澄み切った秋晴れのさわやかな休日、ドングリを踏みしめながら公園を散歩しました。
風も無いのに落ち葉がひらひらと散っていました。
万博公園「日本庭園」の木々も紅葉を始めています。
日本庭園では、初冬の花「山茶花」(サザンカ)が咲き始めています。
サザンカの名は江戸時代以前にはありませんでした。材が硬いカタシ(ツバキ)
より小形なので、ヒメカタシやコカタシと呼ばれていました。
元禄の頃、中国でツバキを指す「山茶花」から転訛したということです。
「平和のバラ園」では、秋の花の時期を迎え、世界各国から贈られてきた、
色とりどりの花が咲いています。
今回は、有名なバラの花を撮影してみました。
「ブルームーン」は、ドイツで作出された青バラの名花です。
バラは、青色を作るのが困難です。先日、サントリーより青バラの新品種が発売され
ましたが、理想の青バラには、未だのようです。
「ピース」は、フランスで作出された世界的に有名な品種で、バラの最高傑作とも言
われています。
「グリーローズ」は、中国原産のバラです。緑のバラの花とはいうものの、
花のように見えるのは、葉に変化している花びらのようです。
日本庭園「洲浜」に「ホトトギス(杜鵑)」が咲いていました。
ユリ科の植物で、花びらの班紋がホトトギスの胸毛の班紋に似ていることから
名づけられたと言います。
日本列島を中心に分布していることから、日本が原産であると推定されています。
日本庭園「竹林」には、「タカサゴユリ(高砂百合)」が咲いていました。
通常ユリは、6月〜7月頃に咲きますが、この時期に咲いています。
「テッポウユリ」に似ており、台湾が原産の帰化植物です。
日本庭園「竹林」の下には、「ツワブキ」の花が咲いています。
竹の緑とツワブキの黄色の花がマッチして美しい光景です。
ツワブキは海岸の岩場などに自生するキク科の花です。
葉がつやつやしているため、「艶蕗(つやふき)」と呼ばれ、
それがなまって「ツワブキ(石蕗)」となったのでは、と言われています。
ツワブキの花の周りでは、冬支度の蜜蜂が盛んに蜜を集めていました。
自然文化園「桜の流れ」−「せせらぎ広場」の園路に「原種シクラメンの花壇」があります。
この花壇には、鉢植えのシクラメンの原種であり、中近東や地中海沿岸に自生する
「原種シクラメン」が植栽されています。秋に咲く「シクラメン・ヘデリフォリウム」と
冬から早春に咲く「シクラメン・コウム」です。
原種シクラメンは、野生独特の可憐な趣があります。
自然文化園「世界の森」では、「ユーカリ」の高木に白い花が咲いていました。
オーストラリア原産で、日本へは1875年頃に渡来しました。
オーストラリアではコアラのエサになることで有名です。
自然文化園「自然観察学習館」周辺では、「アメリカフウ」が紅葉していました。
万博公園で最初に紅葉する木です。
アメリカフウはモミジバフウ(紅葉葉楓)とも言われます。
葉はモミジのように掌状に5裂していますが、モミジの仲間ではなく、マンサク科です。
木々の紅葉も進んでいます。暦の上では、まもなく立冬を迎えます。
(2009年10月31日 撮影)