SCM構築:『部品の層別化』              02/01/13           BACK

 商品だけでなく、部品(原材料)の層別化も大変重要です。リーン(ムダを削ぎ落としたやり方)状態を作り上げることと、層別化した中で部品の状況を意図的にコントロールして行くことが重要になります。

■ 部品層別化の視点

次の視点の内、より自社に合う視点を選んで表を作る。
@製品への直接的な関係から:主部品/副部品
A部品の共通性:共通部品、その他部品
B買い方の関係から:年間取り決め価格、都度購入、相場品

■ 層別化毎に何を決めるのか

リーン状態を作り上げる為に、各層別化毎にどうすればよいのかを明確にする。
@部品の在庫基準・所要量算出・発注のやり方
A調達リードタイムの短縮のやり方
B調達先の決定、どのような発注先から購入するか、購入の拠点

■ 層別の振り替え

部品に関しては、自社が好きなようにコントロールできる。自社が有利なように部品の状態を移行させてゆくことが重要である。
@できるだけ共通部品へ振り替えてゆく
Aできるだけ年間取り決め方式へ振り替えてゆく
B都度購買品、相場品はネット調達を活用してゆく
Cできるだけ集中購買先へ取引を集約する

部品の調達コストは製造原価の大きなウェイトを占めています。また、部品の調達さえうまく行けば、短納期生産で顧客に対応できる場合が多いです。その為に、部品の管理方針・管理水準がメーカーの命運を左右します。層別化を明確に行い、自社の方針を明確にするための層別化及び方向性を決めることは、大変重要なことになるのです。

        入江 淳一(IDC)