Hotch・
Potch

ほっち・ぽっち  since2000
オリジナル絵本専門店

挿し絵とテキスト形式の内容見本です。是非、参考にしてください。

(実際のページ構成、レイアウトとは異なります。ご了承ください。サイズは変形A4版となります。)

 注文フォームはこのページの一番下にございます。

かしの木村たんていものがたり

販売価格 2835円 (本代2700円+消費税135円)
写真組込 3360円 (本代3200円+消費税160円)


 

赤くなっている文字をあなたにあてはめて、お読みください。】

赤くなっている文字以外の変更はできません。ご了承ください。


かしの木村たんていものがたり

文/如月みめい 絵/長谷川彩美


りょうちゃんへ
8さいの おたんじょうび おめでとう!
パパとママより


コスモ出版

みなさん、はじめまして
ぼくの名前は、たじまりょうです
かしの木村で、たんていじむしょを ひらいています
おもわりさんの キツネじゅんさは、となりのかえで町に
すんでいるので、かしの木村では なにかこまったことが
おこったら、みんな ぼくのじむしょに きます
でも、かしの木村は ちいさくてしずかな ところなので、
ぼくは だいたい いつも、たいくつで たいくつで
たまらない 毎日を おくっています

「たいくつだねえ、りょうちゃん
ジェイは 大きなあくびを、ひとつしながらいいました
ジェイは ぼくの助手です
「こんな いいお天気の日は、ピクニックにでも いきたいなあ」
「ここからだって ピクニックは できるよ。三かい建てだから、
かしの木村じゅうが 見わたせる」
ぼくは、今日 五はい目のおちゃを カップに入れながら
いいました
なにしろ ひまなので、おちゃを のむくらいしか することが
ないのです
「ジェイも おちゃを のむかい?」
「ぼくは もう、七はいも のんだから、やめておくよ」
ジェイが そう言ったとき、よびりんが なりました
今日 はじめての
 いらいにんです

「あのう、こちらで たんていじむしょを ひらいているって
うかがったんですけど・・・・」
ドアをあけて おずおずと 入ってきたのは、かわいい
ウサギの 女の子でした
「どうぞどうぞ、お入り下さい!ぼくは 助手のジェイ、
こちらは たんていの りょうちゃんです」
ジェイは ヒゲを ピクピクと動かしながら いいました
こうふんすると、いつも こうなるのです
「はじめまして、わたしは ホリーです」
ホリーさんは ぼくたちに ピョコンと 頭を下げると、
おきゃくさま用の 上等のいすに こしかけました
「それで、ホリーさんの ご用けんは?」
「はい」
ホリーさんは、ぼくとジェイのかおを かわるがわるに
みつめました
「じつは、わたしの ゆめを さがしてほしいのです」

「ゆめですって!」
ぼくと ジェイは 思わず 大声で いいました
こんな おかしないらいは じむしょをひらいて はじめてです

「で、それは いったい どんな ゆめなんですか?」
ぼくがきくと、ホリーさんは とたんに かなしそうなかおに
なりました
「それが・・・・・とってもいいゆめだった、と いうことしか
おぼえていないのです」

「あのですねえ、ホリーさん・・・・・」
いいかけたジェイを、ぼくは あわてて とめました
せっかく たいくつなところにきた、たった一つの いらいです
それに、こんなに むずかしいじけんを かいけつしたら
みんなに「名たんてい」といわれるかもしれません
「わかりました。何とかしてみましょう」
ぼくがそう言うと、ジェイは ヒゲを ピクピク動かしました

ホリーさんの家は、かしの木村の 大通りから
少しはずれた ところにあります
ゆめを おぼえていない、ということは、きっと だれかが
ホリーさんのゆめを ぬすんだのに ちがいありません
ぼくとジェイは、さっそく まわりの家に きいてみることに
しました
「ゆうべ、ホリーさんの 家のまわりで、あやしいひとを
見かけませんでしたか?」
右どなりは 子だくさんの ガチョウおばさん、
左どなりはライオンさんふうふ、まむかいは ロバじいさん
どの家でも こたえは 同じです
「さあねえ・・・・見かけなかったと おもうけどねえ」

ぼくとジェイは ロバじいさんの 家を出ると
2人いっしょに 大きなためいきを つきました
「どうする?りょうちゃん、やっぱり ぼくたちには
むりなんじゃないかい?」

「そんなことないよ」
強がってみせましたが、ぼくも 本当は 不安でした
このままだったら ホリーさんを がっかりさせてしまうし
「名たんてい」にもなれません
そんなのは ぜったい いやだ!
「あきらめちゃだめだよ、ジェイ。うらの家にも いってみよう」
ホリーさんの うらの家の にわでは、ヒツジおくさんが
花をきっていました
「こんにちは、ヒツジおくさん」
「あら、こんにちは 
りょうちゃん
パチン、パチン、パチン、パチン
ヒツジおくさんは 花を切りながら 言いました

「まったく、こまってしまうわ。わたしの たいせつな花が
すっかり ダメになってしまって」
見ると、たしかに 花だんの花が おれてしまっています
「これは ひどい。いったい、どうしたんですか?」
「だれかが あらしていったのよ。 しょうこが あるもの」
ヒツジおくさんは、土の上を ゆびさしました
からだのあと それから 足あとも
手がかりだ!ついに 見つけたぞ!
「でも、どうして ヒツジおくさんの花だんを あらすんだい?
りょうちゃん
「よく かんがえてみれば わかるよ、ジェイ」
ぼくは 上を見上げました
「あそこが ホリーさんのへやだ」
ピンクのカーテンから、ホリーさんの 白い耳が 見えます
「はんにんは、きっと あそこから おちたんだ」

「なるほど!そうか、そうだよ!りょうちゃん!」
ジェイは 両手を うちならしました
「じゃ、あとは からだと足の形から、はんにんを 見つける
だけだね」
ぼくは てちょうを とり出すと、土の上の からだと足の形を
スケッチしました
ウシのようで、ウシじゃない
ウマのようで、うまじゃない
こんな動物、かしの木村に すんでいたっけ?
スケッチしおわると、ぼくは てちょうを パタンと」とじて

ポケットに しまいました
「よし、これでバッチリだ」
「なんだか しらないけれど」
ヒツジおくさんは パチン、パチンと 花を切りながら
言いました
「早いところ、はんにんを つかまえてね。
花だんの うえかえを やってもらうから」


ぼくたちは じむしょにもどると、さっそく しりょう室で
動物ずかんを しらべました
ウシのような ウマのような、でも そのどちらでもない動物
ブタのジムさん? イノシシのケイトおばさん?
それとも アリクイのピーター? それとも それとも・・・・・
<バクは 夢を食べると 言い伝えられている>
「あった!」
「ぼくとジェイは 同時にさけびました

ちゃんと バクの絵も のっています
ウマのような ウシのような からだと 足の形
まちがいありません!
はんにんは バクのローリーだったのです!
「ローリー?」ジェイは ヒゲを ピクピクとうごかしました
「あの まっくら森に すんでいる?」
「しかたないよ、じけんかいけつの ためだもの。
それに ホリーさんも よろこぶよ」
「そうか!ホリーさんに れんらくしなくちゃ」
でんわがあるのに、ジェイは バタバタと
ホリーさんの家に はしっていってしまいました

まっくら森は、かしの木村の はずれにある、
だれも ちかずかない 大きなもりです

森の中は、ときどき 鳥のなき声や 木の実の落ちる音が
するぐらいで、ひどくひっそりとしていて
ひるでも うすぐらいのです
草をステッキではらい、小川をわたり、たおれた木の下を
くぐって、どんどん 森のおくへ すすみます
でも ローリーの家は なかなか 見つかりません

「おかしいなあ・・・・地図では このあたりの はずだけど」
「もしかして、まよったんじゃないよね」
ジェイは ヒゲを ピクピクさせました

「あっ!あれは?」
ホリーさんは 大きなほらあなを ゆびさしました
入り口のポストに<かしの木村999番地 バクのローリー>
と 書かれています
「ここだ!とうとう ついたぞ!」
いよいよ ようぎしゃとの たいけつです

「ごめんください ローリー いますか?」
ぼくたちは よびりんを ひっぱりましたが、
だれも 出てきません
「ローリー、ぼく、たんていじむしょの
たじまりょうです」
今度は、ドアを ドンドン たたきましたが、
やっぱり だれも 出てきません
「ひょっとしたら、にげたとか?」
「そんなあ、せっかく ここまできたのに」
ジェイが がっかりして 言ったとき、ドアが ギィッと
音を立てて ひらきました
「うるさいなあ、せっかく ひるねをしていたのに」
ローリーは 目をこすりながら、ふきげんな声を 出しました
「何だって そんなに ドアをたたくんだい?」
「あの、ぼくたち、あなたに とてもたいせつな ようじが
あってきたんです」 

「ホリーさんのゆめ、だって?」
ぼくたちの話を ききおわると、ローリーは あくびをしながら
ねむたそうに 言いました
「ああ、ゆうべ 食べたよ」

「本当ですか?」
ホリーさんは いすから からだを のり出しました
「それで、どんな ゆめだったのですか?」
「おいしかったよ、とてもとてもね」
ローリーは まんぞくそうに おなかを さすりました
「あまくって、でもすっぱくて、まろやかで でも
歯ごたえがあって。あんまり うまいから、あんたのまどに
のぼって むちゅうで 食っているうちに、下におちちゃったよ。
それくらい、うまかった」
「ないようは?おぼえていないんですか?」
ホリーさんは 言いました
「そのゆめを もう一度 見たいんです。おねがいです、
かえしてください!」

「かえせないよ、もう 食っちまったんだから」
ローリーは あっさりといいました
「そんな言い方って ないでしょう?こんなに たのんで
いるんだから、かえしてあげても いいじゃないか!」
ジェイは ヒゲを ピクピクさせながら どなりました
「何とかできないんですか?おねがいです、ローリー」
ぼくも ローリーに 言いました
「みんなで そんなに おれを わるものあつかい しないで
くれよ」
ローリーは 長いためいきを つきました
「どうしろって言うんだ?ゆめは、もう くっちまったんだぜ?
おれは あのゆめが すきだったよ。わすれられないくらい、
うまかった。あんたもだろう?もう一度見たい、と思うくらい。
それで いいんじゃないのか」 

ぼくもジェイもホリーさんも、だまって ローリーの話を
きいていました
頭の中で、ローリーの言ったことを かんがえていたからです
「花は すぐちってしまうから、みんな だいじにするんだろう?
にじだって、すぐに きえてしまうから よけいに
きれいに 思えるんじゃないのか?」
「そうですね」
しばらく だまったあと、ホリーさんは ポツリといいました
「そのとおりですね。すてきなゆめを見て、ローリーさんが
おいしいと 思って下さったのなら、それでいいです」
「すてきなゆめは、また見れますよ」ぼくは 言いました
「そしたら、ぼくに話して下さいね」ジェイも ヒゲを
ピクピクさせながら ホリーさんに いいました
「じゃ、話が まとまったところで、みんな、おちゃを
もう一ぱい のまないかい?」
ローリーが言うと、ぼくたちは 大きくうなずきました

さて、それから ぼくたちが どうなったかというと
ぼくは いちやく むずかしいじけんを かいけつした
「名たんてい」として ゆうめいになった・・・・・
のなら よかったのですが、けっして そんなことはなくて、
ぼくのじむしょは 今日も とっても ひまで、ぼくは もう
九はいも おちゃを のんでしまいました
ジェイは 今日はいません
ホリーさんと ピクニックにいって おやすみなのです

ローリーは ヒツジおくさんの家に 毎日 花のせわをしに
いっているようです
みなさんも、もし 何かこまったことが おこったら、
かしの木村の たんていじむしょに いらいに きてください
何といっても、ぼく たじまりょう
かしの木村 一番の「名たんてい」なのですからね

Hotch・
Potch

ほっち・ぽっち  since2000
オリジナル絵本専門店

TOP

パーソナルブックの紹介

マイ・ファースト・メモリー / はじめてのおともだち / ○○ちゃんのはる・なつ・あき・ふゆ
七人の守りの天使/ かしの木村たんていものがたり/ まんまる月夜のねがいごと
おたんじょうびおめでとう/ たんじょうびのふしぎなよる/ ぼくのひこうき たんじょう号
とけいのくにのたんじょうび / Let’s enjoy English / たのしいな数あそび
たのしいなもじあそび/ おてつだいできた / 日ようびのぼうけん / おげんきですか
Father’s Book / テディ・ベアからのクリスマスプレゼント / サンタクロースに会いにいこう
 サンタ・サンタ・サンタ

クリエイト・ア・ブックの紹介 

神さまの贈りもの(大人用) / 神様のおくりもの(子供用) / 恐竜の国での冒険 / ビックパレード / クリスマスの願いごと / 
クリスマス絵本(大人版) / とっておきのプレゼント(子供用) / とっておきのプレゼント(大人用) / 赤ちゃん誕生 / 
びっくり誕生日(子供用) / びっくり誕生日(大人用) / たんじょうびのほん(子供用) / たんじょうびのほん(大人用) /
 
大人向けの絵本 ゴルフの本 / マイ・ウエディング・アニバーサリー
 / アニバーサリー・リース

ウィッシングブックの紹介

赤ちゃん / カブトムシ / 誕生日 / 恐竜 / 妖精 / ゆきだるま / クリスマス / リカちゃん / クレヨンしんちゃん / ウェディングブック/ウェディングブック−G

かしの木村たんていものがたり注文フォーム

ご注文者の氏名
メールアドレス
TEL
FAX
住所
マンション名等
   
*お届け先が上記と違う場合のみご記入下さい
お届け先宛名
TEL
FAX
住所
マンション名等
   
*絵本データ データは全てひらがな・カタカナで記入
本の主人公のお名前
(フルネーム)
呼び名、ニックネーム
(あいちゃん、ひろくん等)
 
写真を入れますか?
入れる  入れない
写真をE-mailで送る 写真を郵送で送る 
本の送り主のお名前
(○○のおじちゃん、パパとママ等)
メッセージ(60字まで)
 絵本メッセージ集参照
 
 
   
*オプション ご利用のものをチェックしてください。 オプション参照
お届け期日指定
  (日曜もOK)200円
ギフト包装 210円
メッセージカード 210円
  メッセージカード参照 
イラスト
カード裏
メッセージカードのタイトル
(例 お誕生日おめでとう 等)
メッセージカードの日付け
To
Fromより
メッセージカード用メッセージ
(200字以内)

お支払い方法
郵便振替、銀行振込、スマートピット(コンビニ決済)からお選びください。
スマートピットに関しては、こちらをご覧ください。
(スマートピットをご利用頂けるコンビニ:ローソン、ファミリーマート、
スリーエフ、ミニストップ、サークルK、サンクス)
銀行振込のみ手数料が掛かります。

郵便振替 銀行振込 スマートピット メルマネ

スマートピットを選んだ方は、カードに書かれている13桁(3桁ー3桁−3桁ー4桁)
のカード番号を」ご記入ください。(半角)

念の為もう一度


注意! 
 写真組込をご希望された方は、このページを送信したあと、
 ”写真の送り方”のチェックした方法で写真をお送りください。
 (96dpi以上で撮影、あるいはスキャンした写真が良いです。)
郵送の場合は、写真の裏に住所氏名をはっきりと書いてください。
1人できれいに写っているカラー写真を送って下さい。
ピンボケ、集合、絹目は、不可です。


*ご意見、ご感想、ご要望、その他なんでもございましたらご記入下さい。
★ラッピングもこちらにご記入下さい(参照)



内容をよく確認してから送信ボタンを押してください!

Hotch・
Potch

ほっち・ぽっち  since2000
オリジナル絵本専門店