ネパール・ヒマラヤ

1996年ポストモンスーン(雨期の後の9月〜11月)に
研究調査のためヒマラヤ・クーンブを歩きまわりました


TR>
カトマンズの市場

ネパールはヒンドゥー教徒が多い。ヒンドゥー教では牛は神聖なもの。もちろん肉も食べませんし、道に寝ていてもクラクションで追い払うなんてもってのほか。だから売り物の野菜を食べてしまってもどうしようもありません。いやむしろ神様が食べてくれてるからありがたいと考えているのかも。

カトマンズの王宮前 ー>

王宮の壁の前にはたくさんの物乞いがいました。壁の内側では優雅でぜいたくな暮らしがおくられてるでしょうに。貧富の差は、途上国ほど大きいようです。

一路、クーンブへ

カトマンズをたったへリは、ヒマラヤの峰峰を仰ぎながらルクラ経由でシャンボチェへ。シャンボチェは標高3700m。ということは、富士山の高さとほぼ同じです。このままここにいたらすぐに高山病になってしまう。とにかくいったん標高を下げたいところ。

ナムチェバザール ー>

シェルパ族の故郷とも言うべき、クーンブの拠点。ロッジ、登山用品店、レンタル店、みやげ物店、郵便局まであります。トレッキングパーミットのチェックを受けて、いざ奥地へ出発!

タンボチェへの道

道は等高線に沿って続く。登山隊やトレッカーだけでなく、地元の住民ももちろん歩きます。たいていヤクを荷役として使っています。驚くのは、地元の人はほとんど裸足。尖った岩がゴツゴツしている道でも裸足! 足裏は大木の表皮のように硬かったです。人間って、環境に適応する生き物だなあ。

チョルテン ー>

日本でいう道祖神のようなものでしょうか。行く道のあちらこちらに建っています。道祖神にしては大きいですね。登っているバチ当たりな日本人がいます。服装からするに・・・私のようです。

アマダブラム(6812m)

エベレスト街道をずっと見守っています。こんな山を登れるのか?と思うのですが、今まで何隊かが登頂しているとのこと。ツワモノ向けの山です。

カラパタールからクーンブ氷河 ー>

モレーン(土手状の高まりの列)の内側は氷河です。表面は岩屑に覆われているので、何だが汚れた感じですね。スイスの氷河とは大きく違います。それだけ侵食作用が強いということでしょう。氷河の上には溶けた水が溜まった池が無数に見えます。温暖化の影響か、この氷河もどんどん縮小している証拠です。またモレーンの外側には支流の氷河末端から流れ出た水が溜まった堰き止め湖が見えます。

カンレヤムウのあたり

稜線の直下から雪のデコボコが発達している。「ヒマラヤひだ」といいます。

ヒマラヤひだはどのようにできるのか、まだよくわかっていないようです。それにしても圧倒的な雪と氷の世界が広がります。
雪の世界に魅了されました。
エベレスト(チョモランマ)8848m ー>

ネパール語ではサガルマータと呼ぶ。山頂直下の斜面には斜めに走る「イエローバンド」が確認できる。これは海で堆積した地層で、貝殻も発掘されることからテーチス海が隆起した証拠とされる。海底を8千メートル以上持ち上げる地球のエネルギーの莫大さに圧倒されます。

ローツェ

エベレストの手前に屏風のように立ちはだかるローツェ(8516m)。こちらにもイエローバンドがくっきり見えます。

ヌプツェ(7855m)の稜線 ー>

地層がはっきりです。

ローツェからヌプツェの夕焼け

撮影はチュクンの集落から。



トップページへ