雲取山 Information;場所 奥多摩 標高2017m
  Information;場所 信州 標高1.500m

 前夜アホ(友人0号)に付き合ってしまったため午前4時帰宅となり、ろくに眠れないまま

4:58発の始発にのり奥多摩をめざす。電車は一月前の賑わいが嘘のように空いている。

中高年の登山ブ−ムというが、元気なオババ軍団も寒いのは苦手らしい。

霜が降り、半分凍りついた奥多摩駅に降り、これまた凍りついたバスに乗り込む。

乗客はしぶとい中年ハイカ−一人と釣り少年二人、そしてラリ−をやめても行くところはあまり

変わらない青年一人を乗せて、朝焼けの奥多摩湖をすぎてゆくのだった。

 バスを鴨沢で降り、幾度となく車で走った湖沿いの道からそれ、

雲取今度は山を目指し登山道を歩き始めるのだと思うと、妙に自分がおかしくなる。

 朝から予感はあったが、空には雲ひとつ無く晴れ渡り、とりあえず文句なし。

民家の間を登り始め、下に奥多摩湖を見ながら登山道に入る、しばらくは暗い植林のトンネルの

なかを歩いていく。やがてブナの原生林が混じるようになると視界が開けてくる。

上から前夜、山荘泊まりの数組のパ−ティ-とすれ違う。みんな晴天に足取りも軽い。

しかしなぜかここは年齢層が若い。ふだん中高年軍団しか見ないので心強くなる。

ついでに30歳までの容姿端麗知的未婚美女軍団(既婚も可)というのもすれちがってみたい。

 やがて道がブナの林の中に入る頃になると、背後には富士山がそびえはじめ、さらにその隣

にはアルプスの山々がくっきりと浮かんでいる。寝不足でバテ始めた体に元気が戻るようだ。
     

そして、ブナの林を抜けると山頂への広い尾根歩きとなる。ここからが雲取山の本領発揮なのだ。

明るく開けた尾根道は最高の展望があり「天国への階段」といったところか。

しかし、である。なかなか着かない。頂上だと思いかけあがるとまだまだ先がある。

23回そんなことを繰り返し、完全にペ−スを狂わされバテバテで山頂に着いた。
                         

 頂きからは、富士山を始め、先週登った両神山、その奥には浅間山を始めとする信州の山々、

更に奥には谷川連峰と、オ−ルスタ−大運動会的ほぼ360度のコノヤロ的な展望が広がっていた。

 登りで一緒になった中年オババハイカ−におかずを分けてもらいながらメシを食っていると、

周りに野鳥が多いのに気が付く。ほんの23mの距離まで近ずいてくる。圧巻は、30cmくらいの

高山に住むというホシガラス(だと思う。。)を発見、すかさずカメラに収める。また趣味が増えた。

しかし、よく考えてみるとここは標高2057mなのだ、麓が500mだから1600m近く上げたことになる。

そんなことを思いながら長〜い長〜い下りを行くのだった。