2x6ユニット工法での家づくり

◆太陽光発電の検討
 我が家で太陽光発電を載せる時に検討した内容です。個人的な検討ですが、この検討結果で太陽光発電を載せました。また、太陽光パネルを載せるのであれば、出来るだけ多く載せようと考えていました。


 太陽光発電(ソーラーパネル)の搭載によって、光熱費ゼロ(ゼロハイム)が提唱されている。我が家の家族構成および実生活で、光熱費ゼロが見込めるのか事前検討を行った。
 結論として、我が家では光熱費ゼロの達成は厳しい事が分かった。また、ハイムの試算では条件が緩いと感じた。

表1 ゼロハイムの比較(ハイム見積値と我が家)
項目 ハイムの見積値 我が家
1 太陽光パネル容量 4.5KW 6.12KW
2 家族構成 4人家族
(大人;2名,子供;2名)
7人家族
(大人;5人,子供;2人)
3 生活リズム 共稼ぎ
(昼間は夫婦も子供も不在)
共稼ぎではない
(昼間は大人;3人と子供;2人が在宅)
4 設備の電化範囲 エコキュート(370L想定) エコキュート(460L)
IHヒーター(標準品) IHヒーター(2口オールメタル)
全館空調システム無し 全館空調システム有り
結論 ゼロハイム可能 ゼロハイム厳しい

 また、ハイム試算の参考として、広告に掲載されているデータを表2に抜粋しておきます。ハイムが広告で示している通り、ゼロハイムの達成は実邸でも可能である実績です。しかしながら、このような実績を達成出来る実邸は少ないような気もします・・・。

表2 ハイム広告の電気代
2003年3月
〜2004年4月
売 電 代 買 電 代 小 計 家族,建物,設備
3月 7,078 9,276 2,198 ●太陽光発電:4.18kW
●IHクッキングヒーター
●電気温水器
  (エコキュート?)

■家族:ご主人・奥様
  (共稼ぎ?)
■延床面積:131.18m2
4月 10,477 9,301 -1,176
5月 9,192 6,693 -2,499
6月 8,102 5,728 -2,374
7月 7,642 6,160 -1,482
8月 7,531 6,496 -1,035
9月 10,106 6,406 -3,700
10月 7,295 6,416 -879
11月 4,807 7,002 2,195
12月 3,925 7,954 4,029
1月 7,389 11,966 4,577
2月 8,379 8,226 -153
年間総計 91,923 91,624 -299 ←年間総計で299円のプラスの意味

 いずれにしても、ハイムのカタログで提唱されるゼロハイムの試算内容を考えると、項目2〜4を踏まえて太陽光パネル容量が決められる。家の広さ、屋根形状にも依るが、4.5KW以上のパネルの設置が最低条件だと感じます。また、太陽光パネルの設置条件(パネルの向き、設置角度、日照時間等)の影響は受けないと仮定されている様に感じました。ハイムの見積値と我が家を比較してみました。

表3 我が家のゼロハイム検討結果
項目 比較した結果
1 太陽光パネル容量 パネルの容量では1.4倍(=6.12/4.5)の能力がある。
2 家族構成 家族構成も約2倍(=7/4)と考えてよいだろう。
3 生活リズム 昼間の在宅があるので、カタログ以上の電力使用がある。
4 設備の電化範囲 エコキュート:大きい(=460/370)だけ電気を使う。
IHヒーター(2口オールメタル):昼間の在宅者が使う。
 ※2口オールメタルだから電気が掛かるとは思っていない。
 ※昼間の電気代の高い時間帯での使用。売電出来ない。
全館空調システム有り:昼間の在宅者が使う。
 ※室内機10台,除湿機2台:全数運転は無いが、とにかく数が多くなった。
 ※昼間の暑い時には、全館空調システムの快適さが実感できる。

 結局、容量の大きな太陽光パネルを搭載して、発電量だけにを頼ってもゼロハイムは達成出来ません。売電量を増やすために、昼間の電気使用状況の改善が必要となります。とは言え、節約が生活の苦にならない程度で暮らしていければ、ゼロハイムとなっていなくても良いと考えています。少なくとも、オール電化の効果でガス(調理)と灯油(暖房)が全く不要となっただけでも、年間の光熱費は安くなっています。また、従来の電気温水器よりもエコキュートの方が省エネ(電気代を節約出来る)なので、これも年間の光熱費削減に役立っていると考えています。なお、太陽光パネル費用の回収期間としては、20年を考えています。

”太陽光発電”、”オール電化”の暮らしは、思っていた以上に快適だと感じています。