晁勢先生

師三輪晁勢先生の事

晁勢先生

三輪晁勢(みわ ちょうせい)
1901年(明治34)新潟県与板町に生まれ、京都市立絵画専門学校を卒業の後、帝展・文展・日展に出品、1962年(昭和37)「朱柱」により日本芸術院賞を受け、日展の理事・参与を歴任して、1979年(昭和54)日本芸術院会員になる。

クリックすると大きい絵がご覧いただけます

朱柱 静かなるたに
「朱柱」 1961 「静かなるたに」 1975

             晁勢先生のこと

琵琶湖 先生は誰に対しても大変気配りが行き届いた方でした。食事を御一緒させていただく時など、若い食欲旺盛な私が遠慮しているにではと気遣われ、自分がお食べにならないのに色々なものを注文なさって、箸をつけるまえに、「まだ手をつけてないけど、きみたべる」? とおっしゃる。先生のお供でお邪魔した先方で、私のことを必ず、「友人の池内君です」、と紹介してくださいました。晩年の7年間ほどを教えていただいたのですが、大津市坂本の西教寺の壁画を描かれた時にはとくに身近でお教えいただきました。絵の師でもあり、人生の師でもあります。






「湖畔の春」
 富士ヘはいつも写生に出かけ、ぐるぐるまわって早暁の赤富士、月夜の富士、星と富士などをスケッチしました。
 西伊豆に写生に行き、下田から北へむかって、こんどは富士を描かないつもりで出かけておきながら戸田(へた)、大仁(おおひと)、三津(みと)、大瀬崎と、街道から富士が見えると、「あっ」 と車をとめてみとれるのです。 そしてそこに滞在して描きます。
 富士は季節を問わず美しいと思います。  晁勢
湖畔の春

         

トップ