母親
沼田恭枝
マルタ
前原礼子
ジャン
山内栄治
老召使
やまだたけし
マリア
かとうみちよ
アルベール・カミュ作 関きよし演出
2007年2月22日(木)〜27日(火)
出演/沼田恭枝・前原礼子・かとうみちよ
・山内栄治・やまだたけし
第二次大戦末 レジスタンスの闘士青年カミュの反抗の劇
「これは一九四三年に、わたしの愛するものすべてから遠く離れ、包囲され占領された国の真ん中で書かれた。『誤解』は現代の筋書きの中に宿命という古代のテーマを再び取上げようと試みるものである。」
(カミュの「序文」)
稽古を楽しんでいます
沼田恭枝
07年小劇場の春の公演は、アルベール・カミュ作、「誤解」の上演です。この作品は一九四三年、フランスがナチスドイツに包囲され占領されていた真只中に書かれたものです。
現在、稽古は始まったばかりで、演出家の“古典劇として上演したい。然し、古典が現代に生きているということは、作品の骨組みがしっかりしていて、人間にとっての普遍性がそこにあるから……”などの言葉をかすかな手がかりに手探りの状態が続いていますが、私自身は始めての作品の世界で、俳優として経験できるという幸せな時間を持っていると感じています。
そして、いま私たちが生きている社会の中での不条理、日々“イエス”と“ノー”のはざまに立たされる人間の、「個」としての自分のあり方を見つめ直すメッセージを作品の中から感じとっていきたいと思っています。どこまで演じられるかはわかりませんが、一年ぶりに池袋小劇場の芝居づくりに参加出来ることを四人の出演者たちといっしょに楽しんでいます。
アルベール・カミュ(一九一三―一九六〇)
フランスの作家。アルジェリア生まれ。第二次大戦中、抵抗運動に参加。不条理の哲学を追求。小説「異邦人」「ペスト」戯曲「カリギュラ」など。ノーベル賞。
カミュは「誤解」を書いていた一九四三年ころ、妻とも故国とも別れ、フランス中部山岳地帯で病を癒していた。カミュは敗戦で散り散りになった人びと、親兄弟や恋人たちの姿を悲しく見ていた。別離の悲しみや再開への期待に戦争の影を見た。そして自身の故国の明るい海や太陽の光への願望が、フランス国民の心を象徴するものとして、この戯曲の中に移されているのだ。
訳/鬼頭哲人
美術/幡野寛 照明/川崎ひろし
前売2500円 当日2800円
| 2月 |
22
(木) |
23
(金) |
24
(土) |
25
(日) |
26
(月) |
27
(火) |
| 2時 |
|
|
★ |
★ |
|
★ |
| 7時 |
★ |
★ |
★ |
|
★ |
★ |