賞はちょっと読みが浅かった。フジのキセキが消えた後に残ったのは上九一色ではなく,サティアンだったのだ。そのなかでも怪しいサティアンは第6,7,10というではないか…う〜ん。
     さて気を取り直して天皇賞。ここしばらくJRAは分かりやすい競馬を心がけている。スターホースや人気馬が勝つべくして勝ったり,三冠馬が出たりと実に分かりやすい。
     そんな分かりやすい競馬も次の段階へ入ったようだ。一応,血統に目を向けようということなのだろう。皐月賞では*サンデーサイレンスの仔が出られなくなったあと,*サンデーサイレンスの仔が1,2着した。天皇賞に出走できなかったナリタブライアンは,*ブライアンズタイムの仔である。今回の出走馬で*ブライアンズタイム産齣と言えば,ワンダフルタイムである。
     2着には乗り馬の消えた5枠の騎手2人のイイデライナーメイショウレグナム,どちらかの馬が来るだろう。ああ,なんて分かりやすいの。

    第111回天皇賞・春結果

    第45回安田記念 GI

    (5歳上オープン,牡57kg,牝55kg,東京芝1600m)

    出馬表

    淀美の「馬耳東風」

     去る5月6日の夜9時15分,身長48.3cm,体重3118gの牡馬じゃなかった男の子を産み,私,淀美は母になりました。
     ところで,安田記念は5月の第2日曜,世に言う母の日です。というわけで,出走馬のお母さんに注目してみました。ざ〜っと,見渡してみたところ,ホクトベガの母,タケノファルコンが目に留まりました。実は,生まれたうちのおチビクンには威弥(たけや)と名づけましたので,このタケさんが私にプレゼントをくれそうです。
     というわけでホクトベガ本命。それから,赤いカーネーションに因んで3枠の2頭,ハートレイクドゥマーニに流して2点。母の日馬券です。
     ◎ ホクトベガ
     ○ ハートレイク
     ▲ ドゥマーニ

    ユタカーシャの「秘密の花園」

    星の祝福1点勝負
     ◎ ホクトベガ
     ○ ビコーペガサス
     あるいは,ネーハイシーザーエンペラージョーンズで強い子供になって欲しいですね。ご出産おめでとうございます。

    小島望の「時事放馬」

     本命ビコーアルファー,対抗はドゥマーニ。この組み合わせで産後(3−5)の大穴っ! (ああ,下品)
     しかし,この京王杯1,2着の組み合わせでも再度の万馬券。これは美味しいのか美味しくないのか!?
     さあ,上がり33秒台の周りの妊婦が止まって見える脚で駆け抜けろ!
     ◎ ビコーアルファー
     ○ ドゥマーニ

    ノストラ・ラモスの「大予言」

     枠連でも十倍以下のない混戦、そして馬連は一番人気でも十七倍。しかし、真っ先に切って捨てるはサクラチトセオー
     ◎ エンペラージョーンズ
     ○ トーヨーリファール
     ▲ ホクトベガ
     △ ハートレイク
     この四頭のボックスで当たれば、出産祝いをプレゼントしましょう。

    成子の「お馬で人生アウト」

     5月6日,午後から相方のお腹が痛み出した。どうやら本当に陣痛だったようだが,UHFでの競馬中継を最後まで見終わってからタクシーを呼んだのはさすがというかなんと言うか。痛む腹を抱えつつ,京都のメイン,シルクロードSのゴールドマウンテンメモリーキャッチの22万馬券を「取れたのに…」と呟いた姿は一生忘れることはできないだろう。
     それはともかく5時半に入院し,9時に分娩室,そして 9時15分には出産と,初芝(初産)とは思えない,周りの妊婦が止まって見えるような,まるでマティリアルライデンリーダーばりの上がり推定33秒台の切れ味の出産は,後から見れば非常に安産でなによりだった。
     さて,この長男誕生奉祝と銘打たれた(どこがだ)安田記念だが,やはり当てねば話になるまい。残念なのがダンツシアトルトーワダーリンの除外である。彼と彼女が出ていれば勝ったも同然の安田記念だったと,馬柱の影で涙にくれている競馬ファンも多いと聞く。しかし,死んだ子の歳を…じゃなかった,縁起でもないぞ,いない馬の話をしても仕方がない。ここは前走1番人気を裏切ったトーヨーリファールをもう一回信じてみよう。彼を信じた,一昨年のNZT4歳Sと同じ距離,同じコースならば復活の目は十分だ。
     相手には上昇一途のオギティファニー,初めて骨っぽいところにぶつかるが,今の勢いならクリアすることは可能だろう。そして絶好調ホクトベガ。前走57Kからの-2Kは他と比較しても非常に有利この上ない。牝馬といえど,彼女らは馬場も問わないであろうから,ここはひとつ信じてみようではないか。
     さらに注意したいのがダンシングサーパスだ。使われている距離がばらばらなのだが,明らかに不適な距離であってもそこそこに突っ込んでくる地力は,前走より1F伸びてのここでも十分勝負になるだろう。
     取捨の難しいのが外国馬だ。昨年もザイーテンスキーパラダイスが京王杯の好走から,中間ぶくぶくに太って大幅な馬体増で出てきて唖然とさせたことは記憶に新しい。ドゥマーニは好調そうだが,前走1400mで坂を上がってから一息だったたけに距離の壁が有るのではと思うこともできるし,ハートレイクエンペラージョーンズも調教は好時計を出しているものの,やはり馬体重を見ないことには買いきれない。よってここでは無印としてみる。
     いずれにしろ,京王杯が4馬身程度に13頭が犇めいた混戦だっただけに,展開ひとつで何が上位に来るか分からないレースになることは間違いないだろう。
     この子も生まれて早々に難題にぶつかったものだ。

    第45回安田記念結果

    第56回優駿牝馬(オークス) GI

    (4歳牝馬,55kg,東京芝2400m)

    出馬表

    成子の「お馬で人生アウト」

     かなりハイレベルの乙女たちの争いとなったこのオークス,自信を持っての本命はイブキニュースターです。気になるのは名前だけといっても過言ではありません(笑)。坂路を真っ直ぐに駆け上がってくるあのフォームに惚れました。今の時点ではこの娘が本命です。
     対抗はゲートがちょっと気になるけれど,ダンスパートナー。結婚が決まって調子を上げてきた武の運気にも乗ってみたいところです。さて,気になる前日一番人気のライデンリーダーですが,飼い食いが落ちているという話も耳にします。あくまでも当日の馬体重次第ですが,ここでは単穴評価にとどめておきましょう。450Kg台で出てくるようならばあるいは血統を度外視しても,あの脚に賭けてみるかも知れません。
     最大の惑星と考えているのがユウキビバーチェです。桜花賞はまだ太めに映った馬体をどこまで絞り込んでくるのか。3週連続の意欲的な追い切りも買い材料の気がします。-6〜10Kgぐらいで450Kg前半から448Kgぐらいまでで,パドック,返し馬の状態が良ければ単勝を買ってみたい一頭です。他にも魅力的な馬が目移りするほどたくさんいます。京都へ出かけ,目の前で白菊賞を勝ち上がったところを見たスターライトマリーにも復活してほしいし,シヨノロマンの仔にも頑張って欲しい。今回ばかりは,返し馬を見て,迷いながら,楽しみながらゆっくりと決めます。
     とにかく,全ての娘たちが無事に一周して,全馬ゴールに入ってくれれば,それで言うことはありません。

    ユタカーシャの「秘密の花園」

     父サンデーサイレンス,母の父トウショウボーイと,父系も母系も私のお願いしたい種牡馬のお嬢様,キタサンサイレンスを本命にします。
     ◎ キタサンサイレンス
     ○ ダンスパートナー
     △ アラマサキャップ
     △ ウエスタンドリーム

    ノストラ・ラモスの「大予言」

     輝く月明かりに星々の光は霞み
     乙女らは森に集い踊らん
     春の女神を迎えしとき
     ◎ プライムステージ
     ○ ダンスパートナー
     ▲ ツキノロマン
     △ イブキニュースター

    「血統両断」提供:マリオネット血統案内所

     当案内所,GIレース未だ不発。そろそろ片目を……
     ◎ スターライトマリー
     血統背景から2400mはギリギリ持つ。一度調子を落とした牝馬は取り戻しにくいので,問題は中間の調整過程。
     ○ ユウキビバーチェ
     トニービン×マルゼンスキー牝馬は,あのウイニングチケットと同様。血統背景でスタミナ面ではむしろこちらの方が上だ。
     ▲ ダンスパートナー
     あくまでも追い込みで。なまじ好位につけると末をなくす。
     △ ツキノロマン
     距離に関しては全く問題ない。前走内容が良かった。
     △ ライデンリーダー
     レース間隔が開き,馬体回復がどこまでできるかがカギ
     結論……ボックス買いでバッチリね!
    ※当案内所では,所員も募集しておりますが,同時にご利用者もお待ち申し上げます(詳細は編集部へ)。

    小島望の「サラブレッドインフォメーションを解読せよ!」

     サラブレッドインフォメーション,No.690。
     『誰よりも美しく乙女の飛翔』
     いますぐにでも天高く舞い上りそうな,ときめきを抑えて,じっとその瞬間を待つ選ばれし乙女たち。祈りにも似た鼓動が,華麗なる飛翔の時を告げようとしている。

     簡単。「美しく」はジョージビューティーで,乙女はそのままオトメノイノリでしょう。この2頭で決まりでしょう。
     ◎ ジョージビューティー
     ○ オトメノイノリ

    淀美の「馬耳東風」

     幻のオークス馬の話をしよう。大川慶次郎氏が「素質だけならメジロラモーヌ以上」と評したその馬の名は,シャダイカグラ(父リアルシャダイ,母ミリーバード)である。シャダイカグラは既に桜花賞を制し,2冠をかけてオークスに出走してきた。馬番連勝の売られている現在では既にない,3枠7番,たったひとつの赤い帽子の単枠指定馬として。4コーナーまで勝ちパターンでレースを進めてきたシャダイカグラがスパートしたとき,誰もがシャダイカグラの2冠を信じて疑わなかったことと思う。
     …はっきり言って私は単勝しか持っていなかった。乗っていた田島良保騎手(現調教師)が,勝ったにも関わらず,「何か悪いことをしてしまったかのようだった」とコメントしたほど,大観衆が一瞬静まり返ったゴール前であった。差した馬はライトカラーという桜花賞8着馬だった。本来なら,シャダイカグラは牝馬3冠を取って不思議のない馬だったと今も信じる。
     今年はその娘,エイブルカグラ(父ジェイドロバリー)がクラシック戦線を母の無念を晴らすために総嘗めにするはずだった。府中の坂を駆け上がり,ライデンリーダーよりも,ダンスパートナーよりも,ツキノロマンよりも切れる脚で先頭でゴールを切ったことだろう。その素質は新馬戦で十分証明されている。彼女のいない今,ここで頑張ってもらうのは,同じ札幌デビュー組のプライムステージである。新馬戦で上がり33秒台の末脚見せたその素質に期待する。

    第56回優駿牝馬結果

    第62回東京優駿(日本ダービー) GI

    (4歳,牡57kg,牝55kg,東京芝2400m)

    出馬表

     

    成子の「お馬で人生アウト」

     今年もまた,競馬にんの祭典,ダービーがやってきた。まずはゲート入りできる18頭に敬意を表したい。この馬たちのなかに,私のタイガーチャンプがいるはずだったのだが……。それだけが残念でならない。
     さて,気を取り直して続けよう。ダービーというと,今でも瞼に浮かぶひとつのシーンがある。88年のダービーの直線のシーンだ。史上最強馬の誉れ高いメジロアルダンが,坂上で勇躍先頭に踊り出たシーンである。不思議なことに,その後の歓喜のゴールシーンは私の記憶には残っていないのだが(きっと喜びのせいだろう),メジロアルダンのダービーは長く後世に語り伝えられるものであると堅く信じて疑わない
    。  さて,フジキセキの引退,新星サマーサスピションの骨折リタイアで戦国ダービーと言われている今回のダービーであるが,勝つ馬が既に決まっているのをご存じだろうか。そう,シグナルライトこそが第62代のダービー馬なのである。メジロアルダンを手がけた腕利き宮崎厩務員,そして奥平厩舎が,メジロアルダン,メジロライアン,レオダーバンに続く4度目の正直を期してダービーに自信を持って送り込む馬なのだ。
     青葉賞を勝ったサマーサスピションが出ていれば間違いなく◎だったであろうが,2着のシグナルライトでも,昨年ダービーを5馬身チギったのナリタブライアンの勝ちタイム2.25.7にコンマ3秒差という点だけでも,青葉賞組の優秀さが理解できるだろう。迷わずこちらを上位に取りたい。
     皐月賞馬ジェニュイン,そして2着馬タヤスツヨシも当然ながら上位争いをすることはまちがいないだろうが,皐月賞を見る限り,タヤスツヨシのほうに力を入れてみたい。あとは青葉賞3着のオースミベスト。それから調教で不気味だったメイショウテゾロにも注をつけてみたい。いずれにしてもダービーは単勝を取りたいレースなので,迷わずシグナルライトの単勝で勝負してみたい。私には見える。直線坂上で馬場の中程から伸びてくるシグナルライトが。
     

    淀美の「馬耳東風」

     今年の春先,私は4歳に気になる馬が3頭いた。
     1頭はスキーキャプテン,もう1頭はフジキセキ。そしてもう1頭がメイショウテゾロだったのである。
     後にサマーサスピションも実力を示したと思うけれど。春先に「強いなァ」と印象づけた脚を持った馬はこの3頭だった。しかし,ご存じの通り,スキーキャプテンはマル外で,ダービーには出られず,フジキセキは屈腱炎を機に,早々に種牡馬生活を決めてしまった。
     残るメイショウテゾロの評価が低いのが私には不当に思えてならないのである。もし,3頭が一緒に走ったら,フジキセキがお行儀よく伸びてくるのに対して,スキーキャプテンとメイショウテゾロは他の馬にガンを飛ばし,ヨレまくりながら追い込んで来たことだろう。叶うことのない夢のダービーであある。
     メイショウテゾロは強いはずである。だから,本命(なんだか根拠がないなあ)。
     対抗にはオースミベスト。ここのところ毎週のように東京にやってきて,結婚資金を稼ぎつつ,挙式の打ち合わせをしているに違いない武騎手の着実な計画に乗りたいところである。
     単穴にシグナルライト。今年は絶好調の横山典に,ぎりぎりまでダービーの乗り馬がいなかったというのは不思議な話である。
     数年前までは豪快なエピソードを幾つも作っていた彼も,このところはめっきり真面目に競馬に取り組んでいるらしいではないか。
     最後にオグリワンに,「よく出て来たで賞」をあげたい。オグリキャップがいくら怪物的人気馬だったとしても,その子供が,しかも話題になった1番仔がそのままダービーに出走できるとは凄い話だと思う。人間と違ってダービーには裏口入学も縁故入学ないのである。実力でここまでやってきた彼を褒めてあげたい。
     ◎ メイショウテゾロ
     ○ オースミベスト
     ▲ シグナルライト
     

    ユタカーシャの「秘密の花園」

     私は声を大にして言いたい。「ツヨシ,しっかりしなさい!」
     皐月賞での惜敗は女心に強く訴えかけてくるものがありました。負けて帰ってきたツヨシの,しょげた情けない顔に,私ってばウットリ……。
     でも,ダービーはそれじゃダメなの! ここまできたらちゃんと勝ってちょーだい! 日曜日はウィナーズサークルでデートよ! ツヨシ,わかった?
     あとはイロモノとしてカワイイメイショウテゾロ,顔は相変わらずカッコイイホッカイルソー。このあたりに頑張って欲しいわね=。でも,勝たないでね。
     ◎ タヤスツヨシ
     ○ オートマチック
     ▲ メイショウテゾロ
     △ ホッカイルソー

    第62回東京優駿(日本ダービー)結果

    第36回宝塚記念 GI

    震災復興支援競走

    (4歳以上オープン,定量(4歳53K,5歳56K,6歳57K,7歳上56K,牝馬2K減),京都芝2200m)

    出馬表

    成子の「お馬で人生アウト」

     春のオールスター,宝塚記念。しかし,私は宝塚記念といって思い浮かぶシーンがない。それはきっとメジロアルダンが宝塚記念に出ていなかったからだろう。やはりその年の前半の中距離王を決めるレースは高松宮杯だと考えるのは私だけではないはずだ。
     今年も高松宮杯には,ヒシアマゾン,セキテイリュウオー,スターバレリーナを始め,数々のスターホースが参戦を表明している。さすがはメジロアルダンがGIを制したばかりのバンブーメモリーを2馬身チギった由緒あるレースだけのことはあるといえるだろう。
     閑話休題。宝塚記念である。メンバーは揃っているし,GIホースも3頭出走してきている。しかし,なにか足りないと思うのは何故だろうか。前走が3200mの天皇賞組,1600mの安田記念組から参戦してきているせいで2200mの宝塚記念が中途半端に見えてしまうのだろうか。それではいけない。
     ならば別路線組からダンツシアトルを本命に抜擢しよう。相手とローテーションに不安があるのだが,それだけを克服できそうな気がしないこともない。復帰戦から注目していた馬で,安田記念に出たら本命を打とうと思っていたほどだった。ここで除外の鬱憤を晴らして欲しいものである。
     さて,相手にはGIホースに敬意を表してチョウカイキャロルネーハイシーザーを取り上げよう。チョウカイキャロルは54Kが魅力で,ネーハイシーザーは前走不向きの距離でそれほど負けていない点を評価する。ライスシャワーは京都得意も連勝したことがないのと,やはり距離長くてこその馬と思う。来たら素直に「ごめんなさい」してしまおう。あとは重馬場になってインターライナーあたりが面白そうだ。
     ◎ ダンツシアトル
     ○ チョウカイキャロル
     ▲ ネーハイシーザー
     △ ライスシャワー
     注 インターライナー

    淀美の「馬耳東風」

     宝塚記念の翌日は武豊騎手の結婚式である。スーパークリークの菊花賞以来のユタカファンの淀美としては,祝福半分,心の中で「チェッ」と舌打ちする気持ち半分,複雑である(たとえ自分が結婚してよーが,子供がいよーが,ファンなんてそういう勝手な存在なのである)。
     ところでユタカと佐野量子の出会いは,TV番組のレギュラーとゲストとしてという話を新聞で読んだことがあるが,私の知る限りでは,セブンティーン誌の特別企画でさわやかカップルの対談が最初だと思う。雑誌が雑誌だけに,まだ騎手としては新米だったユタカが,やけにお兄さんぶっていたのが笑えたが「馬の性格も血液型によって違うんですか?」という質問でユタカの言葉を詰まらせた佐野量子はやはりタダモノではなかったのかもしれない。ちなみに,ユタカは以前から佐野量子のファンだったらしく,某ラジオに出演した際に彼女の歌う曲「瞳にピアス」をリクエストしたことがある。また,2人の共通項に浜田省吾のファンという意外な一面もある。
     そういうどうでも良い話はおいておいても,ユタカはこのところ東京開催で乗っている。結婚式の打ち合わせを兼ねてという憶測によるが,現実にユタカのお手馬だった2頭。ハギノリアルキングナリタタイシンが首を揃えて4枠に入った。これは見逃せないぞ。というわけで,本命はナリタタイシン,対抗はハギノリアルキング。そして京都・北白川の聖ヴィアトールカトリック教会で式を挙げるユタカにお祝いを兼ねてライスシャワーを単穴に。

    ノストラ・ラモスの「大予言」

     雨に桜は散り果てぬ
     ◎ ネーハイシーザー
     ○ アイルトンシンボリ
     ▲ タイキブリザード
     注 ライスシャワー

    ユタカーシャの「秘密の花園」

     混乱を招くようなメンバーばかりの今回,天皇賞組(ステイヤー)VS.安田記念組(マイラー)という,臨戦態勢がまったく違う2組の対決です。
     う〜ん。よく分からんぞ!! ま,とりあえず出てくる限りはライスシャワーが本命だわ,わたしは。ライスシャワーとは反対に,京都コースが苦手なフトシ(サクラチトセオーが苦手なんじゃなく)は消し。あとはやっぱり顔。のネーハイシーザー,将来性に期待のインターライナーかしら。それから,もはや腐れ縁のインターマイウェイ
     これを追いかけて函館へ行って,ライスシャワーのセントライト記念を捨てた苦い思い出が甦るわ。
     あと,ちょっとだけナリタタイシンの複もね(顔と脚室が好きョ)。
     ◎ ライスシャワー
     ○ ネーハイシーザー
     △ インターライナー
     △ インターマイウェイ
     。 ナリタタイシン

    第36回宝塚記念結果

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