古代史関連

●3月24日、大阪府吹田市の関西大学は、壁画の写真をカラーで掲載した「関西大学通信29号」(昭和47年5月20日発行)を復刻し、同大博物館で開かれた「高松塚壁画古墳発掘30周年記念講演会」で配布した。関西大は学内外に配布していた同広報紙「関西大学通信」で、女子群像をはじめとする壁画をいち早くカラーで掲載した。(2002.4.9)
●静岡県磐田市教委文化財課は、1922(大正11)年に市内で初めて本格的な発掘調査が行われた「京見塚古墳群」の調査報告書を刊行した。「京見塚古墳群」は、天竜川を望む磐田原台地の西南部に5世紀後半に造られたとみられる直径47メートル、高さ8.7メートルの県内では8番目に大きな円墳。調査報告書は140ページ。大正時代の発掘調査はきちんとした記録が残っていないため、資料を整理し直し、昭和56年の発掘調査結果と合わせて一冊にまとめることにした(2001.8.25)
●奈良県明日香村の飛鳥古京顕彰会は、「キトラ古墳」の調査成果を冊子にまとめて発行した。B5判、24ページ、500円。同古墳では、今年3月の学術調査で、石室南壁の「朱雀」が確認された。平成10年の調査成果と合わせ「玄武」「白虎」「青竜」「朱雀」の四神がすべてそろった(2001.8.25)
●滋賀県立大の林博通助教授がこのほど、研究書『大津京跡の研究』を著し出版した。同教授は大津京を25年以上調査を続けている。「文献資料に見る大津京」「大津京研究史」「大津京の構造」など6章で構成。南滋賀廃寺などで高句麗と同じ技法の瓦が出土したことから、唐・新羅軍と対抗するために高句麗と手を結び、日本海ルートに近く、軍事的にも重要な近江に都を置いたと、独自の説を打ち立てている。B5判。270ページ。8800円。思文閣出版 電話:075-751-1781(2001.4.17)
●岐阜県恵那市教育委員会は正家廃寺跡の発掘調査報告書「正家廃寺跡2・寺平遺跡」を発行した。正家廃寺跡は、金堂の礎石の配置が奈良・法隆寺の「玉虫厨子(たまむしのずし)」と同じ形式の奈良時代の寺院遺跡。同報告書はA4判、173ページ。限定600部1800円で販売。申込は同市教委社会教育課文化係 電0573(26)2111内線322(2000.11.15)