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| 1:毛胞、脂腺系の構造と機能 |

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ニキビ・ニキビ痕は、毛穴で起きる肌トラブルです。
まず、毛穴の構造を知りましょう。
人体には無数の毛穴があります。
顔には特に多くあり、オデコなどは1cm四方のなかに
なんと400個もあるとされています。
顔にニキビができやすい理由はこれです。
毛穴には「皮脂線」という袋があります。
ここから皮脂を出して、皮膚表面の皮脂膜になります。
※特に毛漏斗部(もうろうと)の角質層について、
よく理解してください。参照→「キレイな肌とは」「肌トラブル」 |
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| 2:にきびの発生→にきび痕に至るプロセス |
| ■にきびの発生因子 |
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多くの方のニキビは、思春期に始まり、20代なかばには減少すると
されてきましたが、実際にわたしどもに寄せられるご相談では、
小学校高学年から40代後半まで幅広い層で、ニキビに悩まれています。
「ほうっておけば治る」「顔を洗えば治る」「野菜を食べれば治る」というのは
全くの俗説です。ニキビは肌に現れる前、左の図のような因子が関与すると
されています。原因は複雑で多岐にわたります。
〈原因と誘発・憎悪因子〉
・脂腺性毛包内の細・内分泌因子・遺伝的因子・精神的ストレス
・食餌的因子・肝機能異常・胃腸障害・年齢・ハロゲン化合物
・ビタミンの影響・代謝異常・局所、全身への薬剤投与・一部化粧品による刺激
・機械的刺激・細菌感染・毛包虫・油脂 |
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| ■ニキビ→ニキビ悪化→にきび跡 |
| ①毛穴が塞がる・詰まる |
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| 毛穴が塞がる 図① |
ニキビはここから始まります。「肌が脂っぽくても、ニキビは無い」
という方って、けっこう多いですよね?
ニキビといえば「脂」、の、イメージもありますが、
逆に乾燥肌といわれる状態でも、ニキビはできます。
さて、まずは毛穴の塞がり方・詰まり方です。
左の図のような2つのパターンがありますが、
併発も多くあります。
①毛漏斗部分の角質層がはがれて、詰まるケース
②毛漏斗部分の角質層が厚くなり、栓をするケース
まず、このように、毛穴にフタがされることで
本来なら外に出るはずの皮脂が、出にくくなる状態
に、なります。
角質層が正常に作られない状態(※不全角化)は、様々な要因が
重なり合います。体質、紫外線、乾燥、皮脂の変性などなど
※1 不全角化:炎症や刺激などが原因となり、皮膚の細胞の分化・増殖が乱れ、
角化の速度が異常に速まることにより、核が残ったままの不完全な細胞が肌表面に
現れること。 (正常な肌表面の角質細胞では核が消失している) |
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| 毛穴が塞がる 図② |
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| ②皮脂排出の亢進 |
| 皮脂排出の亢進 |
皮脂排出亢進の誘発要因は様々です。
皮脂量を決定する因子は主に
・食事
・ホルモン
・年齢、性
・部位
・生体内リズム(生理周期など)
と、言われています。
上記からも思春期の発症が多いのは当然です。
ただし上記の「毛漏斗の閉塞」でも触れているように、
ニキビ発症原因としては一因子に過ぎません。
(※一日に出る量は一定という説もあります。)
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※①~②では、一先ず
小さなぽつっとしたニキビをイメージしてください。
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③Pアクネ、STエピッド等のニキビ菌生息
④皮脂組成の異常(遊離脂肪酸生成) |
毛漏斗内のニキビ菌生息
皮脂組成の異常 |
つまった毛穴の中で皮脂がおおく分泌され、
ここにニキビ菌が繁殖して大きく炎症を起します。
これがニキビ跡の要因です。
▼Pアクネ
※皮脂腺で作られた脂質の大部分はトリグリセライドです。
それが毛漏斗内で、Pアクネ等が持つリパーゼによって、
加水分解される過程で遊離脂肪酸が生成されます。
遊離脂肪酸は皮膚に起炎性があり、また刺激に加えて
真皮にまで浸透する性質や面胞形成作用のある性質の
ものが発生するケースがあります。
※この炎症そのものが次のニキビ発症や、
ニキビ跡にも悪影響を及ぼします。
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※この段階になると、赤み・痛みを伴う炎症、
ひどく化膿したニキビをイメージしてください。
人目が気になる段階です。
この状態まで来ると、自己流の解消方法では
いよいよにきび跡のリスクは高まります。
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| ニキビについてのまとめ |
■ ニキビ形成の原因 ■
1:毛穴が詰まる(毛漏斗又は脂腺排出管の閉塞)
2:皮脂量が増える(脂腺の活性化)
3:毛漏斗内のニキビ菌棲息
4:遊離脂肪酸(皮脂組成の異常)
●以上の4条件でニキビが発症・悪化します。
つまり、上記4条件をクリアにすればニキビは解消できます。
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