敏感肌を解消する
敏感肌のメカニズム
敏感肌はその定義が曖昧なため、明確に症状を理解せず、「敏感肌でも大丈夫」「無添加」などで片付けれれてしまいます。ここではこのような「消費者の不安」を前提にした宣伝のような情報は忘れていただく必要があります。
敏感肌とは普通の人には何でもない物質や刺激に対して敏感に反応したり感じたりする肌質で、そのうちでも、後天的敏感肌と、先天的なアレルギー型敏感肌とあります。
正常な皮膚は人の体の外側全体を被い、その最上部を表皮の角質層が被い、手のひら、足の裏を除き、更にその上を極く薄い皮脂が被っています。
皮脂は弱い酸性を維持することで皮膚に付着する微生物や異物の侵入を防いだり、無害化したりしています。
角質層は幾重にも重なる角質細胞で成り立ち、それぞれの間を細胞間脂質と呼ばれる脂がうめていて、体内の水分の蒸発や外界からの異物の侵入を防いでいます。(資料写真参照↓)
上の写真でみると表皮は相当の厚みがあるように見えますが、足の裏や手の平をのぞいた体の表皮の平均的な厚みは1ミリの1/5~1/10(0.1~0.2mm)で、角質層にいたっては、さらにその1/5~1/10(0.02~0.05mm)程度しかありません。
角質層は家庭で頻繁に使うあのラップよりも薄いものです。
このように極々薄い角質層・表皮が皮膚の最前線で人体を守り、美容上も美しさや健やかさを維持してくれているのですが、クレンジングや洗顔でこれらの細胞は剥ぎ取られてしまいます。
人間の体、つまり細胞には再生能力がありますから、確かに角質層が剥ぎ取られても、その補修のため、次々に基底層で細胞分裂が行われ新しい表皮細胞が急速に作られます。しかし、健康な状態の角質層と違い、急速に作られた角質層は非常にもろいものです。
さらに追い討ちをかける様に、皮膚に刺激を与えるマッサージ・過剰なクレンジングや洗顔等を繰り返せば、いつまでたっても熟成された角質層は形成されず、皮膚の代謝機能そのものが崩壊します。それが、すなわち後天的敏感肌なのです。
後天的敏感肌
後天的敏感肌の原因
●以下の行為は後天的敏感肌発生の原因・要因となります。
・ティッシュやコットンで肌をこする。
・アルカリ度の高い化粧品の連用・常用。
・スクラブ入りの洗顔剤の連用・常用。
・蛋白質分解酵素入り洗顔剤・化粧品の連用・常用。
・脱脂力の強い洗顔剤・化粧品の連用・常用。
・過剰な洗顔、マッサージ、垢すり。
・エアコンの効いた乾燥度の高い室内に長時間いる。
・ピーリング化粧品の連用・常用、ピーリング行為の繰り返し。
・日焼けサロンや日光浴などで長時間紫外線に当たる行為の繰り返し。
・シェービング行為の繰り返し。
・無闇なダイエットによる食事制限(リノール酸系統の摂取不足)。
敏感肌用化粧品は本当に肌に良いのか?
消費者の皮膚・化粧品の誤解と業界の戦略
●巷で頻繁に耳にする、「化粧品が合う・合わない。」の中で特に多い意見が「しみる化粧品は肌に合わない。」と言うものです。
しかし、化粧品がしみるのは、本人の肌の状態が悪く、肌荒れ・皮膚かぶれを起こしている・極く小さな傷がある・(シェービング等を行った肌)・ティシュやコットンで肌をこすった・アルカリ度の強い化粧品を連用・常用している等などの場合です。
このような場合化粧水は、しみるのがノーマルです。しみないとしたら、むしろその化粧水・化粧品に問題があります。これは注意が必要です。
すなわち前記した、後天的敏感肌発生の原因・要因が化粧品がしみる原因でもあるのです。
化粧水を使ってしみたり、カユミを感じた場合は、敏感肌の危険信号を体が出していると理解してください。
また、無添加・オイルフリーなどを高らかに宣伝する製造業者もいますが、これらの商品は「化粧品が効くものである」という前提の裏返しです。
であればこそ、しみた場合「この化粧品は私にはキツい」などの不安を抱きますが、化粧品はそもそもがその成分に効果・作用は期待できません。
よって商品それ自体に副作用もありませんので、つねにお肌(皮膚)が今、どうなっているのかを、冷静に理解する必要があります。
先天的敏感肌 アレルギー性敏感肌
アレルギー体質が関与する敏感肌
何らかのアレルギー体質をもつ人の肌は総じて弱い傾向があります。
例えば蚊にさされた場合などでも、皮膚を掻いた跡がジクジクし、炎症や化膿を起こし、これがおさまった後でも色素沈着等を残します。
アレルギー体質の人は遺伝的に様々な物質や刺激に、過剰に反応しやすい抗体を体に備え、時には表皮の下の真皮に存在する筈の神経細胞や、肥満細胞が表皮に入り込み、皮膚を掻くことから慢性皮膚炎や、慢性湿疹(アトピー性皮膚炎)を起こす場合も多くあります。
この様な症状を起こした肌は皮脂・角質層共に喪失しているため、外界からの異物侵入を防ぐ仕組みが“無い”状態です。
そのために様々な異物が皮膚内に容易に入り込み、更に皮膚の炎症を悪化させる悪循環が続きます。
痒い→掻く→角質層(表皮)の破壊の繰り返しで、最悪の場合、敏感肌から慢性湿疹へとなることも・・・
アレルギーについて
そもそもアレルギーというのは免疫力の異常で、これには、アレルギーと自己免疫疾患の2種類が存在しています。
●アレルギー:一般的なアレルギーとは、体内に入ってきた無害なものを攻撃してしまうことです。
●自己免疫疾患:異常を起こしたB細胞やT細胞が、本来守るべき自己細胞を攻撃してしまうことによって様々な症状が発生します。
★女性で一番多い訴え、便秘・冷え性・肌荒れには、自己免疫疾患が関係している場合がかなりあります。
女性の免疫異常の原因には、白血球の中の顆粒球とリンパ球のバランスが大きく関係しているといわれています。
男性と女性の白血球の中の割合を見てみると、男性に比べて女性のリンパ球の割合は多く、その為に女性は男性に比べて免疫力が強いのです。
★男女の平均寿命(男性:77.1歳/女性:83.8歳)を比べても明らかです。
しかし、その強さが災いして免疫力の異常を引き起こしたり、その力が強い分、反応も大きいのです。
異物が侵入するような花粉症のような場合は、それをシャットアウトすればよいのですが、自己免疫疾患の場合は、できた自己抗体が自分自身を攻撃してしまうから非常にやっかいで恐いのです。
また、残念ながら自己免疫疾患は、現代医学でも未だ完治できない病気です。にも関わらず、なんと8割の確立で遺伝するというデータが公表されています。
★つまり、このような体質的な問題はちょっと何かをつけたからとか、美容機器をあてたからとかで解消されるものではありません。
免疫力が低下しているのであれば、免疫力を向上させるような食事や運動を心掛ければ良いのですが、自己免疫疾患などの免疫力に異常がある場合はさほど話は単純ではありません。
また、現代社会では排気ガス・スモッグなどによる大気汚染や、食品添加物などに含まれる科学物質の増加で、何らかのアレルギーを持つ日本人が急増しています。
その3大疾患がアレルギー性鼻炎・アトピー性皮膚炎・気管支喘息です。これらの事を踏まえて、美しい肌(正常な皮膚)を考える場合、いかに市場に溢れる“塗ればばツヤツヤでプルプルの肌”というような表現が欺瞞であるかご理解頂けると思います。
敏感肌の解消方法
皮膚を擦る行為、ましてやピーリングは論外ですから、これらの行為を止める必要があります。
敏感肌用、時にはアトピー用と称する化粧品もありますが、これらはバリア機能が弱い肌でも「使用出来る可能性が高い」というだけの商品です。それらを肌につけて敏感肌が治るわけではありません。
敏感肌の場合、ある程度の脂肪、特にリノール酸を含む脂肪は必要量を摂取する様、努める必要があります。
●仮に、今のあなたが日常生活に支障をきたす程の肌トラブルをお持ちの場合は、一足飛びに“スベスベでキレイな肌”を望んでも、皮膚という人体の器官がそうたやすく変わるものではありません。
宣伝やイメージを頼りに解消を目指すのではなく、まずは自身の肌トラブルの根本原因を見極め、日常生活に支障をきたさないレベル、つまりスキンケアで十分対応できるレベルへの落とし込みを第一に考え、また実行すべきです。
●その為には、確かな情報と経験に裏打ちされたWEBカウンセリングを受けて、肌トラブルの根本原因を探り出し、それを解消するための専門のケアの励行と日常生活の注意事項厳守が必要最低条件であることは言うまでもありません。
ご来店前に、webカウンセリングをお申し込みください。各項目へのチェック、必要事項をご記入の上、送信ボタンをクリックしてください。webカウンセリングの返信は、パソコンおよび携帯電話へお送りします。
こちらをクリック → webカウンセリング
※返信先アドレスの記入ミス、詳細未記入は返信できません。ご注意ください。
にきび関連情報
にきび・ニキビ跡・敏感肌を解消する!京都美肌 | 大人ニキビ・敏感肌研究所 | にきび・ニキビ跡・敏感肌のケア | にきび・敏感肌は京都美肌
