バックナンバー今月の星座豆知識

☆ ほかけ星

  神話ではうそつきカラスが釘でうちつけられ、

 その釘が星座になったとのこと。

 たしかに闇夜にカラスだ。

 小さな星座なのだが意外と目立つらしく、能登の漁師さんは、

 「ほかけ星」と呼んでいたそうだ。

 帆船や漁船の最後尾についている縦の帆「スパンカー」

 の形がカラス座にそっくりなのだ。

 斜めの上辺をのばすと、おとめ座の一等星スピカにとどく。

 スピカは英語読みだとスパイカなので、

 「スパイカズ・スパンカー」。

 英語でも「ほかけ星」なわけだ。

 

☆ 昴(スバル)

 おうし座にあるプレアデス星団は、

 若い青い星とガス星雲の美しい星団。

 一度は双眼鏡などで見たいものです。

 肉眼でも目の良い人なら6コ見えます。

 日本では「すばる」と呼ばれています。

 古いことばで集まる、集めるといった意味で、

 統(すべる)と同じ語源だろう。

 枕草子にも出てくる古いことばです。

 自動車のスバルはマークが星6個、

 このプレアデス星団がモデル。

 富士重工が6つの会社が合弁して、

 できたからだといわれている。

 

 さそり座アンタレス

 夜中の南の空 さそりが昇ってくる。

 巨大なS字のカーブはまさにさそりにしか見えない。

 日本にはさそりはいないので昔の人は魚を釣るつりばりだと見て、

 つりばり星とか呼んでいたそうだ。

 今年はさそりの心臓の星アンタレスの左にひときわ明るく赤い星、

 火星が輝いている。

 アンタレスはもともとアンチ・アーレス(対火星)が語源なのだが、

 今年の火星大接近ではあきらかに負けている。

 

★ たなばた

 一年に一度、離れ離れになっていたおりひめとひこぼしが出会うわけだが、

 もちろん実際に星が動くわけではない。

 おりひめはこと座のベガ、ひこぼしはわし座のアルタイル。

 7月7日は旧暦では半月ということになる。

 舟に見立てた半月が天の川をわたっていくように見えたのか。

 あるいは天の川の中にある白鳥座をつなぐと相合傘にも見えるので、

 並んで傘に入っているということかもしれない。

 

★ 究極の手づくりプラネタリウム

  手づくりプラネタリウムは高校や大学の学園祭で、クラスや天文部が,

 よく作っている。私のも学生時代の手づくりだ。たいていは、

 ピンホール式と言って恒星の明るさに応じた穴をあけたもので,

 恒星数も500個〜5000個なのだが、

 先日究極ともいえる手づくりプラネタリウムを見てきた。

 神奈川県の大平さんが作ったレンズ投映式、恒星数170万個という

 「メガスター」。年に数回しか投映しないので以前から、

 うわさは聞いていたのですが見る機会がなかった。

 石川県根上町の七夕サミットにやってくるというので見に行った。

 直径10mのエアードームというだけでもすごかったのだが、

 天の川の流れまで一つ一つの星として投映しているという星の数には、

 圧倒された。

 夏山で見た天の川を思い出した。

 世の中広いよ、こんな人がいるんだから。

 初めて会った大平さんはとてもとても背の高い人でした。

 

★ 今月の星座豆知識(ゲキタもつぶやく)

  9月の連休に能登の増穂が浦に桜貝を拾いに行った。

 小さな貝がいくらでも拾えた。夜、海岸で車をとめて

 車中で一泊したのだが、カシオペアからはくちょうにかけての

 淡い銀河がきれいに見えていた。天の川を見るなら能登がいい。

 10月の土星食も能登では接触食(スレスレに隠れる)になる。

 11月のしし座流星群も能登で見られたら最高なのだが・・・。

   ただいま工房ヒゲキタでは、新型の4mエアードームを製作中です。

 外観は銀色で未来的イメージになります。投影機の方も作る予定で

 恒星数 5000個(現在の2.5倍)をめざしています。

 もちろん立体映像も作ります。完成予定は1019日。

 ってあと、3週間もない!!

 

★ 新ドームについて

 新ドームはほぼ完成、一応の使用には耐えました。小学校のバザーに半日投映してみました。入口トンネル部分がまだ仮設です。外装をアルミ蒸着の農業マルチにしたのですが、少し重く、ドームの立ち上がりが遅いのではがしてしまいました。

 出入口トンネル部分は人がスムーズに出入りでき、空気は抜けにくく、光が入りにくいという相反する要素があるため一番面倒なところなのです。またこれからはバリアフリーにして車イスの人も入れるようにもしたいので出入口部分についてはじっくりと考えることにしました。

 投映機はこちらも一応は使えたのですが、かなり不満足な出来でした。恒星球が小さかったのが主要な原因で、もう一回大きなものが手に入るか、球を手作りするかして、星数5000個の星空を作りたいと考えています。

 雑貨屋さんで売っている透明のカプセル(薄いプラスチックの半球状のもの)のLの大きさのものがあれば1日でプラネタリウム投映機は出来上がります。このあいだまでB&Bハウスに売っていたのですが、MとSの大きさしかなく困っています。どなたか見つけたら教えて下さい。

 

★ しし座流星群

2001年の天文現象といえば、しし座流星群の大出現。私の家の裏庭で妻と娘との3人で見ました。いやー、いーもん見せていただきました。星、天文やってて、良かったなー、としみじみ感動。実際には花火見物のごとく「おおー」とか「あっ」「あー」とか叫んでいただけでした。いままでは母彗星が去って2年もすぎて大出現することは無いというのが定説でしたが、あのアッシャー博士の計算によって大出現が予想、宣伝され、天候も冬にしてはよく晴れ、たくさんの人が流星雨を見ることが出来ました。

実はアッシャー博士は宣伝担当で共同研究者の方、さらには10年以上前にロシアの研究者がこの計算の基礎を作ったのだそうです。

皆さんはしし座流星群見ましたか?次の日電話で、「今日はみれないの?」と聞いてきたあなたはもう遅い。でもたくさんの写真、画像がホームページには載っているはずですよ。

 

★ 北斗七星

大熊座の一部。

北斗七星といえば、北斗の拳のケンシロウ。胸に7つのキズを持つ男である。

中国では7つの星の1つが破軍の星といわれている。ちょっと不吉な星だ。

多分、北斗の形を馬がひく戦車と見たのではなかろうか。日本では、舟の舵 (カジ)に見立てたりした。

インディアンの伝説でも熊などは北極星の回りをぐるぐる回るからだろうか。

幼稚園でプラネタリウムをやった時、子供に「何の形?」と聞いたら 「フライパン」「なべ」「スプーン」などがかえってくる中、1人の子が 「ハブラシ」と言ったのですごくうけた。たまに笑いをとるために使っている。

 

プラネタリウムを改造

プラネタリウムのプラネタは惑星、リウムは部屋。

惑星が映せないとプラネタリウムとは呼べない。今まで惑星は映せなかったのだが、今回少し改良して木星、土星を映せるようになった。やっと本当のプラネタリウム?

北天の恒星球(アルミボウル)の星があまりないところに大きな穴をあけ、針金に鏡をつけてボウルに固定した。鏡を動かして、その夜の惑星の位置に映るようにするだけ。ひと月ごとに動かす。長年使ったボウルに穴をあけるのは少々抵抗があったが、これば一番簡単確実な惑星投映だと考えたのでした。

 

★ 豆知識

中国の伝説では太陽の中にはカラスがいるという。太陽黒点をあらわしているらしい。

月にはウサギ、太陽にはカラスということだ。日本では神武天皇の東征を道案内した

ヤタガラスになり足が3本ある。

JFA(日本サッカー協会)サッカー連盟?のシンボルマークがサッカーボールを

つかんだ3本足のカラスなのだが、もともと天皇杯サッカーのシンボルマークだった

はず。つまり、天皇のシンボルマークがヤタガラスだ、と思っていたらJFAのマークになるのは何か納得がいかない。どういういきさつなんだろうか、と思っていたら金沢市内の社会福祉会館の前にある福祉の碑にヤタガラスが3羽の子ガラスを育てている図があったのである。子育てするカラスが福祉の像になるのは良いがなぜヤタガラスなのかはわからない。納得がいかないJFAのマーク

 

ここまでが前回のものです。

入院していまして更新できませんでした。(キタさんすいません)

以下が今月のものです。

 

前回のヤタガラスについて

ヤタガラスは熊野神社のシンボル。日本サッカーの父 中村覚之助(明治11〜38年)の生家が那智勝浦町だったため。昭和6年日本サッカー協会の発足の時、マークとして採用されたらしい。日本サッカー協会のHPには青い色のキョロちゃんみたいな3本足のカラスがサッカーするキャラクターも載ってます。福祉会館の子育てするヤタガラスについてはまだ調査中。カラス座のカラスも太陽神アポロンの使者。やはり太陽とのつながりがある。

 

天文屋三度笠

スカイラブのシャワーは準備と使用に1時間半もかかる為、59日間のスカイラブ飛行中に1人が2回、もう1人が1回、もう1人は0回しか使っていないことが判明した。

今年は太陽活動の活発な年。1988年6月国際伝書鳩のレースの日に磁気嵐が発生し、フランスからイギリスに向けて放たれた5000羽鳩のうち二日後のレース終了時まで無事たどりつくことのできたのは5%だった。

 

★ 豆知識

4月27日〜29日、5月3〜6日の7日間 富山県

新湊市の海王丸パークでプラネタリウム投映してきました。

搬入設営時に遠足の小学生に見せたものも含めても350人

ほどでした。基本的に野外の催しのため、屋根のある休憩所では

天気が良いほど人は来ないのでした。

雨の日は100人以上来てました。

 

ゴールデンウィーク中、2度帆を張る日があって、朝10時頃

人がわらわら登って帆を張っていくのは面白かった。

ちょうど春の星座カラス座が帆船の一番後ろの帆《スパンカー》に

そっくりなので漁師さんは《帆かけ星》と呼んでいたとか。

そのスパンカーが大きく広がっているのだ。夜も張ったままに

しとけば、いい写真が撮れたのに、夕方になるとまたたたんで

しまったのでした。

 

カラス座はヤタガラスにも関係しているらしい。多分ワールドカップ

が始まる頃にはヤタガラスの記事がどこかで出ると思う。

 

★ 春休みのツアー

2003年5月3日、4日に京都府久美浜でプラネタリウムをやります。

科学体験というので演示者が科学者のコスプレをするということになった。

プラネタリウムは天文学関係というので、私としてはアインシュタインを希望したのだが、ガリレオ・ガリレイということになった。

「それでも地球は回っている。手作りプラネタリウムと立体映像で宇宙探検」なのだが、プラネタリウムは星空が回るわけだから、これって天動説?

プラネタリウムで地動説を教えるのは難しいというネタが少年サンデーのマンガにあった。

 

★ ツアー

2週間の春休みツアーが終わりました。科学体験まつりから児童館やお寺さんまで、の中部一周のロードでした。車中泊4泊で心配だったのは車で心中する人たちが相次いで、職務質問されたらどうしようかということでした。幸い一度もなかったけど、見るからに怪しい荷物ですからね。

  プラネタリウムと立体映像は今まで子供を中心に親にもというのが多かったけれど、このあいだ公民館の高齢者交流サロンで投映しました。案外うけてました。内容はほとんど同じなんですけどね。7月には山口洋というミュージシャンの前座で(?)やります。若者たちの反応も楽しみです。

  ゴールデンウィークは京都、滋賀

七夕は神奈川、大阪

夏休みは東京、北海道と大型ツアーが企画されています。

なんかすごいことになってるような気がします。

 

★ 24時間テレビに出演

ちょうど北海道ツアーでキャンプ中であり放送は見ていません。

たぶんビデオがもらえると思いますから皆さんにもお見せできると思います。

TV東京の「あかたのげん」に出演予定です。

撮影は終わり編集中。

これもビデオがきたらさわりだけでもお見せできると思います。

夏の科学の祭典でプラネタリウムをやっている時、韓国の先生から秋に韓国で科学の祭典があるのでプラネタリウムをやらないかと誘われた。

今年は予定が入っていてダメだったけど来年にはぜひ行ってみたい。

 

★ キロスター

テレビ東京制作 「明るく楽しく元気よく」(あたかのげん)の放送が11月25日から12月1日にかけて放送されます。

地域によって放送時間がバラバラですし、放送されない地域もあります。石川県ではみれません。

新聞等で確認して見てください。サブタイトルは、「ヒゲキタさんが作るもの 笑顔と驚きの工房」です。

 

 放送日  放送局  放送時間
 11月25日  テレビせとうち   8:40 〜  9:10
   チューリップテレビ  15:50 〜 16:20
 11月26日  信越放送  10:45 〜 11:15
   宮崎放送  10:45 〜 11:15
   山陰放送  10:00 〜 10:30
   長崎文化放送  16:30 〜 17:00
   南日本放送  10:20 〜 10:50
   三重テレビ  13:30 〜 14:00
   TXN九州  15:00 〜 15:30
 11月27日  テレビ新潟放送  10:25 〜 10:55
 11月28日  テレビ東京   8:30 〜  8:55
   テレビ大阪  10:30 〜 11:00
   テレビ北海道   9:25 〜  9:55
   大分放送  10:45 〜 11:15
 11月29日  びわ湖放送  13:30 〜 14:00
 12月 1日  福井テレビ  10:55 〜 11:20

 

西金沢の西南塾高等専修学校で15年度後期の授業で工作の講座をすることになりました。とりあえず初回は、プラネタリウムを持っていって見てもらい折り紙などをやってみましたが、あと6回分何をやろうか考え中。

能登でオーロラが撮影されました。撮影者の室石さんは、柳田村の天文台・プラネタリウム満天星の職員です。

実は満天星と工房ヒゲキタのプラネタリウムは年間入場者が同じくらいなのだが、今年はツアーを始めて年間入場者が1万人を超えたので満天星に勝ったのではないか。ドングリの背比べですけど。

東京などでは何十万人も入場者があってもプラネタリウム館はつぶれていきました。

メガスターをソニーがライセンス生産というニュースも驚いた。

いくらぐらいで売るんだろう? 私の作ったものなどは星の数も値段も桁がちょがうキロクラスですからフットワークで勝負。

って勝負にもならないか・・・・・。