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12月7日 「石焼き芋」 w.おかみ

いま、家の前の道を石焼いものトラックがゆっくり通っていった。
なぜだかだんだんと「い〜しや〜きいも〜。」の声が上ずっていく。

売れないらしい。

そういえば、灯油屋さんや、クリーニング屋さんのアナウンスは録音済みのエンドレステープなのに、
焼き芋屋さんは自分で歌っているみたいなんだよな。

あ、いま「い〜しや〜きいも〜!イモイモイモ〜〜!」とやけくそぎみに叫んだ。

売れないらしい。

あのアナウンスって、いろいろあるのかね?
おかみが小さいときは「い〜しや〜きいも〜」のあと、
「美味しいおいも、甘〜いおいも、ほかほかの石焼き芋です。」とナレーションがあった。
そうだ、あれはテープだった。
歌が途中で切れたりしてたもん。

お嫁に来て、最初の年の冬に、高松に帰ったとき、焼き芋屋さんの
「い〜しや〜きいも〜。おいもっ。はやく〜来ないと〜、んなくな〜るよ〜〜ん。」
と言うのを聞いてのけぞったことがある。
「はじめて聞いた!」と笑っていたら、高松に残っていた友人が、
「あれ、高松ではけっこうあるよ。」ときょとんとしていた。

1年くらいの間に高松は、おかみの生まれ育った町ではなくなってしまったような気がして、
戸籍だけでなく、実際に、おかみは高松の人間じゃなくなったのかな、と感じて、
ちょっとした、喪失感を味わったことがある。

いま、焼き芋屋さんは裏の通りを流しているようだ。
あ、上ずってたトーンが急に落ちた。
「はぁ〜・・・」とため息が聞こえた。

やっぱり売れないらしい。

 

11月21日 「ヨーグルト」 w.おかみ

これもちょっと前のこと。

お隣のお嬢さんから「カスピ海ヨーグルト」を株分けしてもらった。
前々から欲しいと思っていたのが、ついに手に入って、ご機嫌なおかみ。

そもそもおかみはヨーグルト人間である。
出来れば毎日ヨーグルトを食べたいし、食べない日は何となく調子が出ない。
何より、大好物なのだ。

いや、別にね、買ってきてもいいのよ。
それまではしょっちゅうパックのを買ってきてたし。
だけどね、買うと500mlで168円はするもんね。
カスピちゃんを自家培養すれば、材料費として1000mlの牛乳代、138円だもん。

この「カスピ海ヨーグルト」なるやつ、とても丈夫な菌で、ちょっとやそっとじゃ失敗しない。
実際、おかみもまだ失敗してないし。
ま、一応、熱湯消毒やらの一通りのことには気をつけてはいるが。

実は以前、普通のヨーグルト(ブルガリア菌)を培養しようとして失敗したことがあるのだ。
それも二回。
その上、二回とも食べて、二回ともあたった。

一回目はえらい目にあった。
確かにちょっとすっぱすぎるとは思ったけど、翌日嘔吐、下痢、発熱。
しかもその日は友人の葬式で広島まで出動しなければならなかったのだ。
朝食も食べられず、(当たり前じゃ!)水も飲めず、クルマに乗り込み、
運転手さん(ダンナ)にあっちこっちのSAに止まってもらいつつ、 やっとの思いで到着。
しかし式途中でダウン。
その場は友人の死のショックで倒れたように見えるとこだが、実は食中毒。
かっちょわり。

後日、二回目にあたったときは、ダンナに「ちっとは学習せ〜よ。」とあきれられる始末。

そのダンナは学習したのか、本当に最近までおかみのヨーグルトを食べてくれなかった。
彼はしばらくおかみの様子を観察し、「大丈夫そうだ。」と思ったのか、
おかみのカスピちゃんを「あたらない?」と確認してから一口だけ口にした。
その次からは普通に食べてくれるようになったが、それはつい先日のことである。

 

10月31日 「フランスパン」 w.おかみ

ちょっと前のこと。

おかみはおいしいフランスパンを買った。
それは三宮に支店のあるとっても有名な店で、三宮に出たらそこのパンを買い、
噴水池のへりに座って遅めのお昼ご飯というのが、おかみのお気に入りである。

ちなみにおかみの好みはハード系シンプルパンだ。
デニッシュだのアンパンだのは食べたいときもあるが、たいていは
その店ではカスクートやシャンピニオンのサンドなどを好んで買っている。

ここでちょっと説明をしておこう。
シャンピニオンというのは、文字通り、きのこみたいな形をしたフランスパンで、
それに切れ目を入れて、チーズやリエットをはさんだものがシャンピニオンサンド。
フィセルは長さ20センチメートル前後の細いフランスパンだと思っていただければいい。

その日も、かなり上機嫌でシャンピニオンサンドとフィセルを買い、噴水池のへりにやってきた。
缶入りのカフェオレ片手に、にやにやしながらシャンピニオンを食べ終え、
「何にもつけないで、パンそのもののおいしさを楽しむのが通っちゅうもんだよね〜。」と、
袋に手を突っ込んだとたん、
「イタ〜!」
パンが手に刺さったのだ。

フランスパンには切れ目が入っていて、それをクープというのだが、
クープの端が持ち上がってとがっていたらしい。
指に刺さった、パンの破片を見ておかみが思ったことは、
「フランスパンはこうでなくっちゃ!!」だった。

固いだけのパンなら、持ち上がるほどクープが膨れないし、
根性の無いパンが刺さるわけが無い。
刺さるほどのパンがまずいはずが無く、その日は寝るまで上機嫌であった。

 

10月8日 「寒露」 w.おかみ

今日は寒露やそうで、確かに寒い日でしたな。
「露が凍るほど寒くなる」までではないけど。

こんな日にダンナはあさ、5時半に出勤していった。
んでもって帰りは23時過ぎの予定。

わが夫ながら、よぅがんばっとる思いますわ。

一方、おかみは全然頑張ってない。
今日は一日、首の筋を違えた痛みと、頭痛と、微熱で 1日を棒に振った。

やれやれ。

まあ、こんな日もあるかな。

 

9月7日 「秋」 w.おかみ

突然ですがおかみは秋が非常に好きです。
今年も秋が来たようですな。
十月病もちのおかみはすでにあんぬいモードに入っています。
例年に比べて、ちょっと早め。
二十代最後の秋だからかしら。-v(-_-;)v-

秋になると毎年、やりたくなる行事がある。
旅行。
サイクリング
外めし。

旅行は2年前に新婚(?)旅行で海外に行ったのに味をしめてしまった。
それまでも「どこか行きたい!」と騒ぐのはこの時期だったが、
この二年は「海外に行きたい。」状態が続いている。

サイクリングは年から年中したいところだが、
秋は涼しいので特にヒートアップする。

それと外めし。
外めしとは外食ではなくて、戸外で風景を楽しみつつご飯を食べること。
春にも似たような症状「花見好き」が現れるが、とりあえず花見は花がないと始まらない。
しかし秋の場合は、紅葉の下に限らず、
とにかく、景色が良くてさわやかならどこでもいい。
食べ物も、結構何でもいい。
コンビニ弁当でも、家で作ったバラ寿司でも、お茶とお菓子でもいい。
秋の風に吹かれておいしいものを食べたくなるのだ。

・・・これってもしかして長年培ってきた習慣、
「遠足」の後遺症なんじゃないのかね。

・・・ちゅうことは、「花見好き」って言うのは、もしかして、
日本人のDNAに組み込まれているんじゃぁ・・・!?


8月23日 「反省」 w.おかみ

いぶき工房はパソコンを買い換えました。
前のパソコンは、ダンナの両親のところで活躍中。

だけども、今度のパソコン、前のHP作成ソフトが使えないみたい。
おかみは新しいソフトになれていないんだよね。
使い方はおんなじはずなのに、なじめなくて、気が付いたらもう1ヶ月以上たってる。

NO〜〜〜!

この1ヶ月、結構いろいろありましたわ。
友達が結婚したり、高松に帰ってみたり。

その中でも高校の友達に会ったのは大きかった。
おかみ、神戸に来てすでに5年目。
高松で開かれる同窓会の類はなかなか参加しづらく、欠席。
「遠いし〜、家庭持ちだし〜。」と甘えていたら、一番最近に会ったヤツでさえ5年ぶり。

NO〜〜〜!

これは何ぼなんでもいかんのと違うかな〜。
電話嫌いの筆不精の上、さっぱり顔も見せませんと言うのでは・・・。
忘れられることは無いと思うけど、置いてけぼりにはなりますわ。

反省。

ま、反省だけならサルでもできるといいますし。
サルにならんよう、つこつことメールを書く最近。

 

7月12日 「バッグ」 w.おかみ

おかみ最近のお出かけは夏物のバッグを愛用中。
これは紙テープで自分で作ったもの。
巷ではエコクラフト手芸とか呼ばれているものだ。

去年作ったミニバッグは高松の祖母が気に入って持って帰ってくれた。
今年のは大きいショルダーバッグで、内側にビニールを張った。

自作品の良いところは自分仕様に出来るところ。
たとえばおかみは巨体なので本体大きめ、持ち手は長め。
携帯は持たないので内ポケットは必要ないが、
家の鍵などををつけておくフックが必需品。
粗忽者は「わぁ!鍵どこ〜?」というのがしょっちゅうなので。

そんなこんなで持ち歩いているうちに、お友達が気に入ってくれたので
彼女用に一つ作ることになった。
初注文、おかみちょっと緊張してます。

とか言いながら、刻々と〆切が近づいてるんだよ〜。
やべ〜。

 

6月20日 「ツバメ」 w.おかみ

この2週間、ツバメが結構楽しませてくれた。

ちょうど2週間前にツバメがウロウロするようになり、
我が家の玄関ポーチに土団子をひっつけ始めたのだ。

日に日に大きくなっていく土団子。

興味津々のダンナとおかみ。

観察していると、どうやら作業しているのは若いつがいのようだ。
もしかしたら巣立ったばかりのヤツかもしれない。

オスらしきほうは翼の風切に白い羽の目立つ、若白髪くんで、
メスらしきほうはちょっとおデブのようである。
なんだか家の中に住んでいる夫婦とよく似た取り合わせだ。

しかし、あまり真面目なカップルでないらしく、
作業は遅々として進まない。
その上、「ホントにこれが巣になるんか〜?」という形状。

とうとう3日前、カラスとヒヨドリがうろうろし始めて、
ツバメたちは姿を消してしまった。

・・・残念ぢゃ。

でも、一回ツバメのあらわれた家は毎年あらわれるようになるというので、
来年、彼らが帰ってくるのが今から楽しみ。

 

5月31日 「鬱」 w.おかみ

5月病というのだろうか。
おかみ、このところ軽い鬱状態に付き、茶の間もメールもお休み中でした。
ま、時々あるお話です。

おかみの場合、秋になると感傷的になり、
作曲活動をしてみたり、逃避行に走ったりするのだが、
5月からおセンチになるのはちょっとめずらしい。
10年ぶりくらいかな。

放って置いてほしかったり、かまってほしかったり、気分がころころ変わるので、
周りにいる人間が迷惑なことこの上ないのだが、
おかみも、もう、エエ歳なので、ちょっと自制がきくようになった。
それでもダンナは軽く気を遣ってくれている様だ。

なんとか気分転換をはかりたいところだが、
わりと「引きずるタイプ」のおかみは、もうちょっと時間がかかるかもしれない。
ダンナ、すまんの〜。

てなわけで、今日も蒸発願望と闘うおかみでありました。

 

4月30日 「クジラ肉のノルウェー風」 w.おかみ

昨日に引き続き、給食のお話。

ダンナと給食の話をすると、必ず登場するメニューがある。
「クジラ肉のノルウェー風」だ。

ダンナによると
「クジラの肉が揚げてあって、ケチャップ味なんかな〜。全体が赤〜い色で、
食べた後、お皿がそんなに汚れてないんや。いや〜、あれはウマかったなー。」
毎回、同じ話をニコニコと遠い目をして語るダンナ。

トコロがつい先日、「クジラ肉のノルウェー風」のレシピが判明し、
おかみは挑戦してみた。

まず、クジラ肉は手に入りにくいし、お値段も高いので、
イメージの似ていると思われる、牛のカレー用の肉で代用。

さて、下味はっと。
なに!しょうが、酒、醤油!
・・・どこがノルウェーやねん!

ソースの味はっと。
なに!ケチャップ、ウスターソース!?
・・・なにがノルウェーやねん!!

出来あがったものは、もう、見るからに給食メニューで、食べてみて納得。
これはダンナが飽きもせず何回も話すよなー。と言う味。
(要するにおいしかったと言うこと。)

その日、いぶき工房では、「カレー肉のノルウェー風」をつまみにビールをのんだ。

給食メニューでビールを飲むゴージャス感を味わいながら。

 

4月29日 「給食のうどん」 w.おかみ

時々、ダンナと給食について話すことがある。

あのメニューはウマかった、まずかったに始まり、
小学校の給食室の上は3時間目になると匂いが漂い、
4時間目は授業にならなかっただの、
あのとき、そんなにウマイと思わなかったものが、
今になると病み付きになるものがある、とか。

つい最近知ったことだが、ダンナの育った神戸市では
給食に「うどん」が出ることは無かったそうだ。
ダンナ曰く、「多分、どこの県もそう。うどんなんか出るの香川県だけ。」
・・・だそうな。

おかみはかなりびっくりした。

あのビニールに入ってて、ちょっとあったまった、
お道具箱の中のはさみを使わないと、取り出せない
あの給食のうどんを食べたことがない人がいるなんて!
ましてや、そっちのほうが大多数だなんて!!

考えてみたことも無かった・・・。

結構カルチャーショック。

 

4月4日  「春の椿事」 w.ダンナ

今日もタイガースは勝ったらしい。開幕5連勝、64年ぶり(?)だとか。
  ダンナ、一応阪神ファンである。但し、さほど熱心ではない。
しかし・・・。
プロ野球開幕の日、ダンナはテレビを見なかった。
巨人に17点も取られた、去年の苦い記憶・・・。
「惨敗するに違いない。見るのはやめよう。」
次の朝、ダンナは新聞を取ってきたが、

寝床に戻ってまず裏返した。1面には多分結果が書いてある。
朝からいやな気分になるのは、どうも・・・。
裏のテレビ欄をそ〜っと見た。読売テレビ(日テレ系)。
「リベンジ」なる文字が見えた。ということは、
巨人が負けたらしい。
「そうか、勝ったか。」
ようやく広げた新聞の1面には星野監督の笑顔の写真があった。

こういうファンの気持ち、分からんのだろうな。阪神のお偉方たちはきっと。

 

3月16日 「春霞」 w.おかみ

空を見上げると春霞のたなびくころは、
どうしても全ての思い出が高校時代にさかのぼる。
ちょうどこのころは出身高校の吹奏楽部の定期演奏会の季節で、
とりわけ多くの出来事が集中しているせいだろう。

おかみの出身高校は地元では有名な「山の上にある高校」で、
校庭の梅の木にメジロがとまっているのなんかは日常茶飯事の、
あるいは、その日の天候によっては通学路が変わるような、
かなりナチュラルテイストなところだ。

だから季節の花や自然現象にはいちいち思い出が付きまとう。

梅を見ては、ベランダでロングトーンしていて日焼けしたこと。
菜の花には通学途中、川原で自転車を止めて
答えの出ない話を何時間もした友達の顔。

そう言えば、定演のときにもらったパンジーは赤紫だった。

その頃おかみは、紫のパンジーが好きだった。
何人かとはそんな話もしたので、知っていた人もいるとは思うが、
そんなに言いふらした覚えは無い。

演奏会で花をもらうのはよくあることだ。
でもそれは花束が普通で、カゴに入ったパンジーのポットなど、まず無い。

その年は、両親と後輩から花束をもらい、
そして、送り主の名前のないパンジーのカゴに
「定演、ご卒業、おめでとう。」とメッセージカードが入っていた。

いまだに誰が送ってくれたものか分からない。
だから「ありがとう」も言えていないのだ。

パンジーは枯れてしまったが、カゴはいまも大事に使っている。
すっかり「青春のしっぽ」になってしまったそのカゴを
捨てることはこの先もないと思う。

ただ、いつか、送ってくれた方にお礼を言いたい。

 

2月19日 「花粉症」 w.おかみ

庭の梅がたくさんつぼみをつけている。
去年、一昨年と花の数がすくなかったものだが・・・。
今年は庭で観梅ができそうだ。

ところで、この時期になると、おかみの鼻が騒ぎ出す。
ご多分に漏れず花粉症なのだ。

学生のころは「アレルギー?なにそれ?おいしいの?」みたいな生活をしていたのに。

それが就職したとたん、くしゃみの嵐。
最初の年はそれでも軽かったように思うが、次の年は大荒れで、
仕事中にもかかわらず、上司に「今すぐ病院に行ってきなさい。」といわれたほど。

それから毎年ゴーグルとマスクで外出している。

この時期のおかみは不審人物だ。

今年は花粉が少ないのか、まだそんなに厳しい状況ではなく、
未だ不審人物は登場していない。

 

1月25日 「紫陽花の径計画」 w.おかみ

この寒い中、いぶき工房は「庭造り」熱がヒートアップ中だ。

名づけて「紫陽花の径計画」。
家の東側の通路には、現在、紫陽花が少々植わっているのだが、
そこを整備したくなったのである。

今回、特にヒートしているのはダンナのほうだ。
実はおかみは、ダンナがあんなにエクステリアにこだわるとは思っていなかった。

しかも、彼の志向は「ガーデニング」ではなく「造園」である。
そう、ダンナは最終的には庭を「和風庭園」にしたいらしいのだ。

しかも自力で。

そういえば、「どこの業者にする?」なんて話はしなかったな。
「どういうイメージにするか」とか「どうしたら安上がりか」
とかいう話は散々したけど。

お金で「完成した庭を買う」のではなく
「欲しいものは、それが庭園でも自分で作る」という発想だ。

ま、別にいつもの考え方なんだけどもね。

そんでもって二人して目いっぱいエンジョイしちゃってるんだけどもね。

 

1月12日 「新年好」 w.おかみ

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

いぶき工房では1月、「今年もよろしく」という挨拶を2回行なう。
1回目は元旦。
2回目は1月10日の結婚記念日。
ちなみにダンナの両親の結婚記念日も1月10日。

この結婚記念日と言うやつは、ほかのご家庭ではどのように過ごしているのだろう?
やっぱり、あの、巨大なロウソクは毎年灯すものなのだろうか?

我が家はなぜか律儀にも、毎年巨大ロウソクを点けている。
根元に向かってだんだん太くなっていく、あのロウソクは、
今年も、目盛りまで燃えるのにかなりの時間がかかった。

来年はもっとかかるのだろう。

それでもやっぱり灯すのだろうが。

12月25日 「ルミナリエ」 w.ダンナ

ダンナとおかみは「ルミナリエ」に行った。23日のことだ。
東京にもなにやら「ミレナリオ」なるバチモン(関西で言うニセモノのこと)が
あるそうだが、こちら「ルミナリエ」は日本での本家である。

が、である。

人、人、人・・・。
会場に辿り着くまで2時間近くかかった。日頃なら2〜3分の距離だ。
ダンナは95年の第1回以来、ほぼ毎年見に行っているが、
毎年混雑度が増しているような気がする。

そして、ダンナが残念に思うことは、神戸が震災でダメージを受け、
最初は鎮魂や慰霊といった、
ある種そういったところから始まったイベントが
年を重ねるごとに
何か大きな集客力のあるお祭りに変質してしまったことだ。
毎年この傾向は強くなってきたようにも思う。

いつまでも震災、震災と繰り返してはいけない
とは思うが、どうも「ルミナリエ」だけが独り歩きすることに
違和感を覚えるのはダンナだけなのだろうか?

 

12月21日 「我慢できな〜い」 w.おかみ

また月が変わってしまった・・・。
すみません、おかみはなまけものです。

おかみには我慢できないものがある。

目の前の食べ物。
タバコの煙。
飴玉を噛まずに最後まで舐めること。
日焼けの皮むけ。
かさぶた。

他にもたくさんあるけど、かさぶたはとくにいかんっ!!
もう、絶対にはがさずにいられない。
その上、いつも早めにむいてしまうので、結果的に傷の治りが悪くなる。
でも我慢できないんだもん。

実はここんとこ手術なんかをうけたりして、左手が使えず、不便な生活をしていた。
先日、やっと通院から解放されたのだがまだちょっと不便。
左手中指が思うようにうごかないのだ。
ま、腱をいじったので当たり前なのだが、ここで、おかみは思う。

「かさぶたが邪魔なんじゃ!」

このかさぶたがあるから皮膚がのびないいんだ。
このかさぶたがあるから傷の状態が分からない。
だから思いきり動かせないんだ。

「・・・はがそ。」

そして、3針縫った傷のかさぶたはがしは敢行された。
ピンセットと眉毛用のはさみで。
わりと大きめで、手術傷特有の立体的なかさぶたがとれ、満足なおかみ。
傷の状態はっとぉ。(小枝風に)

・・・・・。
まだ1ヶ所穴があいていた。

 

11月29日 「最近おいしいと思った酒」 w.ダンナ

ダンナは時々、会社の帰りに某私鉄駅近くの立ち飲み屋で飲むことがある。
昼間は普通の酒屋で、夕方になると店先で飲ませる、あれだ。
とにかく安いのと、常連が顔見知りになって居心地が良いことから、なんとなく行くことになる。

そこでおいしい酒を見つけた。

滋賀県の「北島酒造」なるところで作っている”御世栄”という銘柄のうち、
「搾ったそのまま生原酒(だったか?)」とかいうやつだ。
以前720mlのものを飲んだことがあるが、この酒、19度もあり、
甘口で口当たりが良く、麹の香りとトロリとした舌触りに結構ハマる。
(本当にウマい酒である。ダンナおすすめ。)

今回、一緒に行っていた先輩が何を思ったか1升瓶を『キープ』しようと
言い出した。「1合ずつ売ってもらえば良いのだ。」と。

賢明な読者諸兄はもう気付いたことだろう。この晩、3人で1升を空けてしまい、
ダンナは次の日夕方までアルコールが残って仕事にならなかったのであった。

 

11月10日 「新しいあそび」 w.おかみ

なんかさ、ぼんやりしてて気がついたら、すぐ2週間くらい経ってるのね。
このコーナー、放って置いたらどのくらい怠けてるかすぐわかるし。

ちょっと気合いれ直さないかんわ。

さて、おかみは多趣味人間であるのだが、最近また趣味を増やしてしまった。
今度は「カリグラフィー」である。
あの、アルファベットをぐにゃぐにゃびにょ〜んと伸ばしたり、
しっぽをくるくる巻いた書体でなんか書くやつ。
「西洋の書道」とよばれているらしい。

いろいろな書体があって、楽しいのだが、1番メジャーなのは「イタリック体」だ。
結婚式のウェルカムボードなんかによく使われるやつ。
見栄えがするし、「やっぱりヲトメはリボンの文字よね♪」と言うところか。

トコロがおかみのマイブームは「ゴシック体でラテン語をつづる」ことである。
お気に入りの題材は「カルミナ ブラーナ」「グレゴリアン チャント」「レクイエム」の歌詞。
寒いときにはフリースのケットを被って、BGMつきで結構黙々とやっている。

名づけて「インチキ修道院ごっこ」。

他にも、おかみの趣味には
「インチキ書道家ごっこ」とか「インチキフォトグラファーごっこ」などなど、
インチキな遊びが多々含まれる。
そしてインチキな作品がぽろぽろできる。

ちなみに我が家のトイレギャラリーは11月はじめからは
「インチキ書道家作品展」になっている。

 

10月24日 「台所コラム」 w.おかみ

我が家には椎茸の原木がある。
今日、第2回目の収穫の為に原木を水につけた。
明日からまた栽培する。

あまり大きな椎茸はできないものの、とりたての椎茸は最高のかおりがする。
それと、自家栽培だと虫や土ぼこりがつかないので、軽く洗うだけでたべられる。
椎茸ってじゃぶじゃぶ洗うと水っぽくなっておいしくないもんね。

とりたての椎茸を炭火であぶってたべる。
もう、想像するだに最強のメニューかも。

それでも高校生ぐらいのときは、「トマトリゾット」とか「なんとかのグラタン」とか
「なんやらのなんちゃら風なんとか」みたいな料理が好きで、
親に「また、わけのわからんもんばっかり作ってぇ。」などと言われつつ
たまには自分でも作って食べたりしていた。

この場合、大抵のメニューが「わけがわからん」と言う理由で
家族には不評であった。

本人は「わけがわからなくても、手が込んでいるものは
料理しているという実感にあふれている。」ので、非常に満足してたけど。

トコロが、彼氏が出来て「食べてくれる人」が出来たとたん、
「手が込んでなくても、ウマイと言ってもらえるもののほうが
料理するヨロコビにあふれている。」のに気がついたのだ。

たまたま彼氏が酒のみの和食党だったことと、
(もうお分かりかと思いますがこのときの彼氏がダンナです。)
自分自身も結局和食が口に合うということで、
シンプルで美味しいものに目が行くようになった。

今ではダンナに「また、酒のアテばっかりつくってぇ。」と言われている。

でも大抵のものが好評なのでこのまま行くつもり。

 

10月20日 「粗忽者」 w.おかみ

またけがをした。
今度はのこぎりだ。
大した怪我ではないけど、このところ流血の事態が多いぞ。
ちょっと気をつけないとね。

おかみは「粗忽者」なのでけっこう怪我がおおい。

幼少のみぎりから、どぶ落ちや擦り傷などあたりまえで、
玄関マットに乗っていて滑って落ちて怪我をしたとか、
当時流行っていた「ホッピング」なるものに乗っていてこけて
お尻から落ちて、しばらく息が出来なかったなど・・・。

こどもの怪我はまだほほえましい。

トコロが成長してからも、自転車や原付でこけたとか、
クルマにはねられたのは2回あるし、階段から落ちたのは5・6回。
だんだん怪我も大きくなって、あちこちに傷がのこっている。

笑い事ではない。

けっこう気をつけているつもりなんだけどな。
それでも怪我をするあたりが粗忽者たる所以なのかも。

いや、笑い事でない事を「粗忽」で済ませるあたりが
危機感がないというか、まさに、粗忽者なんじゃないのかね。

 

10月15日 「狂牛病」 w.おかみ

昨日は「遠赤ディナー」だった。
要するに、いぶき工房ご自慢の水コンロによる炭火焼だ。

幸いダンナもおかみも、何を食べてもおいしい体質なのだが、
焼肉でも特に「牛タン、牛レバー、牛ミノ」がお好みだ。

巷では狂牛病ショックによる牛肉の買い控えが進んでいる中、
昨夜のメインは牛タンと牛レバーだった。

だって美味しいものには勝てないんだもん。

だからといって狂牛病を全く無視しているわけではない。
行政の対応には非常に腹も立てている。

でも我々はパニックに陥りたくないのだ。
あらゆる情報を取り入れて、自分なりに考えて、行動したいのだ。
それが大人というものだし、我々のスタンスである。

 

10月5日 「阪神高速」 w.ダンナ

おととい、ダンナは仕事で大阪市内までクルマで行った。
直帰なので自分のクルマ(LPガスで走る黒塗りのクラウン)で、である。

実は、ダンナは阪神高速環状線に乗ったことがない。
そりゃ観光バスに乗ってた、とか他人のクルマに乗ってたなんてことはザラにある。
要するに自分でハンドルを握って走ったことがないのだ。

なぜかというと、

大阪とは「電車で行くトコロ」なのだ。
つまり、道がわからん。
一緒に大阪の合同庁舎へ出向いた同業他社のヒトに言われるままクルマを走らせた。
いや〜、参った参った。
「高速乗ったらね、右に右に車線を移るんですよ。」そうする。
「次にね、左、左。」 もちろん、そうする。
環状線に留まっているといつまでも回ってしまうから
車線を変えながら神戸だの堺だの分岐点で外へ出るらしい。

理屈はわかる。

しかしながら時速80kmは出ているのである。まあ運転技術は並だと思うし
マニュアル車なのでちゃっちゃと走れるのだが、
知らない道を高速で車線を変えながら走るのは恐いものだ。
これが地方ナンバーなら道も譲ってくれるのだが
「神戸」ナンバーなんて地元車両扱い。モタモタしてたらブーイングの嵐!

まあ無事に神戸に帰ってきたのだが、
「たまには大阪にもクルマで行っとかな、あかん。」と
実感した1日であった。
「道ぐらい、知っとかな。」

思えば、地下鉄の出口から目の前にある合同庁舎までの道しか知らない
ダンナであった。

9月28日 「ベルサイユのばら」 w.おかみ

昨日は「タカラヅカ」に行って来た。
「ベルサイユのばら・オスカルとアンドレ編」だ。
おかみ、初タカラヅカである。

おかみはかつて、小学校のときに某国営放送の特別編で
汀夏子の「ベルばら」を見たことがある。
後半部分だけだったけど。
結構面白く、「いつか全編見るのだ」と思っていたのだが
1年ほど前にTVで1974年初演時のVTRを見ることができた。

おかみの素直な感想としては、
初演よりも今回のほうが原作のイメージに近いと思った。
初演のほうはオスカルの女性の部分がまだらに出てくる感じだけど、
2001はオスカルは終始軍服で、ドレスを着ることは無かったのだが
一貫して「ひとりの人間として闘う女性」として見ることができた。

今度は是非、汀夏子のを全編通して見てみたいのと
これまでの「ベルばら」を全部見てみたいな。

おかみは「ヅカおばさん」にはたぶんならないと思うけど
「ベルばらおばさん」にはなってもいいなと思うよ。

 

9月20日 「つくれるつくれる」 w.おかみ

おかみの悪い癖は、買い物に行き、めぼしい商品を見つけると
「これは自分でつくれるなあ。つくろ〜。」と、買わずに帰ってしまうことである。
そしてその上、しばらくつくらずに放っておくことだ。

それは家でもくりかえされる。
通販のカタログを見ては「つくれるつくれる」を繰り返し、
注文はせずにじっくりとカタログを楽しむのである。
おかみにとってカタログは「読んで楽しむもの」だ。

ところが、つくろうと思って放っておくうちに、時期を逃して季節はずれになるものも多く
二年ごしで完成を待つものもあったりなんかする。
暖簾や服の類、バッグなんかはそんなものばっかり。
木工品は、夏場に加工するのはつらいので(汗と蚊がイヤ)
そのまま秋を待つうちに年を越して寒いなかの作業になり、かぜをひく。

今年はせめて暖簾をなんとかしないとね。
もう3年も夏物をかけっぱなしだもの。
秋ものは諦めて、いきなり冬ものにとりかかろうかな。

 

9月17日 「・・・」 w.おかみ

昨日は先輩のお葬式だった。
先輩はまだ30歳。
葬式するには、まだ早過ぎる歳だ。
物静かで、物知りな、やさしい人だった。

なのに、突然、交通事故の犠牲になってしまった。

先輩の御冥福をお祈りします。

 

9月15日 「遠赤外線」 w.おかみ

今日、炭火コンロを買った。
飛騨コンロではなく、水コンロというやつだ。
テーブルの上にのせてもテーブルが焦げないというので、変更した。

我が家の水コンロは四角いやつで、二人でのんびり焼き物をするのにいいサイズ。
丸いのはコープの共同購入でも取扱っていて、その上2000円安いけど、
ダンナの「四角いほうがハイカラやろ。」の一言で急遽決定した。

で、早速、晩ご飯につかってみたところ、やっぱりおいしい。
特に厚みのあるもの。
椎茸やステーキ肉なんかがすごくおいしく感じられた。

遠赤外線ってやつはなかなかすごいね。

 

9月11日 「飛騨コンロ」 w.おかみ

我が家は最近、飛騨コンロにとりつかれている。
飛騨コンロとは、よく旅館なんかで出てくる、素焼きみたいな材質の、
炭火や固形燃料なんかで焼き物をしたりする
ごろんとした形で、まわりに唄の歌詞かなんかがかいてあるやつだ。

要するにダンナとおかみは、家で炭火焼をしたいのだ。

「なら、バーベキューセットでいいじゃん。」と思われる人もいるかもしれない。
それは、夕食どきにインドアでという目論みにあわない。
「じゃあ、七輪は?」というと、机の上に置けないのでバツ。
背高のっぽすぎるし、ちょっと色気に欠ける。

ダンナもおかみもこういうものにかなりこだわるタイプである。
納得のいくものをさがすのだ!!

ふたりの挑戦はつづく。

 

9月7日 「リフォーム」 w.おかみ

4年前に縫ったワンピースをリフォームした。
何となく、襟元とのバランスが気に入らなかったので、ついにスリップドレスにしたのだ。

ところができてみたらば、胸元が大きく開いている。
もともと肩を出して歩けるほど大胆ではないので、Tシャツを着て試着した。
鏡をみて、自ら一言。
「こりゃ、サウンド・オブ・ミュージックだわ。」

Tシャツをブラウスに替えたら、
「もう、今すぐギター抱えてドレミの歌を歌わないかん!」という感じ。

この服は元々「ウエストサイドストーリー」のアニタのドレスのイメージでつくったのにぃ。
でも、もともと気が小さくてボディコンにできず、生地もコットンにしたせいで、
ちぐはぐなイメージだったけどもさ。

今回イメージは統一できたけど、結果として服に教えられたことは
「小心なのに、色っぽいのを目指すのはまちがいかも。」ということ。
やっぱりおかみには、マンボを踊るよりも音楽好きの先生の方が似合ってるようだね。

 

9月3日 「ぬかづけ」 w.おかみ

我が家にはぬかどこがある。
1ヶ月ほど前、高松の実家からもらってきたものだ。

実は、1年以上前、ぬかどこをだめにしたことがある。
たまごのからと共に異物が混ざってしまったのだ。
しかも微粉末。
もう、じょんならんわの。

今回のは、親からもらったこともあり、見栄もあって、大事にせざるをえない。
よし、ここは正しい管理法を勉強しよう。
てなわけで、モノの本を見てみたらば、「野菜に塩を擦りこんでつける。」だって。

おかみはそれまで、野菜をそのままぬかどこに突っ込んでいたのだ。
「ぬかづけってぬか臭くってあんまりおいしくないよな。」などと思ってる
おかみが物しらずだったのね〜。

今はちゃんとおいしい「ぬかづけ」ができるようになりました。
分からんことはそのままにせずに、ちゃんと調べないかんわ。

 

8月31日 「しまなみにて」 w.おかみ

先週末、しまなみ街道にいってきた。
大学時代の友人が愛媛の大島に住んでおり、おじゃましにいったのだ。
昼間からビールを飲んで、だらだらだべって、温泉につかって・・・。
田舎のじいさんのうちに遊びに行ったように、のんびりと夏休みをさせてもらった。

大学時代の友人どもというのは非常に個性が際立った人ばかり。
今回も結構いろいろあったけど、書ききれないので省略。
じいさん(実年令は30前)は「これに懲りずに、また来てくれ。」というけど、
こちらこそ「これに懲りずに、またよんでください。」である。
じいさんはじめ、みんな、ありがとうね。

ところで、じいさんの家は、純日本風の広い庭に、純日本家屋。
裏には離れがあり、家族はそこに暮らしているらしい。
広間があって、その部分だけは建て増しなのか、切妻屋根の洋風建築である。
羨ましくも、ペーパークラフト創作意欲を掻き立てるおうちだ。
そのうち紙工作の部屋に登場するかもしれない。

いつになるかわからんけど。

 

8月28日 「流血中」 w.おかみ

今日も残すところ30分ほどのこの時間、おかみは流血中である。
前回に引き続き血の話で恐縮だが、鼻血がとまらない。
量も尋常でない。
既にTシャツと短パンが血染めになり、床も洗面所も「なんかあったんか?」と言う状態。
わりと鼻血のぬけやすい体質なので、こんなことは慣れているけど。
ちょっと量がね。

おかみの場合、こんなとき1番に疑って掛かるのは、鼻腔粘膜の傷である。
大体いつもこれだ。
でも今日のは量が多すぎるから2番目の「風邪のひき始め」だな。
くしゃみも出るしほぼ間違い無いだろう。
ちなみに3番目は「なんか訳の分からん理由。即、病院へ行け。」だ。

今日は、週末にあった出来事を書くつもりだったんだけど、それは次回の講釈で。

 

8月23日 「夢」 w. おかみ

切れたパスポートを更新しに町に出た。
持ち物はお決まりの住民票だの、免許証だの・・・。
ついでにお茶でも飲んで帰ろうと、ウロウロしてたらおじさんが団扇をくれた。
いわゆる「献血にご協力下さい。」というやつだ。

おかみは結構献血好きだ。
ただでもらえるジュースやお菓子、記念品・・・。
清潔な献血ルームや、機械のシステマチックな様、やたらに居心地のいい椅子、
なのに妙に神妙な献血者の表情、それを眺めながら見る2時間ドラマの再放送。
成分献血の1時間は結構癒される。

おかみはペーパードライバーなので免許証を持ち歩くことは滅多にない。
だから、免許証ケースに入れてある献血手帳もいつもは持っていない。
今日は手帳もあるし、動機も意欲もある。
これは「GO」である。

検査採血も終わり、例の椅子に陣取ってお決まりのいいわけをする。
おかみは血管が細いらしく、毎回看護婦さんが苦労するのだ。
だから、「前も血管が細いっていわれたんですよ。」と。
ようやく針が刺さったものの、何の具合か思うように引っ張れず、結局中止。
針は刺したので「献血はしたことになった。」のだが事実は未遂だ。

夕食後、ダンナに「今日、献血いってん。」と言うと、ダンナは妙な顔。
-ダ‐ 「今日?なんで?」
-お- 「・・・献血好きやもん。おかしい?」
-ダ- 「おかしい。」

ダンナ曰く、今朝,オレが献血する夢を見た。
夢では献血手帳が無くて未遂に終わった。
そんな夢は今まで見たことがない。
そしたら今日に限っておかみが献血してきたと言う。
相方やって10年、結婚して3年半もすりゃ同じ鼻歌を歌ったりするようなことはあるけど・・・。
夢はきしょいなー。

その後は二人で「きしょー。きしょくわるー。」と散々騒いだが、
何となく、うれしい気がしたのも事実であった。