アスベスト問題でも面目躍如・ハレンチ御用学者・桜井治彦慶応大学名誉教授

 

最近、大手機械メーカー「クボタ」の元従業員や工場近くの住民が、工場で作っていたアスベストないしは、アスベスト関連商品によって、亡くなったり、中皮腫というあまり聞きなれない癌で苦しんでおられるというニュースを聞くにつけ、どうして加害者側のクボタが自発的に発表したり、因果関係も必ずしもはっきりしないようにも思われる近隣住民にまで補償するのか、あるいは見舞金を支払うのか、不思議に思っておりました。

裏に何かあるのか、誰かに脅かされたのか、クボタの経営陣の民度が高いのか、注目していたところ、あっちの会社も、こっちの会社もアスベストを使用しており、その従業員やその家族が、この中皮腫という病気で亡くなったり、苦しい闘病生活をなさっているということです。

アスベストが身体に悪い、有害であるということは、詳しいことは別として、私のような素人でも大分前から知っておりましたから、いまだに小学校などの天井などで使われたままのところも結構あるということですから、厚生省は何をしていたのかと腹立たしく思いました。

安普請のビルの天井の剥き出しの鉄骨などに白い石綿が吹き付けてあるのは珍しいことではありませんでしたし、触るとボロボロ崩れ、今でもそのままになっている所も多いような気がします。

JR、今でも私は国鉄と言って、皆にびっくりされますが、そのJRのホームの屋根裏の鉄骨に石綿が吹き付けられたままのところが現在でもあるように思います。

昔は電気こたつのヒーター付近のコードにも石綿が使用されているのが普通でした。
私が大学生になったばかりの頃は、ドライヤーというものは理髪店で見かけるだけで、一般の家電メーカーでは作っていませんでした。
私は髪が多く、硬いので銀座の松屋でドライヤーの宣伝販売をやっているのに出くわし、早速購入してしまいました。
今のようにプラスチック製ではなく、金属製で銀色に光っていました。
たしか日栄というメーカーであったと記憶しています。
全員に確認したわけではありませんので絶対確実というわけではないかもしれませんが、当時クラスでドライヤーを持っていたのは、やはり髪が多く、硬い大阪出身の化粧品会社の息子である小島君と私の二人だけだったと思います。

このドライヤーが或る時、故障し、部品もありませんし、半田付けの経験もありませんので、中を開けて、はずれたコードを靴下でしばって、直したことがあったのを思い出してしまいました。
いい加減な修理でしたが、その後長い間使用できました。
ドライヤーの中は温風を送り出すファンを別とすれば、雲母に針金を巻きつけたヒーターに石綿でくるまれた電線だけだったように記憶しています。

そんなに硬く、髪の多い私の髪もすっかり薄くなってきました。
兄は兄弟でも反対に髪が細く、あれは年を取るとハゲよるなあと思っていたら、薄くもなりませんし、白髪にもなりません。
一方私の方は40才にならないうちに白髪となり、黒く染めていました。絶対にハゲないという自信がありましたので、染めるのも苦にならず、染め続けてきました。ところがだんだん薄く、まばらになってきました。
洗髪しても、白髪はまったく抜けず、抜けるのは黒い、細い髪で毛根も無い、抜けて当然と言うようなものばかりです。
こういう黒い髪には強くたくましくなってもらいたいのですが、駄目なんですね。情けないものですね。
ところが白髪というのは実際は強いんですね。
まばらになってきたので、根元が少しでも白くなってくると、よく目立ち困っています。20年ほど前に抗癌剤を使用したのも影響しているのかもしれません。

もっとも最近読んだ週刊誌によれば、ハゲのドイツ人男性がカツラを購入した際、健康保険が効かないというので裁判に訴えたといいます。ドイツでは女性は健康保険でカツラが購入できるそうです。
裁判官は「性差別ではない。女性と異なり、男性の髪が本人の意思に反して、薄くなっていくのは病気でもなんでもなく、当り前のことに過ぎない」と訴えを退けたそうです。

石綿でつまらないことを思い出し、ついつい書いてしまったのですが、お許し下さい。

石綿にも、青石綿、茶石綿、白石綿などいくつかの種類があるようですから、そう単純なことではないのかもしれませんが、とんでもないことだと思います。

厚生省も悪いが、医学者や医者は一体何をしていたのでしょうか。
腹立たしい限りです。
血友病治療薬によるエイズやC型肝炎、BSEの問題などと同じで、官僚のみでなく、医学者の責任は大きいと思います。
血友病問題に関しても、悪評高い帝京大学の安部英も悪いが、他にも医者がいただろうにと思うと腹が立ちます。安部の弟子の何とか言う医者は安部に一喝されて何もできなかったようでした。あほです。

ところで昨日、つまり2005年8月1日午後7時のNHKのニュースを聞くともなしに聞いていたら、びっくりするようなことを言っていました。
(しっかり聞き直そうと10時のニュースを聞いていたのですが、そこでは話題もでないようでした。私もウトウトしていたので、かたいことはいえませんが・・・)

そのニュースによると、最近のアスベストによる被害の拡大が明らかになるにつけて、環境省は「アスベストによる健康被害問題について話し合う検討会」を遅ればせながら設け、座長には桜井治彦慶応大学名誉教授を据えたというのです。

今日の新聞などを読むと、アスベストの被害は欧米でも日本に先行して、大きな問題になり、特に米国では、アスベスト関連の、被害者による巨額の損害賠償請求訴訟が相次ぎ、倒産する企業が続出するなどして「米史上最悪の労働災害」と指摘されているとのことです。米国ではアスベストの規制を試みたのですが、アスベスト業界や輸出国カナダの猛反対で徹底できなかったのが被害を大きくしたとのことです。まだまだ被害は拡大するだろうということです。

ドイツやフランスでも同じように被害が拡大しているそうです。
いずれの国でも関連業界や政府が危険性を知りながら対策を怠ったからだとされています。

日本のように今頃になって、そんな健康被害の検討委員会を作っても遅いだろうと思っていたら、なんとこの慶応大学名誉教授の座長は、石綿製品メーカーなどでつくる「日本石綿協会」の顧問を過去に,つまり85年から97年の約13年もの間、務め、協会の広報PRビデオ「社会に貢献する天然資源アスベスト」にも出演していたということです。

ビデオの中でこの桜井治彦慶応大学名誉教授は、アスベストについて「自動車の排気ガスなどでも発ガン物質がでている。(アスベストの利点を考えると)本当にそれをゼロにしなきゃならないのか」などと業界寄りの話をしていたということです。

ところが欧米のみならず、日本でも、旧労働省の付属研究機関などのグループが1986年に、アスベスト工場周辺の居住歴があり中皮腫を発症した女性の肺からアスベストを検出し、学会で発表していたにもかかわらず、また研究内容が旧環境庁は勿論、旧労働省と旧文部省に報告されていたのに、まったく行政対応が取られなかったわけです。

桜井治彦慶応大学名誉教授は、ビデオについて、「当時はアスベストの代替品の開発が難しいとされており、使用はやむを得ないという雰囲気があった」と話しているというそうです。
日本石綿協会の会長などは、悪党黒田昌裕が力を入れている京都議定書に触れて、「地球温暖化防止会議」のテーマの一つである「省エネルギー」の観点からすると、石綿セメント製品は「地球に優しい」と言えますと商売気たっぷりである。

土建屋のおっさんが言っているのなら兎も角、桜井という男は医者なのです。その頃には工場従業員のみならず、周辺に住んでいるという人たちも中皮腫の被害に遭っているのです。
悪徳慶応義塾大学名誉教授の面目躍如たるものがあります。

 また、92年には「石綿の安全使用は可能か」をテーマにした座談会(同協会主催)の司会などを務めていたというのです。

以上の事実に対して、 慶応大学名誉教授でもある、桜井治彦座長は、あっけらかんと「顧問をしていたことは忘れていた。立場を考えると座長就任は断るべきだった」と話し同日、環境省に辞意を伝えたということです。
13年間もの間、石綿の宣伝をして謝礼を受け取りながら、忘れていたはないでしょう。

 環境省は「桜井座長は産業医学の第一人者で、石綿問題にも詳しく、座長就任を要請した。今後、対応を検討する」としています。

石綿問題にも詳しい医学者が「石綿使用も、やむを得ない。GO! GO! 」としたことが間違いなのです。環境省は何を考えているのであろうか。

桜井慶応大学名誉教授は環境相の諮問機関である中央環境審議会の環境保健部会長でもあり、同省によると同部会長を辞任する予定はないという。
あきれた話です。

ホコリのようなものが舞っていたというわけですから、被害場所を特定するのは明確なケースを除いて、今後ますます困難になっていくものと思われます。
悪徳慶応の関係者を締め出して良識ある人たちで、今後の対応を協議、実行していただきたいものです。

それにしても日本石綿協会の顧問を長い間していて、アスベストの使用を推進していた同じ人物が、規制する立場の座長の方に廻るというのもおかしな話です。

本人は「忘れていた」と言い、環境庁は「知らなかった」と言うのですからアホらしくなります。

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