第7日目 平成15年8月15日(木)
(地図)

積算計 7199KM

 横峰寺(60)からスタートした。
写真写真 ご朱印 同行の川端氏が昨夜飲み過ぎて朝起きられず、一人で雨がしょぼ降る中、山の上にある難所の  横峰寺に向かう、誰も通らない山の、上り坂のつづら折のお遍路道を、しかも雨の中、ここでバイクを 倒したら、起こせないだろう、と思うと必死の思いで、乗り切った。途中山の中のつづら折の途中に 小屋があり、人がいて通行料を¥350払う。こんな誰も通らない山奥で、何故?と思った。
 西日本の最高峰である石鎚山は1982メートルの霊峰である。現在でも山岳信仰の聖地とされている。 横峰寺は山の北側、標高750メートルの地点に建つ。今は山頂の駐車場まで車でいけるが、昔は苦行 だったと思われる。シャクナゲの名所としても知られている。仁王門をくぐると、権現造りの本堂と、 方形造りの大師堂がある。本堂内には左右大臣を祀り「神も仏も有難いのは同じである」と説いた大師の 教えが現れている。 横峰寺をお参りし、山を降りて、西条からしばし松山自動車道路 にのり三島川之江インターでおりる。そこからまた山道の難所が続く。
三角寺(65)までは高速道路もいれて60キロ近くあった。 写真写真 ご朱印 標高450メートルの中腹に或る三角寺は、愛媛県での最後の札所となる。815年に大師が本尊の十一面 観世音を安置したという。この時不動明王像も刻み、三角形の護摩壇を造り、21日間、降伏護摩の法を修められた。 その際の護摩壇の名残が、本坊に或る三角形の池である。それが寺の由来である。

下山して、再び川の江インターから高速道路で大野原インターでおりる。愛媛県を離れ、香川県に入った。 雲辺寺(66)(ウンペンジ)までは約23キロあった。 写真写真写真 写真ご朱印 雲辺寺は標高927メートルの山中にあって、八十八箇所の中で最も高い場所にあることから「四国高野」 とも呼ばれている。山頂が香川、徳島の県境となり、境内は徳島県だそうだ。鎌倉時代は関所も兼ねた 大寺院だった、という。境内いたるところに五百羅漢像がある。いろんな表情が見られる。ふもとから 雲辺寺山頂までは全長2600メートルのロープウエー(往復2千円)に乗り、7分で着く。窓からは 讃岐平野、瀬戸内海が一望でき、素晴らしい。昔は徒歩2時間の難所だった言う。

大興寺(67)(タイコウジ)まで約13キロでついた。
写真写真 ご朱印 大興寺は真言宗と天台宗の二代宗派の修験者たちが一緒に修行したという珍しいお寺である。今では 真言宗の寺となっているが、本堂をはさんで大師堂と天台大師堂が建っている。堂内では「七日燈明」 という秘法が行われている。赤い大きなロウソクに願い事を書いて奉納すると7日間ロウソクを燃やして 祈願してくれる、という。本堂に向かう石段の途中にはカヤとクスの巨木がある。大師お手植えと伝えられ、 樹齢1200年を超えるという。

神恵院(68)(シンネイン)までは約10キロ
写真ご朱印 神恵院と69番の観音寺は琴弾山の中腹にあり、一つの境内に並んで建っている。お遍路さんにはほっと する所である。神恵院へは観音寺の境内を抜けて、石段を登る。観音寺よりも少し小高い所にあり、 こじんまりした寺である。

観音寺(69)は神恵寺と寺続きで同じ境内にある。寺続きの札所はここだけだった。
写真ご朱印 この寺の七代目の住職に就任した弘法大師が聖観世音菩薩像を刻み、本尊とした。そして寺号を観音寺 とした。つつじの名所として広く知られている。

約5キロで本山寺(70)(モトヤマジ)についた。
写真写真 ご朱印 本山寺の五重塔が緑に映えて美しい。馬頭観音を本尊にしているのはここだけである。国宝の本堂は 1300年に建てられた寄棟造り、本瓦葺の建物。屋根のカーブがなんともいえない。

次の弥谷寺(71)(イヤダニジ)までは約13キロ
写真ご朱印 店の並ぶところに駐車し、そこから境内まで370段、さらに本堂まで170段もの急な石段が続き、 なかなかの難所である。本堂、大師堂ともに岩山に取り囲まれ、まるで埋め込まれているようだ。

曼荼羅寺(72)(マンダラジ)までは5キロでついた。
写真ご朱印 大師の先祖である佐伯家の氏寺として、596年に建てられた。大師が唐から持ち帰った曼荼羅を安置して 寺号を曼荼羅寺とした。その記念に松をお手植えされたという。境内には樹齢1200年以上といわれる 「不老の松」とも「笠松」とも言われる松がある。平安末期の歌人、西行法師が立ち寄ったことでも知られている。 法師が昼寝したと伝えられる「昼寝石」がある。

出釈迦寺(73)(シュツシャカジ)までは500m位と近い。
ご朱印 出釈迦寺の背後にある我拝師山(標高781メートル)は大師が7歳のとき山頂に登って救世の願いを立てた。 後に釈迦如来の像を刻み、これを本尊とした出釈迦寺を開いた。この寺だけは暑さぼけしてうっかり写真を 撮り忘れてしまった。

約2キロで甲山寺(74)(コウヤマジ)についた。
写真ご朱印 大師が石を割って毘沙門天を刻み、甲山の岩窟に安置した。これが甲山寺の起源である。子安地蔵尊があり、 子供が授かる有難いお地蔵様として信仰を集めている。

善通寺(75)(ゼンツウジ)までは約2キロ
写真ご朱印 大師誕生の地であり、真言宗善通寺派の総本山として、高野山、東寺と並び、大師三大霊場の一つが善通寺である。 境内は広く、東院と西院に別れていて、東院にある五重塔は写真に見るように素晴らしいもので、 絵を描きたくなる風景である。寺宝も数多く宝物館で見ることが出来る。
善通寺をお参りして、門前町の「山本屋本館」(¥6500+ビール一本で¥7455)に泊まる。
親切なおばさんに洗濯していただいた。

本日の走行 120KM

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