SCM構築:『顧客の層別化』 02/01/20 BACK
サプライチェーンマネジメント(SCM)は層別化した中で、各々をリーン(ムダを省いた筋肉質)状態を実現することです。その為には、社内のプロセスだけでなく、顧客をも層別化して、各々どのように対応するかを定めて行かなければならないのです。
■ 顧客層別化の目的
@SCMの目的は顧客に適正に対応することである。必要な対応密度等の方針を設定する。
A顧客との間でローコストを実践する。それが低価格で顧客へ提供できる要因になる。
BSCMの目的は最終顧客に適正に対応することである。その為に、中間チャネルをどのように方針を設定するかを決めてゆく。最終顧客までの道程と伝わり方を設定する。
■ 顧客の層別化の視点
@自社がその顧客で得る売上金額、売上構成比、売上の増減傾向
A顧客から見た自社のシェア、自社がどの程度のシェアを持っているか
B顧客の市場でのシェア、顧客のマクロ市場での位置付け
C自社が期待する顧客機能と、顧客の中間機能としての強み
■ 各層別化で何を決めるか
@顧客訪問のABCランク
Aどのようなコラボレーションを実施するか
B受注〜出荷のサービス水準
C電子データ共有化や在庫リスクの共有化を進めるか
Dどのような販売チャネル・販売組織で対応するか
Eどのような販促手段で対応するか
F販売チャネルの段階として必要か
G顧客の利益の為に自社は何ができるか
SCMは単に自社と顧客との情報交換やコスト低減だけでなく、顧客の利益の為に何をやっていくか、或いは最終顧客にどうアプローチして行くかを目指して行くものなのです。
入江 淳一(IDC)