困ったニュース・奇妙なニュース事件簿

■2003年
2/25、鹿児島市天保山町に建てられた坂本龍馬の銅像の額に、油性ペンのようなもので「天」の文字。さらに鼻毛や胸毛などの落書きがされた。寄り添うようにひざまずくお竜像にも、猫のようなひげなどが書かれていた。(2003.3.2) Zakzak
2003/2/25
■2002年
12/12、神奈川県寒川町の消防本部講堂で、化学・医学などの有識者による第1回の「さがみ縦貫危険物処理に関する委員会」が開催。同町の旧相模海軍工廠跡地の道路建設現場と残土置き場で、毒ガスのイペリット入りなどのビール瓶が見つかった問題を検討。現場のさらなる調査や定期的な大気調査などを決めた。また、残土も焼却などの方法ですべて処理する方針を固めた。(2002.12.20) 中日新聞
2002/12/13
12/11、 京都地裁舞鶴支部は、舞鶴市の国登録文化財「ホフマン窯」を敷地とともに3回目の競売にかけることを公告した。過去2回の公告ではいずれも落札者はいなかった。(2002.12.20) 京都新聞
2002/12/12
12/11、国土交通省横浜国道工事事務所は、建設残土置き場の調査などで見つかったビール瓶9本のうち1本から別の毒ガスのルイサイトを検出したと発表した。ルイサイトは、イペリットと同様に皮膚にただれや水疱を起こすびらん剤でヒ素を含む。(2002.12.20) 中日新聞
2002/12/12
12/10、三重県桑名市の文化観光施設・六華苑(重文)で、柱の「釘かくし」が盗まれていたことが判明した。釘かくしは縦5センチ、横9センチの真鍮製で、菊と桐をかたどっている。(2002.12.20) 中日新聞
2002/12/11
12/2、国土交通省は戦争中の毒ガス入りビール瓶が発見された神奈川県寒川町の掘削現場から搬出した残土の置き場を調査する。不審物が確認された場合は回収して内容物を調 査するが、陸上自衛隊がすでに目視で不審なビール瓶を確認している(2002.12.5) 神奈川新聞
2002/11/30
11/23、滋賀県信楽町上朝宮の仙禅寺から「十一面観世音菩薩立像」などが盗まれたため、同菩薩に感謝し特産の朝宮茶の振興を願う「朝宮茶まつり」をやむなく本尊抜きで行った 京都新聞
2002/11/24
11/21、京都市嵐山のある藤原定家や後嵯峨院らに愛され、歌枕としても知られる「戸無瀬滝」が枯れる 京都新聞
2002/11/24
●8月8日、滋賀県余呉町の明三寺本堂が全焼した。焼けた本堂は江戸時代中期の1747年に再建されたもので、内陣床はうぐいす張り、天井には天女が描かれていたという。(2002.8.13)
●7月31日、埼玉県秩父郡長瀞町の光明寺で新たに一分金3枚と二朱銀4枚が見つかった。一分金は縦1.6センチ、横1センチ。二朱銀は縦2.2センチ、横1.3センチ。文政年間など1700年代〜1800年代に流通した貨幣に似ているという。このほかに、かめのような焼き物の破片20数片と針金も掘り出した。すでに境内で小判38枚が掘り出されており、かめのような容器の中に小判と一朱金などを一緒に収め、土中に埋められていたとみている。(2002.8.13)
●7月29日、埼玉県秩父郡長瀞町の光明寺の境内から、一両小判のような物が38枚と壷の破片が掘り当された。同寺は1053(天喜元)年開創の真言宗の寺院。(2002.8.13)
●6月13日、三重県青山町の祐林寺薬師堂に安置されていた木造薬師如来座像がなくなっているのに、地元住民が気づき警察に届けた。盗まれた仏像は高さ95センチ。安土桃山時代の作とされ、目の部分がくりぬかれ、水晶がはめ込まれているのが特徴。(2002.6.27)
●2月19日、広島県三原市の三原城跡の堀で、不法投棄された自転車を回収作業が行われ13台が回収された。市教委は十数年前から年1回のペースで回収しているが、今回は過去最高の10台を上回る数となった。(2002.4.9)
●2月6日、滋賀県豊郷町・豊郷小の校舎改築計画をめぐり、同町の住民らは町長らを相手に同小本館と講堂の解体工事差し止めを求める住民訴訟を大津地裁に起こした。原告側は、同小は米国人建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計で歴史的文化的価値が高く、建物を破壊するのは文化財保護法に違反するなどとしている。(2002.3.27)
●2月1日、福井県三国町の旧家・森田家は、同家の隣で行われていた国道拡幅に伴う移転家屋の解体工事により、基礎部分から傾き、大黒柱がずれ、梁にひびが入るなどの被害が出ていることがわかった。県では同11月から、道路拡幅工事を休止。修復については県は「基本的には民間工事」としている(2002.3.22)
●1月23日、坂本龍馬や西郷隆盛、桂小五郎ら幕末の志士たちが勢ぞろいした貴重な写真と称して1枚の写真がインターネットなどで高額で売買されていることが判明した。高知県立坂本龍馬記念館は「写真は研究で否定された偽物」と注意を呼び掛けている。同記念館によるとフルベッキ親子だけが本物で、ほかは長崎で英語などを習っていた佐賀藩士たち。1869(明治2)年、上京するフルベッキの送別の際に撮影したという(2002.3.11)


■2001年
●9月8日、京都府京都市伏見区の醍醐寺金堂の白壁に穴を開けられたと山科署に届けがあった。調べでは、金堂東側面の漆喰の白壁に、直径約9センチ、深さ約5センチの穴が1カ所開けられていたほか、直径約1センチの穴が約10カ所あった(2001.12.1)
京都市東山区の六波羅蜜寺は、京都市の観光案内板などで「蜜」の字を、「密」と間違って表記されるケースが増えて困惑している。現在、間違いが確認されているのは、今年2月に市が東山区役所前に設置した観光案内板や一部の住宅地図の表記など。寺の名称は仏教で悟りに至るための徳目を示す「六波羅蜜」にちなんでおり、住職は「教義上も『蜜』でないと困る」という(2001.10.25)
●8月15日、新潟県柏崎市野田の共同墓地で、墓石群のわきに置かれていた石仏計4体が盗まれていることがわかった。盗まれたのは、高さ約40センチの観音像1体と地蔵3体で、観音像の背面には「天保」の文字があり、かなり古いつくりだったという(2001.9.21)
京都市左京区の迎称(こうしょう)寺に、寺を開いた「一鎮(いっちん)」の像として伝わる座像の正体が論議となっている。迎称寺と同じ時宗の長楽寺(東山区)が15年前、第四代遊行の「呑海(どんかい)」として伝わる像を解体修理したところ、仏師運慶の流れをくむ七条仏所で1334(建武元)年に作られたことを示す墨書が見つかり、実は「一鎮」像だったことが判明した。その一鎮像と迎称寺の像は顔かたちがまったく異なる。昨年、神奈川県の研究者が、第七代遊行の「託何(たくが)」の可能性が高いと発表。これに対して、京都国立博物館の淺湫毅主任研究官は、第四代遊行の「呑海」像ではないか、と同博物館の学術論文誌にこのほど発表した。像を崇敬している迎称寺は「一鎮上人でないと困るのだが…」と当惑気味(2001.9.18)
●8月7日、福井県大飯町川上野尻の神社などで不動明王像や狛犬が相次ぎ盗まれていることがわかった。盗まれたのは川上区の新鞍神社、野尻区の六社神社の狛犬1体ずつと、川上区から京都府綾部市へ抜ける峠の尼公坂の登り口にあった不動明王像(2001.9.12)
●大分県大分市大手町で祭られていた木製の恵比寿像が盗まれた。像は高さ20数センチの木製座像。同所は府内藩時代の胡(えびす)町に当たり、中世の大友初代・能直公が旧府内町に勧進した「府内七恵比寿」の流れをくむ(2001.8.25)
7月23日、長崎県壱岐芦辺町の安国寺から「高麗版大般若経」(重文)が盗まれた事件の時効が成立した。盗難が発覚したのは1994年7月23日。11世紀初頭に高麗で彫られた版木から刷った初彫本と、写本の計493巻が宝財殿からなくなっていた。文化庁は韓国が1995年に国宝に指定した経典三巻と、安国寺の初彫本の写真を照合。染みや汚れ、巻末の署名などが酷似していることが判明し、外務省は1998年2月、韓国側に調査協力を要請した。しかし韓国側からは同年7月までに「要請にこたえることは難しい」と回答した(2001.8.22)
●7月7日、愛知県豊橋市嵩山(すせ)町にある縄文時代早期の住居跡「嵩山の蛇穴(じゃあな)」の入り口に、スプレー塗料によるとみられる落書きが見つかった問題で、落書きを知った豊田市の私立杜若高校自然研究部の生徒と顧問の先生が七日、蛇穴を訪れ、落書きを消す作業をした(2001.7.22)
●広島県千代田町舞綱の「万徳院跡」(国史跡)で6月下旬、境内の芝生などが広範囲にイノシシに掘り返され、町は対策に頭を痛めている。町教委によると、イノシシ被害が出始めたのは3年前から。これまでは部分的だったが、6月末の被害は、本堂と庭園の間にある芝生が、約5メートル四方にわたり10〜20センチも掘り返された。万徳院跡は、毛利元就の孫、吉川元長の菩提寺で1575年ごろ建てられた。国内最古の風呂屋の復元などで知られている(2001.7.22)
●6月21日、京都市東山区白川東通三条角にある市登録文化財としては最古の道標が根元から折れているのが見つかった。道標は高さ1.68メートルの花崗岩製で、「三条通白川橋」の文字が彫られ、17世紀後半にできたという。道標の上半分は近くの白川に、下半分は路上に落ちており、松原署は車による当て逃げ事件として捜査している(2001.7.6)
●京都市下京区の花街島原にある角屋は、すぐ隣を走るJR山陰線の振動と騒音で建物の壁に亀裂が入るなどの被害があり、悩まされている。高架になっているJR山陰線と角屋は、千本通をはさんで5〜6メートルしか離れておらず、1976年に高架化されてから振動と騒音が激しくなり、屋根の鬼瓦が落ちた(2001.7.6)
●愛知県豊橋市嵩山(すせ)町にある縄文時代早期の住居跡「嵩山の蛇穴(じゃあな)」の入り口に、スプレー塗料によるとみられる落書きが見つかった。一週間ほど前には同市瓜郷町にある国史跡「瓜郷遺跡」内の復元竪穴住居が全焼したばかり。相次ぐ国史跡の被害に、管理を担当する市教育委員会は頭を抱えている(2001.7.5)
京都府綾部市安国寺町の安国寺は、「住職不在(無住)」となって3年近くが経つ。同寺は、平安中期に光福寺として創建されたと伝わる。この地で生まれたとされる足利尊氏は室町幕府を開いた後、国土の平穏などを願って全国66カ国に安国寺を建て、1341(暦応4)年に光福寺を安国寺に改めて66カ寺の筆頭に据えた。寺には、尊氏の産湯の井戸や墓などが残っている。1998年12月、39代目の住職が死去し以来無住職状態となっている(2001.7.5)
●5月29日、滋賀県彦根市松原町の井伊家で土蔵二棟の木製扉が破られていたことが判明した。土蔵の中は空で、被害はなかったが、彦根署は文化財などを狙った窃盗未遂事件とみて捜査している。井伊さん方は旧彦根藩主の家系で、敷地全体が市の名勝に指定されている。文化財はすべて彦根市に寄贈済みで、二棟とも現在は使用していなかった(2001.7.1)
滋賀県安土町で6月2〜3日に予定されていた「あづち信長まつり」は、繖山(きぬがさやま)の大規模火災に絡み、中止されることになった。火災原因は不明だが、同町側の山腹が火元となったことを重くみて、催しを自粛するため(2001.6.11)
●愛知県瀬戸市仲洞町にある市所有の江戸時代の民家から、明治中期ごろのものとみられる瀬戸染付焼の小便器などが盗まれた。盗まれた小便器は、絵柄が入った高さ約70センチの磁器製で、母屋南側の庭の一角に別棟で建てられたトイレにあった。古民家はふだんは無人(2001.6.11)
●熊本県鹿本郡植木町の「七本官軍墓地」の墓石の基が今年3月から3回にわたって倒されたり折れたりした。同墓地は西南戦争直後の明治11年から田原坂近くの同町轟に整備された(2001.6.2)
●4月26日、いわき市内郷にある白水阿弥陀堂(国宝)で行われた「古代蓮」の植栽式で、式の直前になって文化庁の許可を得ていないことが判明。急きょ仮設の花壇を用意してハスを植えた。この古代蓮は、岩手県平泉町の中尊寺から株分けされたもので、白水阿弥陀堂の敷地は国の史跡に指定されているため、花などを植える場合でも、文化庁の許可が必要だが申請が間に合わなかった(2001.5.18)
●5月7日、東京都青梅市の男性そば店店主が、先祖伝来の脇差しの刃(やいば)の部分を警察が勝手に処分したのは違法だとして、都を相手取り、100万円の損害賠償を求め、地裁八王子支部に提訴した。この店主は、1997年7月、自宅から古い刀二振りを発見したのをきっかけに、店の待合室を郷土資料館にしようと計画。槍や古文書などとともにこの二振りを展示するため、青梅署に届け出た上、都教育委員会の鑑定を受けた。その結果、二振りのうち、一振りのわき差しは刃の部分が没収され、もう一振りの刀は、美術品としての価値が認められ、銃刀法の規定に基づき店主が所持している。店主は資料館開設の意図を説明し、刃の返還を求め、青梅署に所持許可申請書を出して処分しないよう再三依頼。その後、すでに刃が処分されていたことが判明した(2001.5.14)
●熊本県上益城郡矢部町で、街の側溝に同町のシンボルである国指定重要文化財・通潤橋をデザインしたふたを設置したことに対し、住民から「布田保之助翁を踏み付けるのと同じ」と撤去を求める声が上がっている(2001.5.7)
●岐阜県関市は、3月14日に同市産業振興センターから刀剣などが盗まれたのを受け、被害を免れた古刀など6点を撤去し、センター内の金庫に保管している。盗まれたのは室町時代の刀や太刀など計4点(計4600万円相当)で、いずれも日本美術刀剣保存協会指定の重要刀剣だった(2001.4.26)
●3月9日、 滋賀県甲賀郡水口町の大岡寺所有の重文の仏像2体が所在不明となった問題で同寺の代表役員から「仏像を預けた東京の知人から、東京都内で仏像2体が見つかったと連絡があった」との報告があったことがわかった。東京の男性は「仏像をだましとられたので、警視庁に告訴していたが、同署から今月7日、東京都内の金融業者の元に仏像が無事に保管されていた、との電話連絡があった」と話している(2001.3.19)
●3月6日、滋賀県甲賀郡水口町京町の大岡寺が所有する国の重要文化財「阿弥陀如来立像」と「千手観音立像」が所在不明になっている問題で、同寺の代表役員が行方不明になった経過などを説明した。 代表役員は「昨年末、東京の知人に仏像を預けたところ、知人の会社の部下にあたる人物が仏像を持ったまま連絡が取れなくなった」と説明した(2001.3.11)
●3月5日、滋賀県甲賀郡水口町京町の大岡寺所有の国の重要文化財「阿弥陀如来立像」と「千手観音立像」の二つの仏像が所在不明になっていることが判明した。同寺の代表役員から県へ「(仏像を預けていた)知人が帰らなくなった」との電話があったという。大岡寺の本堂など建物・境内は大阪市中央区の会社から5500万円の抵当権が設定されており、今年2月6日、大津地裁で競売開始の手続きが決まった(2001.3.10)


■2000年
●12月24日、盛岡市前九年の市立厨川小学校にある同市教委の埋蔵文化財収蔵庫が全焼。同収蔵庫には土器約300点、復元前の土器の破片や出土品、発掘現場のスライド約17万点、図面、写真などが保管されていた(2000.12.26)

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