Coについて
 小児歯科

 虫歯の穴は急にはできません!富士にのぼるも一歩からのように虫歯の穴へとなるためにはそれなりに一歩目というものがあります。エナメル質に穴がほげだした段階を一般的にC1というのはよくご存じでしょう。しかし、その前の段階というのもあるのです。”穴はほげとらんばってん歯の表面のしろ(白)ーなっとるところ”がそれです。普通はCO(シーオー)といい(Oはobsavasion(観察)の略)白い所はCaなど歯の構成要素の一部が溶けだしています。(脱灰:だっかい)よく歯と歯ぐきの境目や、かみ合わせの溝にみられるものです。しかしこの段階であればかなりの確率で治ったり、進行を停止させることが可能です。
 自然には治りません。それなりの努力は必要です。まず、原因を考えることから。もし磨きにくいところでいつも磨けていないのであれば、そこがしっかりと磨けるようになりましょう。又、食事の回数が多い(だらだら食い)なんていうのは、やはり3度の食事+補食という食生活に整えることが大切な治療法になります。唾液の中にはカルシウムなどミネラルph5.4以上に維持できれば溶けだしたミネラル分が歯の方へ戻ってきます。(再石灰化:さいせっかいか)
 現実には下の図のように食事の度に酸性(ph5.4以下)になりますので脱灰は起こっています。唾液の作用で元来の弱アルカリ性ph7.4に戻っていこうとしますが、何らかの原因で脱灰>再石灰化という環境が長く続くとCoが発生し、逆にCoが存在しても、心機一転がんばれば脱灰<再石灰化の環境が成立し、進行が止まったりします。
 せひこの機会に一度お子様の歯にCoがないか診てみてください。


規則的な食事
だらだら喰い