Katukuni Hyuga Archtects Design Office



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広島県廿日市市   TEL&FAX 0829-55-2615

一級建築士事務所  日向克邦建築工房


□ 名称     日向克邦建築工房
□ 設立     1989年設計工房TAKU
           2004年日向克邦建築工房改称
□ 代表者    日向克邦
           一級建築士登録126304
□ 業務資格  一級建築士事務所
           広島県知事登録04(1)1702
□ 所在地    〒739-0442
           広島県廿日市市梅原2丁目1-23 プラティーク川島 301号

           TEL&FAX  0829-55-2615
          
E-mail: hyuga-k.koubou@nifty.com

□ 業務内容  個人住宅の企画設計・監理・リフォーム


 〜 ローコストについて 〜

□ 規模や仕様の見直し
様々な工法上の工夫を考えたりする前に、建築主がまずすべきことは、自分の生活を再度見直してみることです。我々の住宅を詳細に眺めてみると、様々な無駄があることに気づきます。タンスの置場となって納戸化した和室、殆ど就寝時しか利用されない子供部屋、二度と使われることのない引出物で充填された押入、ものに溢れたリビング、多くの床面積を無駄遣いしています。家は大きいに越したことはありません。しかし、仕様をそのままに、面積だけを大きくすれば、コストに跳ね上がります。面積を増やして、仕様を落とせば、たちまち性能の低下を招きます。したがって、我々にできるのは、あらゆる無駄を排除し、もっと室内を無駄なく有効に使う以外にないのです。不要な物は整理する。長時間いる場所に大きな面積を割り当てる。小さな家でも広々と使う、そういう工夫が必要とされます。


□ 未完成住宅のススメ
一度きりのことだからということで、住宅の仕様や設備は過剰になりがちです。何でもかんでも最初に整備しないといけないと考えていませんか。住宅は竣工時にすべてが出来上がっている必要はありません。時間をかけて手を入れていく作り方というのも、考えてみるべきでしょう。風雨や寒さを防ぐ最低限のシェルターが手に入れば、あとはゆっくり整備するのもひとつの選択肢です。自分でつくった物、後で手を入れられる物には愛着が持てます。出来ることは自分でやるという精神は、結果的に長持ちさせることになるはずです。

□ 本当のローコスト住宅とは
最近、「ローコスト住宅」という言葉を目のすることが多くなってきました。ローコスト住宅と一口で言っても、値引き合戦のなれの果て、単なる安普請の住宅から、定型プランとオプション価格で、坪単価を安く見せかけただけのメーカー住宅まで、様々なものがあるようです。共通するのは初期投資が少なくて済むことですが、いくら安くても、安全上、健康上の問題がある住宅、寒い上に光熱費がやたらとかかる住宅、そして、デザイン的にも空間的にも貧相な愛着の持てない住宅では意味がありません。本当の意味でのローコスト住宅は、コストが抑えられていると同時に、機能の性能、デザインの水準が高く、その魅力が長期間失われない「質の高い住宅」でなければならないのです。


□ ローコスト住宅のメリット・デメリット
ハウスメーカーの住宅は、最低限の仕様にオプションを追加していく「足し算」でつくられますが、真の「ローコスト住宅」は、いらないものをどんどん削っていく「引き算」でつくられます。過剰な装飾、仕上げ、設備、必要のない間仕切りといった贅肉はすべて削る対象です。でも、そうやって住宅におけるそういった無駄を排除していく努力を繰り返せば、次第にかっての民家のような、簡素だが魅力的な住宅に近づいていきます。単に安いというだけでなく、真のローコスト化は住宅に質的な変化をもたらすのです。しかし、コストをかけないということは、シックハウスなどのトラブルや、手抜き工事の発生を高めるということを意味します。専門知識のない建築主にとって、安全性・耐久性・断熱性などの諸性能を見極め、欠陥・不具合を防ぐのは、決して簡単なことではありません。ローコストの注文住宅を建てるなら、リスクを回避し、耐久性を高める最低限の知識の習得と、ノウハウをもった専門家とのパートナーシップが必要になると考えた方がよいでしょう。