CQP選書
(現在は絶版になり発売されていない書籍もあります。)

書籍名 著・編者名 発行元 初版年 内容紹介
新稿
日本登山史
山崎安治 白水社 1986 中世の修験道の山から近世の登山事蹟の叙述、近代の登山諸方面、日本山岳会設立以降の成果について膨大な資料を基に、著者の死後前著を補追出版され日本登山史書の中で最も権威があるとされている。
近代日本登山史 安川茂雄 あかね書房 1969 幕末以降約100年間の近代にスポットをあて山崎安治の登山史では僅かしか触れていない人物描写に造詣が深く細密であり登山雑誌などにも触れている。
覆刻
日本風景論
志賀重昂・(日本山岳会七十周年記念出版) 大修館書店 1975 明治時代の趣味登山啓蒙書として近代登山の普及に大きな役割を与えた感銘深い書。このような名著を当用漢字、新仮名で再度出版出来ないのだろうか
日本アルプスの登山と探検 ウォルター・ウェストン 大江出版社 1982 日本近代登山開拓の父といわれるウェストンの登山だけでなく当時の農山村風俗や習慣など民俗学的にも貴重な一冊。
極東の遊歩場 ウォルター・ウェストン 山と渓谷社 1974 日本アルプスの登山と探検の続編ともいうべきウェストンの第二次第三次滞日時の登山記。
新版アルプス記 松方三郎 龍星閣 1974 博識で知性の高い登山家松方が若き日の登攀紀行をまとめた名著「アルプス記」(昭12)を晩年に当用漢字、新仮名に加筆訂正した新版。
覆刻   
スウィス日記
辻村伊助・(日本山岳会七十周年記念出版) 大修館書店 1975 珠玉の文章また、詳細な紀行として欧州アルプス紀行の古典的な名著で、自身のグロース・シュレックホルン雪崩遭難についても詳述している。
山道具が語る日本登山史 布川欣一 山と渓谷社 1991 素手素足だった登山家は一人もいない、山道具と遺物に拠る登山のテーマ史を集成
改定増補版
雪崩の世界から
新田隆三 古今書院 1986 弱層テストの方法や、雪崩に遭遇し埋没したさいの豊富な対策など詳しく記されており、雪山を目指す登山者の必読書とも言える。
最新雪崩学入門 北海道雪崩事故防止研究会編 山と渓谷社 1996 各人の頭の中にある「気温が低ければ雪は締まって安定している」など、雪崩の断片的な古い知識を一度すべて捨て去ることだ。
生と死の分岐点 ピット・シューベルト 山と渓谷社 1997 ドイツ山岳会で長年安全問題の研究を続けてきた著者が、人間が起こす同じ過ちを二度と繰り返さないよう体系化した警告書。
登山者のための最新気象学 飯田睦治郎 山と渓谷社 1999 格段に進歩した的中率の高い天気予報があったとしても、それは平野部向けの予報であって登山者のための山の天気予報ではない。天気の急変は登山者自身の判断にゆだねられる。登山者を対象にした解説書。
富士山はなぜフジサンか 谷 有二 山と渓谷社 1983 何気なく呼んでいる山の名前、山名の持つ謎、古来からの伝承を知りえることが登山の新たな興味を沸き立たせてくれる登山文化の研究書。
一等三角点のすべて 多摩雪雄編 新ハイキング社 1986 未踏の三角点を探求する楽しみは登山の醍醐味を倍加する。マニアでなくとも三角点の食指は登山者の誰もが多かれ少なかれ抱いているのであろう。
地形図の手引き   日本地図センター   国土地理院が発行する地図のうち、1/25,000地形図と1/50,000地形図は最も基本的な地図であり正しく活用するための教本として最適である。
高みへのステップ   文部省   本書は文部省登山研修所の登山指導者研修会テキストの改訂版で一般登山者への指導書として発行され、登山者として最低限必要な事項を網羅している。
単独行 加藤文太郎 二見書房 1970 「孤高の人」のモデルとして岳人に親しまれる単独行者加藤文太郎31年間の生涯でただ一冊書き残した名書。
新装版
日本百名山
深田久弥 新潮社 1991 山の品格、山の歴史、個性のある山を基準とし、著者が実踏し名峰百座を選定した名著。現在の中高年登山ブームに大きな影響を与えた一冊として、すでに多くの方は読まれているだろう。
山と探検 今西錦司 文藝春秋 1970 生物社会学者の著者が登山家として山に対するひたむきな姿勢が山岳省察をはじめとして数々のフィールドワークを収めている。
新装版
忘れえぬ山
串田孫一編 筑摩書房 1972 山々に寄せる思慕と郷愁、選ばれた岳人達の貴重な記録集。
山靴の音 芳野満彦 二見書房 1972 青春の記念碑ともいうべき山への情熱を高らかに謳った不朽の画文集。
風雪のビバーク 松涛 明 二見書房 1971 「フーセツ全身凍ッテ力ナシ」に始まる遺稿、1949年槍ヶ岳北鎌尾根にて遭難死した尖鋭クライマーの生き様。

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