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今、地球上で世界規模の自然破壊が起こっている。その中で最も深刻な問題が「地球温暖化」だ。マスメディア情報を享受している人なら誰でも知っていることだろうが、地球温暖化がどれだけ深刻な問題かを知り、対策となる行動をしている人はどれだけいるのだろうか? 僕の知りうる限りの人でこの深刻さを正しく認識し、何らかの行動をとっている人は残念ながらごく少数だ。あなたとあなたの周りの人はどうだろうか? そしてもし、あなたが地球温暖化が僕らの子孫の存続だけでなく、数年、数十年後の未来を脅かす可能性が高い、という現実を知らなかったとしたら、是非この先を読んでいただきたい。 まず、人間は動物である。ゆえに人間は人間以外の生物を食べ、呼吸により大気中から酸素を摂取しつつ二酸化炭素を吐き出し、生命を維持している。人間が呼吸により摂取する酸素のほとんどは、植物の生命活動、つまり光合成によって作られたものだ。人間の食料となる野菜も無論、植物であり、肉や魚など人間の食用となる動物も、最終的には植物を食べている。ならば二酸化炭素を沢山排出すれば、植物の食料? となる二酸化炭素が増え、植物が育つのにより良い環境が提供され、光合成が促進することによって二酸化炭素は消費される。むしろ酸素が増えて動物である人間は生き易くなる、と考えてしまっても不思議ではない。事実、実験室内で日光の照射量をそのままにし、二酸化炭素濃度を現在の大気の状態より濃くしてゆくと、植物の成長が促進され酸素濃度も増えてゆくという実験結果がある。しかしこの実験にはその先に結論がある。実は二酸化炭素の濃度を上げることで植物の成長が促進されるのは、ある一定の濃度までで、それ以上濃度が上がると植物は一気に枯れ出すのだ。この実験を行い発表した科学者の名前は忘れてしまったが、その科学者が現在の大気中の二酸化炭素増加率で計算してゆくと、現実の地球大気は数百年以内に、そのターニングポイントを迎えると結論付けていた。そして、その科学者は更に、この試算はあくまで現在の二酸化炭素の増加率に基づいたもので、残念ながら増加率はさらに増えてゆく傾向にあり、そうなれば当然、ターニングポイントも早く訪れることになる、と付け加えた。 では、二酸化炭素を吸収する植物側はどうか? 地球上で最も大きな二酸化炭素の吸収源となっているアマゾンの密林は、ここ十数年で大きく減っている。毎年、日本の四国一個分の面積の森が消滅しているという。もうすでに日本全土の面積分の森が地球上から消失しているのだ。最初、僕は単に建築木材を得るために伐採しているのだと思っていた。しかしながら、それは単に木材伐採のためではなく、伐採の後に開墾を行い、超大規模な大豆畑を作るためだったということを最近知った。密林を伐採して大豆畑にするなら、植物から植物への移行なので大きな影響は出ないと思うかもしれないが、それも違うようだ。光合成による二酸化炭素の吸収率は、その植物の葉の面積におおよそ比例する。つまり、1本で何千何万もの葉を付ける大樹と大豆とでは、二酸化炭素の吸収率は圧倒的に違うのだ。ましてや収穫の時期と再作付けの間、枯れていて光合成をほとんど行わない大豆畑が、アマゾンの原生林にとって代わることはないのだ。 余談だが、世界最大級の密林を消失させてでも得たい大豆は、主に食用油などの原料となり、飽食の先進国の豊かさを維持し、中国など、これから近代化されてゆく国の豊かさを支えるわけだ。とはいえ、人間は食事が満たされても呼吸や生活環境温度が正常でなくては、結局のところ生きてはいけない。 では、地球温暖化の進行を少しでも食い止めるべく「大気中の二酸化炭素」を減らすにはどうすればいいか? その最も単純で確実な方法の答えは、すでに設問のカッコでくくった文字にある。そう、「大気中の二酸化炭素」つまり、気体となっている二酸化炭素を減らせばいいのだ。それには植物が大気中の二酸化炭素などを光合成により酸素と炭素と水に分解し、炭素を固体化した「木」の状態。それも更に成長し二酸化炭素を吸収し続けてくれる、生きた木の状態を多数保つことが、今できうる最高にして截然の策だ。今すぐあらゆる森林伐採を止めるか、伐採以上に沢山の木を植え、すべての人が可能な限りの省エネ生活で二酸化炭素の排出量を減らせば、温暖化は進まない・・・・と胸を張って言いたいのだが、残念ながらすでにそうもいかないのだ。 最近、あまり騒がれなくなった「オゾンホール」のことを思い出して欲しい。南極、北極のオゾンホールの拡大は、人間が大気中に放出したフロンガスが原因だ。オゾンホールを発見し、その原因をつきとめた科学者の提唱から世界中が連携してフロンガスの排出を規制し、代替フロンを超急ピッチで開発した。実はフロンガスが大気中で同じ性質(オゾンの破壊)を維持できるのは数十年だ。早急にフロンガスの排出を止めさえすれば、オゾンホールの拡大は阻止できる。事実、フロンガス規制の効果はすでに現われ始めているのだ。しかし、二酸化炭素はそうはいかない。大気中におけるフロンガスの寿命が数十年なのに対し、二酸化炭素は数百年。地球温暖化は二酸化炭素の蓄熱効果によっておこるから、二酸化炭素の濃度が一気に激減しない限り、以後数百年間、大気の温度はどんどん上昇してゆく。つまり、地球温暖化は始まった時点で、すでに手遅れに近い状態なのだ。 ・・・「ザ・デイ・アフタートゥモロウ」という映画を見た人も多いと思う。地球温暖化が極地の氷を一気に溶かし大洋の海流を一変させ、地球のほぼ半分が超大型ハリケーンに飲み込まれた後、一気に氷河期となるというシナリオだ。無論、フィクションで、誇張表現も多いのだが、気象学者が検証した学説に基づいた内容でもある。僕は二十年近く前にNHK出版が出した「地球汚染」という本を読んでいるが、二十年以上前に温暖化進行によるハリケーンや台風の大型化は、気象学者によって予測されていた。しかし、2005年にアメリカを襲った巨大ハリケーンのように、気圧が800ヘクトパスカル台に迫りそうな超低気圧が上陸する年代は、もう数十年先と予測されていたはずだ。海面上昇のデータにしても、地球地表面平均気温のデータにしても、ほとんどの気象データが、数十年前に気象学者が予測したものより悪い値で推移している。アマゾンの大規模な密林消失、中国をはじめとする発展途上国の近代化、益々増えるエネルギー需要、砂漠化の拡大・・・朗報より圧倒的に多い悲報が溢れ、未来は絶望的に思えるが、それでも僕らは次の世代、その次の世代のため、地球温暖化の進行を少しでも遅くする為に、僕らは行動しなくてはならないと思う。どんな小さなことでも、しないよりはやった方がいいのだ。あなただって余命何年と宣告を受け、しかも「これをすれば確実に1日長生きできる」「やり続ければやり続けただけ延命される」ことがあるなら、しかもそれが苦痛でなく、お金がかかるどころか、お金が節約できることだとしたら、やるでしょう? 少なくとも僕はやります。 |
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一、地球温暖化をはじめとする自然破壊が深刻化していることを、いつも認識して行動 一、近所に行くときは、可能な限り自転車や徒歩にします。 一、クルマの運転は、燃費の向上に心掛け急発進をせず、無用な荷物を積まず、できる 一、クルマを買う時は、自分の用途に適しているなら、可能な限り小さく燃費の良い 一、無駄な電気を使わないように、こまめにスイッチオフを心掛けます。 一、早寝早起きを心掛け、夜間の電力消費を減らします。 一、充電式電池の充電には、補足的だけどソーラー充電器を使います。 一、買い物に出るときは、なるべくバッグを持参し、レジ袋をもらわないようにします。 一、なるべく近くで製産または採れたものを買います。 一、なるべく小分けされたパッケージングのものは買いません。 一、なるべくペットボトルよりガラスびん入りの商品を買います。 一、なるべく、残飯が出ないように料理をしたり、店でも残さないように注文をします。 もちろん、できる限り残さず食べます。 一、食器洗いには極力洗剤を使わないように工夫し、使う洗剤も微生物分解の早い 一、ゴミの分別は可能な限りしっかりと行い、リサイクルできるものはリサイクルに 一、ゴミのポイ捨てや不法投棄はしません! 一、食料生産地からの大規模なルート確保が必要な、現状の都市には住みません。 一、近場でもいいから時々キャンプをして、アンプラグドライフの日を増やします。 一、野外で遊ぶ時は思いっきり! でも、ローインパクトを心掛けます。 一、どうしても必要な時以外は、なるべく焚き火はしません! 一、キャンプの時はときどき「野グソ」をして、排泄物を自然界のリサイクルループに載 せます。 一、環境保護を、より多くの人に伝えるようにし、ひとりでも多くの人が、できること ・・・・勿論、僕は完璧な人間じゃないから、宣言した事を忠実に守り抜くことはできませんが、できる限りがんばります! |