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開発言語比較 Visual Basic - Delphi

Delphi と Visual Basic の比較

Delphi は母体となる言語にPascalを採用しています。 Visual Basic はBASICを言語として採用しています。 言語そのものは異なる種類のものですが、アプリケーションのデザイン、コーディングの感覚ともにかなり似ています。 構文そのものもオブジェクト名にピリオドを付けてプロパティやメソッドを記述する方法などはどちらも同じです。 処理速度は同じロジックを使っているなら Delphi のほうが高速であるといわれています。 Delphi のさらなる魅力にはランタイムライブラリを必要としない実行可能ファイル(EXE)を作成できるという点があるかもしれません。 しかしEXEファイルのサイズの面でいうと Visual Basic で作成したもののほうがコンパクトになります。 なぜならアプリケーションの処理の一部をランタイムライブラリが行っているからです。

このページの下には単純なアプリケーションのサンプルのコードが示されています。 このアプリケーションはボタンがフォームに1つだけ存在して、そこをクリックすると「 Hello, World! 」とメッセージが出力されるだけの簡単なものです。 それぞれの言語によって必要なコードがずいぶんと異なるのがわかります。 Visual Basic のコードを見て判るのは全体のコードが少ないということです。 実際の開発作業としては Delphi の場合と Visual Basic の場合とではほとんど異なることはありません。 フォームにコントロールを配置してイベントプロシージャにコードを書き込むという単純な作業です。 しかし出来あがるコードは Delphi のほうがずいぶんと多いように思えます。 これは Visual Basic のほうが必要最低限のコード以外は隠蔽しているからです。



サンプルアプリケーションのコード

Hello, World!
BUTTON

Visual Basic

Option Explicit

Private Sub Command1_Click()

    ' フォームに文字を出力する
    Form1.Print "Hello, World!"

End Sub


Delphi

unit Unit1;

interface

uses
  Windows, Messages, SysUtils, Classes, Graphics, Controls, Forms, Dialogs,
  StdCtrls;

type
  TForm1 = class(TForm)
    Button1: TButton;
    procedure Button1Click(Sender: TObject);
  private
    
{ Private 宣言 }
  public
   
 { Public 宣言 }
  end;

var
  Form1: TForm1;

implementation

{$R *.DFM}

procedure TForm1.Button1Click(Sender: TObject);
begin
     
// フォームに文字を出力する
     Form1.Canvas.TextOut(0,0,'Hello, World!');
end;

end.