オートキャンプ白書

オートキャンプ、つまり自動車を利用したレジャーとしてのキャンプが一般の人々の間で行われるようになったのは自家用車が普及しはじめた1960年代です。

1970年代は高度経済成長により所得が増加すると同時に、モータリゼーションの発達で車による移動が容易になったために、オートキャンプを楽しむ人口は次第に増えていきました。

1980年代に日本経済が安定成長期に入ると労働時間が短縮され、週休2日制などによって自由時間が増えたためオートキャンプは広く普及しました。そして1990年代にオートキャンプは爆発的なブームを迎え、参加人口も1996年に1580万人のピークに達しました。

自動車メーカーはバラエティーに富んだRVを生産し、地方自治体や国までがオートキャンプ場を建設するようになりました。近所のスーパーでも便利で快適なキャンプグッズが安く買えるようになり、アウトドア関係の雑誌も数多く出版され、インターネットでも溢れるほど情報が発信されるようになりました。

その後、いわゆる「アウトドアブーム」が去り、長引く景気低迷の影響もあり、オートキャン人口は減少を続けています。それでも現在オートキャンプ人口は約700万人を数え、日本のオートキャンプは普及の段階から成熟の段階に入ったということができるでしょう。

そんなオートキャンプのこれまでの推移と現状を、キャンパー、キャンプ場、キャンプ用品、車の視点から分析してみました。


キャンパーキャンプ場キャンプ道具R V

『オートキャンプ白書2008』が刊行されました。