部分最適:『グローバル化』 01/09/23 BACK
自社内で情報システムが完全に統合されていても、なお部分最適になる可能性は残っています。想定するビジネス圏の中で完全に全体最適を実現できるますか?と問いかけることが必要になってきます。
■ 世界的な中での全体最適になりうるか
あなたの会社はどの範囲で取引を想定していますか?現在は全世界が1つのマーケットになってきています。グローバル化が凄い勢いで進んでいます。
また、20年前は取引情報を電話・FAXで行っていました。しかし、今後はEDIで情報をやり取りすることが普通になります。
この考えで行くと次のようになります。あなたの会社の情報システムは世界中の会社との標準取引プロセスに対応できますか?もしできなければ、現在の情報システムがどんなに優れていても、それは想定取引範囲から見ると部分最適と言わざるを得ません。
■ 世界と取引ができる標準プロセスの採用
世界中のプロセス標準とはどのようなものなのでしょうか?取引には色々な種類の情報が交信されます。取引プロセスには@更新する情報の種類、A1回の情報フォーマットの内容、B情報フォーマット中のデータ項目のコードの統一が重要です。このABはXML等で検討が進んでいますが、個々の企業が考慮すべきことは@です。@の情報を交信できるほどに社内情報システムが保持していますか?
日本でも一部の有力企業は既に標準プロセス対応を進めています。その結果、日本国内の取引先にも同様の取引プロセスを求めてくるでしょう。有力な取引先とつき合うことは取引の標準化が必須になってきます。活動範囲が日本国内に限定している中堅メーカーや物流業者でも取引標準化とEDIは避けては通れないのです。
これに対応する為には、世界標準プロセスを視野に入れて作っている統合システム(ERP)が有利になってきます。
入江 淳一