Staff

院長 井上孝文
昭和36年天理市生まれ。幼少時は、現在クリニックのある富堂町で過ごしました。
その頃、25号線(当時は県道でした)より南側は広大な田畑が広がっていて、稲刈り
がすむとそこはラジコンの飛行場となり、正月には凧揚げなどもしました。(農家の皆様、
勝手に踏み荒らしてごめんなさい)
地元の小中学校を卒業後、倉敷の川崎医大附属高校に入学。全寮制の学校で、
生活パターンが同級生と常にシンクロナイズしているので、共に町へ出かけたり、野
球やサッカーを楽しんだりするには最高の環境でした。 (欲を言えば、もっと勉強・
読書にはげんでおけばよかった)
昭和55年川崎医科大学に入学。カリスマ的な学長先生を筆頭に個性豊かな教授
たちがそろっていました。元々医学には非常に興味があったので、特に4年生以降の
専門課程の勉強はたいへんでしたけど、同時に楽しみでもありました。あっという間に
6年間が過ぎ、昭和61年3月卒業後、医師国家試験に合格し同年5月より川崎医大
附属病院 内科に勤務いたしました。前にも触れましたが、当時の大学には個性豊か
な教授陣がキラ星のごとく輝いておられました。優秀な先輩方もたくさんおられ、一緒
にいるだけですごく刺激になったことを覚えています。川崎医大附属病院の研修シス
テムは伝統的な部分と革新的な部分がうまく調和していて、他大学出身の人も多く研
修に来られていました。平成2年4月からは大学院(専攻:生化学系血球生化学)に入
学し、主に赤血球膜異常症の膜蛋白分析および遺伝子解析を行っていました。試験管
を振っていても博士号を持っていても、実際の医療現場では何の役にも立たないと言う
人がいますが、その考えは明らかに間違っていると思います。少なくとも私は、医学が
サイエンスであることを大学院時代に再認識しましたし、常に疑問を持つ姿勢がそこで
培われたように思います。臨床の現場で重要なことは、常に変化に敏感であるというこ
とであり、必要なものは視野の広さだと思います。私は実験を通じて視野がかなり広く
なったと感じています。(元々視野が狭すぎたといううわさもあります)
平成4年および平成7年には、日仏科学協力事業共同研究プロジェクトの一環として
パスツール研究所(フランスのほぼ中央に位置する美しい都市、リヨンにあります)の
J. Delaunay教授のもとに短期留学の機会も与えていただきました。毎日夕方になると
"What's new?" と研究の成果を求めてこられる教授の笑顔は、今でも夢に出てくるくら
いプレッシャーでしたが、第一線の研究者達と触れ合えたこの貴重な経験が、今の私
に備わっているであろう自信の根幹を成しているように思います。赤血球膜異常症の
研究をテーマにその結果を論文にし、平成6年に医学博士号を取得いたしました。
その後は臨床に復帰しておりましたが、平成9年初夏に大学病院を辞職し、天理に
戻ってまいりました。以降こちらで微力ながら地域医療に携わっております。今は亡き
父のスピリットを胸に秘め、より理想の医療に近づくために、このたび ”いのうえ内科
クリニック” を開院することにいたしました。どうぞよろしくお願い申し上げます。
医師 井上暁子
昭和46年東京都生まれ。その後、香川県の高瀬町で幼少時を過ごしました。(高
瀬町はお茶の産地としてよく知られています) 祖父の代から医者の家系で、父も小
児科の医師であり、多忙な父の背中を見て育ちました。学生時代には、将来は都心
を闊歩するOLがいいなと考えていた時期もありましたが、知らず知らずのうちに自分
が医師として活躍する姿を想像するようになり、父のアドバイスもあって、医師を志す
ことになりました。
私立大手前高校卒業後、平成元年4月、川崎医科大学に入学。厳しい教育プログ
ラムに少し戸惑うこともありましたが、気の合う仲間たちと充実した大学生活を送ること
ができました。
平成7年3月卒業後、医師国家試験に合格し、同年5月より川崎医大附属病院内科
に勤務いたしました。想像以上に忙しい毎日で昼食をとることもままならず、広い院内
を駆けずりまわるため膝に水がたまった事もありました。大勢のスタッフにお世話になり、
(患者さんにも大目に見てもらいながら)多くの事を学ばせていただきました。その後、
大学病院は辞職いたしましたが、種々の学会や勉強会にできる限り出席し、最新の医
学に触れる努力はしてまいりました。元々内科を選んだのは、患者さんの生活背景ま
で視野に入れたきめ細やかな治療ができればと考えていたからで、そのためには患者
さんの病気を診るだけではなく、全身の状態を正確に把握し、その管理ができるような
能力が必要不可欠だと考えています。最初に内科医を志した時の初心を忘れず、患者
さんを全人的に診る医療を心がけてまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
Copyright "Inoue clinic" all rights reserved