仙台城
■2002年
●2月19日、宮城県の仙台市で仙台市文化財保護審議会が開催され、仙台城跡の「国の史跡指定が難しいのなら、仙台市の史跡指定ができないか」との新たな提案が出された。同審議会の大石会長はこれまでの経緯に触れ、「艮櫓建設の経緯などを見ると、国史跡指定が認められなくなるのではないかと心配だ」と表明。「敷地のうち市有地を国史跡として先に部分指定してもらうか、それができなければ仙台市の史跡に指定する道もあるのではないか」と提案した。しかし、市側は「(国の)部分指定は原則的に難しい。市指定も所有者の同意が必要だ」と即答を避けた。別の委員からも「市は史跡指定を目指す道筋を示してこなかった。それが不信感につながっている」と発言。(2002.4.6)
■2001年
■2000年
●12月20日、仙台郷土研究会など史学関係7団体は、仙台城本丸跡の艮櫓(うしとらやぐら)復元事業に関する要望書を仙台市に提出。「櫓は現存(3期)石垣の北東角に建設する」という決定の撤回や、専門家の検討組織を設けることなどを求めた(2000.12.25) ●11月26日、仙台市青葉区の仙台城本丸跡で石垣修復工事に伴う発掘調査の見学会が開かれた。艮櫓が建設される現存の3期石垣の北東角は、野面積みの1期、2期、3期の石垣が交差し、石垣の技術の変遷を示すものとして注目されている(2000.11.29) ●11月21日、宮城県仙台市の仙台城跡艮櫓(うしとらやぐら)復元事業で、専門家が「地下の構造をより精密に知るため再調査が必要」と市に提案していたことが判明(2000.11.24) ●11月14日、仙台市の藤井黎市長は仙台城本丸跡の艮櫓(うしとらやぐら)を、現存(三期)石垣の北東角に建設すると発表(2000.11.16) ●11月10日、宮城県仙台市は艮櫓復元事業について、北東角に建設する方針を固めたもよう(2000.11.15) ●11月7日、仙台城の艮櫓復元問題で、櫓復元予定地の地中に未発掘の石垣が埋まっているかどうかは確定できなかった(2000.11.15) ●10月28日、藤井黎・仙台市長は仙台城の石垣に復元が予定されている艮櫓の復元位置などの最終決断について11月に持ち越すと談話(2000.10.30) ●10月27日、レーダー探査により、仙台城石垣に復元が予定されている艮櫓の建設予定地の真下に新たに古い石垣が埋まっている可能性があることが判明(2000.10.30) ●10月23日、仙台城跡の石垣修復工事と艮櫓復元事業で地中レーダー探査開始。櫓の基礎のコンクリート柱を立てる場所の古い石垣の有無を把握するため(2000.10.25) ●仙台城跡の石垣修復と艮櫓復元をめぐる論争を解説した小冊子「艮櫓と石垣のとっかかりマンガ」を、千葉真弓さんがこのほど自主製作。問い合わせは「まちのほこり研究室」022(221)2811(2000.10.21) ●10月17日、仙台城跡の艮櫓復元問題について、藤井黎仙台市長は今月中に決断する方針をあらためて表明(2000.10,19) ●仙台城復元委員会は、仙台市長には景観か史実かで問題になっている仙台城艮櫓を北東角早期に復元すべきと申し入れた(2000.10.5)