SCMの概要:『失敗しないから、チャンスを逃さないへ』         01/08/12       BACK

日本の企業では、「責任は誰が取るのか」「失敗しないことが肝要である」をよく聞きます。しかし、これらの言葉は今の時代に相応しい言葉なのでしょうか?

■スピード時代には「チャンスを逃がさない」
市場は常に変化しています。過去の経験が役立たないと言われています。このような時に失敗しないことが果たして可能なのでしょうか?失敗しないことよりも、まずスピードについて行く、競争に参加する、判断・行動を早くすることが必要になっているのです。市場の変化に対し、何をどの程度生産するのか、価格をいくらにするか、どの顧客にどのような提案を果たすのか、についてまずビジネスに参加を果たすことが重要なのです。今後のキーワードは「チャンスを逃がさない」ことなのです。

■「チャンスを逃がさない為には」
チャンスを逃がさない為には、次のことが必要です。
@個人の判断で行動することを認める。個人で判断し、行動できる人を重視する。
A過去の経験をしくみ化し、情報は全て集めて判断できる材料を揃える。
B個人に任せ、結果的に良い実績を上げた人を評価する制度にする。
C会社としての決定を早くする。会社の規模を一定以内に押さえる。
D現場感覚を持った人が判断する。判断の場所を顧客に近い所に移す。

このように環境変化に自社が如何に対応するかを真剣に議論することが必要な時期に来ています。スピードに対応し、チャンスを逃がさない為には、会社を新しいコンセプトでデザインし直すことが必要です。

入江 淳一