.紫式部が描いた長編物語、源氏物語。この中にも何人かの内親王が結婚しています。
高貴な内親王の結婚は、物語を面白くするに必須のようです(^^)。
源氏物語の参考にされたという醍醐天皇〜村上天皇頃は、割合多くの内親王が結婚しましたので、その影響やもしれません。
.これらの結婚した内親王たちが重要なキーパーソンとなるのとは対照的に、独身の内親王は、ほとんど活躍の場がありません。 せいぜい、明石中宮所生の女一宮が、紫の上の愛孫、帝の掌中の珠として描かれるくらい。 .恋愛が主軸であるため、荘園経営してバリバリ腹黒な謀略巡らす内親王・・・なんてキャラは登場しないのです(^_^;)。 .物語中、内親王方はおっとりした善人が多め。やや起伏のある藤壷の宮も、感情を抑えた性格に設定されています。 .また、上にあげた五人中、母を早くに亡くしたのが三人。父を早くに亡くしたのは藤壷の宮のみですが、後ろ盾が少ないことが共通。 .しかし、実際の平安時代の内親王降嫁が父帝の崩後に行なわれたのに対し、源氏物語では、朱雀院が女三宮の婿をおおっぴらに求めたり、今上帝が女二宮の婿に薫を名指して許可したりと、婿取りを積極的に行っている。 .源氏物語が書かれて程なく、摂関政治は衰退し院政期に入っていきますが、もし摂関政治がもう少し絶頂を続けていれば、帝が積極的に婿取りに走る時代もあったやもしれませんね〜。 |