システムは抽象的な概念です。従いまして、具体例は容易にお話することが出来ますが、子供にも理解できるようにジグソーパズルを例にして、システムの概念を紹介致します。

システムの概念とは「複数の要素が有機的に関係して、ある目的を達成しようとする形態」です。

下のジグソーパズルを例にしてシステムを説明しますと、「複数のピースが有機的に関係して、ディズニーの百一匹ワンちゃんの絵を描く」こであり、「百一匹ワンちゃんの絵を描く」が目的になります。

学問も知識の体系化(システム)であり、ジグソーパズルは皆さんが勉強をしている頭の中の状態と同じです。以下に説明をします。


左の絵は、勉強を始めようとする状態で、全く知識がありません。ちょうど、中学になって、物理や地学などの新しい教科の授業を受けるようなものです

と言いながら、小学校では、理科という科目で、多少の知識があります。小学校までの知識はジグソーパズルでは周りの外側の絵に相当します。
左の絵では、3つのピースが在ります。この一つ一つのピースが授業で習った内容であり、知識と言います。この3つのピースでは、何がなんだか解りません。

1学期の終わり、さらに2学期・・・と授業が続くと下の絵のようにピースである知識がどんどん増えてきます。
記憶に頼って暗記した知識は、数が多くなると収集がつかなくなり、目的、ここでは絵の全体像、が少ない知識の時よりも解らなくなってし、どこから手を付けて良いか解らなくなります。

ここで大切なことを申し上げます。知識を単に集めただけでは学問ではありません。大切なことは、知識の組合せによって、目的、ここでは絵の全体像を推測することです。
ここで重要になるのが、周りの外側の絵であり、中学校では小学校の知識、高校では中学校の知識です。

この周りの絵に相当するものが、基礎知識と言います。基礎とは「スタートラインに立つ為の能力」であります。 英語ではFoundationと言い、基礎の本質を的確に示していますので、調べてください。
左の絵は、上の絵を立てたものであります。ここでは記憶に関してお話します。脳は生きるためにに重要な臓器です。その脳の大切な機能として忘れることや曖昧な記憶です。詳細は脳科学を調べてみてください。

このような脳の仕組みを、体系的に記憶することで、記憶を容易にすることができます。そのような状態を表したのが、左の立てかけたジグソーパズルで、組み合わさったピースは落ちることなく留まっています。
基礎、周りの絵、関連する絵柄を頼り知識の関連を組み上げていきます。左の絵では、シャボンや樽の図柄を参考にし、試行錯誤して組み合わせていきます。

基礎が無い人は、何処から、何を頼って良いか解らなくなるのは、このジグソーパズルで理解できます。このことが学問、さらにシステムの理解できない状態です。
ここまできますと、かなり図柄が想像できるようになります。新しい知識の記憶力が相乗的に高まり、一方忘れにくい状態になります。
完成しました。どうですか、システムというもが理解できたでしょうか。このシステムの考えは、自然界そのものがシステムですので、その自然を構成している私たちの周りに存在する全ての事象に当てはめることができます。

尚、このような学習は、高校生までであり、大学・社会では目標自体も自らが創造しなければなりません。目標の創造は、ピースが膨大であり、組合せ方が無数になりますが、システムとして必ず存在します

【体 系】

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