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見沼くらしっく館: タナカ ヒロヨシ ブルースハーモニカライブU
関東地方が梅雨入りした雨の日曜日、六月六日に見沼くらしっく館で行なわれた音楽コンサートを紹介します。
昨年に続いて二度目の出演のタナカ ヒロヨシさんは上田正樹や憂歌団とも共演しているブルースカーモニカの実力派アーティストです。昨年見逃した筆者は今回早々とお知らせをいただき楽しみに出かけていきました。会場のくらしっく館には雨の中を多くのお客さんがつめかけて、開演時刻の午後二時には六〇名以上の方が囲炉裏のまわりに設けられた特設の客席からステージとなった三和土(たたき)の土間を見つめていました。
データ: 平成16年6月6日(日) さいたま市旧坂東家住宅 「見沼くらしっく館」
演奏 タナカ ヒロヨシ (ハーモニカ) いわた のぼる (ギター) 〜プログラム〜 開始:14時15分
終了:16時30分
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第1部と第2部の間に15分ほどの休憩をはさんで正味2時間たっぷり、上のプログラム内容でブルースハーモニカの味わいをじっくりと楽しみました。スタートの3曲は「これぞブルースハーモニカ」というしっとりした哀感を帯びた演奏で、続く日本の子守歌になんの違和感もなく引き継がれていきました。7曲目の「ブルース かもめ」のときにハプニングがあり、ハーモニカの故障により第2部で再演となりましたが、この曲は演奏者も思い入れがありそうなよい曲でした。「ライブにハプニングは付きもの!」という客席からの声もあり、タナカさんの訥々とした語りを交えてのコンサートは和やかに進行していきました。途中、ギターのいわたさんとのディユエットによる歌唱もあって第一部が終了。第2部ではポピュラーな曲目を中心に客席も一緒に楽しみました。ギターのいわたさんとの息もぴったりで、こういう演奏会が初めてのお客様も十分に堪能されたことと思います。 あとがき: ブルースハーモニカは手のひらにすっぽり納まる小型のハーモニカです。メジャーやマイナーの調子に合わせた10数本のハーモニカを入れたケースの中から曲に合わせて使用する楽器を選びながら、次々に素敵な演奏を聴かせてもらいました。終盤に「酸素が欲しいと」と言っていたように、肺活量を必要とするきつい楽器のようです。演奏者のうしろにはアンプやミキサーの装置が置かれ、Boseのスピーカーが置かれていたのは囲炉裏とともに見沼くらしっく館のシンボルになっている大へっついの釜のふたの上でした。かやぶきのくらしっく館にはなぜか哀愁を帯びたハーモニカの音色が似合っていました。平成16年6月11日 稲林記
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