絵本専門店絵本の店・星の子へようこそ! for children, and the child in you・・・

子どもたちと、
子どものような心を持ったあなたのために・・

「絵本の店・星の子」

絵本・児童書・子育て関連書
ウォルドルフ人形や
ヨーロッパのおもちゃなどを用意して
みなさまとの出逢いを
楽しみにしています

(開店日) ご注文は、メール・faxでいつでもお受けしていますが、店舗も木・金・土曜は営業をしています。
(11:00〜18:00 土曜は17:00迄 第2土曜は午前中行事のため13時〜)。どうぞお越しください。(詳細
(2012/5/25 -b1) 更新内容: -b1 -b2 -b3 -b4 本の情報1234  -t おもちゃ -e 行事 -x その他 -p 新ページ
(*ブラウザの設定は「表示-文字サイズ-小」でごらん下さい)

「ウォルドルフ人形材料キット」のページは、こちらです。

母の日がある5月・・・ 母を想う作家たちが描いた”おかあさん”テーマの本
読むと心がやさしくなるのを感じます・・
  (詳しくは「お母さんがテーマの本」のページへ)
「かあさんのいす」 「ちいさなヒッポ」 「おかあさんだいすき」
「お母さんがテーマの本」こちら

(うれしいおしらせ!)

アレックス・ランドルフの「ぶた積み木」
*コブタくん21(21匹のサーカスコブタ)*
ついに入荷しました!

なんとも愛らしいこの作品は、
「絵本の店・星の子」では大ヒットでしたが、
生産が止まり、しばらく途切れていました。
このたび再生産され、再びお目見えです。

最初に与える積み木として、
プレゼントとして最高です。
(ぶた積み木のページへ)
新しく紹介したおもちゃのページへ 
ウォルドルフ人形で遊ぶとき、
かかせないクシが入荷しました!

人間用のクシでは、目が細すぎて、
毛糸の髪はとかせなかったのです。

ブナとケヤキを使った
一つ一つ手作りの木のクシ・・・
どうぞお楽しみ下さい。
ウォルドルフ人形材料キットのページへ

 
クリクリした目がなんとも可愛らしい・・・
思わず、ほおずりしたくなる・・・
たてがみも実にカッコイイ!これ、ボクのお馬さんっ!
ホンモノのお馬さんそっくり!・・・
わくわく感が押し寄せる・・・

「木馬グロリア」(茶)

 (ドイツ MEIER社 ポーランド工場製) 

お馬さんの背中には、本物そっくりのクラ(鞍)が・・・
手綱を取って、アブミに足を掛けて・・・さあ進もう!
これに乗ったら、カウボーイ!カウガール!

体を動かすおもちゃは楽しい・・・
自分で木馬を揺らすのは愉快・・・
捕まり棒は無く、手綱とアブミで平衡感覚をやしなう
本物感覚のステキな木馬です。
(詳しくは「体を動かすおもちゃ」のページへ)

東北の子どもたちを応援する気持ちをこめて・・・

震災復興応援カード(ニキティキオリジナルカード)
3枚セット 150円(消費税込み)

*
星の子では、利益分だけでなく、仕入れ価格を含め、皆さまからいただいた代金全額を寄付させていただきます。
2011/3/11に相次いで発生した東日本大地震・津波・原発事故では、
本当にたくさんのことを考えさせられました。
このことにより一瞬にして生活・生命が奪われ、今もなを家族の元に
帰れない数え切れない御霊・・・・そして原発禍!
これからを生きる子どもたちに、不安の無い世の中を、みんなの知恵で
残してやりたいものだと、心の底から思います。
また、これを機会に、原発への依存から脱却出来ればと願います。

「絵本の店・星の子」では、このカードをお求めいただいた代金を
全額、「東日本大震災義援金」としてユニセフへ寄付させていただきます。
みなさま、どうぞご協力ください。
震災復興応援 ブックバッグ
1枚 315円(消費税込み)

*
星の子では、ブックバッグ1枚につき、100円をユニセフへ寄付させていただきます。
A4サイズの絵本が、数冊、楽に収まります。
読み聞かせやおはなし会へ、絵本や児童書を持って行くときにも
最適です。
デザインは「アトリエ・ニキティキ」オリジナルのカードと同じで、
色が赤になります。
*東日本大震災関連の本や支援グッズの紹介は、こちらへどうぞ!



( 「大人のための読書会〜グリム童話」)
完訳「アンデルセン童話集」を読み終わって、いよいよ
完訳「グリム童話集」の読書会がスタート。グリムの全作品
を読み通す・・・どんな世界が広がるでしょう、楽しみが
いっぱいです。いつでも参加できます(こちらへ

小さなお店ですが左側にはコミュニケーション・ルーム。
ここで絵本の勉強会や、ミニコンサートなど楽しい行事。
そしてその上の青い階段からは「星見台」へ。
「絵本の店・星の子」は、
みんながほっとする場所になりたいとおもっています。

*フランス生まれのカプラがやって来て15年・・・お求めやすい価格になって登場です!
どんな形でも、きっと作れる・・それがうれしい・・「カプラ」(KAPLA)ブロック(フランス)
フランス生まれのカプラが、日本にやってきて15年・・・
その魅力に取り付かれて、全国どこの保育園・幼稚園・児童館にも、必需品のようにヒットしました。
そしてそのカプラを、自分の家でじっくりと楽しみたい・・・それは子どもたちの願いです。

箱を開けると、中からはたくさんの木の板・・・
おもわず並べたくなる・・・積みたくなる・・・

おやっ!・・・木の板がこんなに薄いのに
横にしても、立てにしても、どんなに高く積んでも
倒れない! 崩れない!

不思議だ・・・これは「魔法の板」なんだ・・・
クリスマスプレゼントや誕生日プレゼントの決定版!・・・「魔法の板」カプラのページへ


冬になるとお問い合せの多い「けん玉」を紹介しました。
男の子も女の子も、大人も、友だちも、家族みんなで
楽しめる・・・そんな数少ないおもちゃです。

「けん玉」他すぐれたおもちゃの紹介のページへ
大皿に載せることから始まり、
順を追ってワザを磨く楽しさ、出来るようになるうれしさ、
心奥深く「達成感」と「誇り」が広がっていく・・・

そしてその誇りが、いろいろなことに挑戦をしていく
原動力となって、大きく成長を始める・・・

ちょっとした練習で、かなりの水準まで到達できるのも
とてもうれしいことです。
「ちょっとママにやらせて・・・」「ママ、すごい!!」

紹介するのは「山形工房」の「大空」、100%国産材使用、
全て手作りのぬくもりが伝わる作品です。
競技用にも使える「日本けん玉協会」認定の作品で、
その美しい形状と色はため息が出るほどです。

北欧のスウェーデンから、
木で出来た「はたらく車」が
入荷しました。

「北欧の小さい消防車」
「北欧の小さいレッカー車」


遊びやすく
楽しく
美しい
なんともステキな作品です。

その楽しさと
美しさは
こちらのページへ

ネフスピール

その美しさと
楽しさで
世界中の子どもたちを
魅了します・・・

一家に一つは
そなえたい
バツグンに楽しい
おもちゃ(積木)です。

ネフスピールの
ページへ

「おしゃれセット」「工具セット」「ままごとセット」・・・道具を使うのは楽しい!(「お道具セット」のページが出来ました!)
おしゃれ道具セットほど
子どもをワクワクさせるものはないでしょう。

セットのケースを開けると
夢にまで見たブラシ、ドライヤー、クシ・・・
それに髪の毛止め、口紅・・・
それに鏡まで!

お母さんになった気分で一生懸命・・・
ある時は美容師さんになった気分で一生懸命・・・
もう夢中で止まらない・・・

*左の写真は「ウォルドルフ人形」
髪の毛があつかえて、おしゃれ遊びや着せ替えには
最高の人形です。
一緒にお風呂に入れて洗うことも出来ます。
「ウォルドルフ人形材料キット」のページへ

**季刊「子どもと本」129号が出ています2012/5/1こちらへ)**

「ウォルドルフ人形材料キット」のページは、こちらです。
「もう一人の私・・・」といえる大切な人形になります。
そして「男の子にこそ人形を!」こちらへ

「ジーナビーズ」

ひも通しの楽しさで人気のフランスの
「4色ジャンボビーズ」が手に入らなくなり、
問い合わせが多く続いています。
でもドイツの「ジーナビーズ」がこれに勝る
とても楽しい美しい作品になりました。
一家に一つは欲しい基本的なおもちゃです。
(ジーナビーズのページへ
「なわとび」

なわとびは、年中さんから
年長さんになる頃大好きになって
大きくなるまで楽しめる道具です。
でも上手になるには適度な重さと
しっかりしたヒモが必要なんです。
とっても楽しい「グループなわとび」
あります。
(身体を動かすおもちゃのページへ
新しく紹介したおもちゃのページへ 

ウォルドルフ人形 わらべうた 紋切り型
男の子にこそ・・・人形を!それは
「もう一人の私」と言われます。
我が子に孫に最高のプレゼント!
ウォルドルフ人形キットのページ
幼い子にとって母乳のように大切な
わらべうた・・・赤ちゃんに、幼い子に
絵本を与える前に「わらべうた」こそ!
「わらべうた」のページへ
子どもはみんなハサミで紙を切るのが
大好き!折り紙を折ってチョキチョキ・・
ステキな文様が出来あがりっ!
「紋切り型」のページへ
ヨーロッパのおもちゃ すぐれた絵本・児童書 幼児のための食器

これは楽しいアレックスランドルフの
「ぶた積み木」・・・すぐれたおもちゃは
子どもの感性と知性を育てます。
すぐれたおもちゃの解説のページへ
たくさんの絵本や児童書の中から、
すぐれた作品を選び出し、ていねいな
解説で紹介を続けています。
注目の絵本紹介のページへ
幼児がすくいやすく、こぼしにくく、口から
もこぼれない、そして親も食べさせやすい
そんなステキな食器があります。
贈り物にも最適な幼児用食器のページ
「絵本の店・星の子」は、皆さんの子育てをサポートし、子どもの発達を促す絵本やおもちゃを紹介し続けています。

「絵本の店・星の子」の ていねいで詳しい絵本・児童書、おもちゃ、わらべうた、ウォルドルフ人形の解説をお楽しみください。
│home│コース別子どもの本注目の本復刊・新刊おすすめおもちゃ定例行事トピックスおはなしかい│本の目次│
(おもちゃ関連)│おもちゃの解説おもちゃの村ザイフェンザイフェンのおもちゃ音と風XmasオーナメントXmasのおもちゃカプラ
(特集ページ)│わらべうた人形の話お母さんお月さま昔話入学進学ゆき・お正月クリスマスの本木の動物たち
(特集ページ)│ウォルドルフ人形材料キットウォルドルフの手仕事ウォルドルフ人形作品集森の妖精トムテ粂川人形人形の服
(作家別特集)│アンデルセンの本ベロニカグッズ││││ののじ食器具幼児用お皿カレンダー絵本ポスター東日本大震災
(home内)│本の情報(1新刊・復刊 2幼い子向け 3おすすめ 4本の選び方)│おもちゃ今月のイベントお知らせご注文地図
**季刊「子どもと本」129号が出ています!(2012/5/1)こちらへ)**

布の柔らかい感触が夢中にさせる・・・小さい子の必需品「ふわふわ布」(ジョーゼット布)
これはジョーゼット布です。
なんともやさしい手触りの良さ・・・
しわになりにくい、扱いやすさ・・・
透けて見える楽しさ・・・
そしてなによりも安全・・・

このすばらしい布が
小さい子の遊びの素材として
無限の広がりを
見せてくれます。
詳しくは「0〜1.5才のおもちゃ」のページ

ご注文はこちらへ・・・(「特定商取引に関する法律」に基づく表示)

星の子・特別行事・・定例行事の他にもたくさんの、楽しいイベントを行っています
こどもはみんなお話し大好き!

星の子・おはなし会


次回 2012/6/9(土)
(毎月第2土曜)


10:30-11:00

会費 1家族 100円
(だいたい3才位からを
対象にした内容です)
絵本を読んでもらうのは楽しい・・・
おはなし(素話)を聞くのは夢がふくらむ・・・
わらべうたで遊ぶのはゆかい・・・
詩を聞くのは心地よい・・・

子どもたちにすぐれた作品を・・・
どうぞ
「星の子・おはなし会」

この地で「おはなし会」をはじめて10年・・・
子どもたちの心の奥深く
お話しが届くことを願って
楽しみながらおはなし会を続けています。
どうぞ聞きに来てください

「星の子トピックス」のページへ
大人のためのわらべうた
(講習会)

次回 2012/6/9(土)
(毎月第2土曜)
11:30-12:00
会費 500円


「孫に語るおはなしの会」終了後に
行います。

*事前申し込みをしてください*

幼い子にとって母乳のように大切な「わらべうた」・・・・
覚えてみませんか?

「わらべうた」がはぐくむ感性と
子どもの発達・・・
そしてその楽しさは
親と子、子どもと保育士の間の
コミュニケーションを深めていきます。

どうぞ楽しい時間をお過ごしください。

*お子さんと一緒に楽しむ
「わらべうた・子育てサロン」
第2水曜日に行っています。

(詳しくはこちらへ
★ご注文やご連絡はメール 気軽にメールを にて
お名前・〒番号・ご住所・電話番号をご連絡いただければ発送をいたします。
「郵便振替用紙」を同封しますので、それにてお支払いください。
イベントなど行事のお申し込みも、メールにてどうぞ!
(上記メールマークをクリックしてください)
03-3727-8505(tel/fax)でもどうぞ。

(「特定商取引に関する法律」に基づく表示)
*10〜12月のクリスマス繁忙期は、
ミスを防ぐため出来るだけメールまたはfaxにて
お願いいたします。
ウォルドルフ人形
C体講習会
(2012/6月コース)


(1)2012/6/2土)
(2)2012/6/16(土)
ウォルドルフ人形・・・
楽しいときも、お母さんに怒られたときも
いつも自分に寄り添ってくれる人形。
でも既製品はありません。
お子さんのために・・自分のために・・
作ってみませんか?
手作りの楽しみ、感じてみませんか?
(講習会詳細はこちらへ

ウォルドルフ人形について知りたい方はこちらへ
ウォルドルフ人形の
小さな仲間
ウールドッカ

ぽあぽあマリア
講習会

2012/5/19(土)
ウォルドルフ人形の小さな仲間は
ウールドッカと呼ばれます。
可愛らしい遊び人形で、
ウォルドルフ人形と同じ素材で
作られます。
今回は「
ぽあぽあマリア」に
挑戦します。
講習会詳細はこちらへ)
ウォルドルフ人形
C体講習会
(2012/7月コース)
(1)2012/7/7土)
(2)2012/7/21(土)
ウォルドルフ人形作りは本当に楽しいですよっ。
スウェーデンひつじの詩舎講師の浜田幸子さんが
ていねいに教えてくださり、ステキに仕上がります。

おもしろさ抜群!
「ファージョンを深める」
勉強会


次回は
2012/7/25(水)
毎月第4水曜

エリナー・ファージョン
(西村書店「ファージョン自伝」より)

ファージョンで、ファンタジーの世界を知った・・・
ファージョンで、物語の楽しさを知った・・・
ファージョンで、夢の世界を知った・・・
ファージョンで、児童文学の深さを知った・・・
そしてファージョンで、自分を見つめる機会を得た・・・


絵本から物語の世界へ進む上で、
ファージョンの世界を欠かすことが出来ません。
その面白さはバツグンです。
いつからでもお気軽に参加できます。
(詳しくは「星の子・トピックス」のページへ)
永遠の課題
「すぐれた本とは・・?」を
探し求めて・・・


星の子
子ども本勉強会

次回 2012/6/20(水)
10:00-12:00
(毎月第3水曜)

いつからでもお越しください
絵本や児童書を読みあい
楽しい時間を過ごします
世の中にはたくさんの絵本や児童書があふれ
今なお新しく出版され続けています。
その中には、あっという間に消え去っていく作品とともに
長い間読み続けられ、世界中の子どもたちから愛され、
試され済みの作品も多くあります。

同じ絵本でも、その子によって、その年令によって、
その絵本経験によって、その作品が大好きだったり、
たいして興味を見せなかったり・・・

あらためて永遠の課題「すぐれた本とは・・・?」を
理解するために、実際に作品を読みながら
その印象を語り合い、楽しいひとときを過ごします。

テキストは季刊「子どもと本」(子ども文庫の会)です。

いつからでも気軽にご参加ください。
(詳しくは・・・こちらへ
わらべうた・子育てサロン

グループでのお申し込みや
市民講座などの
ご要望にお応えします。


店舗営業日や
他の行事との関連から
原則として
毎月第2水曜日とします。

幼い子にとって母乳のように大切な「わらべうた」・・・・
お子さんを連れて、一緒に歌い遊びましょう。

「わらべうた」で遊んだ後
おもちゃで遊んだり、おしゃべりをしながら
子育てについて学ぶ「子育てサロン」
短い時間を取ります。

日頃聞きたかったこと、聞けなかったこと・・・
どうぞ楽しい時間をお過ごしください。

会場は
「絵本の店・星の子」の
「コミュニケーションルーム」の他、
出張講座にも対応させていただきます。
いつからでも参加できる
〜大人だけの児童書読書会〜

心ときめく昔話文学の最高峰
「グリム童話」を読む

毎月第1水曜日
(次回) 2012/6/6(水)
いつからでも参加できます。準備の都合上事前にご連絡ください。


テキストなど詳しくはこちらへ

ワクワクするグリム童話の主人公たち
アンデルセン読書会は4年半かけて
全作品を読破しました。

そしていよいよ昔話文学の原点とも言うべき
「グリム童話」完訳集に入ります。

一人ですべてを読むのは簡単なようで
なかなか時間が取れません。
どうぞこの機会に、みんなで楽しく読みあって
みませんか・・・

本の情報-1-(これから出る本 や 出たばかり!の本を中心に 注目の本)

(発売後すぐの紹介を心がけていますが、ていねいに紹介することを基本にしていますので、ご紹介が遅れることがございます。)
(今までに紹介され本を知りたい!・・・「話題の本・注目の本」の一覧はこちらへ
( 新刊・復刊にかかわらず、世界のロングセラーの名作の紹介は「本の情報-3-」へ)

*幼い子のための絵本の紹介はこちらへ*

★ご注文やご連絡はメール 気軽にメールを hoshinoko1@nifty.com まで
お名前・〒番号・ご住所・電話番号をご連絡いただければ発送をいたします。
「郵便振替用紙」を同封しますので、それにてお支払いください。
03-3727-8505(tel/fax)でもどうぞ。   (「特定商取引に関する法律」に基づく表示)
*10〜12月のクリスマス繁忙期は、ミスを防ぐため出来るだけメールまたはfaxにてお願いいたします。


★(長崎出版)マーガレット・ワイズ・ブラウンと、レナード・ワイスガードとのコンビ作品です。
森の動物たちの世界をごまかし無く描き、しかも楽しく表現出来るのはこのコンビならではでしょう。
こんなお話しが大好きになってくれるとうれしいですね。

「たんじょうび
 おめでとう!」




マーガレット・ワイズ・ブラウン 作
レナード・ワイスガード 絵
こみや ゆう 訳

長崎出版
(1500+税=1575円)



この本をめくると、どのページも、ページいっぱいに描かれた
美しくしっとりとした絵に圧倒されます。
植物も昆虫も、動物たちも、ごまかしの無い正確な絵作りである
ばかりでなく、その場面場面に応じた表情が良く出ていて、
しかもユーモラスなのです。
そして、全体として森の美しさをみごとに表現しているのです。

そうです、この絵を描いたのは「大きな森の小さな家」(インガルス
一家の物語 大草原の小さな家シリーズ ローラ・インガルス)の
挿絵を描いたその人なのです。
感動的なお話しを、森の中の生活の生き生きとした絵で表現し、
読むものを夢中にさせてくれたこの人の絵ならではの作品です。

いもむし、みつばち、りす、ぶた、うさぎ・・・
森の動物たちも1才のたんじょう日を迎えました。
そのプレゼントは、それぞれが一番欲しいもの・・・

みつばちくんには、密のたくさん入ったキンギョソウを、
お母さんが遠くから運んできてくれました。
さっそく、みつばちくんはキンギョソウに頭を潜り込ませます・・・

こうして、みんなが一番欲しかったものが贈られます。
でもウサギくん、誰かにニンジンを取られるのが心配で・・・

乳児から幼児に成長し、少したつと、たんじょう日に動物たちが
人間と同じ甘いケーキを食べるお話しよりも、森の世界の本当の
お話しの方が興味しんしんになる時がやって来ます。

マーガレット・ワイズ・ブラウンとのコンビ作品は、ステキな作品
ばかりです。
(表紙カバーの絵はきれいすぎるので、カバーを外した本表紙の
しっとりとした絵のほうを紹介しました。)


★(トランスビュー)何でも一緒、寝る時の毛布も一緒のふたごの姉妹・・・でも成長につれてあつれきが出始めます。
その成長の姿を、さわやかに描いた気持ちの良い作品です。
ふたごで無い子どもたちはふたごに興味しんしん・・・ふ〜ん、そうなんだ〜と楽しく読むでしょう。

「ふたごのもうふ」




ヘウォン・ユン 作
せな あいこ 訳


トランスビュー
(1400+税=1470円)




作者のヘウォン・ユンさんは、韓国ソウルで生まれ、
ソウル大学で絵画と版画を学びましたが、
ニューヨークで修士号を取りました。

そしてこの本が、日本では初めて紹介される作品ですが、
ご自身が双子生まれで、その姉妹体験をもとに作られました。

ふたごの姉妹は、何でも一緒、洋服もおそろいですし、
部屋も一緒・・・そうです、ママのお腹だって分け合って
いたんですから・・・

でも少しずつ大きくなって、赤ちゃんの時からずっと一緒に
使っていた毛布も小さくなりました。

「あたしが ひとりで つかう。」
妹と取り合いになります。
「3分早く 生まれただけで、いばらないで。」
妹が言い返し、毛布の取り合いになります。

「もう 別々に ねなくちゃ だめね」
ママがそう言って、一人一人に新しい毛布を作ってくれる
ことになりました。

でも、でも・・・
けんかをしても、二人は大好きなんです。

韓国らしい雰囲気と、誰にでも共通の、子どもの感情が
素直に描かれ、とても気持ちの良い作品です。
最近の日本作品のわざとらしいお話し展開や、コケティッシュな
絵作りを見ると、こういうさわやかな作品に触れるのが
うれしくなります。


★(子ども文庫の会)季刊「子どもと本」129号が出ました!この機会に定期購読をオススメします。

季刊
「子どもと本」

129号

子ども文庫の会

(\590+税=620円)
山本まつよ さん、青木祥子 さんらを
中心とする絵本・児童書研究家、子ども文庫の会が
「子どもにとってすぐれた本とはなにか」を
歯に衣着せぬ論評で、すべて具体例で紹介をしていきます。

子どもの本に対する見方を知り、視野を広げ、
また研究をしたい方にも、道しるべとなる冊子です。

第1号から毎号載せられている「子どもの好きな本のリスト」は
その素晴らしい解説で、子どもに読ませたい本の重要な指針
として、またどんな絵本・児童書を与えたらよいか迷う親たちの
大切なリストとして、幅広く愛されつづけています。

「星の子」ではバックナンバーのすべてを揃えています。
定期購読もぜひオススメします。(季刊・年4回)
また1号からお読みになりたい方のために、
毎月1〜3冊(何冊でもご指定ください)定期的にお送りします。
バックナンバーをお読みになりながら、新号が出たときに
それを付け加えてお送りすることも出来ます。
季刊「子どもと本」では、子どもたちにぜひ読んでいただきたい基本的な本を「子どもの好きな本のリスト」
として、年令を追って1号から順に解説・紹介をしています。39号で基本リストは終わりますが、その後に出た
新しい本を含めて「リストに加えたい絵本と本」を紹介し続けています。
(そのため「星の子」では、ご要望に応え1号から数冊ずつ毎月定期配本をさせていただいています。)
「絵本の店・星の子」では、季刊「子どもと本」をテキストにした「子どもと本・勉強会」を毎月開催し、
実際に絵本や児童書を読み、楽しみながら深めあう会を開いています。あなたもぜひどうぞ!(こちらへ


★(草思社)マザー・グースの世界を楽しむ愉快な作品が、ひさしぶりのうれしい再刊です。
どうぞたっぷり「イギリスのわらべうた」の世界をお楽しみください。



「マザー・グースのうた」
第1集

谷川 俊太郎 訳
堀内 誠一 イラスト

草思社
(1300+税=1365円)
  マザー・グースはイギリスの「わらべうた」・・・
日本の「わらべうた」と雰囲気は少し異なり、
おかしくって、ちょっと怖くって、ナンセンスなユーモアに
あふれ、ちょっと泣けてきたり・・・という具合です。

ただその日本語訳は難しく、イギリスの風俗や習慣、
感性をそのまま表現するのは、簡単では無いようです。

そこで登場したのは谷川俊太郎と堀内誠一さん、
日本語そのものを愛し、子どもの世界を明るく表現する
お二人は、私たちに判りやすく、しかもその国の雰囲気を
伝える楽しい作品に仕上げてくれました。

おとこのこって なんでできてる?
おとこのこって なんでできてる?
  かえるに かたつむりに
  こいぬのしっぽ
そんなもんでできてるよ

おんなのこって なんでできてる?
おんなのこって なんでできてる?
  おさとうと スパイスと
  すてきななにもかも
そんなもんでできてるよ


男の子を気にするようになり、
女の子を少し気にするようになった子どもたちの、
なんともよく判らない気持ちが、楽しく出ています。

ねこ ねこ こねこ どこにいた?
じょうおうみたさに ロンドンへ
ねこ ねこ こねこ なにをした?
ぎょくざのしたの こねずみを びっくりぎょうてん させてきた


誰でも一度は見てみたい、あこがれのエリザベス女王、
でもロンドンでしてきたことのナンセンス・・・
子どもには子どもなりの興味と関心があり、その行動は、
大人にとってはナンセンスに見えるばかり・・・
かもし出すユーモアは、まさにマザー・グースの世界です。


「マザー・グースのうた」
第2集

谷川 俊太郎 訳
堀内 誠一 イラスト

草思社
(1300+税=1365円)
 


★(講談社)たまごの世界の不思議さ・・・それをプロベンセンが描くと、なんとも楽しい世界となって広がります。
だって、鳥もたまごを産みますが、恐竜だってたまごを産むんですって!

「たまごってふしぎ」




アリス&マーティン・プロベンセン 作
こみや ゆう 訳


講談社
(1600+税=1680円)




プロベンセンの絵は、いつもステキで、その表紙を見た時から、
早くページを開きたくなってしまいます。

たまご・・・たまごって聞くと、
たまごやき、めだまやき、ゆでたまご・・・
なんともおいしい食べ物のことが頭に浮かびます。

そのたまごって、いったいどこにあるのでしょう?

ちいさな巣を見つけました。
そこには、ちいさなたまごが2つ・・・

なんのたまご?
だれのたまご?
  そう、それはハチドリのたまごなんです。

どうか、そっとしておいて くださいね。
しずかに あたためて いるんです。

こうして、いくつもの巣めぐり、たまごめぐりが続いていきます。

そして、最後には大きな驚きが待っているのです!

単純で明快なストーリ、やわらかで楽しい絵・・・
食べ物とばかり思っていた「たまご」のまさかの展開・・・
子どもの心に、科学する気持ちの、ちいさな芽生えが
育つでしょう・・・


★(偕成社)ファンタジーの世界でお話が展開される、あのあどけないもぐら君・・・幼い子どもたちはとても親しみを感じて、
こんな作品が大好きです。

「もぐらくんと
みどりのほし」




ハナ・ドスコチロヴァー 作
ズデネック・ミレル 絵
木村 有子 訳


偕成社
(1200+税=1260円)



チェコの国民的キャラクタ「もぐらくん」・・・
日本でも絵本やアニメで、大人気となりました。

春になって目が覚めたもぐら君、なんともいい香りに
うっとりします。
それは花のいい香りです。
土の家の中もいいにおい・・・
それは雨が降った後のような、太陽が水浴びをしたような・・・
たんぽぽの花の、蜂蜜の香りのような・・・

こんなステキな春の目覚めから、お話しは始まります。

もぐら君は土の中の家にウサギ君を呼べるように、
お掃除をし、入り口を大きくするため天井にある穴を
掘ります。
ところが土に混じって大きな石がドスンと落ちてきます。
その大きな石は2つに割れて、中からは緑に光るきれいな石が・・・

もぐら君は、その緑の石を空高く上げ、みんなに見せてあげようと
努力をしますが・・・・

なんともファンタジックなお話の展開、楽しくユーモラスに満ちた
生きものたちの表情・・・
純粋であどけないその姿は、幼い子どもたちの心をゆさぶって、
それを描いた画家のミレルは、ドイツの国際映画祭で栄誉賞を
受けたのです。


★(岩波書店)歴史大ロマン作家が描いたファンタジー作品・・・絵本から物語りへの入り口に立った子どもたちに、
ステキな作品が登場です。

「竜の子ラッキーと
音楽師」





ローズマリ・サトクリフ 文
エマ・チチェスター・クラーク 絵
猪熊 葉子 訳


岩波書店
(1860+税=1953円)




イギリスの女流作家・サトクリフ・・・・・
歴史大ロマンの作家として、あまりにも有名ですが、
子どものための作品も多く残しています。

ある春の日、1匹のメスの竜が、海を見下ろす崖の上で、
それはそれは美しい卵を3つ産みました。

白馬に乗った騎士が通りかかり、この竜を退治しようと襲いかかり、
そのはずみで、卵が一つ崖から転げ落ちてしまいます。

崖の下でその卵を見つけたのは、貧乏な音楽師。
音楽師が竪琴を奏でると、卵は割れて竜の赤ん坊が生まれます。
それ以来、その音楽師と竜の子ラッキーは楽しい日々を過ごします。
愛するものが出来た音楽師は、次々にすばらしい歌を生み、
収入も良くなったのです。

ところが・・・それをうらやんだ見世物師が、竜の子ラッキーを盗んで
しまうのです。
音楽師の苦悩の日々が始まります・・・

歴史の一断面をリアルに描いて、心を躍らせる作品を書いたサトクリフ
ですが、子ども向けにはファンタジー溢れる物語を展開し、同時に
愛の溢れる世界を描き出しています。

そろそろ物語りの世界へ踏み出そうとする子どもたちへ、物語りの
面白さ、深み、楽しさをいざなってくれる作品です。
描かれた絵も、とても深みのある絵が連なり、中世の雰囲気に
まっすぐ連れて行ってくれます。


★(こぐま社)宝船・・・七福神・・・ステキな神様の集まり。でも神様と言っても怖いところは全くありません。
なんとも親しみのある表情の七福神、そばに居て欲しい七福神、その世界をちょっとのぞいてみませんか?

「どんぶらどんぶら
七福神」




みき つきみ 文
柳原 良平 画

こぐま社
(1000+税=1050円)



ありゃっ、向こうからやってくるのは「宝船」。
にこにこ顔で乗っているのは誰でしょう・・・

ひとつ
ひときわ えがおの 恵比寿(えびす)さま
じまんの つりざお えんやらほ
たいが つれたか こりゃ めでたい


次は誰でしょう・・・

ふたつ
ふっくり ほっこり 大黒天(だいこくてん)
しあわせ うちだす うちでの こづち
ほうねんまんさく とんとことん


調子の良い言葉のリズムで、福の神様が
紹介されていきます。

一人だけ、笑顔では無く、きりっとしまった
りりしい顔立ちの神様がいます。
それは毘沙門天(びしゃもんてん)・・・
仏さまを守る四天王の一人だそうで、
ホコを片手に持って、まなざしはキリリとし、
勇気と元気でみんなを守るのです。

そんな七福神が宝船に乗ってやってくる!
人なつっこい、親しみのある神様の姿に、
思わずワクワクしてしまいます。
  
これは七福神人形ですが、星の子の孫はとても気に入って、実によく遊びました。
七福神の姿や表情は、小さい子にとって、とても親しみがあり、格別の魅力があるようです。


★(福音館書店)雪が降ると、ステキなことが・・・それは幼い子どもたちの願いです。そんな願いを背景に、たのしい夢を描いてくれる作品です。

「とらたとおおゆき」



なかがわ りえこ 文
なかがわ そうや 絵


福音館書店
(800+税=840円)


「ぐりとぐら」で、日本中の子どもたちを魅了した中川李枝子さんの作品。

雪が降りました。
とらたは、屋根の雪をお父さんと一緒に降ろしました。
雪の山が出来ます。

もちろん、とらたはその山をおしりで滑ります。
でも、お父さんはソリを作ってくれたのです。
ソリに乗って山を滑り降りたら・・・
危ないことが起きてしまいます。

そこでお父さんは、ソリにステキな仕掛けを作ってくれるのです。
そのおかげで、うさちゃんが、ろばさんが、そしてさらに・・・

楽しい、たのしい世界が待っていて、お話しは終わります。

幼い子どもたちは、自分もとっても愉快になって、なんどもなんども
読みたくなるでしょう・・・
*「雪」にまつわる本の紹介は・・・・こちらへ  


★(フレーベル館)イタリアの美術家・ブルーノ・ムナーリが、自分の息子のために作った楽しい仕掛け絵本。
前作「どうぶつうります」とは、全く違う視点の心温まる作品です。

「たんじょうびの
おくりもの」
ムナーリの仕掛け絵本



ブルーノ・ムナーリ 作
谷川俊太郎 訳

フレーベル館
(1100+税=1155円)





イタリアの美術家・ブルーノ・ムナーリが、息子のために作った
「仕掛け絵本」です。

今日は息子の3才の誕生日・・・
お父さんのマルコは長距離トラックの運転手でしょうか、
どうしても息子に会いに行きたくて、トラックを飛ばします。

ようやく家まで10kmに近づいたとき、トラックは故障して
動かなくなってしまいます。
頭をかかえたマルコですが、トラックを開けて取り出したのは
車です。

その車を飛ばして急ぎますが、なんとあと9kmのところで、
今度は車がストップ・・・
しかたなくマルコは車をバラバラにして、取り出したのは
オートバイ・・・

そのオートバイにまたがって、マルコは走りますが、
今度はあと8kmのところでパンク・・・

こうしてお話しが進むたびに、大きくなったり、小さくなったり
するページをめくると、そこには素敵な乗り物が目に
飛び込んできます。
そのどれもが美しい彩色で、ユーモアのある表現・・・
お話しは単純で明快ですが、楽しい雰囲気に溢れています。

「あと、何キロで・・・」等という数字に興味を持ち始めた子に
判りやすい里程標が、どのページにも描かれ、遠くに
見え始めた小さな我が家、近づくにつれ大きく描かれる家、
わくわく感溢れる親と子のあたたかい愛情物語です。


★(あすなろ書房)「チキチキバンバン」・・・その名前をきっとどこかで聞いたことがあるでしょう。
それはとてもステキな車の名前、誰もが夢に描いたことのある、奇想天外なことが起きる夢の車なんです。

「チキチキバンバン」

1・チキチキバンバンは
まほうの車



イアン・フレミング 作
ジョン・バーニンガム 絵
こだまともこ 訳


あすなろ書房
(1200+税=1260円)





「チキチキバンバン」という面白い名前の車・・・
その原型は、イングランドの、とある伯爵の廷内で、作られました。
それは第1次世界大戦の前のメルセデス社の車台の上に、
戦闘機用の航空機のエンジンを取り付けたものです。
この車は重量が5トンもありますが、時速162kmの速度を出し、
1921年と1922年のレースで優勝を遂げました。

それから何年の日々が過ぎたでしょう・・・
ある田舎の家族の物語です。
お父さんは自分一人でやっている冒険家で発明家・・・
そんなことをしたって、お金はちっとも入ってきません。
貧乏暮らしで、もちろん車もありません。

でもそのお父さんが、ステキな発明をしたのです。
アメ玉に穴が2つ開いていて、なめながら吹くと、ステキな音が
出るのです。
しかも、なめるたびに新しい音が出るのです。
お菓子の会社が、それに注目し、大量に販売してくれることになり、
思わぬ大きなお金が入りました。

お父さんはそのお金を手にして、家族みんなで車の修理屋さんに
行きます。
そこで見つけたものは、サビと汚れのひどい大きな車で、
もう鉄くずになる直前のポンコツ車でした。
でも、それを購入したのです。

それからお父さんは、仕事場に閉じこもって、その車の修理に
取りかかります。
やがて3ヶ月・・・・ついに車を動かすときがやってきました。
美しい色合い、磨き込まれたクロームメッキの部品、深みのある
赤の革張りの座席、立派なタイヤ、屋根、排気管・・・
それはそれは世界中で一番美しい車でした。
車の名前は「チキチキバンバン」と名付けられます。

そしていよいよ家族全員で、高速道路を走り、ドーバーの海に
遊びに行くのです。
ところが、8月の夏休み・・・大渋滞にはまってしまいます。
みんなはイライラします。
ところがなんと、チキチキバンバンの車自身がイライラを
始めたのです。
そしてとんでもない不思議なことが起こります・・・

奇想天外なこの物語は、冒険小説家のイアン・フレミングらしい
楽しさに満ち、ワクワクするお話しの展開は、誰をも夢中にさせて
しまいます。
そしてそれは、ただの奇想天外ではなく、誰もが一度は夢見る、
心に描いた夢の車と一致するのです。
だからみんな、この話に夢中になってしまうのです。

それにしても、ジョン・バーニンガムは、柔らかで、のほほんとした
絵を描いて、物語の雰囲気をいっそう盛り上げ、楽しくさせてくれる
のです。
根強いフアンがいるのも良く判ります。


★(フレーベル館)イタリアの美術家・ブルーノ・ムナーリが、自分の息子のために作った楽しい仕掛け絵本。
この作者の作品が、数年かけて次々に出るそうです。とても楽しみです。

「どうぶつうります」
ムナーリの仕掛け絵本



ブルーノ・ムナーリ 作
谷川俊太郎 訳

フレーベル館
(1100+税=1155円)





これは楽しい「仕掛け絵本」です。
今まで「星の子」では仕掛け絵本の紹介はほとんどしてきませんでした。

「仕掛け絵本」は、その仕掛けに重点を置くあまり、ストーリに関係の
無い仕掛けや、面白がらせようという目的だけの仕掛けだったり、
紙で出来ているので、すぐ壊れてしまうような仕掛け作りだったり・・・で
良いものが少なかったからです。
そして子どもはその仕掛けだけに興味が行き、物語の内容は
ほとんど心に残らなかった・・・という作品も多いのです。

ムナーリのこの作品は、やや大きめサイズ(約32.5*25cm)で、
なにより美しいキッパリとした絵が、幼い子の心を惹きつけます。
そして現れるのは、子どもたちが興味津々の動物たち・・・

動物屋のおじさんが一生懸命勧めます。
「こうもりは いかがですか?
虫を食べます。
夜は起きていて、昼間は洞穴でぐったり寝ています。」
買い手は断ります。
「いやだね。夜ふかしするやつは・・・」

こんなやりとりが続いて、最後に求めたものは・・・?

幼い子どもたちにとって、複雑でない、すっきり判りやすいストーリ展開、
次々現れる動物たち、きれいでさっぱりとした美しい絵、
そして各ページのサイズが変わる仕掛け・・・
次にどんな動物が現れるかワクワクします。

こんな楽しい絵本をそばに置いてあげたいと思います。


★(冨山房インターナショナル)「マザー・グース」と言えば、北原白秋訳・・・もうしばらく手に入らなくなっていましたが、
ステキな絵を伴って、再び登場です。不思議でおかしくなるファンタジーの世界を、この機会にお楽しみください。

「あたしのまざあ・ぐうす」



ふくだ じゅんこ 絵
北原 白秋 訳


冨山房インターナショナル
(1800+税=1890円)


イギリスのわらべうた「マザー・グース」・・・
それを日本に紹介したのは北原白秋・・・
その白秋訳の「まざあ・ぐうす」は、もう手に入らなくなっていました。

それが今、詩人であり童謡作家の北原白秋の名訳をそのままに、
イタリア・ボローニャ国際絵本原画展で入選したふくだじゅんこの
絵を伴って、登場したのです。

”へっこら、ひょっこら、へっこらしょ。
ねこが胡弓(こきゅう)ひいた、
めうしがお月さまとびこえた、
こいぬがそれみてわらいだす、
お皿がおさじをおっかけた。
へっこら、ひょっこら、へっこらしょ。”


お月夜の晩に、浮かれて、ネコが、牝牛が、子犬が、
楽しく踊り回り、お皿さえスプーンを追いかけるこっけいな様子が
浮かびます。
”へっこら、ひょっこら、へっこらしょ”という言葉を聞いただけで、
幼い子どもたちは、心がはずみ、自分で声に出してみたくなります。

また北原白秋の訳文だけでなく、原文の英語も並列に記載され、
英文詩の楽しさも味わえ、読む人なりの理解も楽しめるのです。

北原白秋が語った「マザー・グース」の魅力を紹介しましょう。
”不思議で美しくて、おかしくて、ばかばかしくて、おもしろくて、
なさけなくて、おこりたくて、わらいたくて、うたいたくなる・・・”

世界中を魅了してやまないマザー・グースの世界、まか不思議な
ファンタジーの世界を、どうぞたっぷりお楽しみください。


★(こぐま社)「チムシリーズ」が描く、海の冒険のお話は、どんなに子どもたちをワクワクさせ、夢と冒険の世界へいざなったでしょう。
アーディゾーニが描いた海へのロマンと少年の心・・・原画の完全復刻版でついに登場です!

  アーディゾーニが描いた原画を完全復刻・・・ワクワクする幻の場面4枚も!
原画完全復刻版
(限定 1000部発行)



「チムと
ゆうかんなせんちょうさん」

Little Tim and the
Brave Sea Captain


エドワード・アーディゾーニ

(化粧箱入り・大型・25.6*35.6cm)

こぐま社
(20000+税=21000円)
 
 
    真っ青な化粧箱を見ただけで、
チムの海洋冒険の世界へ
引きずり込まれる
気がする・・・

そして中箱を引き出し、
扉を開けると・・・
もうそれは海の真っただ中・・
アーディゾーニの冒険の世界
  毎日、海を見て育ち、船乗りになることを
夢見たチム・・・
でも親は「大きくなってからの話し・・・」と
取り合ってくれません。

やがて、チャンス到来、チムは大きな
船に乗り込みます。
そこで、チムは船員たちを助けて
一生懸命働き、認められていきます・・
  チムがいかに船員たちに愛されたか・・
この見開きの大きな絵は、チムが
舟乗りの歌を唄い、それを船員たちが
取り囲み、一緒に唄い、楽器を奏で、
実に生き生きとした楽しい場面です。

チムの船内での暮らしや、仲間との
関係を生々しく伝える名場面です。

でも、それは初版本にも
載せられなかったのです。
そんな名場面は4場面もありました。

この復刻本を作り上げる課程で、
その理由は明らかになりました。

オックスフォード大学出版会から、
「当時の子どもの本の定価には
限界があって・・・」と、証拠書類を
添えて報告があったのです。

作者のアーディゾーニを始め、
編集者たちはどんな想いで
これらの削除を認めたのでしょう・・・

しかし、それらは今回の復刻で
きちんと復活したのです!
 
 
これはアーディゾーニのサイン・・・
そこここにある直筆の書き込みや
サインも、そのまま復活されています。
まさに完全復刻版なのです。
 
こぐま社が、今回完全復刻したこの作品は
1000部のみの限定版。
その番号が明示されています。
(番号の選択は出来ません)
 
解説の小冊子(和英併記)が
付いています。
  アーディゾーニに魅せられ、アーディゾーニのコレクターとなった、こぐま社の創立者・佐藤英和さんが、その情熱を掛け、
その困難さにいったんはあきらめつつも、ついに実現した完全復刻版です。
また、付属する小冊子には、佐藤氏本人が語る復刻へのいきさつと、関係する3氏の話が和英併記で書かれ、当時の児童書業界の
いきさつを含め興味深い内容と絵が、これまた魅力となっています。(復刻版本体は英文のままですが、子どものための易しい表現です。)
どうぞ、あなたのお手元に・・・・きっと宝物になるでしょう!


★(文芸春秋)東日本大震災に直面した子どもたちは、その時どう行動し、なにを感じたか・・・それを赤裸々に表現した被災地の子どもたちの
作文集。マスコミ報道とは視点の違った姿が浮き彫りになり、大人も子どもも、心に浸みる勇気と未来への展望が拓けてくるようです。

「つなみ」
被災地のこども80人の作文集



文芸春秋臨時増刊号


文藝春秋
(762+税=800円)




2011年3月11日・・・・・東日本大震災。
とりわけ、襲いかかった「つなみ」は被害を大きくした。

その時、子どもたちはどう行動し、何を感じたか、そして今、なにを
思っているか・・・・・
その瞬間をおびえながら正確に捉えた描写、それは津波の色であり、
音であり、臭いでもあり・・・そして過酷すぎる現実。
一方で子どもらしく、楽天的に乗り切るその行動。

子どもたちの作文に、私たちの知らなかった姿が浮かび上がり、
未来への原動力が垣間見られます。

「”津波がくるぞ〜”と先生方が言ってくれて、私たちは校舎の3階に
逃げました。夜は画用紙1枚で寝ました。とても寒くて怖かったです。」

雪が降り始めた夜、配られたのは一人にたった一枚の画用紙。
みんなこうして寒さをしのいだのです。

「自転車20台を寄付してくれた方がいて、抽選で当たりました。とても
うれしかったです。暇なときに使っています。すごく役に立っています。」

子どもたちは、人々の善意に直接触れ、世界中の人たちが自分たちを
支えてくれることを実感し、それが生きる勇気、がんばる決意へと
つながっているのです。

読み進めるのが辛い作品もあります。
でも、さいわい被害が少なかった自分の学校に、被災に遭った学校から
転校生がやってきて、クラスの人数が増えて、
「人数が増えました。うれしかったよ。
なんだか心がわくわくなった気がするよ。」

なんといううれしい作品でしょう。
これが未来を切り開く子どもの力です。

幼稚園・保育園の幼い子たちから、小学生・中学生の作品まで、
子どもの心で綴った作文は80編・・・大人だけでなく、子どもたちにも
是非読んで欲しいと思います。
きっと心の奥底にひびき、浸みわたり、これから自分が自立して
生きていく上での、何かの手助けになるでしょう。
*東日本大震災関連の本や支援グッズの紹介は、こちらへどうぞ!


★(こぐま社)内モンゴル出身の画家が描き出す、ゆったりとしたテンポのお話しと、描かれたカエルくんの愛らしさ・・・
幼い子の心を、しっかりとらえて離さない作品です。

「ひとりぼっちのかえる」



興安 作
三木 卓 文

こぐま社
(1400+税=1470円)



朝になると、遠い山々の向こうから、お日さまが登ってきます。
そのお日さまを、カエルが一匹見ています。

お日さまが聞きました。
「やあ、カエルくん、たった一匹で暮らしていて、
君は淋しくないの?」
カエルくんは答えます。
「淋しくなんかありません。毎日お日さまにお目にかかれるん
ですから・・・大きくて温かいお日さまは、ボクのお父さんです」
これを聞いて、お日さまは大喜び、もっと温かくしてくれます。
カエルくんは、気持ちよくなって眠くなります。

こうしてカエルくんは、雨さんに会います。
地面さんに会います。
風さんに会います。
お月さんにも、星さんにも出逢います・・・

みんな、可愛らしいカエルさんに声を掛けます。
ひとりぼっちを心配してくれます。
でもカエルくんにとっては、みんなみんな友だちなんです。

そんなある日・・・なんともうれしいことに出逢います。

作者の興安さんは、内モンゴル出身の水墨画の画家だそうです。
広大な自然の中で、東洋の画家ならではの生きものと自然との
関係を、ゆったりと描いています。
このゆったりとしたテンポと、描いたカエルくんの愛らしさに、
作者のあふれるような愛情が伝わってくるのです。
幼い子の心をしっかりとらえる作品です。


★(福音館書店)グリム童話の昔話の中でも、有名なこの作品が、楽しい絵本になりました。
とりわけホフマンが、ユーモアたっぷりでありながら、深い情感で描いた絵は、人の気持ちを幸せいっぱいにしてくれるのです。

「しあわせハンス」
グリム童話



フェリクス・ホフマン 絵
せた ていじ 訳

福音館書店
(1300+税=1365円)



スイスの画家ホフマンが描いた、これまた有名なグリム童話のお話しです。

少年ハンスは、奉公をして7年も経ちました。
「郷のお母さんの所に帰りたくなりました」と主人に申し述べます。
主人は「よくやってくれたからにゃ、たんまりやらねばならないよ」と、
ハンスの頭ほどある金のかたまりを、給金としてくれました。

えっちらおっちら、金のかたまりを肩に担いで旅に出たハンス・・・
馬に乗った男に出逢います。
重い金など持って歩くより、馬に乗ったらどんなにステキだろう・・と
ハンスは思います。
そうすると、男は馬を止めて、金のかたまりと交換してやろうと言うのです。

なんとうれしいことでしょう・・・幸せいっぱいの気持ちになって、ハンスは
馬に乗って歩きます。
でも、馬に「はいしっ、走れ!」と声を掛けると、ハンスは馬から投げ出されて
しまいます。

馬は、折よく通りかかった農夫が捕まえてくれました。
馬に懲りたハンスは、農夫の持っていた牝牛と交換してもらいます。

こうして事あるごとに、ハンスは幸せな交換が続くのです。
最初から最後まで、幸せいっぱいのハンス・・・
それをユーモラスな雰囲気の絵で、ホフマンが表現していきます。
思わぬ結末は、なんとも気持ちの良いハンスの表情で締めくくり、
グリム童話の、この有名なお話しの真骨頂を、心に残るものにしています。


★(岩波書店)開拓時代、オーストラリアの先住民アボリジナルの人々は、追い立てられ、逆らう者は殺されました。近年になってやっと、
先祖伝来の土地をいくらか返す国の計画がはじまり、アボリジナルの人々は文化や信仰、誇りを取り戻すきっかけとなりました。
そんな中で、口伝えで語られてきたお話しがまとめられて、ステキな絵本となりました。

「カンガルーには、
なぜふくろがあるのか」

アボリジナルのものがたり



ジェームズ・ヴァンス・マーシャル 再話
フランシス・ファイアブレイス 絵
百々 佑利子 訳

岩波書店
(1800+税=1890円)


これはオーストラリア大陸の先住民「アボリジニ」の人々に
伝えられたお話しです。
今は先住民の人々の意見を取り入れて、「アボリジニ」ではなく
「アボリジナル」と呼ばれています。
「先住の人たち」という意味だそうです。

まだ、この世の中に生きものが全くいなかった時のことです。
オーストラリアの大地の下には、大きな虹色のヘビが
眠っていました。

ヘビは目を覚まして、大地の上に出てみましたが、なんにもなくて
「あまり良いところとは、いえない」と、魔法を使って雨を降らせました。
虹ヘビが身体をずるずる引きずった跡に、水たまりが出来、やがて
それは川や池や泉になりました。

虹ヘビの胸から出た乳が土の中に染みこみ、とても肥沃な土地に
なって、草や木が伸び、きれいな花のじゅうたんも出来ました。

虹ヘビと同じように土の下で寝ていた生きものたちを起こし、
それぞれが一番暮らしやすいところに連れて行きました・・・

こうしてステキな土地が出来たあとに、不思議で面白いお話しが
たくさん生まれました。

お母さんカンガルーのお腹には、どうして袋が付いているんでしょう?
カエルはなぜ、ぐわっ、ぐわっとしか泣かないんでしょう?
優雅なツルは、どうしてあんなにステキに踊るんでしょう?
山のバラは、なぜあんなに大きな真っ赤な花を咲かせるのでしょう・・

みんなみんな、不思議で楽しい「いわれ」があるのです。
素朴で、自然と共に生きたアボリジナルの世界へ、とっぷりと浸る
10のお話しが、民族性豊かな絵とともに綴られていきます。


★(BL出版)久しぶりのトミー・ウンゲラー作品の登場です。幼い子向けの作品らしく、明快なストーリーと、温かくユーモラスに満ちた絵が
子どもの心を惹きつけます。

「コウモリの
ルーファスくん」



トミー・ウンゲラー 作
いまえ よしとも 訳


BL出版
(1300+税=1365円)



ちょっと怖いけれど、不思議でゆかいなお話し「ゼラルダと人食い鬼」で
有名なウンゲラーの作品です。

みなさんはコウモリって、知っていますか?
空が明るい内は、洞穴の天井にぶら下がって、寝てばかりいます。

でも、夜になると、外に飛び出してごちそうを探すんです。
そして夜の世界は、黒と灰色の、色のハッキリしない世界なのです。

ところがある日、あることをきっかけに、コウモリのルーファスは、
美しい色の世界を見てしまいます。
それにあこがれたルーファスは、眠い目をこすりながら昼間の
世界、美しい色の花が咲き、鳥が飛び交う世界を飛び回るのです。

しかし、思わぬことが起こります。
身の危険にさらされます。
そして、ステキな出逢いが訪れるのです・・・

幼い子向けに求められるのは、判りやすく明快なストーリー。
そして冒険に満ち、楽しく、やさしさあふれる物語展開・・・
さらに大切なのは、情緒あふれる美しい絵のつらなり・・・
これが作者トミー・ウンゲラーの魅力です。
どのページを開いても、ユーモラスに満ち、やさしさあふれる絵が、
飛び込んできます。


★(福音館書店)スイスの絵本作家ホフマン・・・グリム童話の挿絵作家として、世界的に名声を広げました。
そのホフマンが生誕して2011年は100年、それを記念してステキな絵本が復刊して登場です。

「ながいかみのラプンツェル」
グリム童話



フェリクス・ホフマン 絵
せた ていじ 訳

福音館書店
(1300+税=1365円)



これは有名なグリム童話のお話しです。
魔女が出てきてちょっと怖いけれど、お姫さまと王子さまが出てくる
美しくステキな物語です。

昔あるところに、子どもの無い夫婦がいました。
いつも庭のテラスに出て、暮れゆく空を眺めます。
隣の家の大きな庭も見えます。
そこにはなんと、おいしそうなレタス(ラプンツェル)がたくさん・・・
それを見た奥さんは、食べたくて食べたくてたまりません。
でも、その庭は魔女のもの・・・

やさしい旦那は、奥さんの願いに応えて、夕暮れになってから
魔女の庭に忍び込み、レタスを取ってきます。
喜んだ奥さんは、それをむさぼり食べます。
しかし・・・また、どうしても欲しくなります。
旦那は、また忍び込みますが、魔女に見つかってしまいます。

しばらくして、やっと奥さんは子どもを授かります。
でも、その子は魔女に取られ、森の奥の塔に閉じこめられて
しまいます。
魔女がその塔に入ろうとする時は、その娘の長い髪を窓から
垂らしてもらうのです。

ある時、王子が馬に乗って、その塔のそばに差し掛かります。
美しい歌声が塔の中から聞こえてきます。
事態は大きく展開していきます・・・・

グリム童話の有名なお話しが、ホフマンのステキな絵で
展開されていきます。
ファンタジックなストーリーは、昔話の深みを伴って、心に
染みこんでいきます。


★(SEEDS出版)福島県飯舘村・・・原発の事故で全員が避難せざるを得なくなった村です。
でもこの村は、単なる田舎の村ではありません。夢と意欲に満ち、ステキな村作りを生き生きと進めてきた、なんとも美しい村なのです。
その底辺に流れているのは「までいの力」・・・この本の収益は飯舘村の復興資金に充てられます。

福島県飯舘村にみる
一人一人が幸せになる力

「までいの力」



「までい」特別編成チーム

SEEDS出版
(2381+税=2500円)










福島県飯舘村・・・
阿武隈山系に開けた、なんとも美しい高原の村です。
でもこの村は、どこにでもあるような田舎の村ではありません。

周辺の町村が次々に合併していきます。
でも飯舘村は、合併しない「自主自立の村づくり」の道を選択します。
これを機会に、村人自身の意識も大きく変わり始めます。
「村が自立するなら、私も自立しなくちゃ!」と、行動を始めます。

消えかかっていた伝統芸能や文化を、継承する取り組みが始まります。
創作太鼓など、新しい文化を創出する行動さえ起きます。
リサイクルや環境美化の計画も立てられます。
直売所や炭焼き小屋を作った地区もあります・・・
こうして、若者からお年寄りまで、相互の信頼も高まっていきます。

少子化対策で、男性職員も育児休暇が「義務」づけられます。
村には、本屋さんも図書館もありませんでした。
それならと、村営の立ち読み歓迎の本屋さんを作りました。
狭い小さな村で「井の中の蛙」にならないように、高原とはまったく違う
環境の「沖縄」へ、小学生が研修旅行に出掛けました。
中学生は、高校を知る体験入学でなく、大学で1日を過ごし、
自分の将来に目を向けるきっかけ作りを行います。

国の「ふるさと納税」のお金が入りました。
村の子どもたちは、ラオスの子どもたちが貧しさのゆえ、学校に通えない
状況を知りました。
「ラオスに学校を作ろう」と子どもらしい提案がなされ、「ふるさと納税」の
お金が使われることになりました。
中学生は、学校で習った英語で絵本を翻訳し、ラオスに贈ろうしています。

森林の間伐材や、家畜の糞尿を使ったバイオマスエネルギーの活用を
デンマークから学び、福島県内初のチップボイラー(デンマーク製)を
導入します。
それは温暖化防止対策として、カーボンオフセット契約を東京の会社と
結んで、村の収入源ともなりました。

「若妻の翼」事業が行われました。
なんと村のお嫁さんたちを、ヨーロッパ研修へ送り出したのです。
いつも嫁が引っ込まなければならない、男尊女卑の封建的な考え方は
打破され始めました。
これを機会に飯舘村の女性たちは輝きを増し、たくさんの魅力的なお店が
起業されていきます。

その基本にあるのは「までいの力」でした。
「手間ひまを惜しまず、ていねいに心を込めて、つつましく」という意味
だそうで、そういう飯舘村の人々の心意気が、大きな前進を招いたのです。

しかし、2011年3月11日午後2時46分・・・東日本大震災が起きました。
それに引き続き、福島第一原発の事故も襲いかかりました。
飯舘村の人々は全員、この美しく誇らしい村を去らなければならなく
なりました。
なんとむごいことでしょう・・・
夢を描き、村人全体で努力を重ねてきた日々は、なんだったのでしょう・・・
30年経って放射能が半減しても、なを基準を超えることが予想される・・・
この本は、その無念さや悲痛の声が上がる前の、美しく豊かな飯舘村の
情景と人々の気持ちが、楽しく描かれています。

この本の販売収益は、飯舘村の復興資金に充てられます。
*東日本大震災関連の本や支援グッズの紹介は、こちらへどうぞ!


★(ほるぷ出版)夕方遊びから戻り、寝る前に行う様々な出来事・・・そんな情景を描いて、それがいつもの自分の姿とそっくりで、
「うん、うん」と納得し、本を読み終わると「ママ、おやすみなさい」と自然に声が出てしまうのです。

「おやすみなさいを
するまえに」




ジリアン・シールズ 文
アンナ・カリー 絵
松井 るり子 訳


ほるぷ出版
(1300+税=1365円)




「みんなであなたをまっていた」で心を打ったジリアン・シールズと
アンナ・カリーのコンビ作品です。
そして、これまた定評のある松井るり子さんが翻訳を務めています。

最初に、どこかで見たような、のんびりとした村の風景・・・
そうです、「みんなであなたをまっていた」の村とそっくりです。
子どもたちは、「あっ、知っている!」ときっと喜ぶでしょう。
知っている場面や絵に出逢うのは、本当にうれしいものです。

陽が沈みかけ、外で遊んでいる子どもたちに、お母さんが
手を振って、声を掛ける情況が描かれます。
そしてその向こうに、「みんなであなたをまっていた」に描かれて
いた牛の群れの、やはり帰って行く姿が見えるのです。
子どもたちは、もう、「うん、うん」とうれしく納得してしまうでしょう。

   
「きょうが ねむりに
   つこうと するとき
   そらは だんだん くらくなり
   ゆうひは ゆらゆら しずみます・・・」


お話しは、夕方から夜の世界にゆったりと進んでいきます。

外の遊びから帰ってきて、さて晩ご飯です。
お母さんが「あったいうちに めしあがれ」と声を掛けます。

子どもたちは、ご飯が終わると、部屋に散らばったおもちゃを
片付け始めます。
一段落して「きょうはね こんなに いいこと あったの」と
一生懸命話します。
「そうかい それは よかったねえ」と、お母さんが応えます。
お風呂に入ります。
パジャマを着ます。
歯をみがきます・・・・

夜の眠りにつく前に、おやすみなさいをする前に、いつも進む
出来事がゆったりと描かれます。

この本を読み終わると、子どもたちから「ママ、おやすみなさい」の
声が、自然に、きっと、出るでしょう・・・・
だって、読み進める内に、子どもたちは「ママ、おやすみなさい」と
早く言いたくなって、ウズウズしてしまうのです。


★(福音館書店)「グリム童話」作品の一つが復刊しました。グリム童話は「昔話」です。
「昔話」が、その良さを生かして絵本になるのは難しく、ホフマンの絵によるステキな作品に出逢えるのはうれしい限りです。

「うできき四人きょうだい」



グリム童話
フェリクス・ホフマン 画
寺岡 寿子 訳

福音館書店
(1300+税=1365円)




グリム童話に、ホフマンが味のある絵を描いて、
なんともステキな絵本が登場です。

昔、貧乏な男に4人の息子がいました。
息子たちが大きくなっても、分けてやれるようなものは
何もありません。
そこで「よその土地へ行って、仕事を覚えてくるが良い。
なんとか自分の力でやっていけるようにな・・・」と
息子たちに告げます。

4人は分かれ道をそれぞれ進み、1番目の兄さんは
「腕利きのどろぼう」になりました。
2番目の兄さんは、望遠鏡を使って「腕利きの星のぞき」に
なりました。
3番目の兄さんは、鉄砲をもらい「腕利きの狩人」に
なりました。
そして一番末の弟は、針を1本もらって「腕利きの仕立て屋」
になったのです。

やがて月日が経ち、それぞれの兄弟は分かれ道で出逢い、
喜び合い、お父さんの家に戻ります。
そこで、王さまのお姫さまが、なんと龍にさらわれたとの
騒ぎが耳に届きます。

4人の兄弟の力を発揮するときがやって来ます・・・

「グリム童話」の面白さに、ホフマンの描いた世界が
広がります。
4人の息子たちのなんとも素朴で、しかもカッコイイこと、
それなりの職人に成長した姿のイキなこと、驚くべき大きさの
龍がお姫さまに甘えるように寄り添い、そして姫のリンとした
姿・・・ホフマンの絵はユーモラスと味わいに満ちています。

久しぶりに「グリム童話」の作品が復刊しました。
昔話が、その雰囲気の良さを生かしながら絵本になるのは
難しく、こういう良い作品に出逢うのはうれしくなります。


★(中央公論社)俳人の長谷川櫂さんが、大震災と向き合って湧いてきたのは、「俳句」でなく、「短歌」でした。
それほど衝撃を与えた大震災直後の心の動きを、柔らかに、そして強く綴ります。

「震災歌集」



長谷川 櫂

中央公論社
(1100+税=1155円)
長谷川櫂さん・・・といえば、読売新聞の連載や、朝日新聞の俳壇選者として
知られた「俳人」です。

その長谷川櫂さんが、2011/3/11の東日本大震災と、福島原発の事故を
目の当たりにして、荒々しいリズムで、次々と湧き上がってきたのは
「俳句」でなく「短歌」だったそうです。

「俳人」の長谷川櫂さんが、なぜ「短歌」だったのか・・・
それはご本人にも判らないことだったそうです。
しかし、それほど3/11の出来事は衝撃的だったのです。

津波とは、大きな波と思っていたのに、さにあらず、横ざまに猛り狂う瀑布
だったとは・・・
乳飲み子を抱きしめたまま、おぼれた若き母の姿は、昼のうつつか・・・
お酒を飲んで、目が覚めたら、ああ、夢だったかと言えたら、
どんなにいいだろう・・・と言った、救助された漁師・・・
原子炉に放水に行く消防士に、妻は言葉を掛けます。
「あなたを信じています・・・」
部屋の美しいゴムの木が、葉を震わせて「余震」を知らせます・・・
避難所でやっと浸かった足湯に入り「こんなとき笑っていいのかしら・・・」

こんな心の情景を短歌に載せて、この詩集が出来ました。
いろいろな気持ちが揺れます。
それを気負わず、素直に、ただ素直に表現した歌集です。
大震災からの12日間を綴る心の記録・・・それは思い起こせば
あなたの気持ちとピッタリ重なりあうでしょう。
この印税は、被災者への義援金として寄付されます。
*東日本大震災関連の本や支援グッズの紹介は、こちらへどうぞ!


★(講談社)どうして子どもたちは、こんなに「新幹線」に惹きつけられるのでしょう。この本に出てくるさまざまな新幹線は魅力的です。
でも同時に新幹線に乗って見られる景色のステキさにも惹かれます。震災に遭う前の東北の美しさもまた格別です。
この本は、再び美しい風景を呼び戻したいという願いを呼び、大人気となりました。

「新幹線のたび」
〜はやぶさ・のぞみ
・さくらで日本縦断〜



コマヤスカン 作


講談社
(1500+税=1575円)



子どもたちはみんな「新幹線」が大好きです。
みんな見てみたい、乗ってみたいとあこがれます。

はるかちゃんは、おじいちゃんとおばあちゃんへ
手紙を書きます。
「げんきですか?
春休みになったら、会いに行くよ。
お父さんと新幹線に乗って、行くんだよ。
すごいでしょ!まっててね。」

こうして雪の舞う「新青森駅」を出発し、
「はやぶさ」「のぞみ」「さくら」を乗り継いで、
「鹿児島中央駅」に着くのです。
出発の朝は雪が降っていたのに、その日の夜に
着いた時は、もう桜が咲いているんです。

道中の車内の様子が描かれます。
横浜では「シューマイ」の「駅弁」を食べます。
道中の車窓の風景は、高い空からふかんして、
リアルに描かれます。

「三陸」までやって来ると、リアス式の美しい海岸、
その海にはカキなどの養殖棚や、舟の出入りが
ハッキリと見えます。
海岸に迫る東北の美しい山々も描かれます。

出版の直前、2011年3月11日の「東日本大震災」が
起きました。
この絵本に描かれた美しい景色は一変しました。
著者も出版社も発刊に迷いました。
「被災者の人々に悲しい思いをさせるだけでないか・・」
でも「再びこの美しい風景を取り戻したい」という願いの
方が大きくなり、出版にこぎ着けました。

そして、その願いは共感を呼び、発売から2ヶ月で4刷、
なんと2万部も出たのです。
著者に対する印税や出版社の収益(売上の5%)は、
震災の義援金として寄付されます。

今日も新幹線は「希望」を乗せて、走り続けます。
*東日本大震災関連の本や支援グッズの紹介は、こちらへどうぞ!


★(瑞雲舎)「シナの五にんきょうだい」のビショップと、「かもさんおとおり」のマックロスキーの競演作品・・・思わず手に取りたくなりますね。
ユーモアに満ちたストーリ、そして20世紀初めのアメリカの田舎の風景・・・てんしんらんまんなファンタジーの世界をお楽しみください。

「あたまを なくした おとこ」



クレール・H・ビショップ 文
ロバート・マックロスキー 絵
もりうち すみこ 訳


瑞雲舎
(1300+税=1365円)




ある朝、男が起きたら、頭がなかった!!

お話しの最初から、ビックリが始まります。
さてさて、どうなるんだろうと、子どもたちは次の展開に
惹き込まれてしまいます。

もちろん、このおじさんは一生懸命、自分のアタマを探します。
洋服ダンスの中、ベッドの下、それからそれから、生ゴミのバケツまで
探すんです。

でも、どこにもアタマは見つからないんです。

困ったこのおじさん、アタマが無いので、どこに置いてきたのか
思い出すのも大変なのです。
でもようやく、ブタを連れて、村のお祭りに行ったことを
思い出しました。

でもアタマ無しに、お祭りに出掛けるわけにいきません。
そこで畑に行ってカボチャを取って、目や鼻をくりぬいて、
そのアタマをちょこんとのせて、お祭りに出発です。

途中で、村人たちに出逢い、冷やかされます。
いろいろする内に、話しは思わぬ方向に展開していきます・・・

なんとも奇想天外なファンタジーの世界・・・
そしておじさんの必死さと、ユーモアが織りなして、
面白さバツグンです。
20世紀初めのアメリカの、なんとものんびりした村と、お祭りの様子、
くったくのない村人たちの表情が楽しく描かれ、実に気持ちの良い
作品です。

そうです、「シナの五にんきょうだい」を書いたビショップの作品に、
「かもさんおとおり」で迫力のある絵を描いたマックロスキーの
誰でも読みたくなる最強のコンビ作品なのです。


★(ほるぷ出版)幼い子を持つママたちが、こんな本を手にしたら、どんなにうれしい気持ちになるでしょう。
読んでもらった子どもたちも、どんなに心がはずみ、どんなにうれしい気持ちでいっぱいになるでしょう。
だって、自分のことを言っているのに違いないからです。

「みんなであなたを
まっていた」




ジリアン・シールズ 文
アンナ・カリー 絵
松井 るり子 訳


ほるぷ出版
(1300+税=1365円)


最初に、のんびりとした雰囲気の村の風景に、
小さな農家、牛の群れ、草木や花々が描かれます。
そして、こんな言葉が連なります。
   
「みんなで あなたを
   まって いたとき
   くうきは すんで
   かがやいて いました・・・」


あなたを待って、風景や空気までが美しくきらめくのです。

家族みんなが準備をします。
部屋をきれいに片付けます。
並べられた人形やおもちゃも、あなたが生まれるのを
待っています。
子どもたちはお母さんのお腹を触って、
「もうすぐ うまれる?」と聞きます。

やがて、大騒ぎが始まります・・・

すばらしい出来事を、ただ甘ったるく描くのでなく、
感激を、単に感傷的に表現するのでなく、
愛の言葉を羅列するのでなく、
ただただ、周りの人々の心づかいや行動を、
さりげなく、たんたんと語っていきます。

やわらかで温かい絵、語りかけるような言葉・・・
読んでもらった子どもたちは、それを自分に引き写して
うれしくなるでしょう。
そして、そんな渦中にあるママたちへも、受け取ってうれしい
ステキなプレゼントになるでしょう。


★(徳間書店)水墨画の伝統を生かした絵から浮かび上がる、ファンタジーあふれるストーリ・・・全ページ埋め尽くす圧倒的な迫力の絵と、
ともすれば可愛らしさだけを追う最近の傾向を排し、子どもにおもねない雰囲気のある画風は、心に静かに染みこんでいくのです。

「ハスの花の精リアン」



チェン・ジャンホン 作・絵
平岡 敦 訳


徳間書店
(1800+税=1890円)




むかし、あるところに、ローおじさんという漁師がいました。
ローおじさんは小さな木の舟に住み、湖でひとり、魚を釣っていました・・・

昔話や民話に定番の語り口調で、このお話は始まります。
こんな風に始まると、子どもたちはみんな気持ちが落ち着き、
そして次のお話しの展開に、心がワクワクしてくるのです。

今年はなぜだか、魚がさっぱりとれず、おじさんはしょんぼり釣り糸を
垂れる日が続きます。
そして、嵐の吹くある日、おそろしく年とったおばあさんに出逢います。
舟で向こう岸に連れて行って欲しいと言うのです。
ローおじさんはこころよく舟を出します。

岸に着くとおばさんは、お礼にと種をくれます。
「きっと、良いことがあるから・・・」という言葉を残して・・・

陽が暮れて、ローおじさんは湖に種を一つ一つ植えていきます。
すぐさま、芽が出て、葉が広がり、大きなハスの花が咲きます。
美しい調べが聞こえてきます・・・・
なんともステキな、素晴らしいことが次々に起こります。

ところがしばらくして、やっかいなことが降りかかってくるのです・・・
事態は思わぬ展開で進み、そしてあたたかい結末を迎えるのです。

フランス内外で活躍している作者は、1963年中国の天津生まれ、
美術を学びパリに移住しました。
水墨画の伝統を生かした迫力のある絵が、各ページを圧倒します。

そしてこの絵を生かすため、大きめサイズ(29cm*29cm)で装丁され、
さらに白い部分が全くなく、全ページを絵で埋め尽くしているのです。
同時に、不思議でファンタジーあふれる雰囲気を、テキストで壊さないよう
絵の中の色の濃い部分を選んで文字を埋め込んでいるのです。

どうぞ民話ファンタジーの世界をお楽しみください。


★(岩波少年文庫)「指ぬきの夏」で子どもたちも、大人たちも魅了したエリザベス・エンライトが、次にみんなに贈ってくれた作品です。
ただ楽しい作品でなく、子どもたちを心の動きをていねいに追って、前向きに生きていく姿が、気持ちを揺り動かしてくれるのです。

「土曜日はお楽しみ」



エリザベス・エンライト 作
谷口 由美子 訳

岩波少年文庫
(720+税=756円)




あなたは「指ぬきの夏」こちらへ)を読みましたか?
エリザベス・エンライトの代表作で、熱狂的なフアンを呼び起こし、子どもたちは
夢中になりました。
揺れ動く子どもの心をていねいに描き、子どもたちはその主人公にあこがれ、
そうなりたいと願ったのです。

そのエンライトが、またとても楽しい作品を私たちに贈ってくれました。

せっかくの土曜日というのに、今日は雨が容赦なく降ってきます。
町から聞こえてくる音も全て、水っぽい濡れた音でした。
通り過ぎる車がはね返す、バシャンという音、馬のひずめが水たまりに入って、
ガポガポいう音、川に浮かぶ船が鳴らす汽笛や、サイレンの音さえ、
今日は低かったり、かん高かったり、しゃがれた音に聞こえるのです。

「ほんと、最悪!」「なんにもできやしない」・・・メレンディ家の4人の姉弟から
次々声が上がります。
古くなった家は、雨漏りさえ起こしています。
4人の姉弟は、それぞれ「大きくなったら**になりたい」という夢を持っています。
それぞれの子どもたちには、今やりたいことはいっぱいあります。
でもお小遣いはわずか・・・何も出来ないでいます。
どうしたらよいかと話し合っている内に、良いアイデアが浮かびます。

心配だったパパに、その計画を打ち明けると、なんとOKの返事。
それから素晴らしい土曜日が展開されるのです。

でも、とてつもない大きな失敗も、起こしてしまいます。
ある時はストーブの扱いに失敗し、煙が家に充満し、全員が窒息しそうになります。
ある時は、電球に掛けた服をそのままにして、小さな火事さえ起こしてしまうのです。

古いストーブ(火炉)を使うのは限界になり、新しくするには大きなお金がかかります。
お父さんはみんなを集め、事情を話し、我が家の経済状態の厳しさを伝え、
毎年行く夏の谷間の家に、今年は行かないことを宣言します。
みんな、度肝を抜かれてシーンとしてしまいます。

でも、思わぬステキなことがやって来るのです・・・・

一人一人の子どもたちが、それぞれ違った性格を持ち、違った夢を描き行動します。
読む者は「あっ、これはボクと同じだ」と共感する登場人物を見つけるでしょう。
そして読み進めながら、自分だったら・・・と、あこがれと同時に、自分をあらためて
見つめ、さらには、他人を一面的に見ない力をやしなっていくでしょう。
出てくる大人たち、パパも、家政婦のおばさんも、火炉をメンテするおじさんも、
子どもたちへの愛情に満ち、そのおおらかさこそが、子どもたちを支えていく力に
なっているのが、気持ちよく伝わります。

「指ぬきの夏」と共に、ある批評家が言った「こんな素晴らしい物語を読まないで、
大人になるなんて、もったいない!」という言葉が良く判ります。


★(徳間書店)リンドグレーンとヴィークランドの最高のコンビの作品です。弟や妹が出来たときに、誰もが思う子どもの気持ちを
そのまま描いて、次の成長へと向かう力を与えてくれます。

「ぼくもおにいちゃんに
なりたいな」




アストリッド・リンドグレーン 文
イロン・ヴィークランド 絵
石井登志子 訳


徳間書店
(1400+税=1470円)


仲良しの友だちが、乳母車を押してやって来ます。
「ぼくの おとうとだよ・・・」とうれしそうに言うのです。
ペーテルも、兄妹が欲しくてたまりません。
・・・そして、それはかなったのです。

ペーテルも赤ちゃんが可愛くてたまりません。
でも赤ちゃんは、オギャア、オギャアとよく泣きます。
ママは赤ちゃんをだっこしたり、おっぱいをやったり、
お風呂に入れたり・・・どうもボクより赤ちゃんの方が
好きな気がします。

ペーテルは腹が立ってきて、赤ちゃんのお尻をぶって
しまいます。
ママは、ペーテルのうでをギュッとつかんで、
「ちいさな いもうとを ぶつなんて はずかしいことよ」
と、叱ります。
ペーテルはますます腹が立ってきて、ママをけっ飛ばし
ます。
ママは「しばらく そこに 立ってなさい」と怒ります。
また赤ちゃんの泣き声が聞こえてきます。
イライラはさらに大きくなります・・・

妹や弟が出来たときのうれしさ、そして不満・・・
それをそのまま描いて、話しは展開していきます。

そしてそれはやがて・・・次の成長へのステップへと
発展していくのです。
自立への一歩を進む幼い子どもたちにとって、
自分を見つめ始める良いきっかけになるでしょう。

「長くつ下のピッピ」「やかまし村」などの作品で、
世界中の子どもたちを魅了したリンドグレーンと、
友人ヴィークランドが絵を描く、最高のコンビ作品です。


東北の子どもたちを応援する気持ちをこめて・・・

震災復興応援カード(ニキティキオリジナルカード)
2011/3/11に相次いで発生した東日本大地震・津波・原発事故では、
本当にたくさんのことを考えさせられました。
このことにより一瞬にして生活・生命が奪われ、今もなを家族の元に
帰れない数え切れない御霊・・・・そして原発禍!
これからを生きる子どもたちに、不安の無い世の中を、みんなの知恵で
残してやりたいものだと、心の底から思います。
また、これを機会に、原発への依存から脱却出来ればと願います。

「絵本の店・星の子」では、このカードをお求めいただいた代金を
全額、「東日本大震災義援金」としてユニセフへ寄付させていただきます。
みなさま、どうぞご協力ください。
震災復興応援カード(ニキティキオリジナルカード)
3枚セット 150円(消費税込み)

*
星の子では、利益分だけでなく、仕入れ価格を含め、皆さまからいただいた代金全額を寄付させていただきます。
カードだけでも、本やおもちゃの購入のついででも、どうぞお求めください。


★(福音館書店)深い静かな森・・・どこまでも広がる湖・・・私たちが頭の中で想像する森と湖の世界は、実際はどんな姿をしているでしょう。
北アメリカのノースウッズの森に、その身を沈め、ただひたすらに生きものたちの出逢いを待ち、生き生きとしたその姿を伝える写真絵本が登場です。
生きもの好きの子どもたちにはたまらない魅力です。

「ノースウッズの森で」


大竹 英洋 文・写真


福音館書店
(1300+税=1365円)


ノースウッズ・・・北アメリカのカナダに近いところに、その場所はあります。
そこには、深い森と広大な湖が広がっています。

人がそこに踏み入ると、生きものたちは鋭敏な神経で察知し、
我々の前に姿を現してくれません。
森の中に広けた視界は少なく、敵は隠れてしまい、遠くから察知することは
難しいのです。
木々やヤブにさえぎられ、わずかな先にいるかもしれない敵を、
鋭敏な神経だけが教えてくれるのです。

そこで、ノースウッズに魅せられた写真家の筆者は、沼のほとりに
目立たない小さなテントを立て、ただひたすら待つのです。

あるヒンヤリとした夜明けの朝でした。
あたりは濃い霧が立ちこめ、水の底に居るような静けさ・・・
その霧の向こうに、音もなく現れたのは「ムース」。
ふいに森の静けさを打ち破って、ムースは沼に飛び込みます。
口元からしたたり落ちる水の音・・・水草を口いっぱいほおばっています。
やがて、ムースは静かに森の向こうへ去っていきます・・・

何もいないように見える深い森の中で、
凍り付く湖の上で、
生きものたちの息づかいが聞こえてきます。
そんな森の様子を、そっと案内してくれる写真絵本という新世界・・・
生きものが大好きな子どもたちへのステキなプレゼントであると同時に、
私たち大人をも、深く深く魅了してしまいます。


★(ノンブル社)誰でも知っている「浅草のり」・・・あの黒光りする海苔は、おにぎりにもお寿司にも欠かすことが出来ません。
その「浅草のり」は、大田区の大森で作られていました。その「海苔」と、「大森」のことを、海苔業者たちから直に聞き取った興味深い話しと
貴重で膨大な写真とであきらかにしていきます。

「海苔のこと
大森のこと」




元大森海苔漁養殖業者
+編集委員会

ノンブル社
(2800+税=2940円)




(最盛期の大森海苔場)
「浅草のり」・・・たくさんの国民に親しまれたこの食材には、大きな困難を
伴う隠された秘話がありました。

時は江戸時代・・・5代将軍綱吉は「生類(しょうるい)哀れみの令」を
発しました。
それは動物愛護令でしたが、「お犬さま」と言われるような極端な保護は
町民を苦しめました。

その「生類」の中に魚類も含まれ、浅草一帯の漁業は禁止されたのです。
そして行き場を失った浅草の漁師たちは、やむなく大森(大田区)に移り、
その「大森海苔」は「浅草のり」になったと言われます。

その「浅草のり」は全国的に見ても最高品質で、漁業者たちは大森の海を
大切にし、自然の恵みを受け、海苔漁法の研さんに努力し、
あの黒光りする最高の味に誇りを持ってきました。

その最盛期に、大田区・羽田に河口を持つ「呑川」には、「海苔船」が
ぎっしり行き交ったといいます。
「呑川(のみがわ)」は上流・中流部は農業用水として大切な川でしたが、
下流部では海苔業にとって大切な生活の川でもあったのです。

しかし時代は江戸から東京へと移り変わります。
羽田飛行場が作られ、京浜工業地帯が発達し、東京オリンピックが
開催されるようになり、激しい近代化に押され海の環境は大きく変わり、
再び漁業者に苦難がもたらされます。

そしてついに、漁業者たちは「漁業権」の放棄を余儀なくされ、1963年春に
最後の海苔収穫を終えるのです。

大森海岸の地元にある「蜜乗院」の住職・須佐知行さんは、
この誇りある漁業者の意気と、世の中の歴史に翻弄された生きざまを
世に残そうと、養殖業者からていねいに聞き取り、莫大な量の写真と
イラストでこの本をまとめ上げました。

歴史的変遷はもとより、海苔の作業内容はもちろん、養殖場所を決めるのに
行ったクジのやり方、船大工の様子など興味深い姿が浮き彫りにされます。
そして、その当時の子どもたちの様子も生き生きと描かれているのです。
忙しい収穫期に手伝った子どもたちに、学校での授業を保証する愛情ある
制度が提供され、遊びの中に付きものの「わらべうた」も生まれていて、
その一つ一つがていねいに紹介され、その資料的価値は一級です。

ただ残念なのは、2000部限定発行で、残りが少ないことです。


★(岩波書店)鬼と人とが織りなす昔話ファンタジー・・・赤羽末吉の傑作であり、名作の登場です。

「鬼のうで」




赤羽末吉

偕成社
(1600+税=1680円)




丹波(たんば)のくにの 大江山に、
酒呑童子(しゅてんのどうじ)という まっかな毛の
みあぐるような いかつい鬼めが すんでおった・・・


こうして、昔がたり調の、不思議な物語が始まります・・・

この大鬼の酒呑童子は・・・

手下の鬼ども うんとこしたがえ
人を くったり さらったり、
わるさのかぎりを しくさった・・・


こんなひどい鬼を退治しようと、侍の頼光(らいこう)が
立ち向かいますが、鬼め一匹を取り逃がしてしまいます。
こんどは、その鬼が、都のはずれの羅生門に住みつき、
女をさらい、その数は100人に達します。

それを許すまじと、こんどは頼光の家来が乗り込みます。
羅生門での戦いは壮絶になりましたが、ついに
「鬼のうで」を切り落とします。

しばらくして、老婆が一人、頼光の家を訪れます。
「頼光の母じゃ」と名乗ります。
物語は大きく、激しく展開していきます・・・

鬼と人とが織りなすファンタジーの世界・・・
それを赤羽末吉が、昔がたりらしい語り口と、
日本画らしいタッチの絵で展開していきます。

「おとぎぞうし」「太平記」にも、切り取られた腕を
取り返しに来る鬼の話しがあります。
歌舞伎でも演じられた、そのドラマティックな話の展開に、
赤羽末吉は長年にわたり想をあたため、この本が
出来たのです。
傑作・名作といっても言いすぎでない、ステキな作品です。


★(BL出版)ワクワクするようなキツネ狩りの姿を、リアルに描いて、思わず惹き込まれてしまいます。
そしてベーメルマンスの力強いタッチの絵が、お話しの世界を膨らませ、心に残る優しさと温かさに包まれるのです。

「よくぞ ごぶじで」
きつねの かぞくの おはなし


ルドウィッヒ・ベーメルマンス 作
江國香織 訳


BL出版
(1600+税=1680円)




なんともユーモラスに満ち、愛らしい「マドレーヌ・シリーズ」で有名な
ベーメルマンスの作品です。

表紙には、自信に満ちた表情のキツネのお父さんの姿・・・
そうです、年に一度のキツネ狩りのお話しなんです。

キツネ狩りの楽しみに、人々は集まってきます。
休日の朝の陽がさわやかに昇り始めます。
ママたちはオシャレをして、子どもたちのネクタイを直したり、
馬に乗せてやったりして、ざわめく人々の姿が描かれます。

猟犬係がラッパを吹き鳴らします。
犬たちは、柵を乗り越え、目をきらめかせ、しっぽを振り立て、
うなり声を上げ、馬に乗った人々も走ります。
その生き生きした絵に、読む者はキツネ狩りの世界に、
すっかり惹き込まれてしまいます。

父さんキツネはいったん捕まります。
狩人たちは、キツネの足にハッカとか臭いのする粉を塗りつけます。
こうやって放すと、猟犬たちはその臭いを追いかけるのです。

死にものぐるいで逃げる父さんキツネ・・・
この父さんキツネは、子どもたちや奥さんを愛していました。
頭を使い、裏をかいて、走り抜きます。

あたり一面を真っ赤に染める夕陽が、キツネ狩りの一行を照らします。
人々も、猟犬たちもその表情には、不満と疲れが表れています。
美しいその絵から、どういう結果だったかが判ります。

作品全体が詩情あふれる絵で語られ、必要最低限のテキストで
書かれます。
そのテキストもまた、乗馬の盛んなバージニア州の友人の詩が
もとになっているのです。
生き生きとして力強い絵と、愛とやさしさに満ちたストーリを
どうぞお楽しみください。


★(誠文堂新光社)「つるし雛」・・・それは、段飾りとは違った可愛らしさ、楽しさ、美しさがあります。
伝統に満ちた和布小物の、型紙が付いて、作り方の説明が付いて、愛情あふれる作品が簡単に出来上がります。

「作って楽しむ つるし雛」
すぐに作れる60モチーフ
型紙付き



監修
(稲取) 森幸枝
(柳川) 下田美知子
(酒田) 商工会議所女性会

誠文堂新光社
(1600+税=1680円)


ひな祭りといえば段飾り・・・
でも、糸に人形を吊す、「つるし雛」「つるし飾り」を楽しむ
伝統もあります。

福岡県の柳川では「さげもん」
静岡県の伊豆稲取では「雛のつるし飾り」
山形県の酒田では「傘福」
など、とても有名で、この地域を訪れると、
なんとも可愛らしい、美しい「つるし雛」が見られます。

こんな楽しい「つるし雛」をあなたも作ってみませんか?

その地域の伝統の説明だけでなく、思わず作って
見たくなる「つるし雛」のモチーフを60も紹介して、
型紙や作り方の説明があるのです。

眺めているだけで、心が楽しくなって、手が動いて
しまいそうです。
出来上がった作品は、段飾りのように、見ているだけ、
触ってはいけないものでなく、子どもが楽しむものです。

どうぞ、お子さんのすこやかな幸せを願って、
愛情たっぷりの贈り物を送ってあげてください。


★(岩波書店)不思議で神秘的な夜の世界・・・子どもたちにとってそれは怖いような魅力に満ちています。
その夜の世界を、マザーグース風の詩でさまよう、心安らぐ作品が登場しました。

「よるのいえ」




スーザン・マリー・スワンソン 文
ベス・クロムス 絵
谷川 俊太郎 訳

岩波書店
(1300+税=1365円)



夜・・・それは不思議な世界・・・
夜・・・なんとなく怖いような・・・
夜・・・神秘そのものの世界・・・
夜・・・それは安らぎの世界・・・

そんな夜のイメージに、マザーグースのわらべうた
「おうこくのかぎ」に着想を得て、
作者は心安らかな詩を作りました。

これは このいえの かぎ。
いえには あかりが ともっている。
あかりは べっどを てらしている。
べっどの うえには いっさつのほん。
そのほんの なかで とりが とぶ・・・


いよいよ、夜の世界のものがたりが始まります・・・

どのページにも、見開きいっぱいに広がった、
大きな大きな絵が広がります。
それは大胆で繊細・・・そして夜の神秘さ・不思議さに
あふれ、しかもやわらかさに満ちています。

その絵に誰もが惹き込まれ、うちひしがれ、
そしてつづられた、短く簡潔な詩・・・
子どもたちにとって夜は神秘的な世界・・・
それがそのまま広がって、ますます夜が魅力的に
なります。

この本の素晴らしさに、2009年度コールデコット賞が
与えられました。


★(徳間書店)やさしさと温かさに満ちた作品展開を続ける、ドロシー・マリノの未邦訳作品が登場です。
簡潔な言葉だけが書かれ、ほっこりした絵がたくさんのことを語ってくれる、小さい子向けの気持ちの良い作品です。

「おかあさんは
なにしてる?」




ドロシー・マリノ 作・絵
こみや ゆう 訳

徳間書店
(1300+税=1365円)


子どもたちみんなが大好きな「こぐまのくんちゃん」シリーズ・・・
そのなんともゆったりとしたお話しの展開は、だれでもが
ほっこりしてしまいます。
あたたかさとやさしさに満ち、そのやわらかな絵とともに、
子どもたちを惹きつけるのです。
その作者ドロシー・マリノの自作絵本6冊目が、初邦訳で
登場したのです。

ボクたちは学校や幼稚園に出かけます。
そこで絵を描いたり、算数を習ったり、お店屋さんごっこを
楽しんでいます。
でも、その間、おかあさんは何をしているのでしょう・・・
日曜日には、おばあちゃんの家へ連れて行ってくれたり、
動物園にトラを見に行くこともあります。
でも、ボクたちがいないとき・・・なにを?

会社で計算機に向かうおかあさんがいます。
子どものために、新しい服を縫うおかあさんがいます。
幼い子の世話をするおかあさんがいます。
庭にバラの苗木を植えるおかあさんがいます。
台所の戸棚のペンキを塗る、たくましいおかあさんだっています・・・

ボクのおかあさん、いったい何をしているのかな・・・?


★(メディアファクトリー)広大な庭で、自給自足の田舎暮らしをしたターシャ・テューダーは、たくさんの絵本を描きました。
なんとも素朴な作品で、心がゆったりとします。

「アマンダとくまの子」




ターシャ・テューダー 作
ないとう りえこ 訳

メディアファクトリー
(1200+税=1260円)



おじさんがアマンダにプレゼントがあると言います。
幌付の車の席を見ると、そこにはなんと黒いクマの子がいたのです。

そのクマの子は、ひどくおびえていて、お腹をすかせていました。
アマンダは、お母さんの毛皮のケープを着て、
ハサミでジョキリと切れ目を入れて、その穴からほ乳瓶を出しました。
まるでクマのお母さんのように、そのクマの子を抱いてミルクを
呑ませたのです。

こうしてクマの子は、アマンダとともに家族の一員となったのです。
みんなと一緒に育ち、夜中にアマンダのベッドにも潜り込んで来ます。

でも、アマンダの兄さんの友だちが泊まりに来たときは、クマの子が
その友だちのベッドに潜り込んできたものですから、大騒ぎです。

こうして家族以外の人にとっては、ビックリが続きます。

でも、やがてクマの子も大きくなります。
もう家で飼うのは限界になります・・・

2008年に亡くなったターシャ・テューダーは、バーモント州の山の中で、
あこがれの1830年代の暮らし方、自然と動物に囲まれ、花を愛し、
自給自足に近い生活を送りました。
その中で生み出された作品は、どれも素朴で、やさしく、愛らしい気風に
満ちています。
それが現代に生きる人々を魅了し、子どもから大人まで惹きつける
大人気作家となったのです。


★(新教出版社)ファンタジー作家ファージョンの、神さまへのお祈りの詩です。幼いもの、小さいものが無事に大きくなるように、
だれでもが願うその祈りを、やさしく響くような言葉で、ゆったりと表現しています。
原文の英語との対比も、また魅力です。

「ちいさなものの
いのり」


エリナー・ファージョン 文
エリザベス・オートン・ジョーンズ 絵
しま たよ 訳


新教出版社
(1200+税=1260円)



かみさま、どうぞ ちいさなものたちを おまもりください。
( Please God, take care of little things )

こんな言葉から、この詩は始まります。

そして、まだ羽の生えていないヒナたちに対して、

おおきくなって つばさをひろげ
おおぞらを おもいのままに とべるまで・・・


と、成長するまでの守りを願います。

森の下草の陰にいる小さな種たちにも、
まだ川の流れになっていない小さな雨粒にも・・・

生まれたばかりの幼きものは、不安の中で、
安心とやさしさを求めています。
この祈りが、子どもたちを、どんなに深い安心に
みちびくでしょう。
この祈りを語ってくれることが、どんなにうれしいでしょう。

エリナー・ファージョンは、ファンタジー作家として、
「エルシー・ピドック ゆめでなわとびをする」などで
素晴らしい作品を世に送り続け、「星の子」でもその勉強会を
続けています。(こちらへ

この作品は、原詩がやさしい英文で対比して書かれ、
雰囲気のある絵とともに、心に響いてきます。


★(ほるぷ出版)トミー・ウンゲラーの不思議なファンタジー作品で、幼い子向けの未邦訳だったものが登場です。
ウンゲラーらしい楽しさとやさしさに満ちた作品で、さらにそのフアンを広げるでしょう。

「アデレード」
そらとぶカンガルーのおはなし



トミー・ウンゲラー 作
池内 紀 訳

ほるぷ出版
(1400+税=1470円)


トミー・ウンゲラーと言えば、「月おとこ」こちらへ「ゼラルダと人食い鬼」
「へびのクリクター」などで知られています。
いずれも、楽しくて、深みのある優しさがあり、不思議な雰囲気に満ちた作品です。
そんなトミー・ウンゲラーが幼い子向けに描いた未邦訳の作品が登場しました。

カンガルーのパパとママはビックリしました。
生まれた娘アデレードの背中に、翼が付いていたんです。

砂漠の真ん中で空を眺めていると、飛行機が飛んでいきます。
鳥たちも飛んでいきます。
それを見ていると、もう大きくなったアデレードは、翼だって大きくなったので、
旅に出たくなります。

そしてついに、パパやママとお別れのキスをして、飛び立つのです・・・

インドに向かいます。
パリに着きます。
色々なことが起こり、いろいろな人に出会います。
そして、そして・・・素晴らしいことにも出逢うのです!

ウンゲラーの作品は、大人の分別が先に立った教訓的なものを一切排除し、
ただただ奇想天外な世界を広げ、子どもたちを楽しいファンタジーの世界へと
導いていきます。
そして物語の背景にあるのは、いつも、あたたかな優しさ・・・
幼い子たちは、読んだ後、またすぐに読みたくなるのです。


★(三人会)途絶えていた素晴らしい「折りひな」の伝統が、今ここによみがえる・・・
昨年は早々に品切れになり大変ご迷惑をおかけしましたが、再び入手可能になりました!

「折りひな」・・・孫や子どものために自分で作る・・・伝統美と共に、いとおしさが迫ってきます。
「折りひな」
-和紙の折り紙付き-


田中 サタ
三水 比文
真田 房枝

(三人会)
2200+300+税=2625円
折りひな・・・この創案者は不明です。
でも、日本の折り紙は、そのほとんどが
創案者不明のまま伝承して折りつがれてきました。
田中サタさんは、それを誰でも折りやすく、しかも
おひな様の美しさ・正しさ・単純さを可能な限り
表現して、折り方を説明しています。

子どもの幸せを祈ったお祓いや厄除けの役割と、
源氏物語などにも出てくるひいな遊びなどが、
結び合って出来た立ち雛、やがてそれは座り雛に・・

この本は、児童文学界の大御所・石井桃子さんの
お勧めで、田中サタさんらが作ったものです。

すぐ折って楽しめるよう、手染め和紙の折り紙が
付属して、絢爛豪華なおひなさまたちが作れます。

キリリとして素敵な男びな

前から見ても、後ろから見ても・・・華麗な美しさの女びな

5人ばやしの、それぞれ違った姿も楽しい・・・
男びな、女びなだけでなく、
3人官女、5人ばやしも
ていねいに説明されています。

その立体的な美しさは、和紙の美しさと、
古来から工夫されてきた折り紙の、
究極的な到達点でもあります。

触りたくてしょうがないのに、触ってはいけないと
たしなめられる豪華な7段飾り・・・
心ゆくまで触って遊んでいい「折りひな」・・・

うれしそうな子どもの顔が目に見えるようです。
一般書店にはありません。★ご注文やご連絡のメールはこちらへ 気軽にメールを 
お名前・〒番号・ご住所・電話番号をご連絡いただければ発送をいたします。
「郵便振替用紙」を同封しますので、それにてお支払いください。
この本は従来、福音館書店で発行されていましたが、品切れ・絶版になりました。
一方この作品を惜しむ声は多く、ご要望に応え、著作者の個人出版で少量の発行が続けられてきました。
そのため一般書店流通ルートで販売されておらず、「絵本の店・星の子」では、お客さまへのサービスとして「三人会」へ斡旋し、
提供をしています。(書店マージンが設定されていない本ですので、仕入れ・販売・梱包発送などの事務手数料300円を
いただいた価格になっていますのでご了承ください。)
「折りひな」は、児童文学界の大御所・石井桃子さんの「三月ひなのつき」で感動的に描かれ、広く知られるようになり、
また石井桃子さんのオススメがあって、この「折りひな」も発刊されました。
「三月ひなのつき」も、どうぞお読みください。(「三月ひなのつき」の紹介はこちらへ


(今までに紹介され本を知りたい!・・・どうぞこちらへ・・・「話題の本・注目の本」の一覧はこちらへ

この欄では新刊・復刊を中心に紹介していますが、お問い合せの多くは「名作」「ロングセラー」作品です。
そこで新刊・復刊にかかわらず、子どもたちにぜひ読んでいただきたいすぐれた作品を「星の子・オススメの本」として
「本の情報-3-」で紹介いたします。どうぞご覧ください。(「星の子・オススメの本」一覧はこちらへ


本の情報-2-(幼い子のために・・・子育て・わらべうた・おもちゃなど)


幼い子のための絵本とは・・・
お店に来られるみなさんから、よくこんなご相談をお受けします。
「まだ、赤ちゃんなのですが、よい絵本はないでしょうか・・・」

赤ちゃんは、目の前にあるものは認識できますが、まだお話しに
想像を働かせることは出来ません。
そういう意味では「絵本を楽しむ」ことは、まだ先になります。

絵本に興味を示しているように見えても、じつは本をなめたり、
かじったりの方が楽しかったりします。

ですから、お母さんがそのページを読み終わっていないのに、
ページを勝手にめくろうとしたりします。
それは絵本の中身を楽しんでいるのでなく、ページをめくるという
作業そのものが面白くて、つまりおもちゃと同じ扱いなのです。

幼い子のための絵本は、そういう特性をよく理解したいくつかの
作品に限られます。(「幼い子のための絵本」のページへ
幼い子によい絵本が少ないとすれば、この年令にどんなものが良いのでしょうか・・・?
乳児から幼児に向かう過程で、子どもはお母さんの肉声を聞き、身体を触られながら、
なによりもそれがうれしくて、コミュニケーションをして育ちます。
そのコミュニケーションに、なによりも「わらべうた」がオススメです。(「わらべうた」のページへ
そしてこの時代の「発達をうながすよいおもちゃ」があります。(「0〜1.5才のおもちゃ」のページへ
そして世界中で、幼い子どもたちには「わらべうた」「おもちゃ」が中心になっているのです。
この時代は特に、絵本だけに頼らないことが、子どもの発達にとって重要なのです。


赤ちゃんや幼い子の発達段階を よく研究した絵本
幼い心をよくとらえた、ヘレン・オクセンバリーの名作があります・・・

ページをめくると・・・これは くつしたです。

「これは、くつしただよ」・・・ママが語りかけます。

「おんもにいくとき、くつしたはいて出かけようね〜」

文字のない絵本で、ママが絵を見ながら話しかけます。
この時期に大切な子どもとのコミュニケーション・・・
そのためにこの絵本があります。

幼い子は、見たこともないものに想像を働かすことは、まだ出来ません。
だから、自分の身の回りにあるパンツやクツや、「知っているもの」が
出てくるのがうれしいのです。
「したく」

ヘレン・オクセンバリー

文化出版局
(\400+税=420円)

幼い子の心をよく研究した、ヘレン・オクセンバリー
の名作5冊セット(ケース入り)があります。
それぞれの本は、なめてもかじってもいいように
各ページ厚紙で出来ています。

またプレゼントにもとても喜ばれています。
(バラでもお求めになれます)
詳しくは「幼い子のための絵本」のページへ

身の回りのいつもの出来事だから、うれしい!・・・「バーニンガムのちいさいえほん」シリーズ

台所には戸棚があります。
あけてみたら、お鍋がいっぱい・・・

もちろん、ぼくは引っ張り出しました。
ああ、たのしい・・・


でもママは迷惑そう・・・そしてガマンの限界!
「かたづけなさい!」って言うんだ。
「とだな」

ジョン・バーニンガム 作
谷川俊太郎 訳

冨山房
(\600+税=630円)
特別なことが起きるわけでなく、おもしろおかしいストーリ展開があるわけで
ありません。
でも子どもの日常生活そのものを描き、ママのいうこともそのまんまで、
ページをめくるたびに、「うん、そうそう」と納得してしまうのです。

幼い頃は、なによりも自分の身の回りの出来事が、自分の想像の範囲を
超えないで再現されることが、とても親しみが湧き、うれしいのです。

「ジョン・バーニンガムのちいさいえほん」シリーズは、身近なテーマの
8種類・・・この魅力は「幼い子のための絵本」のページへ
幼い心をよく研究した絵本・・・・ 「幼い子のための絵本」のページ をごらんください


わらべうた を楽しむ 本やCD
ねんねーこせ〜 おんぼーこせ〜
なんともいえないわらべうた(子守歌)
いつもコレでボクは眠くなる・・・
てんこ てんこ てんこ てんこ・・・
おばあちゃんの声につられて手首の
発達がうながされる。じょーずでショッ!
あーわわのしゃんぽんぽん・・・
乳児はまず口の動きに注目がいき、
次に手の動きに注目が集まります。
「星の子」といえば「わらべうた」・・・「わらべうた」といえば「星の子」・・・
「星の子」オススメのわらべうたの本やCDを、
単なるリストでなく、一つ一つていねいに紹介した本邦初?のわらべうたの総合ページが出来ました!
豊富な事例で、見るだけで楽しくなります!ぜひごらん下さい(
「わらべうた」のページへ)
「わらべうた」で子育て
入門編
(唄と語りのCD付)
阿部ヤエ
平野恵理子 絵
母の友編集部 編

(福音館書店)
(1500円+税=1575円)
赤ちゃんの目が見えるようになった時、
声を出して人を求めます。
そんなとき必要なのは、
目をまっすぐ見て
にぎ にぎ にぎ・・・
てんこ てんこ てんこ・・・

人間として初めの1年間を中心に、
やさしく愛情を込めて
子育ての基礎を
具体的に教えてくれます。
あかちゃんとお母さんの
「あそびうたえほん」

小林衛己子 編
大島妙子 絵


(のら書店)
(1200円+税=1260円)
いちり(子どもの足の親指をつかむ)
にり
(両足の足首をつかむ)
さんり
(両足のヒザをつかむ)
しりしりしりしり!
(おしりをくすぐる)

親と子が楽しむものを中心に取り上げ、
絵本らしい楽しい絵とともに、あそびの
ポイントを解説しています。

*この本に沿ったカセットテープやCDが
用意され、実際の唄い方がわかります。
少し大きくなったら・・・「わらべうたカード」があります

ねえ、おばあちゃん、うたって・・

み〜つけた!このうた知〜ってる

ねえ、このわらべうたであそぼーっ
「わらべうた」を遊ぶ実用的な本やCDだけでなく、
「わらべうた」の基本的考え方や子育てについて知る本や、外国での「わらべうた」、
「わらべうた」を題材にした絵本、カルタあそびなど、幅広く紹介しています。
豊富な事例で、見るだけで楽しくなります!ぜひごらん下さい(「わらべうた」のページへ)


★(童心社)わらべうたの楽しみをグンと増す、美しい絵のカードがCD付で出ました。

「わらべうたカード」
(CD付)



ましま せつこ 絵
茂森 あゆみ 唄
岡崎 義子 企画協力

童心社
(2900+税=3045円)

ましませつこ さんの
あたたかく、やわらかい絵を引き出す
大型カード(葉書サイズ)が魅力です。
この絵を見ているだけで、楽しい気分になります。
おかあさんと子どもが向き合って、
唄ったり、遊んだりするわらべうたを
子どもは大好きです。

でも「わらべうたカード」があると
また別の楽しみが増えます。

お母さんが唄カードをうたってくれます。
子どもはそのわらべうたを良く聞いて
ましませつこさんのきれいな絵カードを
探し当てます。
唄カードの裏面にはあそび方の説明があり、
子どもが取ったカードのわらべうたを
今度は一緒に楽しみます・・・

CDが付いて、知らなかった歌、あいまい
だったうたもキチンと覚えられる30曲。
このCDを聞くだけでも楽しい気分になります

楽しいケースに入っています

う〜ちのう〜らの くろねこが
おしろいつけて べにつけて
ひ〜とにみられて ちょいとかくす・・・

CDも音符も付いているので、読み手は唄いやすい・・

ねえ、このわらべうたであそぼーっ
もちろん大丈夫!
わらべうたに決まったあそび方が
あるわけでありませんが、
基本的な遊び方が紹介されています
「わらべうた」の本やCDはわらべうた特集のページへ


布の柔らかい感触が夢中にさせる・・・小さい子の必需品「ふわふわ布」(ジョーゼット布)
これはジョーゼット布です。
なんともやさしい手触りの良さ・・・
しわになりにくい、扱いやすさ・・・
透けて見える楽しさ・・・
そしてなによりも安全・・・

このすばらしい布が
小さい子の遊びの素材として
無限の広がりを
見せてくれます。
詳しくは「0〜1.5才のおもちゃ」のページ
幼い子の発達に合わせた、すぐれたおもちゃの世界があります・・・
おしゃぶりおもちゃの世界的名作・・・「ドリオ」(dolio) (スイス ネフ社) 「ゆらゆらバリー」 (ドイツ セレクタ社)
なんとも不思議な形・・・
心おどる美しい色・・・

見ていると心がワクワクしてきます。

これが
あのペア・クラーセンがデザインした
おしゃぶりおもちゃ「ドリオ」です。

これが世に出て、すでに30年・・・
世界中で愛され続け
今もトップの座を譲りません。
おしゃぶりおもちゃは、この「ドリオ」を基本にして、
世界中に広がっていったと言っても良いでしょう・・・
ゆらゆらゆれる不思議さ・・・
積み重ねる楽しさ・・・

幼い時期にどんなおもちゃがいいのでしょう・・・・詳しくは0〜1才半までのおもちゃのページへどうぞ!


★(文化出版局)ウォルドルフ人形作りは楽しい・・・羊毛を使った手作り人形の可愛らしさ、楽しさをていねいに説明し、
優しい気持ちになり、子どもの笑顔が浮かんでくる本です。この本に合わせて材料キットも用意されています。

ウォルドルフの手仕事
「心を育む人形たち」


佐々木奈々子


文化出版局
(1700+税=1785円)
羊毛を材料に手づくりで作られるウォルドルフ人形・・・
それは子どもの心に寄り添う「もう一人の私」と言われる
大切な人形になります。
(詳しくは「ウォルドルフ人形材料キット」のページへ)

そのウォルドルフ人形つくりの楽しさは、羊毛を扱う
手作業の楽しさにあります。
この本には羊毛を中心に自然素材を使った人形たち
(赤ちゃんサーラ、パペット、ガーゼ人形、ポシェット・・)、
羊毛と毛糸を使っての遊び(蜘蛛の巣織り、布フェルト、
ポンポン鳥、毛糸のトムテ・・・)、妖精たち(ふたごの天使、
星の子、夏至祭の子どもたち、フェルトの人形、
森の小人・・・)、などが美しい写真とともに、その作り方の
解説や、実物大のパターンが付いています。

ウォルドルフ人形C体の遊びがまだ早い子どもたちに、
そしてウォルドルフ人形を楽しんでいる子どもたちが
さらに遊びの幅を広げるために、簡単に作れて楽しい作品
ばかりが紹介されています。
著者はもちろん「ウォルドルフ人形の本」の訳者・佐々木
奈々子さんです。

あなたもどうぞ楽しい手仕事にはまってみませんか?
うれしいことに材料キットも用意されています。

(「心を育む人形たち」より)
「赤ちゃんサーラ」・・・作ってみませんか?

「心を育む人形たち」に紹介されている、なんとも可愛らしい「赤ちゃんサーラ」。
うれしいことに、心惹かれるこの人形の「材料キット」があり、すぐ作れます。
「赤ちゃんサーラ」材料キット
*綿ジャージーは縫製済みです。 (4286+税=4500円)
作り方は「心を育む人形たち」に載っています。
「赤ちゃんサーラの服」材料キット
*ヌードも可愛いですが、オーガニックコットンの柔らかい服も魅力です。
(2381+税=2500円)  作り方は「心を育む人形たち」に載っています。
*「心を育む人形たち」に載せられたステキな作品群とその材料キットは、「ウォルドルフの手仕事」のページへ


本の情報-3-(いつも変わりなく心にとめておきたい本 や 今の季節に・・・)

*この欄で紹介した「星の子・オススメの本」の一覧はこちらへ*
(新刊・復刊に関わりなく、名作・ロングセラーを中心に世界中の子どもたちから愛され続けている本を紹介しています。)

(*品切れ・絶版・重版未定になっている本の一覧は、品切れ情報のページへ)
*「星の子・オススメの本」の最近紹介した本はこちらへ*


「折りひな」・・・孫や子どものために自分で作る・・・伝統美と共に、いとおしさが迫ってきます。
「折りひな」
-和紙の折り紙付き-


田中 サタ
三水 比文
真田 房枝

(三人会)
2200+300+税=2625円
折りひな・・・この創案者は不明です。
でも、日本の折り紙は、そのほとんどが
創案者不明のまま伝承して折りつがれてきました。
田中サタさんは、それを誰でも折りやすく、しかも
おひな様の美しさ・正しさ・単純さを可能な限り
表現して、折り方を説明しています。

子どもの幸せを祈ったお祓いや厄除けの役割と、
源氏物語などにも出てくるひいな遊びなどが、
結び合って出来た立ち雛、やがてそれは座り雛に・・

この本は、児童文学界の大御所・石井桃子さんの
お勧めで、田中サタさんらが作ったものです。

すぐ折って楽しめるよう、手染め和紙の折り紙が
付属して、絢爛豪華なおひなさまたちが作れます。

キリリとして素敵な男びな

前から見ても、後ろから見ても・・・華麗な美しさの女びな

5人ばやしの、それぞれ違った姿も楽しい・・・
男びな、女びなだけでなく、
3人官女、5人ばやしも
ていねいに説明されています。

その立体的な美しさは、和紙の美しさと、
古来から工夫されてきた折り紙の、
究極的な到達点でもあります。

触りたくてしょうがないのに、触ってはいけないと
たしなめられる豪華な7段飾り・・・
心ゆくまで触って遊んでいい「折りひな」・・・

うれしそうな子どもの顔が目に見えるようです。
一般書店にはありません。★ご注文やご連絡のメールはこちらへ 気軽にメールを 
お名前・〒番号・ご住所・電話番号をご連絡いただければ発送をいたします。
「郵便振替用紙」を同封しますので、それにてお支払いください。
この本は従来、福音館書店で発行されていましたが、品切れ・絶版になりました。
一方この作品を惜しむ声は多く、ご要望に応え、著作者の個人出版で少量の発行が続けられてきました。
そのため一般書店流通ルートで販売されておらず、「絵本の店・星の子」では、お客さまへのサービスとして「三人会」へ斡旋し、
提供をしています。(書店マージンが設定されていない本ですので、仕入れ・販売・梱包発送などの事務手数料300円を
いただいた価格になっていますのでご了承ください。)
「折りひな」は、児童文学界の大御所・石井桃子さんの「三月ひなのつき」で感動的に描かれ、広く知られるようになり、
また石井桃子さんのオススメがあって、この「折りひな」も発刊されました。
「三月ひなのつき」も、どうぞお読みください。(「三月ひなのつき」の紹介はこちらへ


★(福音館書店)「くまさんシリーズ」のおもしろさは、大人の世界をかいま見る楽しさと、幼い子どもの気持ちに添うやわらかさにあります。
絵本読み始めの子どもにとって、絵本の楽しさをきっと教えてくれるでしょう。

「くまさんシリーズ」は幼い子にとって、どうしてこんなに魅力的なのでしょう・・・
子どもにとって興味しんしんの大人たちの仕事の世界・・・それを逃げずにていねいに描き、
主人公が、自分と同じように幼く、なんとも可愛らしいからです。
「せきたんやのくまさん」


フィービとセルビ・ウォージントン 作・絵
いしい ももこ 訳


福音館書店
(900+税=945円)
幼い子どもにとって、大人の仕事の世界はなんとも興味津々です。
朝、起きてから寝るまでの、石炭屋のくまさんの姿が、
とってもていねいに順を追って描かれます。

朝ご飯が済むと、石炭屋のくまさんは、荷馬車に乗って
「はい!はい!」と言います。
すると馬は、ぱかぱか ぱかぱか歩き出します。
荷馬車を降りて、家の戸を叩きます。
奥さんが「3袋、お願いします」と言います。
くまさんは戸口から荷馬車に戻って、石炭を背中にしょいます。
くまさんはそれを、奥さんの家の石炭置き場に投げ込みます。
どかん! どかん! どかん!
3袋が音を立てます・・・

一つ一つの動作が目に浮かぶようです。
幼い子どもにとって、それがどんなに興味深いか・・・
心騒ぐそのまんまが描かれていきます。

そしてくまさんは僕とおんなじように疲れて寝てしまうのです・・・
「パンやのくまさん」


フィービとセルビ・ウォージントン 作・絵
いしい ももこ 訳


福音館書店
(900+税=945円)
「せきたんやのくまさん」に続いて、こんどは「パン屋さん」の
おはなしです。

パン屋のくまさんは、とても早く起きるんです。
まずは大きなかまどに火を入れます。
かまどが充分熱くなるのを待ちながら、くまさんは朝一番のお茶を
飲むんです。

それからエプロンを掛け、パンの生地を作ります。
パンの生地を、どさっ、どさっ、どさっ!とこねます。
パンの生地は膨らむまで寝かせておきます。
その間にくまさんは朝ご飯を食べるんです・・・

それから・・それから・・・くまさんはいろんな事をします。
パン屋さんはお店でパンを並べて売っているだけではないんです。
大変だけど、いいこともあるんです。
だって今日、お誕生日パーティの家にケーキを届けに行ったら、
おみやげにゼリーを一つくれたんです・・・


★(岩波書店)ロシア民話の楽しさ・おもしろさがギュッと詰まった12編の昔話集です。
しかもトルストイなどロシア文学の最高峰が、子どもたちにも作品を作っているのです。うらやましいですね。

「まほうの馬」
-ロシアの楽しいお話し-


A・トルストイ
M・ブラートフ 文
E・ラチョフ 絵
高杉一郎・田中泰子 訳

岩波書店
(1600+税=1680円)
その国の最高の作家と画家が、子どもたちのためにも作品を作る・・・
なんと素晴らしいことでしょう。
どうせ子どもだから・・・たかが子どもだから・・・と、子どもを低い目線で
見る作品が多いどこかの国と違って、子どもたちはどんなに幸せでしょう。

この本はロシアの文豪トルストイと民俗学者ブラートフが、ロシアの
民話を再話し、ロシアの子どもたちはみんなこの絵を見てキツネや
クマと知り合いになるという、ラチョフが美しい絵をたくさん描いています。

キツネが道を歩いていると、パンをこねる麺棒が落ちていました。
それを拾ったキツネはお百姓さんの戸を叩き、無理を言って泊めて
もらいます。
朝早く起きたキツネは麺棒をペーチカにくべて燃やし、「私の麺棒を
どこにやった?麺棒の替わりにめんどりをください」とお百姓に言って
めんどりをせしめます。

そのめんどりをもってキツネは、次の村でまた無理を言って泊めて
もらうのです。
次の日の朝、キツネはそのめんどりをムシャムシャ食べて、「私の
めんどりどこやった?替わりにガチョウをください」と言います。
なんと人の良いお百姓でしょう、仕方なくですがガチョウをキツネに
やってしまいます・・・

しかしそんな都合の良いことばかりは続きません。
キツネは怖い犬を与えられ、ほうほうのていで逃げ帰ります。
しかしそれだけではこの話は終わりません。
怒ったキツネは自分の耳を責めます。
「耳よ、耳よ、おまえは何をしていたのかい?」「聞き耳たててたよ」
今度は自分の足を責めます。
「足よ、足よ、おまえは何をしていたのかい?」「どんどんかけてたよ」
そしてついには自分のしっぽを責めます。
そこでなんとなんと、大変なことが起こってしまいます・・・

繰り返しの話しは単なる繰り返しでなく、次の動きをグンと呼び寄せ、
話しはアップテンポでぐんぐん進み、思わぬ展開が待っているのです。
ここにはロシアの昔話のおもしろさがギュッと詰まっていて、
動物たちの振る舞い、バーバヤガーの怖さ、お姫さまや王子さまの
ロマンス、おばかなイワンに象徴される人々の善良さと実直さが表現され、
深みのある楽しさが子どもも大人をも魅了してしまうのです。

そしてこの比較的短い12編の民話は、ロシア文学をモスクワで学び、
ロシア民話の権威者を指導教授に持った娘とその父が翻訳をしています。


(お月さまがテーマの本)
*秋は月のきれいな季節・・・「お月さん、きれいだねえ」と声を掛けると、バギーに乗っているような幼い子どもさえ、
「あ〜・・う〜」と声を上げて興味を示します。
大きくなった子どもは「今日のお月さんは半分だよ」、「私の行く方に付いてくるの・・」と指さして教えてくれます。
都会の空で星々は見えにくくなったけれど、お月さまだけは子ども達に神秘の扉を開いてくれます。


(お月さんがテーマの本 -その6-)
★(徳間書店)現代アメリカ一流の風刺作家が描いた作品らしく、ウイットに満ちたお話しは、
子どもの気持ちは子どもに聞くことの大切さを教えてくれます。

「たくさんのお月さま」



ジェームズ・サーバー 文
ルイス・スロボドキン 絵
なかがわ ちひろ 訳


徳間書店
(1600+税=1680円)
海辺の王国に、レノア姫という小さなお姫さまが住んでいました。
ある日レノア姫は、木のいちごのタルトを食べ過ぎて病気になって
しまったのです。
王さまは心配してレノア姫にたずねます。
「お月さまが欲しいな。きっと元気になるとおもうの・・・」

王さまは賢い大臣を呼び、月が欲しいと命令します。
「月は35000マイルも遠くにあるし、お姫さまの部屋より大きい、
それに溶けた銅で出来ているし・・・無理です」
怒った王さまは、こんどは魔法使いを呼びます。
月を取ってこいと言われた魔法使いは、顔からサッと血の気が引き、
「月は15万マイルも遠く、緑色のチーズで出来ていて、お城の2倍
の大きさもあるし・・・」

誰を呼んでも次々に無理だと言われる王さまは、月が手に入らないと
レノア姫の病気が治らないと悲しがり、こんどは道化師を呼びます。
そしてリュートを引いて悲しい曲を聞かせてくれるように頼みます。
道化師はリュートをつま弾きながら、お月さまのことはお姫さま自身に
聞くのがよいと答えます。
事態は急展開します・・・

子どもを気遣う王さまと、それを取り巻くかしこい家来たちをウイットに
満ちたやりとりで描きます。
そしてそこに、人の気持ちや子どもの世界を理解する道化師が
登場して事態を解決に導く・・・
わがままなお姫さまに見えたレノアは、素直な心と感性で
ジタバタする大人を笑い、あどけないようで賢い姿を見せます。
現代アメリカ一流の風刺作家らしい作品で、子どもの気持ちを
子どもに直接聞かないで行動する大人の世界を、やさしく指摘して
いるのです。


(お月さんがテーマの本 -その5-)
★(福音館書店)縦長のこのスタイルだからこそ表現できる、お月さまと地上の関係を楽しく描きます。
子どもが思い描く想像の世界がそのまま描かれて、ゆかいで楽しく、しかも美しい名作です。

「つきのぼうや」



イブ・スパング・オルセン 作・絵
やまのうち きよこ 訳


福音館書店
(1000+税=1050円)
お月さまの本・・・と言ったら、まずこれをあげる人が多いでしょう。
細長い縦長のサイズで、空高くかかるお月さまと地上の世界を
描くには、このスタイルしかないと思った作者の意気込みが
感じられます。

見開きには空高く輝くお月さま。
湖水には月が映り、そこに舟がシルエットのように浮かび
上がっています。
子どもがそれを見ています。
自転車を引いた少女が、美しい月を見上げています。
ネコだってうっとり見上げ、月明かりがそれぞれの影を
きれいに落としています・・・

そんな静かで美しい情景の中、お月さま自身は湖面の中の
お月さまが気になって仕方なく、月の坊やにこう頼みます。
「ちょいとひとっ走り、下へ降りていって、あの月を連れてきて
くれないか。友だちになりたいのだ・・・」

月の坊やが降りていく途中、うっかり星をけ飛ばしました。
するとそれは流れ星になりました。
ふわふわな雲に乗って休もうとすると、すとんと突き抜けて
びしょびしょになりました。
渡り鳥の群れの中に入りました。
飛行機にも出会いました。
飛んでいるたんぽぽのタネにも出会いました・・・
こうして地上に降りて、ついにステキなものを見つけたのです!

空を見つめる子どもたちの想像の世界が、ゆかいに美しく
展開されていきます。
そしてこの縦長のスタイルだからこそ、空と地上の距離感や
その間で遊ぶゆったりした時間が感じられるのです。
誰でもが大好きになる名作です。


(お月さんがテーマの本 -その4-)
★(評論社)先住民族の民話を再話したお話です。
神秘的で、不思議で、読みごたえのあるファンタジーの世界は、読む者を圧倒し、とりこしてしまいます。

「おこった月」



ウィリアム・スリーター 再話
ブレア・レント 絵
はるみ こうへい 訳


童話館出版
(1500+税=1575円)
これは北アメリカ大陸の、さらに北の方に住む先住民族のお話しを
再話したものです。

夏の草原を歩いている男の子と女の子・・・
月は輝き、その光は二人を包み込んでいます。
女の子は言います。
「見てよ、あの月。顔じゅう、あばただらけ。なんてみっともない」
男の子は「しつ!月のことをそんな風に言ってはいけない」と
たしなめます。
しかし、まわりは突然の底知れぬ真っ暗なやみになります。
不思議な虹が現れ、燃え立つような光が女の子を取り巻き、
虹が消えたときには女の子はもういませんでした。

男の子は女の子の名を呼び、泣き崩れます。
ふと空を見るとお月さまの横に大きな星がまたたいています。
男の子は弓に矢をつがえ、その星に向かって放ちます。
その星は消えましたが、矢は戻って落ちてきません。
矢筒にある矢を次々に放ちます。
いつの間にか矢が鎖のような連なりとなって地面に伸びてきました。

最後の矢を放ったとき、夜は明け、太陽の光が矢の鎖を照らすと、
それは空に掛かるはしごに変わっていきました。
ぼう然とする男の子、ハッと気が付いてそのはしごを登ります。
風が吹き、雨が濡らし、はしごに手と足を絡ませて夜を眠ります・・・

恐ろしい冒険が待っていますが、不思議なことが次々に起きて、
事態を切り抜けていきます。
それぞれの場面がファンタジックで美しく、我々の想像を超えた
伝説の世界が展開され、圧倒されます。
神秘的で、不思議で、読みごたえのあるファンタジーの世界・・・
その絵もストーリ展開も、とりこになってしまう美しさです。


(お月さんがテーマの本 -その3-)
★(評論社)トミー・ウンゲラーの世界的に有名な名作です。
そのファンタジックな世界は、お月さまが持っている不思議さにピッタリでとても楽しい作品です。

「月おとこ」



トミー・ウンゲラー
たむらりゅういち・あそうくみ 訳


評論社
(1500+税=1575円)
「ゼラルダと人食い鬼」などで有名なトミー・ウンゲラーの作品で、
彼の得意とする民話風・昔話風の語り口で、不思議でゆかいな
ファンタジーの世界が展開されます。

青白いお月さんをよく見ると、ウサギがいるようにも見えますが、
実は「月おとこ」の姿が見えます。
月おとこは、毎晩地球で踊っている人々の姿を見て、うらやましくて
なりません。

ある夜、お月さまのそばを流れ星がビューン・・・月おとこはサッと
流れ星のしっぽに捕まって、地球の森の中へドスン。
大きな音に驚いて、地球を守るため兵隊さんが出動し、火を消す
ために消防士さんも駆けつけます。
見物人もたくさんやって来ますから、アイスクリーム屋さんだって
現場に急ぎます。
そしてついに月おとこは逮捕され、牢屋へ・・・

がっくりした月おとこが牢屋の椅子に座っていると・・・
あれれ、いつのまにか身体の左半分が消えています。
そうです、お月さまが欠け始めたのです。
ファンタジーの不思議な世界へ、一気に入っていきます・・・

お月さまが満ち欠けすることをテーマにした数少ないお話しです。
トミー・ウンゲラーの作品は、そのファンタジックな不思議さとともに
美しい色彩の絵にも目を見張らされます。
そして全体が楽しさとユーモアに満ちていて、うれしくなるのです。


(お月さんがテーマの本 -その2-)
★(福音館書店)まんまるいお月さまを見ると、ミルクの入ったお皿のように見えます。
それを追いかけるこねこちゃん・・・無彩色の月夜の世界が楽しく描かれます。
今夜から、きっとお月さまを見てみたくなります。

「まんまるおつきさまを
おいかけて」



ケビン・ヘンクス 作・絵
小池 昌代 訳


福音館書店
(1300+税=1365円)
表紙にはまんまるいお皿のようなお月さま・・・
そのお月さまに照らされて、草花は広がり、
ねこちゃんが、手をなめて舌なめずり・・・
これがこのお話しのテーマなんです。

そして見開きには、夜空にぽっかり浮かぶお月さま。
こねこが、じーっとそれを見つめています。
いよいよおはなしの始まりです・・・

こねこはお月さんを見て、ミルクの入ったお皿があると
思います。
目をつぶって、舌でぺろりとなめてみました。
でも、飛び込んできたのは虫だけ・・・

こんどは追いかけてみます。
道を走り、庭を横切り、野原を駆け抜け・・・
それなのにどうしたことでしょう。
ミルクのお皿にぜんぜん近づけません。

そこでこんどは高い木に登って・・・
いろんな努力のその果てに・・・うれしいうれしい事が
待っていて、心やさしい子どもたちは大喜びするでしょう。

夜は無彩色の世界・・・墨で描いたような月夜の世界を、
可愛らしいこねこの表情で描いた楽しい作品です。


(お月さまがテーマの本 -その1-)
★(ほるぷ出版)モグラ・・???モグラを見たことがある幼い子どもはほとんどいないでしょう。
そんなモグラの生態を知る、楽しさとやさしさに満ちたお話しです。

「チビモグちゃんの
おつきさま」



ハイアウィン・オラム 文
スーザン・バーレイ 絵
角野 栄子 訳


ほるぷ出版
(1400+税=1470円)
みなさんはモグラを見たことがありますか?
どんな格好をしているか判りますか・・・?
そんなモグラたちが主人公の、めずらしいお話しです。

モグラは土の中にもぐって生活をしていますから、
いつも真っ暗で、目はよく見えません。
でもモグラのチビモグちゃんは、暗いところでも目が
よく見えるんです。

あるとき、暗い森の暗い川の中でチビモグちゃんは
お月さまを見つけました。
でも、チビモグちゃんがお月さまを捕まえようとしたら、
こなごなに壊れてしまいました。

その話しをするとパパもママも信じてくれません。
次の日にみんなで見に行くことになりました。
うわさを聞いて、森じゅうの動物たちが集まってきます。
でも夜が更けてきても、さっぱりお月さまは現れません。
みんな大騒ぎになります・・・

幼い子どもがウソをつくことはありません。
チビモグちゃんのママはそれを知っていて、心やさしい
対応をしてくれます。
ステキな結末が待っています・・・


★(ほるぷ出版)ジョン・バーニンガムのやわらかな線画が美しく、やさしさに満ちたお話しは幼い子の心を捕らえます。
どうぶつがたくさん出てくるだけで子どもたちは夢中になってしまいますが、
幼い子にとってうれしい対応をしてくれる大人がいることが、この本の大きな魅力になっています。

「ガンピーさんのふなあそび」


ジョン・バーニンガム 作
みつよし なつや 訳


ほるぷ出版
(1200+税=1260円)
ガンピーさんと子どもや動物たちの、なんともステキな
ある日の出来事です。

ガンピーさんは舟を一そう持っています。
川縁にガンピーさんの緑色の家が描かれ、ガンピーさんの
舟をこぎ始めた姿が登場して、いよいよ物語の始まりです。
ガンピーさんが舟を走らせていると子どもたちの声、
「いっしょに つれてって」
「けんかさえ しなければね」・・・

みんな楽しそうに舟に乗って森の中を進んで行く姿が
描かれて、自分も乗っている気分になり、実際にも
乗りたくなってきます。
そんなとき「あたしも のれるかしら?」と羊が言います。
「のれるとも。でも めえ めえ なくんじゃないよ」・・・

こうして次々に動物たちが乗り込んで大賑わいで川下り・・・
思わぬ事が起きてしまいます・・・

一つ一つの出来事に、ガンピーさんは心から優しく
対応していきます。
大騒ぎになっても、困ったことになっても、ガンピーさんは
リンとして動じないで、淡々としていてみんなホッとします。
そればかりか、なんともうれしい心遣いで、楽しく1日が
終わるのです。

ハラハラしたり、ビックリしたりする物語の展開でなく、
やさしさと楽しさがいっぱいのお話しこそ、幼い子どもたちの
心を惹きつけてしまうのです。


★(福音館書店)ピーターラビット」のシリーズの中で、子どもたちにこれほど好かれる作品はないでしょう・・・
絵本読み始めの幼い子にとって離しがたい魅力の、なんとも可愛らしい作品です。

「モペットちゃんのおはなし」


ビアトリクス・ポター 作・絵
いしいももこ 訳

福音館書店
(700+税=735円)
ピーターラビットのシリーズで、「こわいわるいうさぎのおはなし」
並んで、幼い子向けに描かれた可愛らしい作品です。

モペットちゃんはこねこの名前です。
ねずみの音がして、緊張してかまえる可愛いモペットちゃん・・・
ところがこのねずみは「こねこなんか怖くないや・・」とばかり
モペットちゃんをのぞいています。
モペットちゃんは、そのねずみに襲いかかります。
でもちょっと遅くて、ねずみには逃げられ、自分の頭を戸棚にぶつけて
しまいます・・・

そこでモペットちゃんは仕返しをしようと策を練るのですが・・・

なんとも可愛らしく無邪気な作品ですが、そこに描かれたネコや
ねずみの姿は写実的に描かれ、それでいてユーモラスな雰囲気が
伝わってくるのです。
動物画家としてのポターの妥協の無い表現と、愛情がストレートに
描かれ、誰にも愛されるシリーズとして魅力を放っています。


★(福音館書店)ピーターラビット」、この名前を聞いたことの無い人がいないほど有名な、ビアトリクス・ポターの作品です。
イギリスの湖水地方に展開する動物たちのお話しを、動物たちの生態をきちんと見つめながら描いた可愛らしい名作です。

「こわいわるいうさぎの
おはなし」



ビアトリクス・ポター 作・絵
いしいももこ 訳

福音館書店
(700+税=735円)
ピーターラビットの絵本はみんな大好きです。
出てくる動物たちもみんな可愛らしく、なんともほほえましい・・・
それでいてワクワクしてくるのです。

でもピーターラビットの編集者のお子さんがこう言ったそうです。
「ピーターラビットはいい子すぎるから、こんどはほんとうに悪い
うさぎの話が読みたい・・・」
こうしてこのお話しが作られました。

おとなしい、いいうさぎはお母さんからニンジンをもらい
おいしそうに食べています。
それを見ていた悪いうさぎは、自分も欲しくなってしまいます。
でも悪いうさぎは「ください」などとは言いません。
いきなり横取りしてしまうのです。
そこへ鉄砲を持った猟師が通りかかります・・・

単純で明快、わかりやすいお話が展開されます。
猟師が出てくるので、ひょっとしたらとドキドキしますが、
やさしい結末でホッとします。

ピーターラビットの絵本は24冊もありますが、やさしい本から
読みごたえのある絵本まで幅広いので、1巻から順に読む
というよりも、まずはこの本から読み進めるのが楽しいでしょう。
誕生日や入学祝い、クリスマスプレゼントに・・・お孫さんへの贈り物に・・・
「ピーターラビットの絵本 贈り物セット(全24巻)」
があります。 
誰もが大好きになるピーターラビットのお話し・・・
全24巻が美装ケースに収められた贈り物セットがあります。

そ〜っと開けてみると、ステキな絵本がいっぱい・・
子どもたちは抑えきれないワクワク感と
うれしさに満たされるでしょう。

イギリスの湖水地方を舞台に展開される動物たちの物語。
それはビアトリクス・ポターの、生き物に対する
ごまかしのない絵と、生きざまを描いた作品だからこそ、
可愛らしいだけの魅力を越え、全世界を惹きつけるのです。
「ピーターラビットの絵本 贈り物セット(全24巻)」 (福音館書店) 17000+税=17850円


★(福音館書店)有名な「3びきのくま」です。トルストイが幼い子どもたちのためにステキな作品を作ってくれました。

「3びきのくま」


トルストイ 再話
バスネツォフ 絵
おがさわら とよき 訳


福音館書店
(800+税=840円)
その国の最高の作家と画家が、子どもたちのためにも
絵本をつくってあげる・・・外国ではそんな風潮があります。
これもそういう作品のひとつです。

ページを開くとなにやら深〜い森・・・
女の子が森で遊んでいる内に道に迷い、小さな家を見つけた
場面が描かれています。
その家は扉が開いていて、屋根の上のオンドリが女の子の
様子をじっと見ています。
いよいよなにが始まるか・・・ワクワクする物語の始まりです。

女の子が家の中に入ってみると、テーブルの上にスープの
入っている大きなおわんと中くらいのおわん、それに小さな
青いおわんが置いてあります。
女の子はそれぞれのスープを飲んでみましたが、一番
おいしかったのは小さなおわんのスープでした。

ちょうどこの頃、この家の3びきのくまはお散歩に行っていて
留守だったのです。
けむくじゃらのおとうさんぐまを先頭に、日傘をさして、花かごを
手に持って歩くおかあさんぐま、おかあさんのスカートのヒモに
つかまって歩く子どものクマ・・・みんな楽しそうです。

そんなことを知らない女の子は、家の中を探検し、ベッドの上で
寝てしまいます・・・。
さてどんなことが起きるでしょう・・・

ゆったりとしたお話のはこび、最後まで野性的な展開にも
かかわらず、ユーモラスに満ちたあたたかさ・・・
ロシアのおはなしの醍醐味が、幼い子向けの作品にも
現れていて、気持ちの良い作品です。


★(偕成社)正しい「おはし」の持ち方で、食べ物を挟んだり、切り分けたり、魚の骨を取ったり・・・とってもカッコイイですね。
一家に一冊置いておきたい必携の書です。幼稚園に行く前に、小学校に上がる前に、プレゼントにも喜ばれます。

おかあさんといっしょに
「はしのもちかた」



小永井道子 作・絵

偕成社
(1000+税=1050円)
最近は「おはし」をきちんと使える子が減っているようです。
ですから小学校の受験で、大豆を「おはし」でつかむことをさせる・・・
こんなところが増えているそうです。
その子どもの力量というより、親のしつけを見ているのでしょうか・・

これはそういう実利のためでなく、「おはし」をキチンとつかむ、キチンと
使える・・・そんな当たり前に大切なことを、子どもに身につけてもらう
ため、はしの「つかみかた」「はしづかい」を、大きな絵で判りやすく
説明した絵本です。

子どもがうまく使えないとき、親自身が間違えて覚えてしまったとき、
どうやって教えたらよいか・・・スプーンから初めて「おはし」に移行する
とき、どういう手ほどきをしたらよいか・・・
そういうときに、この本があると本当に助かります。
間違って覚える前に、初めがしっかりしていればとても楽です。

伝統的で、機能的で、見た目にも美しい「はし使い」・・・
食べ物を挟んだり、切り分けたり、魚の骨を取ったり・・・そんなことが
スムーズに出来る子どもを見ると、とてもさわやかで、美しく見えます。
それが、とってもカッコイイのだと思います。


★(フレーベル館)子どもたちの大好きな「おやすみなさい おつきさま」のワイズ・ブラウンが
ステキな詩の絵本を作ってくれました。

ワイズブラウンの
「詩の絵本」

マーガレット・ワイズ・ブラウン 詩
レナード・ワイスガード 絵
木坂 涼 訳

フレーベル館
(1600+税=1680円)
ある いえに たまねぎ いっこ ありました
おりょうり おばさん すぱっと きると
なんと おいおい なきだした
おいおい めそめそ めそめそ おいおい

おどろいたのは おかみさん
なぐさめようと とんできた
ところが みるみる おかみさん
ぽろぽろ めそめそ ぽろぽろ しくしく・・・

これは「たまねぎのうた」の一節です。
さらに、旦那さんも坊やも何事かと駆けつけます。
いったいどうなったことでしょう・・・
この詩に付けられたワイスガードの、ユーモア
あふれる絵も、子どもたちは大喜びです。

ワイズブラウンと言えば
「おやすみなさい おつきさま」で詩のように美しい
お話しの流れを感じた人も多いでしょう。
この詩の本は、虫たちの気持ち、鳥たちの気持ち、
魚たちの気持ちを、ハッと気づかせてくれる
なんともステキな子どもたちへの詩集です。
ものがたりだけでなく、子どもたちに「詩」の世界を
積極的に紹介することは、やさしく繊細な感性を
伸ばし、想像する・考える力を与えてくれるでしょう。


★(評論社)幼い子どもたちの大好きな「おやすみなさい おつきさま」・・・同じ作者が同じコンビで描いた作品があります。

「MY WORLD」

By Margaret Wise Brown
Pictures by Clement Hurd


絵本の家
(3190+税=3350円)
ワイズブラウンとクレメントハードの最高のコンビで
描かれた「おやすみなさい おつきさま」の続編とも
いえる作品です。
英語版には a companion to GOODNIGHT MOON と
副題が書かれているほどです。

ママのイスがあります。
ぼくにもイスがあります。
低いイスだけれどもぼくのイスです。

ぼくの歯ブラシのとなりに、パパの歯ブラシが並んでいます。
ぼくにもおもちゃの車があります。
パパの車のように早く走れるといいなあ・・・と願っています。

いろんなぼくのものがあるけれど、お月さまはぼくのもの
でなく、パパのものでもなく、月おとこのものなんです。

こうして小さかったり、遅かったりするけれど、ちゃんとぼくの
ものがあり、家庭の中で愛され尊重されている姿が描かれて
いきます。

そして最後に、やがて飛び立っていく姿が象徴的に描かれ、
心に残ります。

ただ邦訳版は、ワイズブラウンの詩のように流れる簡潔な
テキストを生かせず、未熟な翻訳なのが残念です。
「おやすみなさい おつきさま」を訳した児童書界の大御所
瀬田貞二さんの素晴らしさにおおいに学び、訳者の
これからの前進に期待したいと思います。
「ぼくのせかいを
ひとまわり」

マーガレット・ワイズ・ブラウン 作
クレメント・ハード 絵
おがわ ひとみ 訳


評論社
(1000+税=1050円)
「おやすみなさい
おつきさま」

マーガレット・ワイズ・ブラウン 作
クレメント・ハード 絵
せた ていじ 訳

評論社
(1000+税=1050円)
ワイズブラウンと言えば
「おやすみなさい おつきさま」・・まさに代表作です。

昼間、精一杯遊んだ子どもたちが、ベッドに入り、
自分の身の回りにあるものに「おやすみなさい」を
順に告げていきます。
ワイズブラウンの詩にいざなわれるように、クレメント・
ハードが、実にストーリ性のある絵を表現していて、
何回も読むうちに、子どもたちはそれに気がついて
いくのも、この絵本の魅力です。

雅子さまが読まれた本として一躍有名になりましたが、
寝る前に読む本として、この短い作品が限りない豊かさを
子どもたちに与え、気持ちよく眠りにつく最高の魔法薬と
なりました。

これに惹かれて、その絵本ポスターを部屋に飾る方が多く、
とても人気です。(絵本ポスターのページへ
「ぼく にげちゃうよ」

マーガレット・ワイズ・ブラウン 作
クレメント・ハード 絵
いわた みみ 訳

ほるぷ出版
(951+税=999円)
マーガレット・ワイズ・ブラウンとクレメント・ハードのコンビの
作品の中でも、とりわけ楽しい人気の絵本です。

外へ飛び出したくてしかたないこうさぎ・・・
「ぼく、にげちゃうよ」と母さんに言います。
「母さんが追いかけてきたら、ぼくは小川の魚になって
泳いでいっちゃうよ」
そこで母さんは「おまえが小川の魚になるのなら、お母さんは
漁師になっておまえを釣り上げますよ」と答えます。

こうさぎは今度は「ぼくは小鳥になって逃げていくよ」と
言います。
「おまえが小鳥になって逃げていくのなら、母さんは木になって、
おまえが止まりに帰ってくるのを待っていますよ」
と答えるのです。

こうさぎと母さんの楽しい掛け合いが続きます。
親と子の信頼に満ちた言葉のやりとりが、ステキな結論へと
導かれていきます。
読み返すたびに、うれしくなる作品です。
ワイズブラウンとクレメントハードの最高のコンビでつづる「おやすみなさい おつきさま」「ぼくのせかいをひとまわり」
「ぼくにげちゃうよ」
3冊セットは、絵本読み始めの子どもたちへのプレゼントとしてとても人気です。(こちらへ


ドイツからやってきた「ものがたりさがし絵本」の、「ミニ版4冊セット」が登場です!
−ものがたりさがし絵本
ミニ版4冊セット−


「さがしてあそぼう
冬ものがたり
春ものがたり
夏ものがたり
秋ものがたり」

ロートラウト・スザンネ
・ベルナー 作

ひのくま出版
(\3200+税=3360円)

昨年(2006年)、この「ものがたりさがし絵本」の大型サイズが
出たときは、大変な人気を呼びました。
絵の中に、いくつものものがたりを見つける楽しさは、
見るたびに新しい発見があって、
子どもの心をワクワクさせました。

そして今、この楽しさを手軽に、外出先や、レストランや
結婚式、電車の中などの待ち時間でも楽しめるよう、
ミニサイズになってうれしい登場です。
−ものがたりさがし絵本−

「さがしてあそぼう
春ものがたり」

ロートラウト・スザンネ
・ベルナー 作

一つ一つは13cm*17cm・・
持ちやすいサイズで
しかも十分絵を楽しめる
大きさなのです。
ちょっと中をのぞいてみましょう・・・

郊外ののんびりとした動物たちの様子が描かれています。
いよいよものがたりの始まりです・・・

街に出るとにぎやかなざわめきが・・・小さな事件、
大きな事件が始まっています・・・
コウノトリはどこへ行くのでしょう、バスに乗り遅れて走って追いかける人がいます、道ばたに落ちているお財布の行方は・・・
ページをめくるたびに、たくさんのドラマが楽しく展開し、絵を探す楽しみ、見つける喜び、ストーリを感じるうれしさで夢中に
なってしまいます。

かっこいいお兄ちゃんが
散歩していると・・・

ボール蹴りをしている子どもに
出会い、一緒に走ります・・

突然、ワンちゃんが加わって
走る、走るっ!

あっ、ボールがお店のガラスに
ぶつかって怒られ・・(続く)
このボール蹴りのお話しは、やがて素敵な結末を迎え、見るものをホッとした気分にさせてくれます。
こんな風に小さなドラマ、大きな事件が沢山ちりばめられ、ページを開くたびにあたらしい発見があってうれしくなります。
大人がさがし迷っているうちに、子どもは素早く見つけ得意になり、やがてお話しを自分で作って説明してくれたり、
部屋の隅っこで、自分で作ったお話しの世界に一人で見入って、トリコになってしまうでしょう。
大型サイズの説明は・・・・「冬ものがたり」「春ものがたり」こちらへ「夏ものがたり」「秋ものがたり」こちらへ


★(エクスプランテ)人気の「紋切り型」に、初めての人でも判りやすく解説した本と、折り紙や型紙などの材料を揃え、
贈り物にもステキなパッケージにして、新作が登場です。

「いろはに もんきりあそび」

下中 菜穂 著
(エクスプランテ)
(\1500+税=1575円)

折りたたんだ和紙を、型紙通りに切って、そっと開く・・・
江戸時代に楽しまれた「紋切り遊び」が
ここによみがえりました。
和紙と型紙が付いて
すぐに楽しむことが出来ます。
(本と10色50枚の和紙折り紙、35種の型紙が付いています)
*写真はすべて「いろはに もんきりあそび」より抜粋です
街を歩くと
ちょうちんやハッピ姿に描かれた
ステキな文様に出会います。

そんな文様は「家紋」にもなり、
江戸時代には
その型紙が「紋切り型」になり、
紋切り遊びが楽しまれました。

和紙を折って、型紙通りに切って
そっと広げると・・・

いまにもパタパタと飛んでいきそうな
コウモリが出来ました。
ワアーッと子どもの歓声が上がります。
春には桜の花が咲き
夏には飛び交うツバメや緑のササ・・・
秋はお月見・・・
そして冬には雪が舞う・・・
人々は自然の姿、自然の力、自然の恵みに力を得て
文様にもしてきました。
季節ごとに美しい紋切りの型が、
江戸時代のいわれを含め解説されています。
美しさと楽しさがバツグンの「紋切り型を」をどうぞお楽しみください。
小さな子にとって、ハサミで紙を切るのは楽しく、手や指の機能を大きく発達させます。
そして器用になるということはとてもステキなことで、その後の発達に大きな広がりをうながすでしょう。
「紋切り型」の楽しい解説や、他の作品の紹介は・・・「紋切り型」のページへ


子どもに「詩」なんて・・・まだ早い?
美しいことばの響き・・・ことばのおもしろさ・・・心に響くことば・・・ことばのおかしさ・・・
楽しいお話しとともに、美しいことばの世界をひろげ夢をはぐくむ
「詩」を、子どもの心に届けませんか!

クマのプーさんの息づかいが聞こえてくる・・・やさしく楽しい詩の絵本が子どもの心をとらえます
ミルンとシェパードの「プーさん」コンビは、子どものための詩集も書きました。
子どもの遊びや自然の中での姿とともに、物語性の高いたのしい詩も多く含まれ、
どの詩を読んでもその中にユーモアがあふれ、人間らしさがあふれています。
そしてこの原詩の持つひびきの美しさを感じてもらいたい、声を出して読んでもらいたいと
小田島夫妻が協力して、ステキな訳で登場しました。
「クリストファー・ロビンのうた」

A・A・ミルン
E・H・シェパード 絵
小田島雄志 小田島若子 訳

晶文社
(1400+税=1470円)
どうしても どうしてもぼく きらいだった
「きをつけなさい」っていわれるの
どうしても どうしてもぼく いやだった
「手をつなぎなさい」っていわれるの
どうしても どうしてもぼく はらがたった
「木にのぼってはだめ」っていわれるの
いってもだめなのに おとなたちはわからない・・・

ミルンは息子のクリストファーが3才になる頃、
子どものための詩を書き始め、それをまとめたのが
この本です。(「クマのプーさん」を生み出す前でした)
子どもの想像力の豊かさを実によくとらえたこの詩集は、
英語の美しい響きを、日本語で声を出して読みたく
なるような調子を出すように、小田島夫妻が協力して
翻訳したものです。
「クマのプーさんとぼく」

A・A・ミルン
E・H・シェパード 絵
小田島雄志 小田島若子 訳

晶文社
(1400+税=1470円)
りっぱな騎士になるときはいつも
ぼくはきっちりよろいをつけて
騎士にふさわしい仕事をさがす
たとえば竜のすみかをしゅうげきし
つかまっていた人たちをすくいだし
竜をあいてにたたかったりする
たたかいがはじまるとぼくは
竜が勝ってもいいとおもう
ぼくが負けてもいいとおもう
だってあいては竜だもの・・・

ミルンたちが「クマのプーさん」を発表した翌年、
子どもたちへのステキなプレゼントとなった、詩の絵本。
イギリスではこの詩を聞くと、子どもたちの身体が
しぜんに踊り出すといわれています。


★(偕成社)日本の歴史と文化を伝える、子ども向けの滅多にないステキな絵本に出会いました。

源平絵巻物語 第1巻
「牛若丸」


赤羽末吉 絵
今西祐行 文

偕成社
(2718+税=2854円)
牛若丸・・・日本の歴史上で、これほど誰からも好かれた
人物は少ないでしょう。

今は去ること800年ほど前、平家との戦いで敗れた源氏は
京の都から逃れます。
お母さんの常磐(ときわ)に連れられて、雪の中を奈良へ
向かったとき、牛若はまだ乳飲み子・・・
しかし清盛は「源氏皆殺し」を狙います。
泣く泣く母の常磐(ときわ)は、自分の夫義朝を殺した清盛に
仕え、牛若は鞍馬寺へ・・・そこで天狗に出会います・・・

このお話しを、作者は古典をていねいに調べ、今考えられる
限りの英知で、自然なもっとも美しい形で表現しました。
もちろん牛若ゆかりの地を実際に歩き、その風土を確かめ
ながら、国際アンデルセン賞の画家賞を得た赤羽末吉が、
なんとも情緒あふれる絵を描いています。

日本の歴史と文化を伝える、子ども向けの滅多にない
ステキな絵本に出会いました。
このお話しに続く形で、主人公を変え10巻が出ています。



アンデルセン作品に色濃く反映された彼の生涯・・・
それぞれの作品のおもしろさがグンと高まるステキな伝記が出ています。
「アンデルセン」
-夢をさがしあてた詩人-

ルーマー・ゴッデン 著
山崎時彦
・中川昭栄 共訳


(偕成社)

(\2427+税=2548円)
アンデルセンの伝記といえば、世界中でルーマー・ゴッデンの
この作品が読まれています。
ゴッデン自身も人の気持ちを情感深く表現する作家として知られ
「クリスマス人形の願い」こちらへ「バレエダンサー」こちらへ)に
魅了された方も多いでしょう。

アンデルセンは俳優を目指し、詩人・劇作家・小説家として自立しようと
努力をしますが、挫折のくり返しも大変なモノで、恋にも破れ続けます。
ゴッデンはアンデルセンの気持ちに添いながらも、ただほめたたえるだけの
ヒーロー伝記を避けています。
人に認められないときでも「彼の才能は理解されなかった」と書かず、
彼女に振られたときも「彼の素晴らしさを見落としていた」と表現せず、
デンマーク語を正しく書けず、礼儀を忘れ、独りよがりで、人の気持ちを
まったく理解出来なかった・・・と率直で批判的な視点も忘れず、それが
アンデルセンの生涯や生き方を理解する上での、絶妙な描き方になって
います。
そして豊富な写真と絵、童話や手紙の引用が素晴らしく、彼の生きた
デンマークそのものへの愛情も激しく伝わってきます。
「アンデルセン自伝」
-わが生涯の物語-

大畑 末吉 訳


(岩波文庫)

(\800+税=840円)
私の生涯は波乱に富んだ幸福な一生であった。
それはさながら一編の美しいメルヘンである・・・

この自伝はこんな風に始まります。

メルヘン作家アンデルセンは、自叙伝さえも
自分を主人公とする一編の物語のように描きました。
まさにその通り、アンデルセンは自分の生い立ちを、
恋人とのはかない別れを、率直に、実に興味深く、語っています。
長い間手に入らなかった本の重版です。
アンデルセンの作品に酔いしれませんか・・・アンデルセン特集のページはこちらへ


★(エクスナレッジ)ステキな絵本と児童書の選択、それにちょっとした働きかけが子どもの力を
大きく伸ばしてくれる・・・豊富な実践に基づく具体例で、私たちに力を与えてくれます。
「星の子・子どもの本の講座」でお話しをされた吉田真澄さんが執筆されています。

「子どもの才能は
国語で伸びる」
五感を使って読書と作文

国語専科教室
工藤順一

エクスナレッジ
(1500+税=1575円)
こうすれば勉強が出来るようになる・・・
そんなノウハウの本を「星の子」は紹介したくありません。
すぐれた絵本や児童書の紹介を通して、幼少期とそれに続く大人への
第一歩となる時期に、自分の周りにいる人々を愛するステキな感性と、
膨らむ夢と将来への希望をはぐくんで欲しいと願っています。

この本は、読み聞かせのやり方よりもなによりも、すぐれた本の選び方が
大切であるかを、豊富な事例をあげて説明しています。
そして筆者の主宰する国語専科教室の手法をていねいに紹介して、
結果的に子どもの才能が引き出される過程を明らかにしていきます。
絵本や児童書を与えつつも「これでよいのだろうか?」と疑問を感じたとき
この本は大きな力と自信を与えてくれます。
そしてもう一歩の工夫も教えてくれるでしょう。

執筆陣の第1章は「星の子・子どもの本の講座」でお話しをいただいた
吉田真澄さんです。
星の子での講演録「楽しみの質をみきわめた読書」こちらへ)とともに
お楽しみください。


★2003/5月に出たばかりですぐ品切れになりましたが、再び手に取れるようになった話題の本です。

「人間になれない子どもたち」
現代子育ての落し穴

清川輝基


(えい出版社)
(\1500+税)
筆者はNHKの「新日本紀行」「ニュースセンター9時」を担当した
元ディレクタ。
そして現在は「子ども白書」「子ども劇場全国センター」にかかわる。

今、子どもたちの背筋力調査は行われていない・・
それをやると腰を痛める子どもが続出するからである。
子どもの身体がむしばまれている・・・

少年少女の事件が続発する・・
そのたびに「家庭の責任」「親の責任」が追求される。
ますます密着する親子関係が、親の規制や親の顔色を見る
「外からのブレーキ」を子どもたちに加える・・
しかし子どもたちが自分で考える「内からのブレーキ」は
育たない・・子どもの心がむしばまれていく。

本書は科学的分析を基礎に、具体的にどうすればよいかを
解き明かしていきます。


本の情報-4-(良い絵本・児童書を選ぶために・・・)


良い本・すぐれた本を探し出すのは、大変ですね・・・
そんなとき、参考にして欲しいことをご紹介します。
「星の子・ぜひ読んでいただきたい子どもの本」
そのお子さんの発達に見合った本を、どうやって与えたらいいでしょう・・・
絵本や児童書は、年令によって決まるというより、その子の絵本経験によって
大きく異なります。
「もう3才だから・・・」などと出版社の決めた推奨年令の本を、無理矢理与えると
子どもはイヤになってしまいます。
ですから年令別コースは弊害が多いと考えています。

そんなとき、その子それぞれの発達段階にあわせた本を選べるように、
「絵本の店・星の子」が選りすぐった「コース別・子どもの本」があります。
世界中の子どもたちから、長い間親しまれてきた、まさに試されずみの
すぐれた本ばかりです。
「絵本コース」「ものがたりコース」・・・どれも夢あふれる7コース。
どうぞお楽しみください。
「星の子・ぜひ読んでいただきたい子どもの本」のページへ)
「星の子・子どもの本の講座」
「絵本の店・星の子」では、時に応じて「子どもの本の講座」を開いてきました。
その時の講師の先生方が語った、ステキな本の紹介パンフレットがあります。
この欄で紹介の冊子をぜひお読みください。
「季刊・子どもと本」
山本まつよ さん、青木祥子 さんらを中心とする絵本・児童書研究家、
「子ども文庫の会」が「子どもにとってすぐれた本とはなにか」を
歯に衣着せぬ論評で、すべて具体例で紹介をしていきます。
「星の子」ではバックナンバーのすべてを揃えています。
「絵本の店・星の子 ホームページ・注目の本」
「絵本の店・星の子」では、毎年たくさん出る絵本・児童書の中から、その内容を精査し、すぐれた作品を
選び出して、ホームページでていねいな説明を加え、紹介を続けています(数日ごとに更新しています)。
どうぞこの中からお選びください。また「クリスマス関連」「入学」などテーマ別にも紹介をしています。
(トップページ -本の情報 1 -欄へ) (今までの「注目の本」のページへ) (「注目の本・一覧」のページへ


★(子ども文庫の会)季刊「子どもと本」129号が出ました!この機会に定期購読をオススメします。

季刊
「子どもと本」

129号

子ども文庫の会

(\590+税=620円)
山本まつよ さん、青木祥子 さんらを
中心とする絵本・児童書研究家、子ども文庫の会が
「子どもにとってすぐれた本とはなにか」を
歯に衣着せぬ論評で、すべて具体例で紹介をしていきます。

子どもの本に対する見方を知り、視野を広げ、
また研究をしたい方にも、道しるべとなる冊子です。

第1号から毎号載せられている「子どもの好きな本のリスト」は
その素晴らしい解説で、子どもに読ませたい本の重要な指針
として、またどんな絵本・児童書を与えたらよいか迷う親たちの
大切なリストとして、幅広く愛されつづけています。

「星の子」ではバックナンバーのすべてを揃えています。
定期購読もぜひオススメします。(季刊・年4回)
また1号からお読みになりたい方のために、
毎月1〜3冊(何冊でもご指定ください)定期的にお送りします。
バックナンバーをお読みになりながら、新号が出たときに
それを付け加えてお送りすることも出来ます。
季刊「子どもと本」では、子どもたちにぜひ読んでいただきたい基本的な本を「子どもの好きな本のリスト」
として、年令を追って1号から順に解説・紹介をしています。39号で基本リストは終わりますが、その後に出た
新しい本を含めて「リストに加えたい絵本と本」を紹介し続けています。
(そのため「星の子」では、ご要望に応え1号から数冊ずつ毎月定期配本をさせていただいています。)
「絵本の店・星の子」では、季刊「子どもと本」をテキストにした「子どもと本・勉強会」を毎月開催し、
実際に絵本や児童書を読み、楽しみながら深めあう会を開いています。あなたもぜひどうぞ!(こちらへ


子どもが小学生になった・・絵本からは離れた・・でも物語りは読まない・・こんな声を聞きます。
そんなとき「昔話」は物語りの本への良い橋渡しをしてくれます。(昔話のページへ

「昔話絵本を考える」

東京子ども図書館
松岡享子 著

(日本エディタースクール
出版部)
(1400円+税)
こわーい話を聞かせて!子どもはよく言います。
そんなとき「昔話」は魅力的です。

そして「昔話絵本」が欲しいとよくいわれます。
でも良い昔話絵本はそんなに多くはありません。
「絵本の店・星の子」の「昔話のページ」でも絵本よりも
「お話し」の本が中心です。
本書はどうして昔話が大切かということはもとより、
昔話を安易に絵本化することで、「昔話の本質」が
ないがしろになる危険を具体的に示しています。

最近になってグリム童話の「7わのカラス」が復刊されました。
とりわけこれを事例として解説されている本書は
あらためて判りやすくなりました。
「昔話の本質」
むかしむかしあるところに

マックス・リューティ 著
野村ひろし 訳

(ちくま学芸文庫)
(950円+税)
*品切れ・版元重版未定
昔話の特質を解説した、わかりやすい一級の書。

上記「昔話絵本を考える」は、
この本を根底において事例を浮き彫りにしています。

むかしむかしあるところに、おじいさんと・・・
昔話って、世界でも日本でもどうしてこんな表現なの?
どうしてこういう話しの展開なの?
世界中の子どもたちを魅惑する昔話・・
昔話を民俗学の立場から迫った柳田国男とは別の視点で、
文学の立場から迫ります。(現在 品切れ・再販未定)
「昔話のページ」をどうぞごらんください(こちらへ)。

★(東京子ども図書館)石井桃子さんが始めた「かつら文庫」は、2008年に100才で他界された後も続いています。
その活動を振り返るこの冊子は、「文庫活動」のみならず、子どもにすぐれた本を手渡したい親にとっても、たくさんの教訓に満ちています。

「かつら文庫の50年」
-石井桃子さんがはじめた
小さな子ども図書室-



財団法人 東京子ども図書館


(952+税=1000円)
石井桃子さん・・・
日本の児童文学の草分け的存在であり、作家として、翻訳家として
膨大な作品を子どもたちに提供し、この人無くして現在の児童書・絵本の
世界を語ることが出来ません。
「プー横丁にたった家」「くまのプーさん」「海のおばけオーリー」「百まいのきもの」
「ムギと王さま」「ひゃくまんびきのねこ」「おやすみなさいのほん」「せいめいのれきし」
「ちいさいおうち」「ピーターラビット」シリーズ「サリーのこけももつみ」「ビロードうさぎ」
「野うさぎのフルー」「エリナー・ファージョン作品集」・・・
数えればきりがありません。
「絵本の店・星の子」でも、そのすべてが人気作品です。

その石井桃子さんは、自分の家を開放し「かつら文庫」を開きました。
子どもたちを招き入れ、自由に本を読んでもらい、なにも規制しない空間は
本の素晴らしさを、本の魅力を知る素晴らしい場所になり、その後活躍する著名な
人々を育てました。
そしてそれは「東京子ども図書館」へと発展していきます。

この文庫活動に影響を受け、励まされた方は数多く、今「家庭文庫」は全国に
3000を越えるほどにまでなっています。
その文庫活動を知りたいと「かつら文庫」の50年を記念して、様々な行事が開かれ
たくさんの写真とともにまとめられたのが、この本です。

「東京子ども図書館」現理事長の松岡享子さんは語ります。
「かつら文庫」の活動の中で浮かび上がったのは3つ、子どもが安心して、
自由でいられる楽しい空間、ある基準で選ばれたすぐれた蔵書、そして子どもと
本の仲立ちをする大人(おねえさん・おばさん)の存在だといいます。
貴重な経験と教訓が次々と語られ、それぞれの家庭での本の与え方にも
大きな指針が与えられます。
とても貴重な、実践的な内容で、大いに参考になるでしょう。

★「星の子・子どもの本講座」での吉田真澄さん講座
「楽しみの質をみきわめた読書」
の講演記録

(C) masumi yoshida
この講演で吉田真澄さんは絵本や児童書を選ぶ・楽しむことの基本に
”楽しみの質”という視点で多くの事例をあげながら語りかけています。

「国語専科教室」で子どもたちに接しながら、実際の反応に裏付けられた
吉田さんのお話しは、私たちの本選びに大きな示唆を与えてくれます。
講演内容や質疑応答はもちろん、紹介された本52冊の書誌情報が載せられ、
日頃の本選びの参考に、また、読みきかせ活動や、読書グループなどの
勉強会テキストにもピッタリです。

そしてこの冊子はリサイクル用紙に大豆インクで印刷されています。
300円+税=315円
新制度メール便で
送料80円
この冊子は講座の参加者”林さかな”さんがまとめてくださったものです。
そのご苦労に心から感謝します。


(向井惇子講演記録)「星の子・子どもの本の講座」第5回の講師・向井惇子さんが、ある企画講座で
おこなったていねいな記録・・・絵本選びに大切な視点を与えてくれます。

「心を育てる絵本選び」

向井惇子講演記録

採録・東山絵本勉強会

(400+税=420円)

*品切れになりました
これはある企画講座「子育てに絵本を - 豊かな心を育むために」での
向井惇子さんの講演を、絵本の勉強会グループが採録し小冊子に
まとめたものです。

いくつもの本を読みながら、事例をあげながら、時には別の本と「くらべ読み」
しながら、それぞれの特徴を明らかにしていきます。
そして向井惇子さんの確かな目は、その本のすぐれた点を引き出し、
私たちが絵本を選ぶ際に大切にしたい視点を、具体的にあぶり出して
いきます。

講演での質疑応答も逐一採録され、その一つ一つの答えが
中身をさらに深めてくれます。

「絵本の店・星の子」での講演を機会に、この冊子を紹介しました。
読み聞かせやおはなしかいグループでの勉強会にも最適です。

*星の子で開かれたセミナーリポート児童文学研究者・鈴木宏枝さんの「子どもの本の講座」第2弾をぜひどうぞ!
「絵本の店・星の子」
子どもの本講座No3 講演録


「子どもの本、その先へ」

鈴木 宏枝 著
田中 美穂 表紙

(400+税=420円)
2002/9/28 「星の子」で開かれた
鈴木宏枝さんセミナー・・

「絵本」の好きなお母さん方が、
やがて向き合う「物語り」の世界・・
そのすばらしい魅力を、
児童文学の研究家・鈴木宏枝さんが
英米語圏から北欧の子どもの文学まで
みずみずしい切り口で語ります。
また参加者の生々しい質疑応答も
ていねいに再現されて理解を深めます。

この1年前、Book Galleryトムの庭
での講演録「子どもの本の豊かな泉」
も併せてごらん下さい。
「子どもの本の豊かな泉」
(400+税=420円)
*品切れになりました


2003/9/21(星の子・子どもの本の講座No4)「楽しみの質をみきわめた本選び」で、講師吉田真澄さんが
実物を紹介された本は次の通りです。どうぞ本選びの参考にされてください。(詳しくはこちらへ)

ラン パン パン(インド民話) シナの五にんきょうだい(ビショップ)
へびのクリクター(トミー・ウンゲラー) ブラックサンボくん(ヘレン・バナマン)
あおい目のこねこ(マチーセン) がちょうのペチューニア(ロジャー・デュボアザン)
あくたれラルフ(ジャック・ガントス) ロバのシルベスターとまほうのこいし(ウイリアム・スタイグ)
ぞうのババール(ジャン・ド・ブリュノフ) おおきくなりすぎたくま(リンド・ワード)
神の道化師(トミー・デ・パオラ) ビロードうさぎ(マージェリー・ウイリアムズ)
赤い目のドラゴン(リンドグレーン) きかんぼのちいちゃいいもうと(ドロシー・エドワーズ)
ポリーとはらぺこおおかみ(キャサリン・ストー) やかましむらのこどもの日(リンドグレーン)
大どろぼうホッツェンプロッツ(プロイスラー) 日本昔話百選(稲田浩二・稲田和子)


★(童話館出版)松井るり子さんによるすぐれた絵本の紹介と、子どもの気持ちの世界へ入って
見ようという試みの楽しいエッセイが出ました。

「絵本をとおって
子どものなかへ」


松井 るり子

童話館出版
(1500+税=1575円)
子どもの気持ちを理解する上で、シュタイナー教育の概念を知る上で、
評判を呼んだ「七歳までは夢の中」の著者松井るり子さんの最新作。

家族で不承ぶしょう旅に出たときに見つめた子どもの姿・・・
そこで感じた子どもの世界と大人の世界の話しを皮切りに、
子育てを考え、しつけを考え、大人のあり方を考える・・
そんなエッセイの中に散りばめられた沢山の絵本の紹介・・・
そして多くのすぐれた絵本を知るだけでなく、絵本を通して、
子どもの世界を知り、子育てのあり方を深めます。

松井るり子さんが訳した「うまやのクリスマス」こちらへ)の翻訳裏話も
興味深く、読みやすい平易な文章と、きっぱりとした意見が魅力です。

「みんなで話そう、本のこと」
子どもの読書を変える新しい試み

エイダン・チェンバーズ
こだま ともこ 訳

(柏書房)
(\2200+税)
自分が読んだ「本」について話すこと・・・
ともに語り合うこと・・
それはきっと読書そのものを変えていく!

「ねえねえ、あそこすっごくおもしろかったねえ」
「どうしてそんなふうにおもうんだろう?」
みんなが知っている本を事例に、
実際の子どもたちの会話を再現し、
本の新しい発見や読書そのものを豊かに変えていく
ブックトークの素晴らしさ・・

子どもの読書に関わるみんなに読んで欲しい本です。

★(紀伊國屋書店)子どもたちにすぐれた本が与えられる過程を描いて、良い本とはなんなのかを解き明かしていく、
児童書フアンにとって必読の書と言えるでしょう。

「本・子ども・大人」


ポール・アザール
矢崎源九郎・横山正矢 共訳


紀伊國屋書店
(1456+税=1529円)
この本は、子どもの本に関心を持つ人々にとって、欧米では
必読の名著になっています。

最初に、世界の歴史の中で子どもの本がどのような経過を
たどって提供されてきたかが、興味深く語られます。
子どもたちは、現実と空想の世界をないまぜにして遊び、
その世界を広げるために、大人に「おはなし」を求めます。
でも大人はそんな子どもの心を無視して、しつけのための作品や
知識のための本、空想をばかばかしいこととして物語性の無い、
現実的な理性を貫いた作品が提供され続けてきたのです。

子どもたちも、大人の支配に屈服していただけではありません。
デフォーはただただ金儲けのためにだけ「ロビンソンクルーソー」
を書きました。
話しは教訓話に満ちていました。
でも子どもたちは小うるさい教訓の部分など読み飛ばし、
ロビンソンの不思議な冒険話に夢中になったのです。
そして、くどくどしい、読んでいて不愉快になるお説教の部分を
省いて、サッパリとした作品に作り替えられてしまうのです・・・

ガリバーやドンキホーテのお話も、同じように子どものために
書かれたモノでないにもかかわらず、子どもたちがそれを捉えて
いきます。

そしてやがて、グリムやアンデルセンにいたる解放者たちが
やってくるのです・・・

著者のアザールは、たくさんの具体例を通じて、子どもたちが
可能性をいっぱい持っていて、それにふさわしい本を与えて
欲しいと訴え、そのための秘訣をこの本で教えてくれています。
絵本や児童書を愛する人々に、ぜひ読んで欲しい作品です。


★(日本エディタースクール出版部) わたしたちが悩む「すぐれた絵本・児童書とは?」という課題に真っ正面から取り組み、
たくさんの具体例で示唆を与える手引き書が出ました。

「行きて帰りし物語」

斎藤 次郎 著


日本エディタースク−ル出版部
(1900+税=1995円)
著者の斎藤次郎が、ファンタジーの原点ともいうべき
「ホビットの冒険」に出会ったところから、この話は始まる・・・
愛すべき主人公ビルボ・バギンズが冒険から帰り、旅の記録
を「行きて帰りし物語・あるホビットの冒険」という名前に
することにして、この魅惑的なファンタジーは終わる。
この最後の部分で強い印象受けた著者は、児童文学界の
大御所・瀬田貞治の「幼い子の文学」(星の子の常備本です)
で、さらに次のステップを踏んだ。
この「ホビットの冒険」について、「行きて帰りし」に構造上の
特徴があることを論じていたからである。
それから著者の「行きて帰りし物語」の解明を求める研究が
始まった・・・

まずは判りやすい「アンガスとあひる」から始まり、センダックの
「かいじゅうたちのいるところ」、日本昔話の「ももたろう」
「不思議の国のアリス」・・・次々に具体的に例を挙げて進む
その絵本・児童書の特徴と、そこに脈々流れる「行きて帰りし」
の系譜・・・それは単なる元のところに戻ってくる、一安心では
無かった。

わたしたちが悩む「すぐれた絵本・児童書とは?」という課題に
真っ正面から取り組み、たくさんの具体例で示唆を与える
手引き書である。


「星の子」の良いおもちゃ

在庫にないものは、ニキティキカタログなどからお取り寄せ・お取り置きいたします。
(良いおもちゃの解説のページ1へ)(解説のページ2へ)(おもちゃの紹介のページへ)。


見るだけで楽しい「おもちゃカタログ」・・・おもちゃ選びの参考に、ぜひお手元に
「星の子」で扱っているすぐれたおもちゃは、各輸入元からたのしいカタログが出ています・・・
「ニキティキが選んだ
ヨーロッパのおもちゃ」


アトリエ ニキティキ

(800+税=840円)
「おもちゃ箱の
仲間たち」


おもちゃ箱

(1000+税=1050円)
ネフスピール、積木などネフ社、幼い子のためのジュバ、シグナ、
プラステン、汽車セット、ドールハウスやジルケ人形、さらに
鉄琴やオルゴールなどの楽器などヨーロッパのおもちゃ紹介。
シュトックマーの蜜ろうクレヨンや粘土、キッチンスタンド、
羊毛あそびの材料、ライヤーやグロッケンなどの楽器、
シュタイナー関連のおもちゃなど柔らかなタッチの製品。
「遊びの環境づくり
カタログ」


エルフ

(286+税=300円)
「グッドトイカタログ」


ジョルダン

(953+税=1000円)
幼い子のためのモザイク遊びやレインボー積木、ひも通しビーズ
お医者さんごっこセットやままごと遊びの道具、ハリガリなどの
カード遊び等幼稚園・保育園で人気のおもちゃが家庭向けにも
歯がためや叩いたり、はめたりする赤ちゃん向けのおもちゃ、
リリアン編みなど編み道具、砂場遊びのバケツやクマデ、
パズルやカード遊びなど小さい子のためのおもちゃ中心。
「星の子」のHPで紹介されていないものも、このカタログからご注文いただけます。(おもちゃの解説のページへ


布の柔らかい感触が夢中にさせる・・・小さい子の必需品「ふわふわ布」(ジョーゼット布)
これはジョーゼット布です。
なんともやさしい手触りの良さ・・・
しわになりにくい、扱いやすさ・・・
透けて見える楽しさ・・・
そしてなによりも安全・・・

このすばらしい布が
小さい子の遊びの素材として
無限の広がりを
見せてくれます。
詳しくは「0〜1.5才のおもちゃ」のページ


「おしゃれセット」「工具セット」「ままごとセット」・・・道具を使うのは楽しい!(「お道具セット」のページが出来ました!)
おしゃれ道具セットほど
子どもをワクワクさせるものはないでしょう。

セットのケースを開けると
夢にまで見たブラシ、ドライヤー、クシ・・・
それに髪の毛止め、口紅・・・
それに鏡まで!

お母さんになった気分で一生懸命・・・
ある時は美容師さんになった気分で一生懸命・・・
もう夢中で止まらない・・・

*左の写真は「ウォルドルフ人形」
髪の毛があつかえて、おしゃれ遊びや着せ替えには
最高の人形です。
一緒にお風呂に入れて洗うことも出来ます。
「ウォルドルフ人形材料キット」のページへ


からだを動かす楽しさ・・・スイス生まれの「ビリボ」(bilibo) (ACTIVE PEOPLE社)
絵本を読んだり、
おもちゃで遊ぶのは楽しい・・・
でも運動不足になりがち・・・

これはスイスで開発された
子どもたちがおもわず夢中になる
シンプルで楽しい道具です。

寒い時期、部屋にこもりがちな子ども
たちにとって、からだを動かす遊びは
たのしくってしょうがないようです。

どんなに楽しいか・・
からだを動かすおもちゃ」の
ページへどうぞ!

ぐらぐらぐら・・・からだ動かすって最高に楽しいっ!


ヘラー社の身長計・海
柱のき〜ずはおととしの〜
せいが伸びる・・・子どもにとって大きなよろこびと誇り・・・
楽しくステキな身長計は部屋飾りにも贈りものにも最適です。
(詳しくはこちらへ


(ケルナースティックの壁掛け時計)

ケルナースティックの
ユーモラスあふれる人形たちが
こんなに楽しい時計になりました!

ブタさんのところに針が来たら・・・おやつの時間
カエルさんのところに来たら・・・お昼寝の時間

”時間”と楽しく遊びます。
生活習慣をつけるために・・入園・入学のお祝いに・・・
部屋がグンと楽しさに満ちてきます!
(詳しくはこちらへ


「良いおもちゃ」ってどんなもの?・・(解説して欲しいというご要望に応えて)
「星の子」がよりすぐった、ほんとうにすぐれたおもちゃを少しずつ紹介します。
ご期待下さい。

- 8回目は優雅で美しい「紋切り型」・・だれでも出来るキットが出て親しみが増します -(詳しくはこちらへ)
(No.8)「もんきりがた」(らくらくの巻)(エクスプランテ 下中菜穂 著)

色紙を二つ折りや三つ折りにたたむ・・・
型紙をあてて、ハサミで切り抜く・・・

優雅で美しい「日本の形」(紋)が現れる・・・

紋切りあそび・・・江戸時代こんなステキな遊びがありました
「紋切り型」・・・これは江戸時代の「紙切り遊び」の型紙のことです。
紙を折って、型紙通りに切り抜いて「紋」の形をつくる・・・
人々は「紋」や「文様」を、着物やのれん、提灯や食器、てぬぐいなど生活のあらゆる場面でつかっていました。
そのデザインは自由自在に工夫され、ユーモアや機知に富んだ美しいかたちの宝庫・・・
どうぞお楽しみください。(詳しくはこちらへ
中をあけると
きれいな和紙で出来た
15色100枚の折り紙
(洋紙ではありません)
それに型紙が
20種も付いています

紙を折って
型紙通りに
ハサミで切ると・・・
折った紙を広げると・・・

大きな口にぐるぐる目玉。
土偶の顔みたいな紋です。
あっ、ご飯の時間だ!
禅寺で修行する僧に時刻を
知らせる打板です。
こんな楽しい説明が
付いているのです。
三枚笹・・・
よく見る紋が出来ました・・・

笹や竹は、冬でも枯れずに
いつも青々・・
そしてまっすぐにすくすく・・
昔から人々に好まれ
縁起がよいとされました。
「もんきりがた」(らくらくの巻)(エクスプランテ 下中菜穂 著)(詳しくはこちらへ)


(No.7)組み立ておもちゃ「ケルナースティック」(フィグーレン社・ドイツ製)
(組み立ておもちゃ)子どもは入れたり、さしたり、はめたり、とったりが大好きです。そんな気持ちにピッタリ応えたおもちゃです

自分でつくる楽しさ・・・
自分でも出来るよろこび・・・

組み立ておもちゃは
なんでも「じぶんでっ!」と
言い出す年令の頃から
子どもの夢をふくらませ
子どもの想像力を広げ
やがて確立する
自分の世界へ
いざなってくれます。
ケルナースティック・・・
おもちゃの国ドイツからやってきて
日本で紹介されたのは最近(2001年)

それぞれのパーツが美しく、
押し込むだけで出来る簡単さ、
自由に角度を変えられるジョイント、
ゆかいで楽しいすぐれたデザイン性・・・
ドイツ若手デザイナーの作品です。
組み立ておもちゃの楽しさ・・・その洗練されたデザインパーツを一つつけるたびにワクワクし、
ジョイントの向きを変えるたびに想像の世界に夢が広がります。
そして出来たあとに、動かす楽しさと、さらに相手をつくる夢がまた広がります。(詳しくはこちらへ)


(No.6)「レジスター」(ドライ・ブレッテル社PB7012・ドイツ製)

お母さんは毎日お買いもの・・
お店で、スーパーでチーン、ガチャガチャ
レジでのやりとりも興味しんしん・・

自分でやってみたい!・・
レジスターは大人気のおもちゃです
すっかりお店やさんになりきって
はい、おつりをドウジョっ!
レジスターおもちゃの魅力は、なんといっても、自分がお店やさんになりきって遊べることにあります。
数あるレジスターの中で、このおもちゃは、しっとりとしていて丈夫で、気品のある木のおもちゃであるばかりでなく、
ボタン、精算の時のチリン、おつりの引き出し、レシートのそれぞれがきちんと動くのです。
この部分はおもちゃだから出来ない・・でなく、基本機能がキチンとおさえられていて一連のやりとりが出来るのです。
子どもはそれが本当にうれしくなってしまうのです。本格気分でどうぞお楽しみください。
最近は機能がいろいろ付いて、自動で動く、ランプが点く大型のものが増えていますが、シンプルで場所を取らない小型、
なによりも自分の手ですべて動かすというのも大きな魅力です。(W16*H18*D15cm)
(詳しくはこちらへ)


(No.4)ドールハウス「人形の家」(バウアー社A13-1・ドイツ製)
みんなの欲しいドールハウス・・・

子ども自身が自分の世界に入り込み
夢を広げていく・・
だれにも文句を言われない自分の自由な世界が
気持ちをのびのびとさせてくれる・・

最近はとても立派な家・豪華な設備が進み
彩色もきらびやかになりました
しかし見た目は良いようでも
小さな子にとっては扱いにくいものが増えています
その中でシンプルで美しく、堅牢な材質で
なによりも小さな子が扱いやすいものを選びました
(詳しくはこちらへ)
これは「人形の家」ブランドとして定評のあるバウアー社の作品の中で、サイズはあまり大きくないものです。
パイン材の木にラッカー仕上げの、しっとりとした美しさ、家具や人形のていねいな作りは素晴らしいものがあります。
しかし「星の子」が注目した点はその品質だけでなく、小さい子にとっての遊びやすさです。
その視点で見てみましょう・・・
(詳しくはこちらへ)


(No.3)”おもちゃ箱”社の「キッチンスタンド」
子どもたちが、自分一人で、みんなで、夢中になるお料理の世界・・・
でも、手頃ですぐれたキッチンセットは多くありません。

コンロだけでは遊びが広がりません。
流し台が付いたものは大きなシステムキッチンになり、
価格も高く、広い場所も必要です。
いくら充実したセットでも、
派手な色合いのものは、気持ちが落ち着きません。

シンプルで、しかも遊びが広がる内容を持ち、
落ちついていて場所を取らない「キッチンスタンド」
探していましたが、ようやく良いものが見つかりました!

流し台に蛇口がついて、
2口のコンロ台があるなんて!
しかも・・・

キッチン台の下は、冷蔵庫
お野菜やお肉を入れましょ
いや食器棚、オーブン?おもちゃ入れ?

こんなにステキなキッチンセットが
部屋のすみっこに収まって・・
コンパクトが魅力なんだって・・

さあニンジン洗って、ダイコン切って、
コンロで煮て・・お塩をふって・・
おいしい料理の出来上がり!

あらっ、わたししょう油をかけるの
忘れちゃったっ!ああ忙しいっ。
(2才の子でも扱いやすい大きさです)
”おもちゃ箱”社の
「キッチンスタンド」


キッチンセットは欲しいけれど
ちょうど良いものがないとの
ご相談が多く、「星の子」では
長い間探していました。

よく考え抜かれ、楽しい工夫もある
作品がようやく見つかりました!
(詳しくはこちらへ


(No.1)シュトックマー「蜜ろう」クレヨン
ちいさい頃から
絵本に親しんできた子どもたちは
「絵」に特別の関心を持ち
「絵」を描くのが大好きです。

そして、良いクレヨンが
夢の世界を広げていきます。
(こんなクレヨンがあったとは・・!)
シュトックマー社の
良質の「蜜ろうクレヨン」だからこそ出来る
1(重ね塗り)2(スクラッチ)3(溶かし絵)
が、描くおもしろさと夢を広げます。
幼児から大人まで楽しめる「蜜ろうクレヨン」・・どうぞお子さんとあなたのお手元に・・(詳しくはこちらへ)


小さい子にとって絵本の前に大切な「わらべうた」と「良いおもちゃ」・・
大きい子にとって、自分の夢と想像と創造の世界にのめり込ませてくれる「良いおもちゃ」・・
「星の子」ではヨーロッパのすぐれたおもちゃを中心に、比較的価格の安価なものを取りそろえています。
「子どもの発達をうながす良いおもちゃ」の観点から選んでいます。(すぐれたおもちゃのページ追加作業中)
魔法の積み木・人気のカプラ がらがらどん遊びは飽きない・・ ままごとセット・・これだけ揃えば・・
美しさと面白さのネフスピール! 楽しさバツグン!ぶた積み木 音が出るのはたのしい!とても不思議

*「星の子クラブ」にご入会いただくと、常時特別割引でお求めになれます。(日本の作家のもの他一部除く)


「星の子」からのお知らせ

★品切れ・絶版・重版未定の絵本・児童書の情報は「品切れ・絶版情報」のページへ


子どものためのステキな食器 森正洋デザイン・ユニバーサルプレート
しっとりとした美しいお皿が
食器だなでその出番を待っています。

そうです、これは
食器デザイナー森正洋さんが
デザインされ
グッドデザイン賞に輝いたのです。

しかしそれだけではありません。
乳幼児が自分でスプーンを使って
食べる楽しさを
助けてくれる工夫がされています。
お母さんが子どもをヒザにかかえながら、
片手でスプーンを使う工夫がされています。
お皿の内側がせりあがって
内側に軽く湾曲をしています。
スプーンを使った時、キレイにすくい取れて、
しかも余裕のあるフチで、外にこぼれにくいんです。

そして、この大きなフチがついているから、
食器に手を添えて
安定した姿勢で食事が出来ます。
子どもにとっても親にとってもうれしいユニバーサルプレート・・・詳しくはこちらへ


楽しい食事と、お手伝いをしたい子どもたちへ
子どものことを考えたこんなに美しい食器具があります。ののじシリーズのご紹介のページへ
ののじ
魔法のスプーン


たべこぼさない、
たべさせやすい
美しく不思議な形!
ののじ
トング・お玉
サーバー
しゃもじ・・・


具も汁もシッカリつかめ
配ることが出来るから
ボクはお手伝い大好き!
毎日の食事・・・でもこぼすわ、こぼれるわで大変!その原因に対処したスプーンがあります。
子どもはお母さんのお手伝いがしたい!・・・でもうまくよそえないし、こぼして怒られる・・・
その原因に対処した食器具があります。
全国の保育園・幼稚園・学校に広まりつつある「ののじシリーズ」が、ご家庭でも入手できるようになりました。
ていねいな説明をしたページをつくりました。どうぞこちらへ


ウォルドルフ人形とは・・・子どもの心を映す余地を残した人形!
あなたもつくってみませんか・・・
ウォルドルフ人形の作り方を
ていねいに教えてくれる
本があります。
ウォルドルフ人形は手作りが基本です。
「スウェーデンひつじの詩舎」の
材料キットが用意されています。
みなさんといっしょに
初めて作ったウォルドルフ人形です。
(C体) (星の子・店主)
「ウォルドルフ人形」の本や、材料キット、「スウェーデンひつじの詩舎」の講師陣による作品例のページはこちらへ
初めてお作りになるあなたのために「星の子・ウォルドルフ人形入門セット」があります(こちらへ


絵本ポスターがやってきた!・・・子どものよろこびの顔が見える・・
かいじゅうたちのいるところ
(センダック)
おやすみなさい おつきさま
(クレメント・ハード)
部屋に飾ってうれしい、絵本の主人公が語りかける! 「絵本ポスター」のページはこちらへ


ステキな「絵本カード」を用意しています。
バーナデット・ワッツ、エルサ・ベスコフ、ブルーナ、H・A・レイ、ワイルドスミス・・・
みやざきひろかず、どいかや、安野光雄、たむらしげる、田中清代、山本容子・・・
内外の著名な絵本作家のカードが揃いました。
(HPでも紹介したいのですが、あまりにもたくさんで遅れています。)

良いおもちゃも厳選して用意しています。
赤ちゃん時代〜1才頃は絵本をあたえてもなめたり、かんだり・・・。
むしろこの時代に、子どもに触れあい、発達させる「おもちゃ」や
「わらべうた」は母乳のように大切といわれています。
価格の高いおもちゃは分割払いお受けします。
見るだけで楽しい(おもちゃの解説のページへ)

「星の子クラブ」会員募集中!(年会費800円) 会員の皆様には年4回発行する「星の子通信」を
 お送りし、おもちゃ(500円以上)は日本の作家のものなど特別なものをのぞいて5%割引します。
 またクリスマス前など年3回おこなうおもちゃフェアの期間は、さらに5%引き(計10%)の
 特典があります。

「星の子・商品券」発行しました。本やおもちゃなど店内の全ての商品と交換できます。
 
500円券と1000円券の2種が用意されています。

 なにを選んだらよいか判らないときのプレゼントに最適です。

★季刊
「子どもと本」(子ども文庫の会)は第1号から常備在庫しています。
 定期予約購読も承ります。
 また、「子どもと本」で紹介された絵本・児童書は極力とり揃えるようにしています。

「絵本の選び方・子育てと絵本・良い絵本とは?」などのお話しをしながら、
本の出張販売などもさせていただいています。
グループや団体、幼稚園、保育園、児童館、小学校などの研修、学習会、イベント等でご利用ください。


「育児相談」「子どもの相談」は開店時間外でもOKです。事前にご連絡ください。

「絵本の店・星の子」のHPは「リンクフリー」です。リンクしていただければ大変うれしく思います。
リンク後にご連絡メールをいただければ、いずれ「リンクページ」を作成した時、こちらからも相互リンク
させていただきます。


みなさん、こんにちは!
私は今まで保母をしていました。

その経験を生かし
小さな店ではありますが
良い絵本や児童書、おもちゃを並べて
皆さんのお越しを待ちしています。

お見えになりましたら、
気軽に声をおかけください。


(「星の子」3周年のごあいさつはこちらへ
絵本の店・星の子

(開店日)
ご注文はメール・faxでいつでもお受けしていますが
店舗も木・金・土曜は営業をしています。
どうぞお越しください。
誕生日プレゼント等お急ぎの時は、上記以外の日
でも対応しますので、事前にご連絡ください。
(開店時間)11:00-18:00(土曜17:00迄)
*ご連絡があれば19時まで
*また行事のある時間は、お店も開いています。

〒145-0061
東京都大田区石川町1-26-8
tel/fax 03-3727-8505
東急大井町線「緑が丘」下車
徒歩5分
★ここにくれば本当によい絵本に出会えます
★大人も読んでみたい本が並んでいます
★そして楽しいオモチャもあります


気持ちのなごむゆったりとしたお店を
めざしています
お気軽にお立ち寄り下さい


絵本・児童書以外の一般書も
お取り扱いしますので
お気軽にお申し付けください
★どうぞお店(絵本の店・星の子)にお越しください。地図はこちらへ
★ご注文やご連絡はメール 気軽にメールを hoshinoko1@nifty.com
お名前・〒番号・ご住所・電話番号をご連絡いただければ発送をいたします。
「郵便振替用紙」を同封しますので、それにてお支払いください。
03-3727-8505(tel/fax)でもどうぞ。   (「特定商取引に関する法律」に基づく表示)
*10〜12月のクリスマス繁忙期は、ミスを防ぐため出来るだけメールまたはfaxにてお願いいたします。

「絵本の店・星の子」へのアクセス
*東急大井町線「緑が丘」は
大井町線の「自由が丘」の一つとなりの駅です。
(急行は止まりませんのでご注意下さい)
東急東横線「自由が丘」からは、大井町線に
乗り換えになります。

緑が丘駅前の「果物屋」さんの通りを
左に進み、「ファミリーマート」の前の
踏切を渡ってください。


「呑川」の左岸(下流に向かって左側)の道を
お歩き下さい。


「絵本の店・星の子」は
・東急大井町線「緑が丘」から5分
・東急目黒線「大岡山」から10分
・東急池上線「石川台」から12分

いずれも「呑川」に出ればわかりやすいと思います。

[絵本の店・星の子] 

〒145-0061
東京都大田区石川町1-26-8
 03-3727-8505

「絵本の店・星の子」の ていねいで詳しい絵本・児童書、おもちゃ、わらべうた、ウォルドルフ人形の解説をお楽しみください。
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