物流業者の課題:『一点突破で勝つ』            01/12/16         BACK

中規模以下の物流業者はどのようにして勝ち残り・生き残りを果たすべきなのでしょうか?大規模物流業者は全国便やシステム対応等のサービスで、顧客(荷主)へのサービス水準を高めています。

一点突破で勝つ

@物流は現場では多くの人が関与してくる。その作業品質を維持するのは、大規模の方が遙かに難しい。中堅規模は品質で勝負する。
A日本全国の配送便という、範囲では大規模には勝てない。しかし、逆にある範囲の地域でのサービス力では勝てる可能性も充分ある。
B大規模企業の日本全国便では、画一的なサービスにならざるを得ない。しかし、荷主側はそればっかりを望んでいる訳ではない。時間帯が合わない、もっと特別なサービスをと望む顧客も多い。
C全国的な路線便で大規模企業に競争する必要はない。地域特性を活かしたルート便や顧客に特化したサービス等ならば規模で競争する必要がなくなる。

要はどこか一点突破で勝てれば、充分勝負になるのです。

一点突破の為には

従来は規模の競争が一般的でした。しかし、規模競争の勝負は完全に終わっています。今更この競争の中に入っても勝ち目はありません。だから、規模競争には行かず、一点突破が必要になるのです。
@どの点で勝つのかを明確にする。どこで勝つか、どうやったら勝れるか、を常に作り続けて行かねばなりません。
A勝てる為の実力作りが必要になる。自社が対応する仕事に関しては大手には品質では全体に負けないことが重要です。
B目の前の仕事で顧客から評価されなければならない。これを続けて、さらに望む姿を明確にすれば勝つことができる。

全国サービスの大規模業者を恐れることは全くありません。規模でなく、自社の特色に見合うやり方を見つけ出し、創り出せれば、顧客から評価して貰えるのです。

                             入江 淳一(IDC)