大正

■2001年
●和歌山県田辺市が生んだ日本画家・川島草堂が昔話などを題材にかいた手作りの絵本2冊と、大正時代の田辺の風俗などを描いた絵41枚が、同市の「多屋長書店」で見つかった。絵本は、草堂が多屋さんの本家筋にあたる家の世話で、京都の美術学校に通うなどしたことから、その家の子供のために描いたもの。2冊とも190ページあり、表紙には「明治四十五年三月」と書かれている。1冊は「桃太郎」や「牛若丸」「安珍清姫」などの昔話、もう1冊は「木曽義仲」や「加藤清正」などの武勇伝を描いている(2001.10.25)
●北海道熊石町泊川地区の倉庫から大正時代の作品と見られる木製の山車人形の一部が見つかった。見つかったのは人形の頭部二個とひじから先の左腕。頭髪やひげはとれ、ひびが入った部分もあるが、目や鼻などは原形をとどめている。発見した業者によると、箱の中には人形の衣服と見られる布も入っていたという。 泊川地区に保存される二基の山車には、戦国時代の武将武田信玄と稲穂の神といわれる瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の人形が載せられ、北川神社の例大祭で町内を巡行している(2001.9.28)
●新潟県糸魚川市内で、同市出身の文人・相馬御風(1883〜1950)が23歳のとき、画家として世に出たばかりの竹久夢二(1884〜1934)から受け取った肉筆の絵手紙が見つかった。絵手紙は御風と旧制高田中の同級生で、同市新町で開業医となった故岡田甚英氏の孫が保管していた(2001.8.25)
●和歌山県橋本市の民家で大正期まで立てられていた紙製の鯉のぼりが見つかった。長さ約4.5メートル、胴まわりは直径約65センチで和紙を張り合わせ泥絵の具などで描かれている(2001.8.6)
●2月20日、香川県高松市の菊池寛記念館で菊池寛の戯曲「閻魔堂」の生原稿の上に、芥川竜之介の直筆とみられる俳句が二句書き込まれていたことが判明。うち一句は未発表作品の可能性が高い。見つかった俳句は「明眸の見るもの沖の遠花火」と「花火やんで美人は酒に身をなぐる」。同記念館が京都市内の古書店から購入した原稿用紙の最後のページに、天地を逆にして赤ペンで書き入れられていた。同記念館では「菊池とともに同人だった芥川が、編集作業の中で書いたのではないか」とみている(2001.2.23)
●1月25日、 京都府舞鶴市西神崎にある国の登録有形文化財で、競売にかけられることになっていた、ホフマン窯について、京都地裁舞鶴支部は競売の延期を決めた。ホフマン窯は、コンクリート製品製造会社が所有していたが倒産した(2001.1.28)
●1月10日、京都府舞鶴市西神崎にある「ホフマン窯」(登録有形文化財)が親会社倒産のため敷地とともに競売にかけられることになった。(2001.1.13)


■2000年
●田村一郎・鳴門教育大名誉教授と徳島謄写印刷研究会(坂本秀童代表)は、第一次世界大戦中、鳴門市にあった板東俘虜収容所のドイツ兵捕虜たちが作った謄写版(ガリ版)のカラー印刷技術を、約80年ぶりに再現することに成功した(2000.11.27)
●10月29日、鳴門市を訪れている姉妹都市ドイツ・リューネブルク市の親善使節団の一行が板東俘虜収容所があった同市大麻町桧のドイツ村公園などを訪問(2000.10.31)
●彦根・市場商店街は、「大正ロマン」をコンセプトに商店街や周辺の建物を大正時代風の建築様式に統一するまちづくりに取り組む。これを記念して同商店街は、新しい街の愛称を募集。はがきに住所・氏名・年齢・電話番号・愛称を記載の上、〒522-0064 彦根市本町1丁目7-34 彦根市場商店街へ。10月31日必着(2000.10.5) 
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