会社作成講座

≪第1課≫
        
目次
1. 会社は4種類ある
2. 無限責任社員と有限責任社員の違い
3. 社員構成について
4. 資本金について
5. まとめ 4種類のどれにすべき?
      

     

1. 会社は4種類ある

まず、一口に会社と言っても、実は4種類あるということを知っていて下さい。

  1. 合名会社
  2. 合資会社
  3. 有限会社
  4. 株式会社

2. 無限責任社員と有限責任社員の違い

そしてこの4種類の会社の説明をする上で欠かせないのが、無限責任社員と有限責任社員の違いです。

無限責任社員というのは、会社が膨大な負債を抱えたまま倒産した場合には、全責任を持って債務の返済をしなければならない社員のことです。最悪の場合、自己破産というケースにまで陥ることにもなりかねません。

一方、有限責任社員というのは、自己の出資した金額の範囲内でしか、会社の債務責任を負わない社員のことです。従って、会社が倒産したときには自らの出資額の返還は望むことはできませんが、他の債務の弁済を追求される心配もありません。


3. 社員構成について

そこで、先ほどの説明に戻りますと、4種類の会社はこのような社員構成になっています。

  1. 合名会社 … 無限責任社員のみ
  2. 合資会社 … 無限責任社員と有限責任社員
  3. 有限会社 … 有限責任社員のみ
  4. 株式会社 … 有限責任社員のみ

これらは全て2名以上で構成していなくてはならないので(株式会社は設立時に発起人として7人必要)、会社を作る場合は1人ではできないということになります。ただしどうしても1人でやりたいという場合は、発足の時だけ誰かの名前を借りて、そのあと退社という形を取れば、1人でも会社を運営することはできます。少々裏ワザですけど。


4. 資本金について

資本金というのは、会社の元手になるお金のことです。会社をつくるにあたって、設立当初に必要とされる資本金の最低限度額というのが、法律によって定められています。

  1. 合名会社 … 資本金不要
  2. 合資会社 … 資本金不要
  3. 有限会社 … 300万円以上
  4. 株式会社 … 1000万円以上

5. まとめ 4種類のどれにすべき?

実情から言えば、ほとんどの会社は有限会社か株式会社のどちらかの形態をとっています。なぜなら会社が倒産した時に、自分が出資した金額がパーになるだけという有限責任で済むからです。会社が借金を抱えたまま倒産した場合でも、有限責任であればその借金を個人にまで取り立てに来るということはありません。また、資本金が多いと会社としても倒産の危険性が低くなるので、会社としての信用度が高くなり、取引などの面で何かと有利になる場合があります。そのようなことも考慮しますと、高額な資本金を用意しなければならないデメリットもありますが、有限責任で済み、尚且つ信用度の高い有限会社や株式会社の方が多いのも当然かもしれません。



はい、今回の授業はこの辺で終わりにしましょう。