SCMの概要:『SCMは本物である』 01/09/16 BACK
サプライチェーンマネジメント(SCM)は本物です。これから確実に進んで行きます。従来から似たような3文字英字が続いて来ました。MIS(Manegement
Information System)・SIS(Storategy Inoformation
System)・BPR(Business Process Re-enngineering)。これらに騙されたと思っている方々も多いでしょう。そこで、今回は何故SCMが本物であるかを解説しましょう。
■ MIS・SIS・BPRが失敗した理由
@情報さえあれば優秀な経営、儲かる経営ができると主張していた。しかし、情報システムからは社内の定型的な情報しかもたらさなかった。
A情報の重要性は分かるものの、具体的にどうすれば良いかが不明確であった。
B具体的な仕事のやり方には言及せず、結果的な情報を活用することに主点があった。
C情報の重要性を全面にして、巨大なハード・ソフトを売り込もうという意図が見えた。
■ SCMが初めて本物になった理由
@ITハードの進歩により、大容量データを集め、スピーディに処理できるようになった。
Aウィンドウズ・ERP・EDI標準化等のため、企業間でのデータ共有化のインフラが整備されてきた。
B自社にとって有意義な情報はむしろ社外にあり、それらが入手できる環境になってきた。社外情報入手により、自社の運営形態が大きく変革できることとなった。
Cスピードが求められた為、それにどう対応するかで業務プロセスの再デザインの必要性が明確に見えてきた。SCMの主張は、現場や業務の変革をしなければと具体的になっている。
Dプロセスの再デザイン検討の中から、調達先や顧客との関連をどうするかという政策レベルの方向性の協議が出始めることになる。SCMは戦略レベルにも影響を与える。
MISが出た約30年前から、ITが主張することはあまり変化していません。むしろ、情報の全社的活用や企業間での情報共有ができるITや通信インフラがやっと実現し始めたのです。その為にIT及びプロセスが企業戦略の重要点を占めるようになったのです。今後はSCMは全ての企業に確実に浸透して行きます。
入江
淳一(IDC)