基本的には、ツールバーのAUTOボタンが押し込まれた状態、又はコントロールバーに 【AUTOモード】 と表示されている状態のときに有効なクロックメニューですが、
設定によってAUTOモード以外のコマンド時にも有効とすることが可能ですので、「コマンドメニューのカスタマイズが可能なクロックメニュー」 と解釈すればいいようです。
AUTOモードクロックの最大の魅力は、標準クロックに実装されていないコマンドが設定できることです。
例えば、JWWの中でも遠いコマンドである[ソリッド図形]などは、クロックに仕込めば一発ですね。
また、標準クロックは左・右×AM・PM=48時間の割り当てですが、AUTOクロックには(1)(2)がありますので、
48時間×2=96時間となります。固定コマンドを差し引いても相当数のコマンドが割当て可能となっています。

下記は Sample.jwf より抜粋した、AUTOクロックに設定可能なコマンド一覧です。
太字は標準クロックにも実装されてるコマンドです。[コマンド名]がクロック表示です。
1 = AUTOモード [AUTO] ・・・ 標準クロック左AM9時。AUTO(1)(2)とも左AM9時に固定。 2 = 線 [線] ・・・ 標準クロック左右AM1時。AUTOモードで代用可。 3 = 矩形 [矩形] ・・・ 標準クロック左右AM1時。AUTOモードで代用可。 4 = 円弧 [円弧] ・・・ 標準クロック左右AM2時。左に仕込めばダミーコマンドとしても可。 5 = 文字 [文字] ・・・ 標準クロック左AM0時。 6 = 点 [点] 7 = 寸法 [寸法] ・・・ 標準クロック左PM11時。 8 = 2線 [2線] ・・・ 標準クロック左PM10時。 9 = 中心線 [中心線] ・・・ 標準クロック左PM9時。 10 = 連続線 [連続線] ・・・ 標準クロック左PM8時。 11 = 複線 [複線] ・・・ 標準クロック左右AM11時。標準クロックとは動作が異なる。 12 = コーナー [コーナー] ・・・ AUTOモードで代用可。 13 = 伸縮 [伸縮] ・・・ 標準クロック左右AM8時。標準クロックとは動作が異なる。 14 = 面取り [面取] ・・・ 標準クロックには実装されていない。 15 = 消去 [消去] ・・・ 標準クロック左右AM10時。左右で動作が異なる。 16 = 複写 [複写] ・・・ 標準クロック左右AM7時。左右で動作が異なる。仕込みはAMに。 17 = 移動 [移動] ・・・ 標準クロック左右AM7時。左右で動作が異なる。仕込みはAMに。 18 = 接線 [接線] 19 = 接円 [接円] 20 = 建具平面 [建具平面] ・・・ 標準クロック左PM5時。 21 = 建具断面 [建具断面] ・・・ 標準クロック左PM4時。 22 = 建具立面 [建具立面] ・・・ 標準クロック左PM3時。 23 = 多角形 [多角形] ・・・ [ソリッド図形] とは別に仕込む。 24 = 曲線 [曲線] ・・・ 標準クロック左PM2時。 25 = 包絡 [包絡] ・・・ 標準クロック左AM3時。ダミーコマンドとしても可。 26 = 分割 [分割] ・・・ 標準クロックには実装されていない。左右で動作が異なる。 27 = 図形 [図形] 28 = 線記号変形 [線記号変形] ・・・ 標準クロック左PM1時。 29 = パラメトリック変形 [パラメトリック] ・・・ 標準クロック左PM0時。標準クロックとは動作が異なる。 30 = 外部変形 [外部変形] 31 = 測定 [測定] 32 = 登録選択図形 [登録選択図形] 33 = 範囲選択 [範囲選択] ・・・ 標準クロック左AM4時。 34 = 貼り付け [貼り付け] ・・・ 仕込みはAMに。 35 = ハッチ [ハッチ] ・・・ 標準クロック左PM7時。SL_SET にて[範囲選択]後の左AM2時に設定可。 36 = データ整理 [データ整理] ・・・ SL_SET にて[範囲選択]後の左AM1時に設定可。 37 = 座標ファイル [座標ファイル] 38 = 接楕円 [接楕円] 39 = 表計算 [表計算] 40 = 距離指定点 [距離指定点] 41 = 式計算 [式計算] 42 = 属性変更 [属性変更] 43 = ソリッド図形 [ソリッド図形] ・・・ [多角形]から独立した単独コマンドとして設定可。 44 = 3点円 [3点円] ・・・ Ver5.11にて新たに設定。 45 = 日影図 [日影図] 46 = 日影図計算 [日影図計算] 47 = 等時間計算 [等時間計算] 48 = 指定点計算 [指定点計算] 50 = 天空図 [天空図] 51 = 天空率計算 [天空率計算] 52 = 三斜計算 [三斜計算] 53 = 天空比計算 [天空比計算] 55 = 寸法図形化 [寸法図形化] 56 = 寸法図形解除 [寸法図形解除] 59 = 外部エディタ
※↓[60]以降は【割込操作】になりますので「-」値設定によるコマンド継続は無効となっています。
60 = サーチ順切替 [サーチ順切替] 61 = 描画順切替 [描画順切替] 73 = タグジャンプ [タグジャンプ] 74 = 読取変更 [読取変更] 75 = コピー [コピー] ・・・ SL_SET にて[範囲選択]後の左右AM8時に設定可。 76 = 方向変更 [方向変更] ・・・ SPキーをクロックで。『特有クロック党』 推奨コマンド。左AM11時がベター。 77 = 割込み線端点伸縮 [直線伸縮] ・・・ AUTOモードで代用可。 78 = 【全】属性取得 [【全】属性取得] 79 = 属性取得 [属性取得] ・・・ 左AM6時に固定コマンド。違いは不明? 80 = 端点移動 [端点移動] 81 = 線種変更 [線属性設定] ・・・ [線属性設定]ダイアログ表示。 82 = レイヤの設定 [レイヤ設定] ・・・ [レイヤ 設定]ダイアログ表示 83 = 軸角取得 [軸角取得] 標準クロック右PM5時、右PM7時に[(-)軸角]。 84 = 軸角・目盛 [軸角・目盛] ・・・ [軸角・目盛・オフセット 設定]ダイアログ。 85 = 目盛り基準点 [目盛基準点] 86 = 画面倍率 [画面倍率] ・・・ [画面倍率・文字表示 設定]ダイアログ表示。 87 = 線角度 [線角度] ・・・ 標準クロック右PM4時、右PM8時に[(-)角度]。 88 = 線鉛直角度 [鉛直角] ・・・ 標準クロック右PM1時。 89 = X軸角度 [X軸角度] ・・・ 標準クロック右PM3時、右PM9時に[X軸(-)角度]。 90 = 2点間角度 [2点間角] ・・・ 標準クロック右PM2時。 91 = 数値角度 [数値角度] ・・・ 標準クロック右PM6時。 92 = 線長 [線長取得] ・・・ 標準クロック右PM11時。 93 = 2点間長 [2点間長] ・・・ 標準クロック右PM10時。 94 = 数値長 [数値長] ・・・ 標準クロック右PM0時。 95 = 線間隔 [間隔取得] ・・・ 標準クロックには実装されていない。右PMに欲しいところ? 96 = 縮尺・読取り [縮尺] ・・・ [縮尺・読取 設定]ダイアログ表示。
※↑ここまでが設定可能なコマンドのようです。
97=JWCファイルを開く 98=開く 99=印刷 100=名前を付けて保存
※↑上記97〜100は Sample.jwf に記載がありますが、設定しても「 キャンセル」 表示されます。
※100〜199及び[200] は外部変形を直接仕込む場合の外部変形番号となります。
各コマンドの設定(仕込み)は、基本設定>AUTOタブに該当のコマンド番号を入力して確認できますが、 数パターンを試したい場合などには、その都度、環境設定ファイルへ「書出し」>保存>「読込み」 して動作確認するといいかも知れません。 一通りの仕込みが固まったら、jw_win.jwf (で無くてもOKですが)に記述してみます。
■Sample.jwf より抜粋した「外部変形用バッチファイルの設定」 部分です。
# AUTOモードのカスタマイズクロックメニューで使用する外部変形用バッチファイ # ル名を記述します。 # 外部変形用バッチファイル名を「GCOM_100」〜「GCOM_190」に設定しクロックメニュ # ーの外部変形番号に[100]〜[199]を記述し、その環境設定ファイルを読み込むと、 # AUTOモードのカスタマイズクロックメニューから直接外部変形が実行でき # ます。 # また、一度使用した外部変形用バッチファイルは[200]の記述で再度実行できま # す。 # 外部変形番号の[100]〜[199]に対応した外部変形のバッチファイル名を # 「GCOM_100」〜「GCOM_190」に半角[,]で区切り10ファイルごとに記述します。また、 # 各行に記述しているバッチファイルのディレクトリ名を11番目に記述します。 # フルパスで記述しているバッチファイルについてはディレクトリ名の記述は無効 # になります。 # ディレクトリ名を記述していない場合は、その行のバッチファイルのディレクトリ # は起動時のカレントディレクトリになります。 # なお、この機能は、環境設定ファイルに外部変形のバッチファイル名の記述があ # る場合のみ使用できます。また、環境設定ファイルの記述による外部変形のバッチ # ファイルの設定はプロフィールファイルに記録されません。したがって、常時使用 # するバッチファイル名は「Jw_win.Jwf」に記述しておいてください。 # #「GCOM_100 =」に外部変形番号[100〜109]に対応するバッチファイル名,フォルダ名 #「GCOM_110 =」に外部変形番号[110〜119]に対応するバッチファイル名,フォルダ名 # ・ # ・ #「GCOM_190 =」に外部変形番号[190〜199]に対応するバッチファイル名,フォルダ名 # # 記述例 # 「GCOM_100 =」の11番目にディレクトリ名「C:\JWW」を記述している。この行に # 記述しているバッチファイルはこのフォルダ内を記載する必要があります。 # 上記AUTOモードクロックメニュー(2)の「RD2_PM」の 0時に[199]が記述してある。 # AUTOモードのカスタマイズクロックメニュー(2)の右PM0時を指定するとコマンド # 番号[199]に対応した「JWW_SMPL.BAT」が実行されます。 # GCOM_100 =,,,,,,,,,,C:\JWW GCOM_110 =,,,,,,,,,, GCOM_120 =,,,,,,,,,, GCOM_130 =,,,,,,,,,, GCOM_140 =,,,,,,,,,, GCOM_150 =,,,,,,,,,, GCOM_160 =,,,,,,,,,, GCOM_170 =,,,,,,,,,, GCOM_180 =,,,,,,,,,, GCOM_190 =,,,,,,,,,JWW_SMPL, # ↑ # コマンド番号[199]に対応するバッチファイル名
■下記は記述例です。あくまで例ですから。(^^ゞ ※外部変形・ツールの各作者様に感謝します。m(_ _)m
GCOM_100 =BALLOON,,,,,,,,,,C:\jww\○○○ ※「GCOM_100」に、C:\jww\○○○フォルダ内の BALLOON.bat を記述した例。 ※拡張子の記述はあっても無くてもOKのようです。 ※100がBALLOONです。101〜109は空きです。この列はC:\jww\○○○内専用です。 GCOM_110 =,,,,,,,,,kumo,C:\jww\○○○\△△△ ※「GCOM_110」に、C:\jww\○○○\△△△フォルダ内の kumo.bat を記述した例。 ※119がkumoです。110〜118は空きです。この列はC:\jww\○○○\△△△専用です。 GCOM_190 =,,,,,mameg,,,,JWW_SMPL, ※「GCOM_190」に、C:\jwwフォルダ内の mameg.bat と JWW_SMPL.bat を記述した例。 ※195がmamegです。199がJWW_SMPLです。他は空きです。 ※ディレクトリ名を省略してバッチファイル名を記述した場合は、JWWのインストールフォルダ専用です。 「RD2_PM」の2時に記述されている外部変形番号 "100" が BALLOON に対応しています。 1時の "119" が kumo、11時の "195" が mameg、0時の "199" が JWW_SMPL という具合です。 バッチファイル名は半角「,」で区切ります。一行に10個までの外変が登録できます。 なので、最大10×10=100個の外変が登録可能ということになります。 また、一行に1個しか登録しなくても半角「,」は10個記述します。 GCOM_100 =D:\jwG\文字系\BALLOON.BAT,D:\jwG\作図系\kumo.bat,,,,,,,,, ※ディレクトリ名に関係なく、このようにフルパスで記述することも可能です。
■AUTOクロック(2)の右PMに上記の外変を設定してみた例です。あくまで例ですから。(^^ゞ
# AUTO [ 0] [ 1] [ 2] [ 3] [ 4] [ 5] [ 6] [ 7] [ 8] [ 9] [10] [11] RD2_PM = 199 119 100 0 0 0 0 0 0 200 0 195
※AUTOクロック(2)の右PM0時でJWW_SMPLが実行できます。
※AUTOクロック(2)の右PM1時でkumoが実行できます。
※AUTOクロック(2)の右PM2時でBALLOONが実行できます。
※AUTOクロック(2)の右PM11時でmamegが実行できます。
※また、[200]の記述(例では右PM9時)で、直前に実行した外部変形を再度呼び出すことが可能です。