12月14日の星空日記
12月14日(土)
この日はふたご座流星群の極大日ということで、長野県の大鹿村に撮影に出掛けました。上弦過ぎの月があるという条件なので、以前から狙っていた月明かりに照らされる雪山の写真に流星が入ったら良いな…ということで、昼寝をしてから大鹿村に出掛けました。
小渋ダムで休憩
大鹿村に行く途中に小渋川という川があるのですが、月明かりに照らされてとても良い感じです。そこでなかでも景色が良さそうな小渋ダムと言うところで休憩をしました。ここは以前から気になっていたのですが、まだ昼間にも行ったことがないところです。ぶらぶらしていると時折ふたご座流星群らしき流星が流れていきます。ダムまで付くとけっこう景色がよかったので、撮影をしたくなり、一度車に引き返して機材を取ってきました。最初から持っていけば良かった。
| 「小渋ダムと冬の大三角」 月明かりに照らされているので、積もっている雪がまるで昼間のようです。同じように空も青いのが不思議な感じですが、光害が消されるのでかえって良い感じかもしれません。 |
夕立神へ
そんなわけで、休憩も終えて最初の目的地の夕立神に向かいます。この撮影地は展望が良いので、数年来狙っていたのですが、雪にはばまれてなかなか撮影が成功ていませんでした。この日は積雪はあるものの、なんとか目的地まで着くことができました。車を停めて降りてみると、除雪がされていないところの積雪は10cmくらいでした。思ったよりも多かったので、雪用の靴に履き替え撮影地点に向かいます。フィルムの装填など機材の準備は先ほど終わっているので、さっそく撮影を開始です。
ふたご座流星群
撮影のあいまに空を見ていると、かなりたくさんの流星が流れているようです。雪が積もっているので、立って見ていた(全天の半分も見ていないと言うことです)のですが、1分に1個くらいの流星が流れているようでした。結局、現像から上がったネガには数個の流星が写っていたのですが、なかでもこの2つがよく写っていました。
| 「昇るしし座と流星」 かなり傾いた月明かりに照らされているため、雪山がピンク色に染まっています。作者はこの時間帯の雪山が好きなのですが、なかなか上手く撮影することができません。 |
「伊那谷に沈む星座たちと流星」 この展望台からは松川や駒ヶ根など遠くの伊那谷がよく見えます。小さな画像なので分かりにくいのですが、木曽駒ヶ岳も写っているなかに明るい流星が飛び込みました。 |
固定撮影
もちろん全てのコマに流星が入ってくれる訳ではありません。今回の遠征では、とても1晩とは思えないほどいろいろな固定撮影ができました。2002年は天候などに恵まれず、まともな写真を撮ることができませんでしたが、最後にようやく納得できるものができました。
| 「あずまやとオリオン」 ちょっと作者の好みより月が明るすぎました。撮影しているときは、仕上がりが分からないのです。 |
「伊那谷に沈む秋の星座たち」 この写真は小さな画像だとあまり良さが出ないかもしれません。上の写真よりも細かい部分が写っているのですが。 |
2002年のしし座流星群は、まぁまぁの出現と言えましたが、やはりコンスタントな出現が期待できるふたご座流星群は、見逃せないということを再認識しました。12月というと少し寒いのがネックなのですが、今回は撮影中は全く寒いと感じませんでした。うかつにも温度を見るのを忘れてしまったのですが、翌朝に大鹿村の集落まで降りたときは-5度でしたので、-10度近く行っていたのかもしれません。