歌う船
(アン・マキャフリー)


226 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2004/05/05(水) 10:43
「歌う船」
♪飲みすぎたのは〜 ♪ワタシのセイヨ〜

巨大戦艦○○○○○○内で繰り広げられる慰安宴会の模様をつぶさに描写



593 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2004/09/09(木) 08:36
「歌う船」
 ただ「船」と呼ばれていた巨大な構造物、それは数年前に太陽系
 に接近し、それ以来極秘に調査を続けられてきた金属の塊だった。
 レーダーでも捕捉しづらい1km四方の大きさ、埃色の船体は、目
 立たなくも、しかし、何か意図的なものを感じさせずにはおれなか
 った。それは、まるで地球を監視しているかのように、火星と金星
 の軌道を、一年単位でゆっくりと巡っていた。

 21世紀後半、統合政府では、急激に有意信号のヒット率の上がっ
 たS.E.T.I.に対し、脅威を感じる識者たちがいた。彼らにより、政府
 は、民間に外文明の情報をシャットアウトする規制を、極秘裏に
 情報ネットワークのそこここに張り巡らせていたのであった。

 S.E.T.I.の一部は、旧世界の無制限だが異常なほど非効率的な
 ネットワーク"the Internet"に接続されている。おそらくは統合政府
 の情報統制局よりも先に、「船」の言葉とも鼻歌ともとれぬリズム
 を受け取ったのは、この物語の主人公、れい子である。

 2078年、ある昼に携帯電話サークルの友人からのメイルが入った。
 "the Internet"から、宇宙語が届いたという。何だ?宇宙人って?
 それは、気を利かせた友人が編集した「着メロ」プロトコルセット
 のデータだった。音階もバラバラ、歌詞もないし、ピアノのように
 音階が分けられてもいない。れい子が友人に携帯メイルを返すと、
 その友人は、何も知らないという。それから、そんなことは忘れて
 しまっていた。クアンタムという男から連絡があったのは、それか
 ら数ヶ月の後のことだったから。



594 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2004/09/09(木) 08:37

 「船」を監視していた環境監視組織「ブルーピース号」の船長クア
 ンタムにとっても、「船」が地球上のネットワークに、ゆっくりと浸透
 しようとしていることは、全く気づかなかった。しかしある日、船内
 の管理システムの中に、SMTPという太古のプロトコルで書かれた
 メッセージが入っていることに気づいた。思えばこれが、事件の
 始まりだった。そのメッセージには、こう書かれていた。
 「れい子です。ひさしぶり。この前送ってくれた音楽・・歌なのかな?
 あれって、どう歌うの?面白い節なのに、歌い方も、楽器も判らない。
 あの歌について教えてよ」

 ---「船」は、抽象的であれ、具象的であれ、あらゆるカタチの情報
   を求めて宇宙をさ迷う、いわば生命体。地球に惹かれたのは、
   たくさんの人が住んでいるから、ただそれだけだったのでしょう。
   この物語は、れい子とクオンタムの出会いまでが第一部。それ
   から、「ブルーピース号」での「船」への潜入にお話が進みます。
   二部では、ブルーピース号に乗って、「船」に進入し、「船」が見て
   きた、人の言葉では理解できない様々な文明の記憶と二人は
   遭遇します。そして、「船」はやがて太陽系を去るでしょう。二人
   の記憶を、特別にこっそりと携えて。やがて、50年後、二人は別
   の生活をしているのですが、また不思議なメイルが来るのです。



667 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2004/11/21(日) 01:51
「歌う船」

サンティアゴの続編


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