カンパのお願い
-今の事務所を続けるために 大橋 豊
 
 いつも心をよせていただき本当にありがとうございます。
 さて、1月17日が近づきました。阪神淡路大震災から16年、今年は災害援護資金や借上公営住宅、高齢化と孤独などが新聞、テレビが取り上げています。
私は、元旦92歳の誕生日をひとりでむかえたMさんをHAT神戸市住に訪ね、小さいケーキで祝いました。灘区の借家は全壊K高校へ避難、自衛隊の給水車から帰途転倒、膝関節骨折、今も痛みが続いています。平野の温泉がよく効きましたが1回500円、月6万円の国民年金では行きにくく相談に来られました。生活保護をすすめても、子ども2人も自宅が全壊したので話せません。福祉事務所に同行したのは3年後になりました。
 5日は月1回開いている被災者懇談会でした。皆勤しているのは垂水県住のNさん(81歳)、NHK全国番組「元気列島」に登場しました。95年1月、90歳の母と6歳の孫3人世帯が半壊、生活のため災害援護資金150万円借入、5年後からの償還にゆきづまり、年金担保借入れしサラ金に毎日の電話督促に困っていたとき、姉さんから「ひょうご福祉ネットワーク」を教えられ事務所に来られました。すぐ生活保護を申請、個人破産をしました。
 「モデル住宅」の筒井市住は中央区、毎日芝生と樹木の手入れをしているのはOさんで器具や芝生の購入は生活保護費から捻出しています。自治会長はみているだけ、住宅管理課に何回要請してもそのまま、悩みが話せるのは被災者懇談会です。
 大震災後はじめて、被災者の福祉、法律相談会が開けたのは半年後の95年7月西神第7仮設からスタート、呼びかけたのは庄谷玲子(大阪府立大学)、木下秀雄(大阪府立大学)氏、青木弁護士、ケースワーカーなど40人が来られました。昨年12月の巡回相談で174回です。
続いたのは、かならず相談に来られる被災者の存在とビラ配布・相談と炊き出しのボランティア、兵庫県国立病院をよくする会、長野県民医連、日本母親大会からの多額のカンパと全国の皆さんからのカンパが活動を支えてきましたが底をつきました。
 事務所の確保と今後とも活動が続けられるよう、今までと変わらぬ皆さんのカンパをお願いします。