
だいぶ熱の入った弁ですが、別にTXのまわし者ではありません。単なる鉄道ファンです。で、ファンたるものまずは乗るべし!ということで、開業2日目さっそく往復してきました。秋葉原に用事はなかったのですが。
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■概要
秋葉原とつくば研究学園都市の間、58.3kmを最高時速130km、最速45分で結ぶ都市高速鉄道。運行は、ATC(自動列車制御装置)のもとでATO(自動列車運転装置)によるワンマン運転。つまり運転手は別に何もしなくても、居眠りしてても大丈夫! のはずないですね。運転手はいろいろやってます。で、全20駅のホーム上には列車運行と連動したホーム可動柵があるので、「人身事故のため不通」なんてこともまずないでしょう。高架とトンネルなので踏切もありません。平成5年に当時の日本鉄道建設公団、今の鉄道・運輸機構が建設をすることに決まる。環境影響評価、都市計画決定の手続きを経て、平成6年10月に秋葉原で起工式が行われる。それから12年ついに、とういうかやっと完成。2005年8月24日(水)に開業。
首都圏の北東部を縦断。東京都内に秋葉原から六町まで7駅、埼玉県に八潮、三郷中央の2駅、千葉県に南流山から柏たなかまでの5駅、そして茨城県に守谷からつくばまでの6駅。他路線との乗換駅も多い。たとえばつくばから新宿までは、新御徒町で大江戸線に乗り換えれば約60分、六本木だって北千住で日比谷線に乗り換えて約70分! もう陸の孤島なんて言わせません。 TXに乗って車窓の風景を眺めていると、大きな川を何度も越えることに気づく。川は昔から人の生活圏を隔てる働きをしますね。だからこの常総地区は、東京から距離は近いのに開発が遅れたのでしょう。まあ開発が是とは言いませんが。
ともかく、大きな川を越えるたびに「何ていう川?」とか「どこから流れてくるのかな?」と私は思ってしまう。そこで調べてみました。この駅を出て○分後に通ったこの川はどんな川? 名づけて「川の時刻表」。
☆隅田川
隅田川を越えると1分で北千住駅です。ここでは同じフロアで常磐線や東武線に乗り換えられるので便利。北千住を出ると1分で荒川。
☆荒川
荒川といえば、茨城県民にとっては常磐線の「荒川沖」が馴染みあり。土浦の一つ上野よりの駅です。でも荒川沖駅はこの荒川とは無関係。ではいったいなぜ荒川沖なんて言うんでしょうね。 そんなことを考えていると、荒川鉄橋の進行方向右側(下流川)に常磐線の鉄橋が見えます。ここで常磐線とはお別れ。再び出会うことはありません。荒川を越えるとすぐに地下に潜ってしまいます。荒川から2分で青井の駅を過ぎ、さらに2分で六町駅。六町駅を過ぎると、およそ2分で地上にでます。と同時に、ここはもう埼玉県。すぐに八潮駅に到着です。並行して走る首都高6号線は渋滞の常襲地帯。でもTXならスイスイ快適! 八潮駅を出ると2分弱で大きめの川、中川。
☆中川
川の進行方向右側(下流側)にはなにやら水門が見えます。これは三郷放水路といって、次に出てくる江戸川との間を結ぶ1.5kmの多目的放水路。洪水時などに主に中川から江戸川に水を流すための水路の入り口です。中川を越えるとすぐに頭の上を大きな橋がまたいでます。これは2005年現在まだ建設中の外環自動車道です。そうこうしているうちに三郷中央駅にすべり込みます。三郷中央駅を出るとおよそ1分半で埼玉県と千葉県の県境となっている江戸川。
☆江戸川
柴又の地名は聞いたことがあってもどこにあるかよく分からなかった方、そう柴又ってもう千葉県との境、東京の東のはずれなんですね。私もよく知りませんでした。それを言っちゃあおしまいよ...と聞こえてきそうです。 江戸川を過ぎ千葉県に入るとすぐに地下に潜ってしまいます。およそ1分で南流山駅。千葉県内ではここだけ地下駅。JR武蔵野線に乗り換えできます。南流山駅を出ると1分少々で地上へ。すぐに流山セントラルパーク駅。13文字もある長い名前です。駅を出て2分半走ると流山おおたかの森駅。こちらも12文字もある! まっ、鹿島臨海鉄道の「長者ケ浜潮騒はまなす公園前」駅には負けますが・・・ 流山おおたかの森では東武野田線と結節してます。3分乗ると柏の葉キャンパス駅。駅の左側には広大な土地が広がってます。千葉大学付属農場や東大柏キャンパスなどの緑が豊富です。ここを出るとおよそ2分で柏たなか駅。駅を出るとすぐに車窓には突然、広々とした水田地帯が一面に。これは利根川の堤外地(堤防の川側)。毎年秋の台風シーズンには利根川の濁流にのみ込まれるところなんです。ということは、次に現れるのは、そう利根川。柏たかな駅を出て2分少々です。
☆利根川
利根川を一緒に越える鉄橋が左側に見えます。これは常磐高速道。また、利根川の堤外地には大野川など何本かの小河川がありますが、あまり目立たないのでとりあえずパス。利根川を越えて2分強で守谷駅です。車窓には新興住宅地が目立ちます。守谷は2002年2月2日に町制から市政に変わった、いま伸び盛りの市です。ここ守谷駅では、関東鉄道常総線に乗り換えができます。常総線は、取手から守谷を通り水海道、下妻を経て下館(現在の筑西市)に至る私鉄です。 さて、各駅停車の列車は守谷駅で終点です。ここからは区間快速に乗り換えましょう。区間快速は、この先すべての駅に停車していきます。守谷駅を出ると1分少々で小貝川。
☆小貝川
小貝川の河川敷は雑草の宝庫。自然が豊かなんですね。小貝川を越えると、車窓には信じられないほど一面の水田地帯が広がっています。東京都心からわずか30分少々で地平線まで続く水田風景を見られるなんて、信じられるでしょうか。小貝川の水を利用して江戸時代に開墾された稲作地帯です。そんな風景を眺めていると、いきなり視界が遮られます。低地の上の高架橋から、台地内の切り通しに移ったからです。すぐにみらい平駅に着きます。ここはTX唯一の切り通し上の地上平面駅です。 みらい平駅をすぎると1分ほどで短いトンネルに入りますが、これは常磐高速をくぐるため。地上に出てしばらくするとみどりの駅。駅前は開発ラッシュです。みどりの駅を出てすぐ、細長く延びる水田地帯を越えます。これは沖積低地。あまり目立ちませんが、西谷田川が台地を削って流れます。しばらく進むとまた切り通しに入ります。これは路線が洪積台地を横切っているのです。切り通しを出るとすぐに万博記念公園駅。谷田川の沖積低地内にある駅です。駅とは言っても、駅前にはまだ何にもなくて、さびしい感じです。 さて万博記念公園駅を出てしばらくは谷田川の作った低地のへりを進み、大きく右にカーブするあたりで6車線の広々した道路を越えます。これは県道土浦板東線で、つくばの人はふつう土浦学園線と言っています。車窓右手の道路沿いには、巨大な家具店(山新)が開店に向け工事を進めています。と、こんどは左手に広大な駐車場が現れ、すぐに研究学園駅に到着。ここもまだ駅前はさびしい感じです。駅を出て1分ほどで、地下に潜ってしまいます。するともう終点のつくば駅はすぐ。県内で地下駅はここだけなんです。 いばらきって、いなか...なんて一笑に付さないでくださいね。「とかいなか」とか言って、都会的な田舎、つまり「いなかで都会の生活を」を売りにしてるんですから。 以上、茨城ひいきのTX川の時刻表でした。
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![]() 秋葉原駅からさあ出発
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