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385 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2004/06/08(火) 12:58 パン焼き職人の彼,背丈はチビだがとにかく無鉄砲 今日も親父の言いつけの窯掃除をさぼって,王様に従い狐狩りの真っ最中 彼が勢子を努めてみごと獲物を追い立て,王の放った矢は狐を射抜く そんなこんなで彼は王のお気に入り 平和な王国に暗い影が差す。北に住む闇の魔王が復活し活動を始めたのだ 魔王の魔力により王女は深い眠りにつき目覚めない 王子が軍を率いて魔城に遠征するも,無惨に敗北し,王子は蛙にされる始末 奮い立ったのはパン焼き職人の彼 「王様,この私にお任せあれ,魔王を退治し王女様,王子君にかけられた 呪いを解きに征きましょう」 他にあても無かった王は彼の出征をゆるした「頼むぞ,パン焼きよ」 かくして,パン焼き職人の冒険が始まった 「いさましいチビのトースター」 386 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2004/06/08(火) 18:36 >>385 城に侵入したトースターは、その勇気と知略で手下どもを次々と退治し、残るは魔王ただ一人。 小癪なチビめ、食い殺してくれるわ°t上した魔王は猛々しい虎に変身すると、彼に向かって 襲いかかりました。すかさずチビは宮殿の真中の大きな柱にかけより、柱を盾にとりりながら、 ぐるぐる回って逃げつづけました。虎に変じた魔王は夢中になって追いかけましたが、突然異変が生じました。 魔王の体から突如けむりがふきだしたかと思うと、形が崩れてぐにゃぐにゃになり、黄金色の塊に変じてしまったのです。 こわごわ近寄ったチビは、良い匂いを放つそれを思わず口にしてびっくり。なんとその味はとっても上等のバターだったのです。 チビは知るよしもなかったのですが、一部の世界ではよく知られている虎が高速回転するとバターと化す≠ネる不可思議な 魔界の法則が作動したのです。 バターを壷につめこんでトースターが意気揚揚と帰還すると、王女様は眠りから覚め、王子も人間にもどっていました。 王様は「よくやった、何なりと褒美をつかわそう」と仰いましたが、チビは丁重におことわりし、 バターの壷だけをもって家に帰りました。そのバターを親父の焼いたパンにつけて食べてみるとその旨いこと旨いこと。 しかも不思議なことには、いくら食べてもバターは無くならず、後から後から湧き出してくるのです。 魔王のバターを食べつづけたチビは、やがて魔力を使えるようになりました。そうして偉大な魔法使いとして尊敬され、 後世にいたるまで長く崇められたそうです。 387 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2004/06/08(火) 20:31 >>385 その小説、虚構船団の続編かと思ってました。 |