SCMの構築:『機能開始ポイントから見た方式』 01/09/07 BACK
サプライチェーンマネジメント(SCM)はメーカーの運営に対し、新しい命題を投げるものです。それは製造業としての運営を意識してやっていますか?昔ながらのやり方を自然発生的にやっていませんか?ということです。
■ 機能開始ポイント(◆印)
メーカーの方式は次の表で示すことができます。どのポイントから自社の機能を始めますか、を示す表です。
方式 設計 部品調達 受注組立 仕様組立
見込生産 製品在庫
受注設計生産 ◆ (ETO=Engineer To Order)
受注生産 ◆ (MTO=Make To Order)
受注組立 ◆ (BTO=Build To Order)
受注仕様組立 ◆ (CTO=Configure To Order)
見込生産 (BTS=Build To Stock) ◆
在庫販売 (STS=Sell To Stock) ◆
■ 方式毎に成功ポイントを押さえる
上記の表で、各方式毎にリスクポイントと競争要因があります。受注設計生産(ETO)は設計をスピーディに行い、設計時に全体コストを作り込み、下流工程を最適コントロールできるノウハウが勝負を決めます。また営業段階でのプレゼンテーション力が重要になります。その代わり、下流工程での在庫リスクは少ないです。このように在庫リスクの場所と企業競争力を決めるノウハウ必要部分が明確に出てきます。これがSCMの成功ポイントとなります。
SCMとは自社の方式を見直し、今後のあるべきの最適化された姿を明確にし、それに向かって生産現場・生産計画・組織等の全体の課題を推進することなのです。
入江
淳一 (IDC)