自動車整備工場には大きく分けて3つの種類があります。

1.陸運局指定整備工場
2.陸運局認証整備工場
3.無認可の整備工場

1.陸運局指定整備工場
1の指定整備工場とは一般的に「民間車検場」と呼ばれるもので、陸運局
にある車検ラインと同等の設備があり、車検時に陸運局に車両を持ち込まず
とも継続車検を受けることが出来る整備工場です。

ただ、新しい車検証の発行は陸運局で行う必要があるので、工場の人は
定期的に陸運局に行って、新車検証の発行を行っています。

こうした指定工場であれば、土日でも継続車検が受けられます。新車検
証が出来上がるまでは、保安適合証が発行され、新車検証が出来上がる
まではそれで運行が可能です。

時々、フロントウィンドにハガキサイズの紙を貼っている車を見かけた
事がありませんか?その紙が保安適合証です。

ちなみに、大手のディーラーの整備工場の多くが指定整備工場になって
います。(1日車検なんって広告を出しているところはほとんどがそですよ!)
2.陸運局認証整備工場
2の認証整備工場とは言葉の通り、陸運局から認証を得た工場のことで、
一定の基準を満たした工場です。
(例えば2級整備士がいるとか、工場の広さや設備など)

ここでは、車検や定期点検の実施はもちろんのこと、重要保安部品の分
解整備も行うことが出来ます。車検に関しては、ここで整備を行い、陸
運局に車両を持ち込み、陸運局内の車検ラインで合格する必要がありま
す。(キチンと整備していても旧車などは不合格になることも・・・)

指定工場も認証工場も陸運局から認証番号を得ていますので、定期点検
や車検整備を行うと、フロントウィンドウの助手席前に丸いステッカー
を貼られます。(中古車のチェックするときも、このステッカーを見て
前回は何時、どこで点検を受けたか解ります!)
3.無認可の整備工場
3の無認可の工場は1,2以外の工場なのですが、これが意外に多いの
です。昔は審査が甘かった?らしく、小さな整備工場でも認証を得てい
る所もあるのですが、新規で認証を得るのはかなり難しくなっているようです。

ちなみに、板金屋さんも基本的には認証が必要(ボディの分解も整備の
一つですからね!)なのですが、比較的大きな板金屋さんでも、認証を
得てないところが多いのも事実です。

ちょっと話が脱線しました。無認証の整備工場は原則的に自動車の整
備をしては行けません。ましてや分解整備なんって、もっての他なのです。

しかし、実際のところ、比較的有名な整備工場でも無認可のところも
あり、ユーザーサイドとしては必ずしも認証工場である必要は無いの
では?と私は思います。

無認証の工場で定期点検を受けた場合、点検ステッカーは発行されま
せん。また、点検記録簿も認証番号がなければ、正式な点検記録簿に
はなりません。(まぁ、個人的には全く問題ないですがね!)

指定工場や認証工場など、あくまでも国の一定の基準での話ですので、
指定工場だから技術が有るというわけではありませんので、工場選び
の指標にはなりませんので、ご注意ください。