
| 89年式BMW M6のNakamae的インプレッションを書こうと思います。 メルマガ読者の方は、この車を私はYahooオークションで代理落札したのを覚えていますかねぇ・・・昨日、この車の名義変更に行く為に都内と首都高速を運転しましたので、その時のインプレッションをお知らせします。 まずは車の内容からです。 89年式 BMW M6 左H 5MT 走行3.4万kmこの年式でこの走行距離の車はそうそうないと思います。私も半年以上前からお客さんに言われてましたが、見つける事が出来ず、Yahooオークションで落札しました。 M6ってどんな車? BMWモータースポーツ社にて開発された高級スポーツカー (新車価格 1,260万円 ポルシェ911カレラよりも高い!) レースで培われたDOHC24バルブ、260psのエンジンを搭載し引き締められたサスペンションを持つ、世界で一番美しいクーペと呼ばれた車です。 中古車相場は? デジタル・カーセンサーを使用しましたが、1台も出てきませんでした! もう、年式も年式なので、相場は有って、無いような物だと思うのですが、店頭価格で300万円前後かなぁ・・・距離が多い物なら100万円台も有るかも知れません。 さて、さて、肝心のインプレッション! これぞシルキー6! アイドリング時は振動やエンジン音は大きいのですが、ギアを1速に入れゆっくりと走り出すと、今までの振動や音はどこに?と言う位、静かでスムースに加速していきます。エンジンが暖まった所で、少し強めにアクセルを踏み込むと、有り余るパワーで1.6tも有る車をぐんぐん加速させて行きます。 都内ののろのろ運転でもエンジンが1500回転も回っていれば、何速でも加速していくイージーさも兼ね備えてます。 最新のBMWストレート6はアイドリングも静かで、パワーも有りますがそのエンジンの回転から生まれるパワーにドラマティックな物を感じないのですが、このM6のエンジンは心躍らせる様な、素晴らしい吹け上がりがありました。 ハード?ソフト?な足廻り! 確かに走行距離は3.4万kmと少ないですが、もう12年も前の車なので、少々ショックアブソーバーは抜けかけているのと、タイアが10年以上前に生産された物だったので、足廻りのインプレッションはちょっと酷なのですが、さすがBMWと言った感じのボディ剛性のお陰で、首都高速の道路のつなぎ目を越えても、ボディはミシリとも言いませんでした。 基本的に固めの足廻りのセッティングなのですが、違和感の有る様な突き上げもなく、高級スポーツクーペって感じの走りでした。 尖ったエクステリア、流石に古くさいインテリア! サメの様な顔って言う表現が似合うM6です。豚の鼻の様なキドニーグリルの部分が尖った感じで、ちょっとヘタな人が運転すると、先端をぶつけちゃうかもしれませんね!ノーマルの635に比べ、フロントとリアにスポイラーが付いてますが、言われないとちょっと解らない位、控えめな物です。(今のスポイラーが目立ち過ぎるのかもしれません。)個人的にはこの控えめな感じが、大人のクーペって感じがして好きです。 インテリアではレザーシートの素材がバッファローレザーなのですが、新品の時から、なんか汚れているような感じがするレザーなのですが、この車はあまり人が乗らなかったのと、ガレージ保管だった為、ヒビ割れもなく、リアシートなどは新車時の雰囲気がまだ残ってました。ステアリングやシフトノブなど、常に手が触れる所も、ほとんど擦れも無く、また、変に光っている感じも有りませんでした。 内装の雰囲気は流石に古くさいのですが、空調の操作パネルやオーディオなどが、ドライバーの方に傾いているのは、今も昔もBMWの特徴です。 この車両のプライスは300万円でした、300万円は決して安い金額では無いですが、この車の価値を考えると、もしかしたら、良い買い物だったのかも知れません。ショックアブソーバーとタイヤを新品に交換したら走りの雰囲気も随分変わるのではと思いました。 |
1997年式 ルノー・メガーヌ5HB(2001.3.21掲載)
| 97年式ルノーメガーヌ5HBを運転する機会がありましたので ちょこっとNakamaeインプレッションをお伝えします。 運転席に座って、最初に思うのは、やっぱりシートは良いなぁって所です。ドイツ車の様に堅くなく、日本車の様に柔らかすぎない、なんとも言えない、体を包み込むような感じのシートは、流石フランス車と感じ ました。 走らせてみると、非常に軽快にエンジンが回り、低速トルクも十分で、キビキビ走らせる事が出来ました。ライバルとなる?プジョー306と比べると、サスペンションは柔らかめで、スポーティーと言うより は、ファミリー向けって感じの乗り味でした。その反面、ATのシフトプログラムは積極的に低速ギアを選択する様なスポーティーな感じで、減速時にはエンジンブレーキが効きます。 首都高速を少し飛ばし気味に走らせてみました。見た目によらず、ボディ剛性が高い感じがして、高速コーナーをちょっとオーバースピードで進入しても、ミシリともしませんでした! 走りの総括としては、良く出来たファミリーカーって感じでした。今後は日産がルノーを全面的に販売する様になれば、価格も下がるでしょうから、もっと沢山売れるのでは?と思います。 ちなみに、悪い点はエアコンやオーディオの操作性の悪さです。流石フランス車って感じにデザインされたインパネですが、斜め下方向にラウンドしているので、運転席からはエアコンの調整ダイヤルが見えにくいのです。あと、目に見える所と手が触れる所が安っぽいと所がイマイチって感じですね!せめて、ステアリングは皮巻きにして欲しい所です。 中古車相場は非常に安く、同じ年式のゴルフやプジョー306と比べると割安感があるから、人とはちょっと違った車に乗りたいと思っている方には良いのでは無いでしょうか? <中古車相場> メガーヌ5HB 98年式 108万円 (新車価格 249万円) ゴルフGLI 97年式 145万円 (新車価格 264万円) 306Xsi 97年式 149万円 (新車価格 263万円) |
ロータス・エリーゼ・トロフィオ(チューニング・カー)(2001.5.13)
| 今日はロータス・エリーゼのNakamae的インプレッションをお送りします。 (メルマガ読者さんでお客様でもある方から整備でお預かりした際に了解を得て、テスト走行を兼ねて運転した際のインプレッションです。) このエリーゼはノーマルの118馬力エンジンをフルチューニングして200馬力近くまでUPさせた車です。超ハイコンプ仕様でカムも300度・・・話しを聞いただけで、ゾクゾクさせられる車なのです。 スペックだけ聞いていると、かなり乗りにくいのかなぁって思うのですが、エンジンを掛けるときは少し神経を使いますが、動かしてみると意外に運転しやすい車でした。 街乗りでは2000回転も回っていれば、それなりに走る事が出来ますし、アクセルを微妙にコントロールしてあげれば、そのまま加速もして行きます。 でも、この車のエンジンは自分の後方から、もっと回せ、もっと回せ!ってけしかけるので、市街地ではエンジンの回転を3、4000回転くらいで走るので、ギアは2速くらいまでしか使いません。 加速に関して言うと、回転が上がれば上がるほど伸びていく様な、このまま飛んでいってしまう感じがしました。特に高速の料金所を過ぎてからの発進加速で一気に1おわkm/hまで出した時など、快感意外に表現する言葉は無いです。”もう死んでもいい・・・”まさにこの加速は麻薬です。 この加速の快感も更に盛り上げてくれるのが、後方から聞こえるエンジンサウンド!4気筒エンジンなのになんとも官能的なサウンドは、スーパーカーと呼ばれる他の車に負けてはいませんでした。 ハンドリングは流石ロータス!って感じの超クイック。サスペンションは固く、ロールもほとんどしないので、どの様なコーナーもオンザレールでトレースしていきます。限界が非常に高い感じがして、自分の運転が上手になった様な錯覚に陥りますので、調子に乗って走っていると痛い目に遭いそうな気もします。 このクイックハンドリングは高速道路では結構怖いです。本当、指2本分位動かしただけで(ちょっと大袈裟かな?)車線変更が出来る感じがします。また、ショートホイールベースの為に直進安定性はあまり良く無いので、直進していても、適度に緊張感があします。 乗り心地に関してはソリッドって感じで非常にハードです。シートもクッションの少ないバケットシートなので、轍の多い幹線道路などを走ると、ボディ全体がバイブレーションする感じで、腰痛持ちの私にはちょっとしんどかったです。 今回は市街地と首都高速を合わせて100km位走行しましたが、この様な珍しい車の試乗を快諾してくださったKさんに感謝します。 |
1998年式 ボルボS80 T-6(2001.5.14掲載)
| フォード傘下に入ったボルボは運転席に座って見える景色はアメ車の様でした。 (エアコンやオーディオパネル周辺が特にアメ車でした・・・) 昔のボルボはグローブを付けていても操作できる様に各種スイッチ類が大きく出来ていたりしたのですが、この車は普通の車と同じようなスイッチでした。 また、ミラーの角度調整スイッチと格納スイッチが全く違った場所に合って分かりづらい感じがしました。他にも直感で動かせない物がいくつかあったのが残念です。 走りに関しては600万円以上する高級車的走りとは言えないかな?確かに静かで乗り心地も良いのですが、高速安定性がイマイチで足が地に着いてない様な感じを強く感じました。高速道路で100km/h+αで長時間巡航すると、ちょっと疲れるかなぁって感じです。(分かりにくいですか?) 町中でも柔らかい足回りの影響でロールが非常に大きく欧州車的なカッチリ感が無く、アメリカ車ぽい感じでした。 総合的に見るとボルボの形をしたフォード(アメ車)って感じの車でした。 メルセデスのEクラスとSクラスの中間くらいのボディサイズのボルボ・セダン、中古車市場では比較的格安ですので、割安感はあるかなって感じです。 |
1995年式 ローバーミニクーパー(2001.5.17掲載)
| 今日は95年式のミニ・クーパーを運転しました。一般道と高速道路を合わせて約30km程度の距離を1時間30分くらいかけて走ってきました。 この車は私がローバーで営業をしていた事に丁度販売していたモデルなのでなんか懐かしい感じと、その乗り心地からくる腰痛が心配になりました。 実際に走らせてみると、乗り心地は特異なサスペンションの為に跳ねる感じはありましたが、経年変化によるヘタリのせいか、丁度良い感じにゆるくなっていてまぁまぁの乗り心地でした。 エンジンも5万km近い走行距離の割には非常に調子が良く、MTを積極的にシフトして走らせて楽しかったです。 最近乗っていたAXと雰囲気的にも似ていて、やっぱりコンパクトな車は良いなぁって思ってしまいました。 (でも、ミニは買わないなぁ・・・疲れるし) |
| プジョー最後のFRモデルの505は、なんとも厳つい顔つきの車で一目でその車だと分かるような存在感のあるデザインが特徴です。 日本には走りを重視した4気筒2リッターのGTIとラグジュアリーモデルのV6が存在します。V6に関しては今月のUCGにちょこっと記事が載っているので、興味がある方は立ち読みでもしてみては如何でしょうか? 今回運転した車は初度登録から12年も経過した車両でしたが、前のオーナーの手入れが良かったらしく、内外装とも綺麗でした。また、しっかりと整備を受けていた為かエンジンも静かで、乗り心地もショックアブソーバーが抜けた感じもなく、やや固めのスポーティ仕様でした。また、エアコンも寒い位効きました。 さて、実際の走りの方ですが、ボディサイズの割に4気筒2リッターエンジンではパワフルな走りって感じでは無いのですが、フランス車らしく軽快に走るって感じでした。 まぁ、この手のセダンでビュンビュン走る人はいないと思いますが、普通に乗るには過不足は有りません。 また、高速走行では100+αkm/hで走行しましたが、直進安定性も良く、エンジンも3000回転位でしたがまぁまぁ静かで、助手席の人と話すのに困る事はありませんでした。 乗り心地はやや固めの足回りの関係で低速時には路面のギャップをしっかり感じますが、高速走行時は逆に安定感を感じました。 普通10年以上も前のフランス車(5年位前の車もそうかな?)と言うと、ダッシュボード周辺からカタカタ音がする物なのですが、この車からその様な不快な音が一切なく、きっと新車の時と変わらない感じなんだろうと思いました。 同じ日に98年式の306Xsiにも乗ったのですが、流石に最新式のプジョーだけあって、エンジンはパワフルでスムースで、スポーティモデルのXsiでも乗り心地は良かったです。しかし、パワーステアリングは306の方重たくて、都心で扱うには少々重すぎかなって感じです。 1日に新旧2台のプジョーに乗る事が出来ましたが、どっちが好きかと聞かれると非常に困る所です。しかし、どちらか1台所有すると考えたら、今なら505でしょうね! 前から欲しかったと言う所もあるのですが、他の何にも似てない車って魅力的ですよね!しかも、最近は町で見かける事も少なくなりましたからね。 |
1993年式フォードトーラスワゴン(2001.6.14掲載)
| 93年式のフォード・トーラス・ワゴンを仕事で乗る機会が有りましたので、ちょっとインプレを書きますね! 今回は市街地のみ約2時間程度の運転でした。 8年前のトーラス、走行距離は5.5万km・・・想像するだけでボディがよれよれかなぁって思いながら乗り込みました。 走らしてみると、ボディは結構しっかりしている感じがしましました。足周りは予想に反してゴツゴツした感じでした。 アメ車に詳しい”変わり者のシーコネ遠藤さんに聞いた話では、フォードは足が抜けてくるとゴツゴツした感じになり、GMはフワフワした感じになるそうです。 3.8リッターのV6エンジンはトルクも十分で市街地ではアクセルはほんのちょっと足をのせていれば十分に走るって感じです。また、ちょっと強めにアクセルを踏み込めば、かなり気持ちよい加速もしてくれました。(と言っても、スポーツカーの様に高回転まで回るエンジンではないですが・・・) コーナリングはボディが大きいのと車重が重いのと、抜けたサスペンションの関係?でロールは大きく、キビキビ曲がるって感じではないですね! まぁ、この手の車でキビキビ走ろうと思う人は居ないと思いますが・・・ 2時間ほど大きなトーラスと過ごしましたが、非常にイージーな感じがして、運転していて”楽チン”って雰囲気です。運転姿勢もハンドルに対してスクエアではなく、気づくと斜に構えてしまう感じがしました。 走りに関しては、結構嫌いではない感じでしたが、インパネ周りのプラスティックの質感やチリの甘さなどは、やっぱり大ざっぱ感じがして、あまり好きにはなれませんでした。 80年代くらいのアメ車はもっと雰囲気があって、ある意味高級感が有ったと思うのですが、90年代のアメ車はちょっとその点でマイナスな感じがするのは私だけでしょうか??? |
1997年ランドローバー・ディスカバリーV8ES(2001.6.16掲載)
| 1997年式のランドローバー・ディスカバリーV8の納車で都内を1時間弱ほど運転しました。 元々私はローバーで営業していたので、その時のお客様の車なのですが、久々にディスカバリーV8を運転して懐かしいなぁって思ったのと、やっぱり運転しづらいなぁって感じでした。 3.9リッターV8エンジンはRV系にしては静かな方かなぁって感じですが、車重が2トン超のボディを軽快に走らせるって感じの物ではありません。また、回転も滑らかな感じはしますが、ただ単に回転が鈍いって感じもしないでもない・・・レンジローバーのV8エンジンと比べると、なにか物足りないって感じです。 その他はサスペンション・ストロークが非常に大きいので、交差点でのコーナーリングでもかなり大きなロールをするので、慣れるまではちょっと怖い感じがするかもしれません。 また、コーナーを立ち上がる時にステアリングは自然にセンターに戻る事は無く、自分で戻してあげないと、どんどん曲がってしまう感じがして、これも慣れないと危険です。 まぁ、本格的クロスカントリー4WDなんですから、都内での走りがどうのこうの書いても仕方がないと思う所ですが、砂漠や悪路を走らせたら良い車なのでしょうが、オンロードの走行性能は結構低い感じがしました。 この車両は約5年位まえに自分で販売した車両なのですが、この数年間、本当に良く壊れました・・・お客様も怒ると言うより呆れたって感じでした。最新(モデルチェンジ後)モデルは信頼性も高くなったと言ってますが、BMWと分かれて、フォード傘下に入ったランドローバーが顧客からの信頼を取り戻すのは結構大変なのではないかと思います。 |
| 正規輸入が始まって東京では時々見かける様になったので、それほど珍し いって訳では無いのですが、北海道で1日5000円と格安で借りられる 会社(ホンダレンタリース札幌)が有ったので、広大な北海道にちょっと 似合わないのですが、1日ドライブに出かけてみました。 この車で一番気になる所は油圧クラッチ付きのセミオートマじゃぁ無いで しょうか?(私は一番気になってましたが!) 過去にこの手のセミオートマはアルファ156セレスピードやルノー・ト ゥインゴなどで体験済みですが、600ccターボエンジン+6速セミ・ オートマはどんな走りをしてくれるか未体験でした。 最初は道も不慣れな為にオート・モードで走り出したのですが、これは運 転が下手な人がマニュアルを運転してい居る様で、シフトチェンジの度に 頭が前後に揺れて、かなり違和感たっぷりです。 (慣れればアクセルを抜く様にしてタイミングを合わせられるのかも?) マニュアルモードにした場合もエンジンの回転数や速度が合わないと、ギ クシャクする感じは取れませんでしたので、運転が慣れるのに30分位の 時間が必要でした。 このセミオートマはかなり機械的に動いている様で、2段飛ばし等の技が 出来るので、1速で少し引っ張って、3速に入れる等の技が出来て、そう するとシフトショックも少なく済みます。 600ccのターボエンジンは比較的低速トルクもあり、シフトを2段飛 ばしをしても、エンジンがビビる様な事は無いので、1→3→4→5の順 にシフトするのが一番街乗りでは良い感じでしたね! 6速は超オーバードライブなので、高速道路(100km以上)以外では あまり使う事は有りませんでしたね! あの超ショートホイールベースの車での高速道路でのスタビリティに関し ては、借りた車両のホイールバランスが悪く100km以上の速度域では バイブレーションが激しくなんとも言えないのですが、日本の法廷速度内 で走るなら、意外に直進安定性も良く、また、エンジン音もそれほど大き くないので、快適な高速クルージングが楽しめると思います。 まぁ、あのボディで150kmとか出したらきっと怖いでしょうね!横風 とか受けたらちょっとヤバそうでしょう! 峠道も走ってみました。トルクの有るエンジンでしたので、3速ホールド で結構キビキビ山道を登って行ってくれて、かなりシャープなハンドリン グでした。ここはショートホイールベースの恩恵を受けているかな? セミオートマのシフトダウンは比較的俊敏なので、峠道でのエンジンブレー キなんかは積極的に使う事が出来ました。 街乗りではワイドトレッドのタイヤの為に結構乗り心地が悪い感じです。こ れはちょっとした道路の段差なんかも拾うし、シートが結構固めで薄いので この振動は体にダイレクトに伝わる感じがします。 最後に燃費ですが、1日で250kmほど(札幌←→登別温泉)走行しまし たが、高速走行や信号の少ない地方道路が多かった為だと思いますが、超高 燃費の20Km/Lも走りました。 車も安いし、燃料も喰わない良い車じゃぁないでしょうか?個人的には都内 で営業車として使うって言うのが一番似合っていると思います。 このレンタカーを借りたホンダレンタリース札幌は札幌市内に3拠点しか無 いので、空港で乗り捨て等が出来ないのがちょっと不便ですが、札幌駅やス スキノの近くにあるので、札幌から日帰り観光に車を借りるには良いのでは? スマートの他にビートルなんかも有るし、他のレンタカー会社が夏期料金な のに、ここだけ安かったですよ!札幌のタウン誌ホットペーパー(無料)で 料金が安くなる特典もあるようですよ!(スマートも本当は8000円位す るらしい?) |
| パッと見はそれほど派手なエアロが付いている訳では無いので、普通の A4に17インチホイールを履かせたのかなぁって感じの外観ですが、 中身は・・・いやぁ本当に”脱いだら凄いんです!”って感じの車ですね! 2.7リッターV6 5ヴァルブ ツインターボ(ビターボ?)それに アウディお得意のクワトロシステムに6MTが組み合わされていました。 日本仕様のカタログスペックでは265psとの事ですが、今回運転し た車両はECからの並行車両だったので、もしかしたら、もう少し馬力 が有ったかも知れません。 ちなみに、日本での新車価格は748万円!(A4の1.8Tが2台買える?) と超高価な車です。ちなみに、この車のオーナーさんはYAHOOオークショ ンで300万円+αで購入したそうなので、そう考えると結構安いかな? さて、乗り込んで直ぐに感じたのは、クラッチやハンドル等の操作性が 意外に軽く、気分的に普通のA4のマニュアルに乗っているって感じが して、ハイパワーマシーンのイメージはあまりありません。 内装もスポーツタイプのシートとメーターパネル内のS4のエンブレム を除けば、普通のA4とあまり変わらない感じがします。この辺はBM WのM3と車作のコンセプトは似ているかなぁって感じです。 都内を中心とした運転なので、高速走行とかは楽しめませんでしたが、 このエンジンはハイパワーエンジンですが、非常に低速トルクが厚くて エンジンが1800回転も回っていれば十分なトルクを得られるので、 都内の走行でも結構楽でした。 (最大トルク40.5kgを1850で発生します!) ちょっと空いた道では、低速ギアがレブリミットまで回す事が出来たので すが、このエンジンは非常にフラットトルクに設計されているらしく、ド ラマッティクな馬力の盛り上がりが無く、気づくとレブリミットまで回っ ているって感じで、この辺の味付けがイマイチだなぁって思いました。 また、馬力感もこれ本当にV6ツインターボ?って感じで、体感速度的に もあまり速く感じません。この辺はBMW M3の方がドライバーの心を しっかりつかんでいる感じがしましたね! ハンドリングは都内の走行だけなので、なんとも言えませんが、4WDを 意識させる様な事は無く、交差点でのUターンもそれほど大回りする事なく出来ました。 新車価格を考えると、この車を買う理由がちょっと見つかりません。価格 や馬力で見ても、BMW M3(E36)の方が完全に優位ですし、実際 に運転しても、ドライバーの心に走る楽しみを与えてくれるのはM3の方が上です。 S4アバントならワゴンですし、速いワゴンって事を考えると検討理由も 有るんですがねぇ・・・セダンではどうでしょうか? (ちなみに、中古はM3に比べ格安なので、そういう意味ではアリでしょう!) 今回の車両特有の事象か並行輸入車だからかは解りませんが、結構暑かっ た都内の運転で水温が110度位まで上昇してしまい、エアコンが効かず 結構運転していて苦労しました。 個人的にはA4 1.8Tで十分なんじゃないか?って思っちゃったんで すが、ダメですかねぇ・・・ |
1997年式メルセデス・ベンツ・V230アンビエンテ(2001.9.1掲載)
| 今日は先日乗ったメルセデス・ベンツ・V230アンビエンテ(並行) のインプレッションをお送りします。 この車は初めて見た時から、”真四角な車だなぁ・・・”って印象だっ たのですが、実際に真四角でした!車検証を見ると、横と高さが同じ寸法なんですよねぇ・・・ 全幅187cmはかなりでかいです。ちなみに、BMW7シリーズより も1cmでかいのです。実際に運転してみると、ボンネットが短く、見 切りが非常に良いので、それほど、大きさを感じる事はないのですが、 狭い路地に入ると、その大きさを感じるでしょう。 室内は豪華仕様のモデルなので本皮シートやWサンルーフなどが付いて いますが、本田のラグレイドなんかと比べると、結構質素かな? (日本車ならナビとかWエアコンは当たり前?) セカンドシートはキャプテンシートになっているのですが、シートその 物にシートベルトが内蔵されている所などは、安全性に配慮しているなって思いました。 それ以上凄いのは取り外し可能なシートにシートベルトを内蔵する事で、 これにはかなりの強度が必要だから、きっと1脚の値段は凄いんだろうなぁって感じです。 走りに関しては、2トンを超える車に2.3リッターの4気筒エンジン じゃぁ、流石に役不足・・・1人乗車でエアコンを付けていると、1.5 リッターの乗用車並の加速しかしません。(仕方ないか?) でも、高速道路で100km+αでの巡航はベンツらしく安定してました。 (でも、横風が有ったら厳しいでしょうね!) 都内での走りは、発進加速があまり速くないので、ちょっと多めにアク セルを踏み込まないと、軽トラにも置いてかれます・・・ (この車に大人が7人フル乗車したら・・・想像したくないです。) 乗り心地はかなり堅めな感じがして、小さな凹凸も拾う感じがします。 この辺の味付けはメルセデスのセダン系に通じる物が有るように思えま すが、この手のミニバンにはちょっと似合わないかな? 今回の車両はEC並行車なのですが、やはり冷却系は若干弱い様で、水 温も若干高めで、都内でちょっと混むと電動ファンがフル稼働している 感じがしました。(まぁ、実際の使用には問題ないと思うが、夏場にア イドリングで長時間停車するのは厳しいかもしれませんね!) 個人的にはミニバン系はあまり得意分野では無いので、他の車と比較し にくいのですが、この手の車はやっぱりアメ車の方が得意なのかもしれませんね! 最近モデルチェンジしたクライスラー・ボイジャー辺りなんかは、自動 車評論家さんたちも褒めている様ですから、その辺と比較してるのも良いかもしれませんね! |
1996年式クライスラー・JEEP・チェロキー(2001.9.17掲載)
| 今回は1.6万kmのリミテッドと5.1万kmのスポーツの2台(両方とも96
年式)に乗ることが出来ました。 この2台は距離による走行の違いはあまり感じられませんでした。また 距離の多いスポーツの方もボ ディの軋みなどもなく、ボディの剛性感は リミッテッドと変わりなかったです。 まぁ、年間1万kmくらいで5年間しか使用してないのですから、有る意 味当たり前と言えば当たり前 ですね! 走りに関しては、4リッター直6OHVエンジンは190馬力を発生さ せ、なかなかパワフル な走りをします。 もちろん、この手の車ですので 高回転まで気持ちよく回る事はないですが、低速トルクがしっかり有っ て都内での走行ではアクセルはほんの少し踏み込んでやるだけで十分っ て感じです。 高速道路も 走行しましたが、100+?km程度の速度域であれば有る 程度安定していましたが、それ以上のス ピードを出したいとは思いませ んでした。 理由は足回りのセッティングが高速向けではないので、高速域では多少 フアフアした感じがあり、高速 走行で欧州車の様な安心感は得られな ったからです。 まぁ、この手の車でハイスピードでかっ飛ばす人 もいないと思いますがね! 運転した感じとしてはクロカン4WDと言うよりも乗用車的って感じで 運転することが出来るので、普通 車から乗り換えてもそれほど違和感は ないかな? また、ボディサイズもかなり小さいので都内では取 り回しが結構楽だと 思います。(立体駐車場でも入れる所が多いのでは?) ちなみに、全長はトヨタ・カローラ位しか無いのです。幅は流石に大き くて、マーク2位はあるかな?でも、 アメ車の中ではかなり小さい方で 163cmの私が運転席に座って、外から友達に見て貰っても、違和感 を 感じないと言ってました。 (その前にGMCサファリに乗ったら違和感が有ったので!) 個人的には結構好きな車ですが、内装をもう少ししっかり造って欲しい なぁって思います。豪華仕様?の リミテッドを見ても、ウッド調パネル だし(しかも、明らかにプリントと分かってしまう所が×)、インパネ 周 りのプラスティッキーな所もイマイチかな? 折角、レザーシートなんだから、アームレストやシフトレバーなども革 巻きにしてくれればなぁ・・・って思い ました。 もうそろそろフルモデルチェンジを迎えるチェロキーですが、新しいモ デルはちょっと・・・?って感 じのデザインですので、現行型をGET するには今がチャンスかも知れません ちょっとした足からレジャー まで幅広く使えそうなチェロキーも輸入車 への入門としては良いと思います。 |
GMC・サファリ・ティアラ・ロールーフ・コンバージョン(2001.9.18掲載)
| 今日はGMC・サファリ・ティアラ・ロールーフ・コンバージョン2WD
です。(なんて長い名前なんでしょう!) たまには大きな車に大勢乗ってワイワイ出かけるのも楽しいだろうなぁ って思わせる車です。本来ならば 走りがどうのって話は別でしょうが、 折角1日ずーっと運転していたので、走りも含めて紹介します。 全幅がなんと201cmもある巨大なボディなので、都内を走るにはち ょっと慣れが必要かな?私も都内を移 動していた時は車線変更する時は 気を遣いました。 でも、あの手の車を運転すると、せせこましく車線変更 をして前へ前へ と言う気持ちにはならないので良いですがね! 元オーナーにアメ車にはエンジンブレーキが無いから少し勢いを付けて スピードに乗ったら、アクセルから足 を離して惰性で走ると燃費が良く なるよ!って聞いていたので、そういった走りをしていたら、一人周り より 遅い感じがしました・・・ でも、あれだけデカイ車だと後ろから煽られる事も無いし、まぁ、煽ら れても分からないかな? それでも、アク セルをグッと踏み込むと重たいボディをグングン加速す る力はあり、高速道路でも100km+?で問題なく巡航 できました。 ただ、ブレーキの効きが甘いので普通の車よりワンテンポ早く踏み込ま ないと急ブレーキみたいになっちゃい ます。 ブレーキに関してはアイドリングで停止中も結構強く踏み込んでないと いけないので、渋滞の多い都内 では足が疲れます。 今回の車はキャンピング登録してあったのですが、車内にキャンパーキ ットを搭載してなかったのですが、その 状態だと車両保険に加入できな い事が発覚しました。 最近、8ナンバーへの規制が厳しくなったと聞いてまし たが、まさか車 両保険にも入れなくなったとは知りませんでした。 まぁ、法律で決まっ ている事ですから当たり前なんですがね! 今回は雑誌に掲載されているキャンパーキット を購入して対応しました。 このサファリはサードシートを倒すことでベッドになるので、キャンパー キットと言っても、 シンク(給排水タンク)とコンロが有ればOKなの で結構格安でしたよ!(25000円でした。) 8ナンバーのメリットは色々ありますが、任意保険に関しては割引が進 んでいて、年齢が高い人は以前に比べる と割安感はないですね! (キャンパーキットを積んでないと保険が出ない場合がありますから要 注意ですよ!) |
BMW 325対決?(E30とE36)(2001.9.19掲載)
| 今日は旧型BMW325(E36)vs旧々型BMW325(E30)をお送りします。
先日、同じ日に2台のBMW325を運転する機会がありましたので、2台の 走りの違いなどを報告します。 まずは94年式BMW325セダンです。走行距離は5万kmを少し越えた車です。 走り初めて最初に思うの は、エンジン音が結構大きく高級車と言うより はスポーツカーに近いサウンドを響かせています。 個人的にはBMWのスト レート6の音が好きなので気になりませんが、最新モデルと比べるとち ょっと うるさいかな? また、この頃のBMWのATは1→2速へのシフトショックが結構大きくて、 知らない人だ とATの調子が悪いのでは?って思う人が居ますが、これが 正常です。(慣れるまでは違和感が有る かも知れませんね!ちなみに、 318の4ATはそれほど大きなシフトショックは有りません。) エンジンはどちらかと言うと高回転型で見た目は普通のセダンですが、 7000回転近くまで気持ちよく 吹け上がります。その走りはまさにスポー ツカー的感覚です。 馬力こそ190馬力ですが、国産車で 言えばブルーバードくらいのボ ディに2.5リッター直6エンジンを搭載しているので、数字以上の走りを 提供してくれます。 ハンドリングもなかなかシャープで高速コーナーなんかは気持ちよく 曲がる事ができます。ただ、乗り 心地はすこし堅めです。値段を見ると 完全に高級車ですが、乗り心地やエンジン音などはちょっと高 級車で はないかもしれません・・・ 最近は100万円くらいの値段で流通していますので、かなりお買い 得感があるのでは? それに対し て旧々型BMW325は91年式のツーリングボディです。 走行距離は約9万kmでして、スポーツサス ペンションと16インチの タイヤを履いた車です。 足回りを締め上げているので、全体的に乗り心地は堅めで、小さな路 面の凹凸も拾う感じがします。し かし、この頃のBMWのシートは比較的 ゆったり造られているので、乗り心地の堅さはシートがうまく吸 収し ている感じもしました。 ボディサイズはかなり小さめでカローラワゴンと同じくらいの大きさ です。ですから、都内などで走るに は丁度良い大きさで取り回しも楽 かな? 小さなボディに2.5リッター直6エンジンを搭載しているので、 走 りはゆとりがあります。 このエンジンはそれほどパワフルって感じの チューニングでは無いので、アクセルを床まで踏み込んで も爆発的な 加速をする訳では無いのですが、非常にトルクフルでゆとりある走り を提供してくれます。 4ATとの相性も良く、シフトショックもそれほど大きくないですか ら、E36型と比べると大人の走りを感じ ます。 内装は流石に古くささを感じさせますが、センターコンソールが運転 席側を向いていて、運転席と言うよ りコクピット?って感じで運転者 をその気にさせてくれます。 もう10年以上経過しているモデルですが、 このツーリングタイプは 人気が高く程度の良い物は100万円を超えている物もあるくらいで す。 セダンタイプなら50万円程度で買える車もチラホラ出てきてますの で、輸入車入門としては結構お勧 めの1台ですよ! 但し、このモデルの購入の際はタイミングベルトの交換歴とエアコン の効き、水温の 上昇など気をつけたいポイントがありますからね! |
1995年式VWパサート・バリアント・VR6(2001.9.25掲載)
| この車もなんか長い名前ですが、要するにパサートのワゴンです。
ゴルフを一回り大きくした感じの車で、 室内の感じもゴルフに近いかな? でも、シートはゴルフよりも一回り大きく、ゆったりした感じがしまし た。 ボディサイズもゴルフワゴンよりも一回り大きくした感じで、マーク2 のワゴンくらいの大きさでしょうか?そ れほど大きくもなく、日本で使 うには丁度良い大きさの様に思えます。 エンジンのバリエーションは4気筒 の2リッターと6気筒の2.8リッ ターがありますが、今回は6気筒モデルです。 VWの6気筒エンジンは 非常に狭角(15度)のV6エンジンで直6エンジンに似たフィーリン グの様に思え ます。(音はV6でしたが・・・) ボンネットを開けて、ちょっとビックリしたのが、FFなのにエンジン が縦置き なんです!多分、アウディと共用なんでしょうね。ですから、 外見はゴルフ(ヴェント)に似ていますが、中 身は全く違う物なんです ね! 一応、VWの中では高級レンジ?なんだと思うのですが、やっぱりVW! アイドリング時にエンジン音は例 えVR6であってもそれなりにします し、バイブレーションもブルブルって感じます。 この車は扁平率の高い タイヤを履いていたので、結構ゴツゴツしていて、 タイヤノイズも気になりましたが、走りに関してはドイツ車 らしい剛性 感ある物でした。 ボディサイズの割にパワフルでトルクがあるエンジンは町中でも高速道 路でも十分な加速をしめしてくれる ので、ストレス無く走る頃ができま した。同じボディで4気筒エンジンがありますが、私の予想では4気筒 で は馬力不足で走りに関しては不満が残るでしょうね! 高速道路は結構空いていたので、かなりハイペースで走る事ができまし た。100km+?では直進性も高く、 安定していますが、それ以上スピ ードを出すと、ちょっとフアフアした感じがしますね!(まぁ、普通は そんな スピード出しませんが・・・) |
メルセデス・ベンツ C230ワゴン(2001.10.9掲載)
| 実はこの車は先日1度小田原から高速を使って東京まで乗った車でして
今日は都内を2時間ほどドライブ しましたので、高速走行と町中走行の 両方をお送りします。 今回はワゴンボディですが実際に運転すると、普通のセダンと全く違い を感じる事が出来ません。バックミ ラーから見える景色がちょっと違う だけで、前方だけ見て運転していれば、普通のセダンと一緒でしょうね! でも、後部座席に座ると、なんか直立した感じがします。荷室スペース の確保の為なのか・・・ちょっと分か りませんが、後部座席に長時間座 るとちょっと疲れるかなぁって気がしました。(今回はお客様の運転で 約 40分ほど乗りましたが、その時は疲れは感じませんでした。) 走りに関しては重たいアクセルと反応の鈍いエンジン・・・それがメルセデスと言う意見も有りますでしょうが、 私は1時間も運転すると足が 疲れてしまいました。 それと2速発進のATは都内のストップアンドゴーが続く 環境ではかっ たるい感じが否めません。 高速道路で100km+?で巡航するのは得 意?ですが、追い越し加速等でキックダウンさせようと思っても、 なか なかキックダウンもしないし、加速も鈍かったです。 しかし、高速巡航中の疲労感は少なく、小田原か ら都内まで1時間少々 を休み無しで一気に走りきりましたが、肉体的、精神的にも楽賃でした。 この辺は流 石メルセデスです。 今回の運転ではアクセルペダルの重たさが結構気になったのですが、こ の車両は右ハンドルだったので、もし、 左ハンドルだったらどうなんだ ろう?少しは軽いのかなぁ? 一つ前のCクラスは昔のメルセデスを知っている人 が乗ってもメルセデス だなぁって感じられる、最後のメルセデスだと思います。 これはシートに座った瞬間に感じられる物だと思います。実際にこの車 のオーナーさんは昔W123を所有してい た事があるそうですが、この 車に乗ってすぐにメルセデスを感じてました。 良くも悪くも昔(ちょっと前までですが!) のメルセデスってみんなアク セルが重くて、エンジンも鈍重、でもハンドルは良く切れるって印象なん ですよねぇ・・・ みなさんのメルセデスの印象ってどんな感じですか? |
| 英国でレンタカーしたのは、フォード・フォーカス・1.6LXです。
8日間借りてフルプロテクションの保険も 含め320ポンド(約57000円) 位でした。ちなみに2001年登録で走行640kmほどの新車同様の車でした。 実はネットで一番安い車(フィアット・チンクェチェント0.9)を予約し たのですが、何故かフォーカスでした! ちょっとラッキーって感じです ね!(料金は一番安い車の料金でしたよ!) さて、ミッションは当然5MT ですので、日本仕様とはちょっと違いま すが・・・でも、クラッチは軽くて渋滞も苦になりませんでした。 ちょっと前の雑誌NAVI(2001年3月号)のダイナミック・セイ フティ・テストでもの凄く良い成績を出してい て、評論家様達が絶賛し ていたのを乗り出す前に思い出し、相当期待して走り出しました。 しかし、しかし、 しかし・・・走り出してみると、なんとも中途半端な 感じがしました。 Nakamae的にはヨーロッパ・フォードが作ったフォー カスはドイツ車的なカッチリした感じの車を想像していた のです。 実際の走りの感じは日本車に非常に近く、サスペンションも柔らかめだ し、エンジン音も実に日本 車的(トヨタの実用車の様な感じでした。) でした。 高速道路でのスタビリティも、それほど直進性が高い訳ではなく、140km を超えると、それなりに緊張感を 持って運転しなきゃ行けない感じで した。 ブレーキは踏みしろが大きく、強く踏み込んでもガツンと効くよう な感 じはなく、個人的にはちょっと頼りなかったです。 でも、危険回避をす るようなブレーキングはしてないので、実力は解りませんが・・・ ハンドリングは比較的 ロールをするので、80km前後での高速?コーナー なんかでは、ちょっと不安を感じる所もあります。 (地元 の人はそんな事気にしないで、ガンガン走ってますが・・・) 今回は8日間で約1600kmほど走行しました。こ こで一番気になるのがシ ートの出来ですが、最初に座った時は、腰が痛くなりそうだなぁって思 ったのです が、意外や意外、1日400km以上の移動であっても、腰痛はし ませんでした。 シートはドイツ車の様に固くなく、かと言って、フランス車の様に柔ら かくもなく、やっぱり日本車的なんです がねぇ・・・中のウレタンとか が違うのでしょうか??? インパネの感じはフォードらしい?曲線を使った独特 のデザインですが 使い勝手は良く、全ての操作は取り説を見ることなく使う事が出来まし た。(当たり前かな?) ちなみに、日本仕様はオーディオの所がいかにも跡づけって感じがして ちょっと格好悪くなっているそうです。 最初の期待が大きかった為かちょっと寂しい結果となってしまいました が、ファミリーカーとして考えれば合 格点かな?でも、日本で同様の車 が200万円近くすると考えるとちょっと高め? Nakamae的には150万 円位で買えれば良いでしょうね! それと、折角WRCラリーで大活躍しているんです から、同様のモデル の発売を期待しますね! |
| BMWにはモータースポーツ専門の子会社でM社という会社があり、F1
やルマンなどの レーシングカーの開発等を行っています。BMWのカタ ログモデルで、頭にMと付く物は このM社で開発されているんですよ! M3のスペック等は雑誌やHPで確認して欲しいのですが、現在市販の NA直6エンジン の中では最高のエンジンだと思います。町中でも乗り やすく、高回転まで楽しく回せるエ ンジンでした。 助手席にオーナーさんを乗せて居たので、全開加速って訳には行きませ んでしたが、高 速道路の料金所後に1.2.3と8割くらいのスロット ルでの加速は”気持ちよい”の一言 に尽きます。 6速ギアはかなりクロスしているので、ポンポンとシフトアップして走 らせるのはMTの醍醐 味があって楽しいです。出来れば峠道で楽しみた いなぁって思いました。 今回は一般道と 高速道路だけの運転でしたので、ハンドリングに関して はなんともコメント出来ませんが、ノ ーマルの3シリーズと比べても相 当引き締められた足回りから想像すると、かなりクイックで 限界の高い ものだと思います。 乗り心地はその固い足回りとクッションの薄いスポーツシートの為に、 かなりゴツゴツした 感じで、いかにもスポーツカーと行った感じです。 走りのイメージはかなり若い感じがして、 かなり高額な車ですが若い時 にドライブを楽しんで欲しい車です。 私個人的な考えですが、M3と言う車は30歳台(気持ちもね!)まで の車かなぁって思いま す。自分で少し年を取ったなぁって思い出したら 是非ともアルピナB3を選んでみては如何で しょうか? M3とはひと味違っって、気合いを入れて乗り込まなくて良いと思うの では???大人のスポ ーツカーを感じる事が出来ると思いますよ! |
| スタイリッシュなHBボディーに2リッターDOHCエンジン+6速マ
ニュアル、内装はレザー+アルカンタラ のコンビネーション・スポーツ シート、本革巻きのステアリング、シフトノブ・・・etc 普通の306とはひと味 違う演出がされるs16は、ホットハッチの中 では最高峰(価格も含め?)ではないでしょうか? 新車価格299万円 と言う金額は一番安いスタイルのMTと比べると100万円以上高く、 販売台数はか なり少ないです。 今回は一般道を中心に1時間半ほど運転しました。 一言で言うと・・・”走りが若い車” でしょうか? ちょっと抽象的ですが、私が乗る古いBMWのMTが”走りが大人の車” で、プジョーは若者ってイメージ です。 エンジンが非常に軽く気持ちよく回る(普通のプジョーも気持ちが良いの ですが、それ以上に気 持ちが良いです。)ので、ついつい低速ギアで引っ 張ってしまいます。 都内を走っていても、2,3速を積極的に使って、エンジンが気持ちよく 回る所を使いたくなるのです。です から、走りも必然的にキビキビ(荒い 訳では無いですよ!)となってしまいます。 プジョーと言うと猫足と言 うイメージが強いですが、このS16の足回り はかなり堅めで、プジョー独特のしなやかな走りが若干スポ イルされてい る様に思えます。 ハンドリングは固い足回りのお陰で、かなりクイックです。タイヤがやや 太めなので、パワステは比較的重 めですが、ハンドリングがクイックなの で丁度良いかな? トータルではスポーティーで走りを楽しむ人には 最高の1台だと思います。 ただ、個人的には廉価版のスタイル(1.8リッターSOHC 100馬力エンジン) +5速マニュアルの方がプジョー らしさがあって好きです。しかも価格も 安いですしね!アルミを替えればそれほど安っぽくないですよ! |
| 形は基本的に現行のXJシリーズと同じになったモデルの初期型と言えば
想像が付きますでしょうか? 電装関係が日本電装製になり急に信頼性が 高くなったジャガーです。 2オーナーの車で前オーナー の話しによると、約5年間に殆どトラブル は無かったとの事ですので、やっぱり最近のジャガーはあまり 壊れない 様ですね! でも、壊れなくなったと言って、気軽に飛びつくと部品代が高いので、 痛い目に遭いますから注意が必要 です。 さて、走りですが非常に滑らかな6気筒エンジンとしなやかなサスペン ションの為に、乗り心地が 非常に良いです。同じ高級車と言われるBMW 7シリーズやメルセデスSクラスとはひと味違った高級感を 感じる事が 出来ます。 特にエンジン音が静かと言う訳でもないし、シフトショックが特別小さ い訳では無いのですが、絶妙なサス ペンションのセッティングの為か上 質な走りを感じます。 この車で空いている首都高速を走らせて見たの ですが、高速走行はそれ ほど得意では無いようです。直進安定性はドイツ車に比べると低いし、 エンジン 音もそれなりに大きくなってしまします。 アメ車ほどフアフアした感じは無いですが、ちょっとオーバースピード でコーナーへ侵入するとちょっと不安 定な感じになりました。 私が英国に行っている時はこのジャガーで高速道路を160km近くで 走っている 人が沢山居たのですが、みんなそれなりに緊張感持って走っ ていたんだろうなぁって思いました。 新車の価格が600万円台からですから、BMWやメルセデスのミディ アムクラスと同じ価格帯なのに、雰 囲気は最上級車って言う所が良いで すよね! また、内装の雰囲気も良く、レザーとウッドパネルの組み 合わせは嫌み が無く、高級車のお手本となる様な物でした。 メルセデスやBMWが幾 らレザーやウッドを使っても、ジャガーの様な雰囲気は出せませんから ね! 中 古車になると、7年落ちで200万円台で購入できるこのモデルは、 昔のジャガーとはひと味も、ふた味も 違った現代の車を感じる事が出来 ますよ! |
1992年式BMW 320i(E36) (2002.2.11掲載)
| 一つ前の3シリーズが発売になったのが91年。全世界的にみても爆発的
ヒットとなったE36型の 3シリーズですが、1ヶ月1000kmのペースで走ると、 92年式も13万kmとなってしまいます。 1ヶ月 1000kmと言うとそれほど多く走っているイメージは有りませんが13 万kmと言うと、相当走ってい る感じがしますよね! 実際に買い取りした13万kmのBMWも距離相応に内外装にヤレがあり、ドラ イバーズシートには大 きな破れ(後日修復予定)があったり、バンパーな どに擦れがあったりします。 インテリアも最終モ デルがWエアバックやオートエアコンなどを標準装 備して近代的なのに対して、ちょっと古くさく感じ ます。 (と言っても自分の車90年のE30よりは近代的ですが!) さて、そのBMWを都内を中心に2時間ほど運転しました。 この車は2オーナー車で認定中古車で販 売された車でした。過去の記録 簿を確認すると、定期点検や車検など全てディーラー受けていました。 また、ファーストオーナーはそれほど距離を走る人では無かった様です が、セカンドオーナーは1年間 で2万km以上走る方だった様でした。 走らせてみて最初に思ったのは、全体的にしっかりしていて、 まだまだ 現役と感じさせる所です。 通常これ位走行距離が行くと、ATの変速ショ ックが大きかったり、ステアリングなど少しガタつきがあ る物が多いの ですが、それらが無く、しっかりしていました。 足回りに関しては、ショックの抜け等は確 認できませんでしたが、ブッ シュが固い為かちょっとゴツゴツした感じはありますが、それほど気に な る物ではないでしょうか? エンジンに関してもBMWのストレート6らしく、気持ちが良い吹け上が りを見せてくれれます。この頃のB MWのエンジンはスポーティー色が強 く高回転でトルクの盛り上がりを感じる物ですので、回すと結構楽 しい ですよ! 90年後半のBMWのエンジンはフラットトルクになっていて、エンジンを 回してもスーッと速い感じでドラマ ティックな感じはしないのですが、 このBMWのエンジンはカムに乗る感じを体感できます。 走りに関しては、新車の頃の80%位は維持出来ているのではと思いまし た。しかし、内外装のヤレの感 じは50%位になっているでしょうか? 個人的には車検が1年ちょっと残っているので、足代わりに1年位B MWの 走りを楽しむって感じの人にお勧め?の一台ではないでしょうか! |
1991年ボルボ940ターボ・エステート(2002.2.13掲載)
| 角々していてボルボらしいデザインの940です。超スクエアな外観同
様に内装も角々していて、 色気がありません・・・エアコン等のスイッ チが整然と並んでいて、操作性は良さそうです。 また、 角々したデザインのお陰?でトランクスペースも非常に広大で、 適当に荷物を詰め込んでも余裕 って感じです。 走りに関しては、ターボ付きエンジンだから速いかなぁって想像すると かなりビックリする位遅い です。いつも友人の隣に乗っていて、高速で なぜ飛ばさないんだろうって思っていたのですが、 飛ばさないのでは無 く、飛ばせないと言う事が解りました。 エンジンは全体的にノイズが大きく、最近の国産ディーゼルの方がもし かしたら静かなのでは?っ て思ってしまう感じです。 乗り心地は乗用車と言うよりは、商用車って書くとちょっと言い過ぎの 様にも思えるかもしれませ んが、決して乗り心地が良い訳ではありませ んでした。 こうして書くと良い所が一つ無い様ですが、ボルボらしい重厚感や頑丈 そうなボディから来る安心 感などは、国産車から想像出来ない物でしょ う。 販売するなら60万円前後の車ですから、この価 格で使い勝手がよいワ ゴン車を手に入れる事が出来ると思えば、納得がいく性能では無いでし ょうか? |
| 車両内容は以下の通りです。 96年式 306xsi 5ドア ブルーM 4AT 車検15.4まで 走行7.9万km オークションの評価点 4 走行距離が多かったのですが、内外装が良く、エンジンルームも特にク リーニングした訳でも 無い割に綺麗でオイル漏れなども確認されません でした。また、ATもNからRやDへシフトし ても変なショックもなく エンジンのアイドリングも安定していたので、お客様と相談して買う事 にしました。 実際にオークション会場から私が運転して約60kmほど高速と一般道 を運転しました。 少し 走って感覚的にこれは当たりだなと思ったのは、サスがヘタってなく プジョーらしい足が健在 な事と発進時からのATのシフトショックが新車 の物とそれほど変わらない事、そしてエンジン の吹け上がりが気持ちよい事です。 私は過去にプジョーディーラーで働いていた事があり、ちょうどxsiの ATを社用車として使用し ていたので、新車時の感覚を良く覚えているん です。 xsiは306シリーズの中でもスポーティ なグレードですので、スタイ ルなんかと比べるとやや固い乗り心地なのですが、ドイツ車の固 い足回り と違って、小さな凹凸を拾う事はありません。 コーナーのロールもそれなりにするのですが、4本のタイヤがしっかり路 面にくっついているっ て感じがして、ロールが大きい割に安心感があるの もプジョー特有の走り味でしょうか? 途中高速道路で道が空いていたので、相当スピード(ここにはちょっと数 字は書けませんが・・・) を出しましたが、重たいパワステのせいか直進 安定性が良いので、少々オーバースピードになっ ても不安感はありません。 この辺はちょっとドイツ車的かもしれませんね! 一般道路では低速からトルクがある2リッターSO HCエンジンとATの相性が 良く、STOP&GOが続く東京都内でもストレスを感じる事がありません。 個人的には普段足に使うのに丁度良いサイズだし、ATでもストレスを感じ 無いので、ちょっと真剣 に欲しくなりました。 そうそう、プジョーのATは速度が下がると自動的にシフトダウンしてエ ンジン ブレーキが利くんです。アクセルオフにしてブレーキを軽く踏む とシフトダウンしますから、上手くタ イミングをつかむとちょっと気持 ちが良いエンブレを感じる事が出来ますよ! この車は走行距離も多いので、販売する際にはタイミングベルト、ウォ ーターポンプを交換してから お客様に納車する予定です。 走行距離が多くても調子が良い車で、キチンと整備すればまだまだ がん ばれる車が多いですから、予算が少ない人などには過走行車を検討する のも良いかも知れ ませんね! |
1996年式レンジローバー4.6HSE(2002.3.28掲載)
| 私はこの車が新車で発売してた頃にローバーで営業をしていたので、久
しぶりに乗るレンジローバー はなんか懐かしい感じがしました。 走行距離は4万kmくらいと年式の割に距離が少なく、全体に程度 が良い 車でした。 エンジンは4.6リッターV8エンジンです。2トン以上あ る車体を走らせるには、やっぱりガソリンで大き なエンジンが必要です ね! ATのセッティングもあると思いますが、走り出しはかなりノンビリし た感じ で、大きなエンジンの割にパワフルって感じはしません。 エンジン音や振動は国産高級車のV8を連想すると全然ダメですが、音 も振動も不快な感じはありません。 雨の中の高速走行でしたが、100 km+?で走行してもうるさいと感じる事は全くありません。 乗り心地で すが、この車はエアサスで走行条件に合わせて車高が変わる 様になっています。町中走行でストップ&ゴー が続く道では比較的車高 が高いので、結構ロールします。 でも、足が柔らかいと言う感じではな く、道路の継ぎ目などは細かく拾います。 高速道路に行くと自動的に 車高が下がり安定性が増します。この乗り味 はドイツ車やアメ車とは全く違いますね! かなり横幅が広い 車ですが、運転席からの眺めは良く、見切りが良いの で車体の割に取り回しは良いです。 初めて運転すると驚くのが、カーブなどでハンドルが元に戻ろうとしな い事です。路地から曲がりながら出る 時などは自分でハンドルを戻して あげないと、曲がりすぎてぶつけそうになります。 (まぁ、この辺は直ぐに 慣れますが!) トラブルが多そうな英国車ですが、レンジも結構壊れます。エアサスが 壊れて車高が前後左右バラバラにな ったり、電装系のトラブルやオイル 漏れなど、結構ありとあらゆる所が壊れます。 砂漠のロールスロイスと言われる高級車で、コノリー社製のレザーシー トや本物のウッドパネルなどふんだん に使い、クロカン4WDの雰囲気 はちっとも無いですが、走りの質感は高級車ではなく、クロカン4WD の範疇 です。 私も何台も車を所有する事が出来る身分なら1台所有しても良いかな? これでスノボーに行ったらおしゃれで すよね!また、ベンツのゲレンデ よりは確実に格好が良いと私は思いますが、如何ですか? |
| 93年式 BMW535i 走行4万km ワンオーナーでディーラーで
しっかり整備を行っていた車両です。 旧型5シリーズは年式により様々なバージョンがあるのですが、この535はどちらかと言うと前期モデル の最終型(変な言い方ですね!)です。 3.5リッターSOHCストレート6エンジンは211馬力ですが、今の車の数値からすればたいした事ない ですが、実際に走らせてみると、 低速トルクが太く、かなりパワフルに感じます。 都内の走行ではアク セルはちょっと踏み込めば十分加速するし、高速道 路では気持ちがよい加速&高速巡航が可能です。 新車価格は720万円もした高級車ですので、走り味はかなり上質で、 街乗りでは、不快な突き上げも なくゆったりと運転する事が出来ます。 また、高速巡航も100km+?の速度域でも心地よいエンジン音 だけ が聞こえ、不快な風切り音などはありません。 高速コーナーなどは適度にロールをしつつも、4輪のタイヤがしっかり 路面をつかんでいる感覚がハンド ルから伝わり、高級車でありながら、 スポーティ・セダンらしさも有ります。この辺はBMWらしいです。 ただ、アイドリング時の振動は結構大きく、古さを感じますが、昔のBMWやメルセデスはこんな物でし た。(止まっている時の事はあまり考 えてないって感じでしょうか?) 大排気量エンジンですので、燃 費はあまり良くありません・・・都内中 心だと4km/lくらいかな?今回オンボード・コンピューターで計 測 したら6.2km/lでした。(高速60km、一般道60kmって感 じです。) |
| 過去に何度かフランス車のインプレッションをお送りした事があり、そ
の度にシートの事を書いている と思いますが、やっぱりフランス車のシ ートは良いですね! ふっくらと柔らかく、体を包み込んでくれ る感じは、他のどの国の車に も無い感じです。 それと、比較的柔らかめな足周りとの相性で乗り心地 はちょっとした高級車って感じでしょうか? こ のルーテシアは1.4リッターエンジン+4ATの組み合わせで、こ のATの特性なのか、かなり積極 的にシフトアップする感じで、有る程 度スピードが出ると、かなりおもっきりアクセルを踏み込まない と、キ ックダウンしないので、加速感がイマイチです。 もし、キビキビとした走りを期待するのでしたら、ATのセレクターレバ ー横にあるATのモードをS(スポ ーツ)にする事をお薦めします。この モードはシフトアップポイントが高くなるので、都内ではなかなか 4速 まで入らないので、結果的にキビキビとした走りをする事が出来ます。 今回は都内の他に高速道路を1時間ほど運転しました。高速道路は10 0km+?で走るには力不足 は感じませんでした。(追い越し加速はイマ イチですが・・・) ハンドリングに関しては、フランス車らし くロールしながらも粘り強い 感じがあり、気合いを入れて走ると助手席の人は結構怖いかも知れま せんね! でも、スポーツモデルじゃぁ無いですから、十分でしょう。 この時期のルーテシアはATのコンピュータ ー不良による、ATの不調 やステアリングのボールジョイント付近の不良が原因のステアリングの 遊 びの増大などが有りますから、購入の際はチェックが必要です。 それと、エアコンもスイッチを入れてから、コンプレッサーが回り出す までにちょっとタイムラグがある ので、この時期は一瞬壊れたかな?思 っちゃう事もありますが、10〜20秒後にはコンプレッサーが 回り、 冷風が出てきます。 ルーテシアには走りの16V(限定でウィリアムズもありますよ!)か ら高級モデルのバカラまで色々 なバージョンがありますが、1.4リッタ ーのベーシックなモデルなんかは、輸入車初心者の女性なん かにお勧めで すよ! |
1996年式フォード・トーラスワゴン(2002.6.20掲載)
| 元々アメ車が苦手なNakamaeですが、このトーラスの元オーナーも本来
はドイツ車のワゴンを 探していたのですが、つなぎでこのトーラスワゴ ンに約1年乗られていました。 元オーナーさん (メルマガの読者さんです!)の話では、乗ってみると 意外に良いですよ!って事でした。 かなり抽象的な感じですが、今回名義変更等で都内&高速を1時間半ほ ど運転してみて、なん となくその理由も解ったような・・・気もします。 全長が5m以上、全幅も185cmとかなり大柄な ワゴンですが、3リ ッターV6エンジンは結構元気に走ってくれて、都内や高速でも力不足 を感 じる事はなく、どちらかと言うとちょっとパワフルで、ハンドルを 切りながらアクセルを開けると、ち ょっとホイールスピンをする感じさ えありました。 エンジン音は大衆車って感じでちょっと前の日本車に似た感じがします。 V6を感じる事はほとん どないでしたね! 高速道路では100+?kmでの巡航も全然問題なく、また、足周りも しっかり していて、アメ車っぽいフアフアした感じはほとんど感じられ ませんでした。 と言ってもドイツ車の様にカッチリした感じとも違い、 どちらかと言うと日本車っぽいかな?(マーク 2辺りに似ているかも?) 町中での乗り心地も適度に堅い足周りなので、アメ車にイメージしが ち なソフトな乗り心地は期待出来ないですね! でも、日本車やドイツ車 などから乗り換えても、それほど違和感は感じ無いかもしれません。 全 体の作りはかなり大ざっぱな感じで、この辺はアメ車かなぁって感じ ます。特にインパネ周りのプ ラスチッキーな感じはかなり大衆車って感 じでしょうか? オーディオも独特な形をした物で、絶対に社外品に交換できないデザイ ンになっていて、音楽ソー スをMDに依存している人はちょっと対策を考 えなきゃ行けませんね! エアコンは巨大なキャビン をも冷やす能力ももっているらしく、かなり 良く聞きます。と言っても真夏じゃないので、夏本番での 能力は解りま せんが、30度近い今日の天気でもオートエアコンはしっかり機能して ましたよ! かなり丸くフロントタイヤからフロント先端までのオーバーハングが長 いので、ちょっとした路地など での取り回しは結構苦労するかなぁ?っ て感じです。 実際に会社の駐車場でちょっと狭いところに 2台止めようと思ったら、 かなり神経を使いました。 エクステリアがかなり独特と言うか奇抜と言うか・・・好き嫌いがかな りはっきりするデザインですが、 6年落ちのモデルでも70万円〜購入 出来ますから、ゆったりしたビックサイズワゴンをお探しの方 は検討し てみては如何でしょうか? |
1996年式プジョー306カブリオレ(2002.7.4掲載)
| 96年式で走行6.7万kmと言うと年間11000kmですから、特に
過走行って訳では無いのですが、 カブリオレタイプの車は走行が少ない 車が多いだけに気分的には過走行って感じですね! じゃぁ、 実際の走りに関してはどうかと言いますと・・・ カブリオレの 宿命かボディ剛性はかなり落ちている感じは否めません。実際、ちょっ とした段差を乗 り越える時は幌とフロントスクリーンのつなぎ目の所か らきしみ音がします。 まぁ、ちょっと乗っていれ ば気になる物ではないと思いますが、普通の 306と比べると(比べちゃいけなのか?)その音は気 になるのかもしれません。 今回は一般道を2時間半ほどのドライブで、比較的直線が多かったので コーナーリング時のボディ剛 性なんかは実感出来なかったのですが、普 通に運転している限りは違和感はありませんでした。 今日は天気もそこそこ良く、熱かったので終始クローズ状態で走ってま したが、エアコンも良く効き結 構快適なドライブって感じでした。 ちなみに、普通の306にはオートエアコンが標準なのですが、カブリ オレはマニュアルエアコンです。確かにオープン状態でオートエアコン が付いていても意味ないですも んね! ATは相変わらずのシフトプログラムで、時速60〜70km位までは 3速までしか入らず、結構エンジン 回転は高めって感じがします。減速 するときはシフトダウンしてエンジンブレーキが効く所はプジョー らし いなぁって感じです。 足周りは基本的にスポーツグレードのXSIと同じなので、乗り心地は やや固め、でもコーナーはロール します!これぞ猫足か?って感じです。 この辺はNakamae的に好きなセッティングです! エンジンもXSIと同じ2リッターSOHC120馬力エンジンです。 低速トルクも十分にあり、町中で走るの にちょうど良い感じですね! 後期モデルのDOHCエンジンよりも前期のSOHCの方がプジョーら しい 感じがします。ってちょっと抽象的ですが、高回転までギンギンに 回すよりも低速からトルクがあり、ピッ クアップの良いエンジンの方が プジョーらしいって事です。 (ちなみに、S16のエンジンは別物ですよ!) ちょっと距離が多い車でしたので、買い主さんと相談して、タイミング ベルト、ウォーターポンプを交換しま した。この2点セットは5万km 以上走っていて無交換でしたら、交換した方が安心して乗れますから、 予防整備としてお勧めです! |
| BMW Z3は96年から発売され、最初は1.9リッター4気筒エンジン
と2.8リッター6気筒エンジン だったのですが、00年に2リッター 6気筒と2.8リッター6気筒に変更になり、01年には2.2リッ タ ー6気筒と3リッター6気筒へ進化して来ました。 今回乗った2リッターモデルはZ3シリーズの中では販売期間も短く、 1.9〜2.2への過渡期に発 売されました。当然販売台数も少な目で 今後は2リッターを指名で探すのは難しいでしょう! ただ、 2リッターと2.2リッターでは外観上の変化はほとんどなく、 新車価格もそれほど変化がなかった割 に、エンジンは20馬力UPして ATも5速のセミATタイプに変更されたりているので、今後の狙い は 2.2リッターモデルでしょう! さて、今回の車は点火系チューンでおなじみのノロジーホットワイヤー を装着していたので、ノーマル よりは低速トルクが増している様に感じ られました。 ちなみに、ノーマルの2リッターエンジン+4AT の組み合わせはトル ク感がなく、走りを全くイメージしないような走りです。さらに最悪 なのは1.9リ ッターエンジン+4ATかもしれません・・・ Z3は走りを楽しむ車ですから、基本的には5MTを選択するのが望まし いです。しかし、どうしてもAT じゃなきゃって人も多いですよね! ATでおすすめは最新の2.2リッターか2.8,3.0リッターモ デ ルをおすすめします。 比較的小さなボディに大排気量エンジンはライトウェイトスポーツの 走りではないですが、どこからで も気持ちよく加速してくれますので ATであるストレスを忘れさせてくれます。 ちょっと、脱線をしてしま いました。 走りですが、オープンカーは一般的に考えて屋根がない分ボディ剛性 が低くなるものですが、Z3はか なりの補強を入れているので、オー プンボディの割に剛性感があり、よほどの悪路でなければフロント ウ ィンドウがぶれるような事はありません。 今回運転したモデルには17インチホイール+ワイドタイヤの組み合 わせでしたので、乗り心地はあま り良くないですね!まぁ、スポーツ タイプの車に乗り心地を期待してはいけませんが・・・ 個人的に2リッターモデルくらいの馬力で17インチ+ワイドタイヤ ではオーバークオリティって感じですね! 個人的には16インチ位が バランスが良いと思います。 (ただ、見た目は大きいホイール+ワイドタイヤ の方が格好が良いで すがね!) ホイールベースが短いので、高速走行はそれほど得意ではないので す が、日本の高速道路での速度域では全く問題ないです。 じゃぁハンド リングはと言いますと、前後50:50(実際は53:47です。)に限りなく 近いフロントミッドシップ であるZ3のハンドリングはなかなかの物 です。 ただ、1.3t以上あるボディですので、決してライトウェ イトスポ ーツのような軽快さはないですがね! ライトウェイト感覚で楽しめる のは4気筒モデルのMT仕様です!(自分が乗っていたから言う訳じ ゃぁな いですよ!) このZ3もそろそろモデルチェンジの噂があります。現行モデルは旧々 型の3シリーズ(E30 型)のシャーシやパーツを流用して作られた 車でBMWらしい走りの洗練さはちょっと欠けかなぁって思う 所があ りますから、次期Z3には期待が大きいです。 でも、金属製のルーフ(SLKのバリオルーフ)にはして欲しくない ですね! |
1996年シトロエン ZX クーペ(2002.7.24掲載)
| シトロエンと聞くと真っ先に思い浮かべるのは、油圧を使ったハイドロ
システムじゃぁないのでしょうか? あの独特のサスペンションシステム の乗り心地はシトロエンその物です。 しかし、このZXは普通のサ スペンションなんです!フロントがストラッ ト、リアがセミトレとかなりオーソドックスなコンパクト欧州車 って感 じのレイアウトです。 じゃぁ、実際に乗ってみるとどうなのか・・・”俺はシトロエンだ!” みたいな自己主張はあまり感じず、 どちからと言うと”俺はフランス車” って感じで、他のフランス車と比べてもあまり変化が無い感じです。 私自身がZXに乗るのが初めてなのですが、乗ったフィーリングはプジョー 306スタイルとほとんど同じ って感じでした。まぁ、この2車種はエ ンジンも一緒だし有る意味兄弟車ですからね! 今回は約2時間100kmあまりを走行しましたが、距離の大半が高速道路 でしたので、フランス車っぽ い猫足を聞かしたコーナリングなどは体感で 来ませんでしたが、一般道を走っている限りでは、非常に しなやかなサス ペンションのおかげで、とても上質な乗り心地を感じられます。 エンジンは1.8リッターSOHC100馬力です。低速トルクが太くAT との相性は比較的良く、都心部など のストップ&ゴーが多い場所でも扱い やすいです。 高速道路でも100Km/h+?での巡航も全くストレ スなく、ノイズも大き く無いですから、快適ドライブでしょうね! ただ、ATのシフトプログラムが若干良く無く、高速時にキックダウンし ても3速にしか落ちず、強力な加 速が欲しくても、ちょっと物足りない感 じになってしまいます。 車内の雰囲気はいかにもフランス車的にプラスチッキーで、オーディオの 所に蓋が遭ったりするのが特 徴ですね!今回のったクーペは一応スポーツ モデルになるのか、シートはサイドサポートがしっかりした スポーツシー トになっていました。 だからと言って、レカロのような堅い物ではなく、フランス車っぽいフ ワ ッと体を包み込んでくれるような感じの物で、いつ乗ってもフランス車の シートはいいなぁって思わせ る物です。 ZXにはこのクーペの他に5ドア、ワゴンと3種類のボディバリエーション があります。同じエンジンを搭載 したプジョー306と比べると、かなり 割安感がありますので、気軽にフレンチな気分を楽しむならこのZX なんか お勧めですよ! だたし、輸入元が最近シトロエン・ジャポンに移管されて、販売ネットワ ークや部品の流通がイマイチです ので、修理なのどのメンテナンスに関し ては普通よりも時間が多くかかったりするケースもありますから、 注意が 必要です。 ちなみに、ZXは前期と後期モデルがあり、前期はプジョー205と同じ1.9 リッターや1.6リッターエンジンが あるのですが、こちらのモデルは相当 トラブルが多いそうなので、幾ら安いからと言って手を出しては行けま せんよ! |
1997年オペル・アストラ・ワゴン・クラブ(2002.8.3掲載)
| 97年式オペル・アストラ・ワゴン・クラブです。走行3.7万kmで1800CC
DOHC4気筒エンジン搭載モデル です。 アストラ・ワゴンは1600・1800・2000CC、そしてSOHCとDOHCと年式により エンジンバリエーショ ンが豊富です。お勧めは後期のDOHCモデルの方で すね! ボディサイズは5ナンバーサイズです。ライバルモデルはゴルフ・ワゴ ンかな?価格的に考えると意外に 国産の5ナンバーワゴンも比較対照に なるかも知れません。 (国産専門の友達曰く、カローラワゴンよりお買 い得なそうです!) 走りの方ですが、1800CCエンジンはエアコンを使用していても、町中や 高速でもストレス無く走ってくれ ます。高速道路では100km+?での走行 でも余裕を感じます。 また、流石ドイツ車らしく日本の高速度 路の速度域では直進安定性も高 いです。 また、比較的固めなシートと相まって高速での長距離移動もス トレス無く行えるでしょうね! 低速トルクもそこそこあるので、街乗りでもキビキビ走ってくれます。 また、コンパクトなボディですから、取 り回しも楽でした。 荷室は特別広い訳では無いですが、リアシートがWホールディング(座 面を起こしてか ら背もたれを前方に倒せる)なので、フラットな荷室を 作る事が出来る所などは流石ヨーロッパの車って感 じです。 格安ワゴンとしての走り等は合格点かなぁって思うのですが、ちょっと 気になった事も書きますね! まず、このクラスの車(新車で200万円以上する)なのに、リアの パワーウィンドウが付いてない!普段リ アのパワーウィンドを前席の 人が操作する事はあまり無いとは思いますが、ちょっと貧乏たらしい! (欧州車は後席にパワーウィンドが無いモデルが比較的多いけどね) まだ3.7万kmしか走ってない割に、フロントサスペンションのヘタリが 大きく、ちょっとゴトゴトした感じが気に なりました。まぁ、普段の 走りはで気にならない程度ですけどね! 今回の車でも諸費用込みで80万円以下で買えます。同じ価格帯で見 るとフォードモンデオワゴン、ちょっ とプラスしてVWパサートワゴ ンやちょっと年式を落とすとアウディ80アバントなんて車も狙えま す。 サー ビス拠点の多さや高年式による信頼性の高さから言ってアストラ ワゴンはかなりお買い得な1台なのでは ないでしょうか? |
| 2000年モデルのBMW318ツーリングはまだ走行9千kmと新車の香りも残っているような車です。今回の車には オプションの17インチホイールとワイドタイヤ(215/45R17?)が装着されていました。 BMW318と聞くと1.8リッターって思う人が多いと思いますが、1998年以降のE46と呼ばれる車はバランスシャフト 付きの1.9リッター4気筒SOHCです。 馬力はたった?118馬力と数値的にはかなり非力な感じがしますが、実際にドライブしてみるとこれで十分って 感じです。6気筒モデルがスポーティーな感じがしますが、この4気筒は実用的って感じです。 低速トルク重視のエンジンなのでATとの相性も良く、馬力の割にはキビキビ走る感じがします。ただ、グッとアク セルを踏み込み加速をしようと思うと、やっぱり118馬力・・・遅いなぁって感じるのは確かです。 ただ、街乗り中心に使う人ならこの馬力でも不自由する事は無いでしょう!また、高速道路も100km+?で巡航 するのはまったく問題なく、追い越し加速や登り坂でちょっと力不足を感じる位でしょう! 乗り心地ですが、今回は17インチタイヤの影響でちょっとゴツゴツした感じがしますが、ノーマルの15インチの方 はソフトな印象です。 BMWのワゴンは3シリーズも5シリーズも基本がセダンの設計で、セダンの走りと全く変わらないようなセッティン グになっていて、前を向いて走っている限りはワゴンだとは解らないでしょう。 ただ、走りを優先した作りの為、リアサスペンションの張り出しが大きくワゴンボディなのにカーゴエリアが狭く、大 きな荷物を沢山積みたいと思う人には向かないようです。ちなみに、縦にゴルフバックは入りません! 2001年からはフェイスのデザインも代わり、エンジンも2リッター4気筒DOHCエンジン+5AT(ステップトロニック 付き)になり、商品としてはかなりグレードアップしたようです。 今後の狙い目は新型フェースの2リッター版では無いでしょうか! |
1992年式 FIATティーポ16V(2002年8月12日掲載
| 92年式6.7万kmと年式の割には距離が少ないが、気持ち的にはちょっと走っているかなぁって感じの車です。 ソリッドの黒のボディに赤いラインが入って、アルミのセンターキャップやフェンダーにはサソリのマークが・・・ 前乗っていたUNOアバルトを思い出させます。 この車を仕入れた当日は遠藤さんが乗って帰り、後日話しを聞くとエアコンもバッチリ聞くし、水温も安定している との事で、ちょい古のイタ車なのに安心?して夏場に乗れるかなぁって思いながら、私も会社と自宅の往復約40 kmを走ってきました。 今回は都内の一般道のみの走行なのでちょっとインプレを書くには条件が悪いのですが、その辺はご勘弁を! さて、乗り込んで最初に思ったのは、ドライビングポジションがピッタリこないのです。私は身長163cmと今の水 準からすればちょっと背が低いのですが、シートを一番前にして、尚かつ座面を一番高くしないとクラッチを一番 奥まで踏めないのです・・・ ちょっと頭上高が気になりながらもシフトを1速に入れてスタートしました。アイドリングでは静かだったフィアット の16Vエンジンは3千回転を超えた頃から急にエンジン音が大きくなり、ちょっとキャブ車に近いような吸気音ま でしてきました。 低速トルクが細いこのエンジンは常に3千回転から4千回転をキープさせようとするので、ドライバーはずーっと アドレナリンがわき出そうなエンジンサウンドを聴きながら運転する事になります。 都内でストップ&ゴーが多いような道ではかなりフラストレーションが溜まる感じになりますが、ちょっと夜遅くと か週末の朝のように空いている道では2速、3速を有効に使って走るのは、なかなか痛快です。 ハイグリップタイヤを履いている事もあったのですが、ハンドリングもなかなかシャープで、普段の通勤路にある ちょっとしたコーナーも気持ちよく駆け抜けてくれました。 乗り心地はスポーティモデルらしく、結構ゴツゴツした感じですが、ボディもまだしっかりしているので、路面状況 がちょっと悪い所を走ってもボディがガタつくような事もありませんでした。 30度以上の温度の都内の渋滞も経験しましたが、エアコンを付けていても水温が安定しているし、エアコンもし っかり聞くので、足車としても十分に使えるのでは? ちょっと危険な香りがしますが、格安イタリアン・ホットハッチを普段の足として使ったら結構おしゃれでは無いで しょうか? |
1999年式シボレー・カマロ・スポーツクーペ(2002年8月13日掲載)
| 全長491cm、全幅189cmとアメリカンサイズの2ドアクーペです。同じボディに5.7リッターV8エンジンを搭載した Z28と今回運転した3.8リッターV6エンジンの2つのモデルがあります。 最初にドアを開けた時になんてでかいドアなんだろう・・・って思いましたね!ちょっと狭い駐車場だと間違いなくとな りの車にドアをぶつけるだろうって感じです。そして、そのドアも重たい・・・ 運転席に座って最初に思うのは”なんかバカでかい車だなぁ・・・”って感じでしょうか?とにかく前方は全く見えない し、横幅の感覚も掴みづらく、ちょっと狭い道を走るのは嫌だなぁ・・・って感じです。 実際に走り出して慣れてみれば、それほどボディの大きさを感じる事はないかな? でも、なんか全体的に重く感じます。 エンジンは3.8リッターV6OHVで193馬力、31.1kgのトルクがあり、結構馬力もトルクもあるから、V6でもグイ グイ走るかなぁって予想してました。 しかし・・・実際には結構遅いって感じです。まぁ、アメ車にキビキビした走りを求めては行けないのかもしれませんが、 感覚的には先日乗った3リッターV6のトーラスよりも遅く感じました。 都内のストップ&ゴーが多い場面では、結構かったるく感じ、高速道路で80kmくらいからの中間加速もあまり馬力感 がなく、この車本当に3.8リッターもあるの?って感じです。 外観は2ドアクーペでかなりスポーティですが、乗り心地は外見ほど堅くなく、アメ車っぽく?結構ゆったりしているって 感じで、スポーツカー特有?のゴツゴツした感じはあまり無いです。 全体的に”ゆるい”感じがする車で、ボディ剛性だとか、ハンドリングがなどを語る車では無いのかなぁって感じです。 直感的に感じるのは、日本車の1.6リッタークラスのクーペ(ちょっと前のカローラ・レビン)のような車でした・・・ 00年登録のこの車は新車で299万円もしますが、たった2年落ちでスポーツクーペで売値は120〜140万円位、 Z28だと140万円〜160万円位ですから、ちょっと予算アップしてZ28を狙った方が後で後悔はしないでしょうね! |
| ジャガーが作るスポーツクーペにXK8があります。ロングノーズ・ショートデッキのデザインはスポーツカー のお手本のようなデザインで昔のEタイプを彷彿させるものがあります。 エンジンは4リッターV8DOHCで300馬力近い出力があります。運転席に乗り込みイグニッションキーを 捻ると静かにアイドリングを始めます。この辺は日本車並の静かさでした。 ちょっと広めの直線でアクセルを床まで踏み込んでみると4千回転を超えた頃からスポーティーなエンジン サウンドと共に大きなトルクを感じ体がシートに押しつけられます。 体感的にも実際的にもアッと言う間に凄いスピードになりますから、その辺の高級スポーツカーと良い勝負 ができますね!ただ、雰囲気から言うと肩の力を抜いてクルージングする感じの車です。 乗り心地ですが、思いの外ちょっとゴツゴツした感じがしました。ただ足回りを固く引き締めたスポーツカー の様な堅さではなかったです。 室内空間はスポーツクーペらしくほどよくタイトな感じがありますが、ジャガーらしくコノリーレザーとウォール ナットウッドの内装が緊張感を和らげてくれます。 ジャガー特有のJゲートも健在!まぁ、この車をシフトをキビキビ動かしながら運転する人も居ないでしょうから、 今どきのセミオートマなどは必要ないんでしょうね! フォード・グループになり信頼性が格段に向上した近代ジャガーは普通に乗れる高級車になっているのでは 無いでしょうか?ただ、所どころに見え隠れするプラスティック部品がちょっとジャガーらしさをスポイルしてい るのかな? 今回の車両は4年で10万km近くも走っているこの車ですが、最近サスペンション周りを一新(ダンパーやブッ シュの交換)してあったので、乗り心地は新車のようでした。 また、普段から一人で通勤の使用なのか、室内のやれも全くなく走行距離が一桁間違っているのでは?って 思うほどでした。 普通に考えれば短期間にそんなに乗れば下取り価格が・・・って考えてしまい、通勤には国産車でって言うふ うに考えがちですが、毎日乗る大切な空間ですからこそ良い物をと考えるオーナーさんの考え方には大賛成 です。 |
1995年シトロエンZXシュペール(2002年8月15日掲載)
| お盆前最後のオークション会場で当日搬入車両の中に程度が良いZXを発見!走行は少ないは無いものの、 全体的に程度も良く、そしてなんと言っても後期型の2リッターエンジン搭載と言うが魅力的でした。 (プジョー306XSIと同じ120馬力のエンジンなんですよ!) シトロエンZXと聞いてピンと来る人はちょっと少ないのでは?パリダカでプジョー405の次に出場して優勝した モデルはZXだったのですが、日本ではちょっと地味な存在です。 一般的にシトロエンと聞くと油圧サスペンションのハイドロシステムを思い浮かべると思うのですが、このZXは フロントストラット・リア・トレーディングアームと欧州コンパクトカーの基本的なサスペンション構成です。 じゃぁ実際に走らせてみるとどううか? プジョー306XSIと比べると、遙かに足周りはソフトで乗り心地が良いです。ATやエンジンの感じはプジョーは ほとんど同じって感じかな? エンジンはアイドリング時はちょっと振動も大きく音もそこそこ大きいですが、実際に走り出すと非常にスムース に回ります。またボディサイズの割に2リッターとちょっと大きめなエンジンのおかげで低速から十分なパワーも あるので、都内のようなストップ&ゴーが多い道は結構得意な感じがします。 また、ちょっとキビキビ走らせたいなぁって思ったらATのセレクターをこまめに動かして2速を多用すれば、結構 スポーティな走りもしてくれます。 足周りはソフトな感じで、フランス車特有の猫足を堪能できます。個人的にはプジョー306XSIのちょっと固めの 足よりもこれくらいソフトな方がフランス車っぽい感じです。 リアサスペンションにはサイドフォースを感知すると前輪と同位相に後輪を回転するセルフステアリング機構が 備わっているそうなのですが、普段の街乗りでは体感する事が出来ませんでした・・・ まぁ、機械的にやっている訳ではなく、マウントラバーが潰れて物理的に同相位になるような仕組みだと思います。 ちょっと気になる点はブレーキのタッチがちょっとスポンジーが感じがして、初期制動が弱くちょっとトー力が必要な 感じがします。 最初はブレーキマスターシリンダーが左ハンドと同じセッティングかなぁって思ったのですが、ボンネットを開けてみ るとマスターシリンダー自体は右に有ったので、もしかしたらパッドが少ないのかもしれません。 プジョー306が人気高騰で中古車相場がVWゴルフ並に高くなっている現在フランス車らしい猫足を堪能したいの であれば割安感のあるシトロエンZXなんかお勧めですよ! |
1991年VWゴルフGLI (2002年9月14日掲載)
| 91年式 VWゴルフ? GLIです。走行がまだ4.7万kmしかなくまた、前オーナーがマメに点検 (毎年必ず12ヶ月点検を受けてました。)していた為に、機関の調子は驚くほど良いです。 特にこの型のゴルフはエンジン・ミッション等のマウントがダメになりアイドリング時の振動が大き い物が多いのですが、この車体はキッチリ交換されているので、あの不快な振動も気になりません。 また、走行が少なくATFもマメに交換していたので、シフトショックも小さいです。 走りはどうでかと言いますと、1800cc+3ATですから、決してキビキビした走りは期待できません・・・ エンジンの吹け上がりも重く、完全に実用車タイプのエンジンです。 乗り心地はドイツ車らしく固めですが、コツコツと突き上げるような感じはなく、個人的には好きな感 じです。特に高速道路に行くとこの固さが直進安定性を増すらしく、さすがゴルフって思われる所です。 ハンドリングは町中中心で色々と試す事が出来ませんでしたが、所謂FF独特のアンダーステアーが 強く、ちょっとオーバースピードでコーナーに進入すると、全く曲がりません・・・ まぁ、ゴルフGLIにスポーツ路線を求めるのが間違っているのかも知れませんが、以前乗ったGTIも 際だってスポーティーって感じでは無かったです。 内装や装備に関してですが、内装はかなり簡素って感じです。天張りもビニールっぽい素材ですし、イ ンパネも黒のプラスティックですからね! 今回の車にはオプション装備で後席にもパワーウィンドウが付いてたり、運転席にワンタッチパワーウィ ンドウ、トランクオープナー、空気清浄機などなど沢山のオプションがついてましたが、標準車となるとち ょっと寂しい感じです。 今回は通勤の足として3日間乗ってみました。率直な感想としては普通の車です。特に取り立てて、何 処が良いって事は全くなく、”全体的に良く出来たドイツ車です。”って感じです。 この車を手本にして各メーカーがコンパクトカーを作った理由は普通に乗って良い車って言うのを目標に したのでしょうか? 質実剛健と言う言葉がピッタリの1台でした。 |
1992年ボルボ850GLTセダン(2002年10月12日掲載
| ボルボと聞くとワゴンでしょうって思いますが、ワゴンは人気が高くセダンと比べると中古車価格では3倍近く 価格の差があったりします。(セダンなら40,50万円、ワゴンだと120万円位しますからね!) そうやって考えるとボルボのセダンはミドルサイズセダンの中では相当お買い得感がある1台です。ちなみに、 今回の車は新車時540万円もした車です。今回は私の所で仕入れた訳では無いですが、仕入れ値から見る と店頭価格で48万円位で売れそうな車です。(ちょっと高いかな?) さて、実際の走りの方ですが、過去に何度かボルボ850を運転した事はあるのですが、今回のように高速、一 般道含めて約70km、1時間半ほどドライブしたのは初めてです。エンジンは2.4リッターDOHC20バルブ(5気 筒です。)で横置きのFFです。馬力は170馬力もあるんです!ボルボと聞くとターボのイメージがありますが、 このGLTはノンターボでした。 乗り始めて最初に感じるのは、かなりスムースでトルク感があるエンジンで扱いやすいなぁって感じです。特に 街乗りでは低速から十分なトルクがあってATとの相性も良かったです。アクセルをグッと踏み込むと、比較的 気持ちが良い加速をして、国産の2.5リッタークラスよりも少しパワフルかな?って感じもします。 ただ、あくまでも実用タイプのエンジンって感じで、エンジンサウンドも電気モーター?(電車のような感じ・・・)の ようで、ドライバーの気持ちを踊らせてくれるような事は全くありません・・・ 多分、5気筒エンジンの宿命なのかもしれませんね! 高速安定性は日本の高速道路の速度域では全く問題無い感じでした。ただ、ちょっとスピードを上げるとハンド ルを握る手に力が入ってしまう感じがしました。また、首都高速のような高速コーナーなども得意では無いようで、 ちょっと飛ばして走ると、コーナー毎に緊張してしまう感じがあります。 まぁ、この辺はへたったサスペンションと堅くなったタイヤの影響も大きいとは思いますけど・・・また、高速を飛ば して走るような車じゃぁないって言うのもありますね! 乗り心地は全体的に固めで、ゴツゴツした感じで、他の国の車と比べるとドイツ車に似ているかなぁ・・・意外に ゴルフ辺りの乗り心地に似てるかも知れません・・・ シートや室内の作りですが、インパネ周辺はこのグレードはプラスティッキーでかなり安っぽい感じがします。54 0万円と言う車両価格からみるとちょっと寂しいかなぁ・・・ シートはハーフレザーシートで北欧の車らしくシートヒーターが標準装備でした。座り心地は堅すぎず、柔らかすぎ ずって感じで、特に悪い印象はありません。1時間半のドライブでも疲れや痛み?などは感じませんでしたしね! 最終的に見て、50万円位で買えるミドルセダンって考えれば、選択肢入らない事は無いのですが、わざわざボル ボのセダンを狙う人はそうそう居ないのでは?私でしたら、もう少し予算をあげてBMW5シリーズやメルセデス・ベ ンツのミディアムを買うか、予算が無ければオペル・オメガ、ローバー827、プジョー605辺りを狙うけどなぁ・・・って 感じです。 まぁ、なんでも良いから格安で見栄えの良い外車のセダン無いって言われたらお勧めするかも知れませんね! |
1997年 FIATバルケッタ(2002年11月15,16日掲載)
| 車両の情報ですが97年式フィアット・バルケッタです。走行が約3.5万kmです。この手のオープンカーの走行距離を 考えれば平均的でしょう。 この車は若干のモディファイを受けております。変更箇所は次の通りです。 足回りは社外品に変更されていてローダウンしてます。また、タイヤも16インチのものにインチアップしてあります。 他にはフロント・ストラット・タワーバー、社外マフラーが入っています。 今回は高速・一般道・峠道を6:3:1の割合で約360kmほど走行しました。 高速道路ですが幌をした状態の遮音性はオープンカーの一般的な物だと思います。社外マフラーも低回転時こそ 野太い音がしますが、高速走行時はいたって静かです。ホイールベースが短いFFモデルですから直進安定性は はっきりいってイマイチです。また、堅い足回りの影響か道路のつなぎ目などではポンポン跳ねてしまう感じがします。 まぁ、この手の車で高速クルージングを楽しむって人はいないでしょうが、もう少し安定志向の方が長距離移動は 楽なんでは?足がノーマルの時がどうなのか知りたいですね! 一般道と峠道では幌を開けオープン状態で走行しました。他のオープンモデルと違いウィンドディフレクター等が装着 されてないので、80km/hを超えると風の巻き込みが結構あり髪の毛はグチャグチャになります。 (女性受けは悪いですね!また、乾燥していると静電気が凄いです。) 一般道でも堅い足回りの影響が強く、路面の悪い所ではポンポン跳ねるし、下からの突き上げも激しいです。この跳 ねる感じはミニ・クーパーにちょっと似ている感じがします。(あの車ほどひどく?は無いですが!)また、この1.8リッ ターDOHCエンジンは低速トルクが細く、あるていどキビキビした走りを維持したい場合は3千回転以上キープする必 要があります。ですので、都内を気持ちよく走ろうと思うと、結構低速ギアを多用してしまい、なぜか熱い走りをしている 自分が居ます・・・そして、この車を走らせて一番楽しいのが峠道です。と言っても別に気合いを入れて走らせるのでは なく、ちょっといつもよりペースをあげて走るととても気持ちが良いです。 高速道路ではイマイチのショートホイールベースもタイトコーナーが続く峠道ではキュンキュンと曲がってくれます。バル ケッタはプントベースのFFですが、FRのようなクイックなハンドリングが楽しめます。 (流石にテールスライドって訳にはいきませんがね!) 走りの総合的な感想はとてもFUN!な車でした。 オープンカーですから幌関係の事を書きますね!幌はビニール製で、ユーノスロードスターの幌と良く似ているように 思えます。個人的には布で出来たジャーマントップの方が質感が高く好みです。幌の開閉は他のオープンよりもちょっ と手間がかかり、座席に座ったままオープンに出来るユーノス・ロードスターやBMWZ3、アルファ・スパイダーと比べ るとちょっと面倒くさい?って思う時もあります。 バルケッタの幌は座席後部に幌が全て収納できるようになってます。私の車の個体の問題なのか、他の車もそうな のか解りませんが、私のは開閉時に収納部にあるウェザーストリップに幌の一部が引っかかり、ウェザーストリップの 一部がボロボロになってしまってます。(あまり気になりませんがね!) 開閉時間はキチンと計ってないのですが、手慣れても赤信号の間で開閉するのは難しいくらい時間はかかります。個 人的には閉める方が時間が掛かりますね!(概ね45秒〜1分30秒位は掛かってます・・・) オープンの宿命?と言えば雨漏りだと思うのですが、この車になってから2,3度雨が降りましたが、基本的に雨漏りは してません。ただ、ドアの開閉時にちょっと注意をしないとサイドウィンドウとウェザーストリップの間にちょっとした隙間が 出来てしまうので、気を抜くと雨漏れしちゃうでしょうね! また、雨の日のドアの開閉時はビニール製の幌の宿命か?屋根にある雨水がシートサイドにボタボタ垂れてきて、結構 びしょびしょになってしまいます。(これもオープンカーでは当たり前ですが・・・) 幌関係に関してはイタリア車にしては良く出来ている方で、他のオープンと比較しても合格点でしょう! 内装関係ですが、私の車にはスパルコのアルミシフトノブが付いているのですが、この時期はもの凄く冷たくなります。特 に朝一番は冷たくて慣れるまでフリースの袖で擦って暖めてます。(個人的には革巻が好きです。) シートは普通のファブリックです。特にホールド性が高いわけでも無いのですが、意外に乗り心地もよく、今回のロングドラ イブでも腰が痛くなったりしませんでした。欲を言うとレザーでシートヒーターが有れば最高なんですがねぇ・・・ オープンにシートヒーターは必携ですよ! オープンカーの場合、幌を開けていると車内に埃やゴミがバンバン入ってきます。ファブリックのシートだとこの埃を吸ってし まい、掃除機で一生懸命吸ってもなかなか取りきれず、また、夏場にかく汗を吸って、数年後に凄い臭いを発生する事もあ ります・・・レザーだと夏暑くて、冬寒いって欠点がありますが、埃は簡単に掃除出来ますし、汗も吸わないですから、個人 的にはオープンカーはレザーシートがベストだと思っています。 収納スペースはミニマムです。助手席にエアバックが装着されているのでグローブボックスが無く、あるのは運転席ドアに 小さなドアポケットとセンターコンソールにある鍵付きの小物入れくらいです。(ちなみにこの中にシガライターソケットがあり ます!気付くのに1週間かかりました・・・!?) 幌を閉めている状態であれば、幌を収納する部分にちょっとしたカバンを入れる事は出来ますが、幌を開ける事が出来ませ ん・・・出来れば、シートの裏側に大きめなポケットがあると便利だなぁって思います。 トランクは意外(FFですから意外じゃぁないかな?)に広いのですが開口部が狭いので荷物の出し入れは結構面倒かも知 れませんね!この辺はデザイン優先のイタリアらしいです。 私にとってバルケッタの満足度は非常に高いですね!唯一改善したいのは乗り心地でしょうかねぇ・・・毎日乗る物なので、 もうちょっとソフトな乗り心地にしたいなぁって思っている今日このごろです。 |
1998年 FIATプント・スポルティングアバルト(2002年11月18日掲載)
| ご存知の方も多いかと思いますが、バルケッタはプントをベースに作られているので、エンジンの大きさこそ違いますが、 比較をするには良いかなぁって思います。 98年式フィアット・プント・アバルトです。走行は5.9万kmと若干多めですが、運転した感じでは全く距離を感じさせる 事はありません。エンジンは1.2リッターDOHCの86馬力です。ノーマルのセレクタがOHCの60馬力ですから、約 40%も馬力がアップしております。 外観はアバルトのエアロと専用のアルミが装着さてていてかなりスパルタンな感じです。内装は革巻(赤と黒のツートン) のステアリング&シフトノブがちょっとやる気をそそります。シートはカタログにはスポーツシートと書いてありましたが、実 際の所はノーマルのシートと柄が違うだけでほとんど同じじゃぁないかな?って思います。 さて、走りですが車重がジャスト1tに89馬力のエンジンはスポーティーな味付けはしていますが、全体的に馬力不足は否 めません・・・また、ノーマルのエンジンサウンドもちょっとパンチに欠けていて、ドライバーの気持ちを煽るような事もなく、普 通の車を運転しているような感じになります。 エンジンそのものは結構気持ちよく回るんですけどねぇ・・・ また、足回りは結構柔らかくロールもします。コーナーでは明らかにアンダーが出てしまい、タイトコーナーを気持ちよく駆け 抜けていく事はちょっと得意では無いのかなぁって感じです。その代わりでは無いですが、乗り心地は結構よくて、普通に町 中を走るには丁度良い足回りのセッティングです。 Nakamae的には外観がハデハデなんだから、内装ももうちょっと凝った作りをして欲しかったです。例えば、シートをハーフレ ザーのバケットタイプにしたり、エアコン等の操作パネルをカーボン調、ホワイトメーターの採用などすれば内装の雰囲気も グッと良くなるのでは?って思います。 また、シートポジションが高く、アップライトな姿勢になるのも、スポーティな感じをスポイルしていますから、折角シート高の 調整があるのですから、もっとローポジションにしてほしかったです。 エンジンも1.2リッター、89馬力じゃぁ役不足です。プジョー106やルノー5ターボ辺りと勝負したんじゃ、完全に負けてしま います。見かけ倒しと言われない為にもUNOターボのようにターボを付けちゃうか、バルケッタと同じ1.8リッターエンジンを 搭載すれば完璧なんじゃぁないでしょうかね! バルケッタとベースが同じなんだから、もしかしたらエンジンもボルトオンでつい着かもしれませんから、もし、馬力不足でお悩 みの方がいらっしゃったらチャレンジして見て下さい。(超無責任モードです!) |
1999年プジョー206GT(2002年12月2日掲載)
| 99年12月登録、走行1.4万km、社外(デビル)マフラーが付いたシルバーの206GTは派手なエアロの為に ノーマルの206とは雰囲気が全く違っていました。ただ、206自体、スポーティと言うよりは大衆的なデザインで 車高が高く見た感じはずんぐりむっくりしたバランスの悪い感じがしました。 社外マフラー+スポーティーエンジンと想像しただけで凄い音がしそうなのですが、これが拍子抜けする位に静 かなのです。特にマフラーはノーマルよりも静かなのではないか?って思う位でちょっと寂しい感じもしました。 エンジン自体はとても静かで、スムースに回ります。意外にも低速トルクが太くて、都内を走る時も積極的にシフ トダウンする必要もなく、MTですがイージードライブが可能です。 操作性ですが、クラッチが軽く、シフトストロークが大きいので、走らせると速いのですが、とてもスポーツカーを 運転している気分にはなれません。 足回りは基本的にスポーティーです。しかし、なにか中途半端な感じがします。それはプジョーらしい”しなやかさ” とスポーティーな”ハードな足”がキチンと両立してない所です。多分、ショックアブソーバーは固めなのに、スプリ ングが柔らかいのではないのでしょうか?(詳しい事は解りませんが・・・) 車内の雰囲気はハーフレザーシート、革巻ステアリング、アルミシフトノブ、アルミペダル等でかなりスパルタンな 雰囲気は演出していますがオートエアコンが付いていたり、立派なオーディオが付いている所などは昔のホモロゲ 仕様のラリーとは随分違うのだなぁって感じです。 トータル的にはとても良くできている車だと思います。しかし、心躍るような気分にさせてくれません。はっきり言っ て306や106のS16の方が運転する楽しみを与えてくれるでしょう。以前のプジョーはスポーティーでお洒落! って感じのメーカーでしたが最近は屋根の高く、ファミリーが乗れる、大衆に媚びたメーカーになってしまったのでは? って思ってしまいます。 |
2000年オペル・アストラ・ワゴン・スポーツ(2002年12月23日掲載)
| 2000年モデル(99年12月登録)のアストラ・ワゴン・スポーツで、走行は約4万kmです。年式の割にやや 走行距離が多いですが、前オーナーがしっかり整備していたのか、タイヤの山も6分山以上あったし車検時 にチェックしたブレーキパッドも十分残ってました。 ちなみに、初回の車検費用はバッテリー、ワイパーブレード、エンジンオイル、ブレーキオイル、冷却水の交 換および税金・保険を含め約14万円でした。輸入車は高いと思われがちの車検ですが、基本的には国産 車とそれほど変わらないものです。 さて、話をインプレッションの方に戻しましょう。 2リッター4気筒DOHCエコテックエンジンは旧モデルのアストラに搭載されたいた物と比べると格段に静粛 性の向上が感じられます。特にアイドリング時のエンジン音は特筆物ではないでしょうか?同じ2000年モデ ルのBMW318のエンジンと比べても、その静粛性はオペルの方が勝っています。そして、走らせた時のスム ースさもBMWの4気筒よりもスムースで高級感あるものでした。 今回は高速道路を中心に運転しましたが、100km+?で巡航するには十分すぎるスペックです。多分、大人 が4人乗って荷物もそこそこ積んでもストレスなく走らせる事が出来るのではないでしょうか。 スポーツと言うグレードの名前から想像できるように、この車はアストラの中でもスポーティに仕上がっていまして、 16インチアルミ+50%扁平のタイヤの組み合わせの乗り心地はかなりゴツゴツしたものです。また、シートもス ポーツシートが奢られていて、やや固めでホールド性の良いシートでした。今回は東京から福島までの約260km を高速を使って一気に走り抜けましたが、あまり疲れを感じさせない良いシートでした。 今回は都内を少々と高速道路、そして福島県内を少々の運転でハンドリングを試す事が出来ませんでした。 室内はスポーツシートやホワイトメーター、革巻ステアリングがスポーティーさを演出していますが、基本が大衆 モデルなのでエアコンやオーディオ部分が直立していて今風では無い感じがします。 (旧アストラと比べてもあまり変わり映えしない感じです。) 新車価格で120万円高いBMW318ツーリングと比較すると、確かにエンジンのフィーリング等はアストラの方が 優れているように思えますが、その他の部分では圧倒的にBMWの方が上に思えます。 また、この年式で電動格納ミラーが装備されてないのは寂しい感じがしますね!(ちょっと昔なら許せましたが、今 は輸入車でも標準装備的なものですからね!) 外観のデザインに関しては個人的にリアビューが好きになれません。縦長のコンビネーションランプは日本車の社 用車のように見えて安っぽい感じがします。 全体のバランスは旧モデルから格段に進化したと思いますが、外観は旧モデルの方が個人的に好きなNakamaeでした。 現行モデルのアストラは旧モデル同様に順調に値下がりをしているので格安のドイツ車をお考えの方にはオススメで はないでしょうか? |
1995年ローバーMG RV8(2002年12月28日掲載)
| 93年に全世界2000台限定で発売され、日本でも94年に500台限定で発売されましたが、最終的に日本 には1000台以上輸入されたらしく、97年位まで新車として発売されていました。 往年の名車?MGBをベースにランドローバーのV8を搭載していて、見た目はライトウェイトスポーツなのです が、実際はGT的な雰囲気の車です。 エクステリアは現代の車には無い美しいボディラインは眺めているだけも嬉しくなります。特にリアフェンダーの 膨らみは思わず頬ずりしたくなります! インテリアはコノリーレザーとウォールナットウッドパネルのコンビネーションはまさに英国!全体的にプラスティ ックの部分が少なく、クロームやウッド、レザーを多用して贅沢な感じがします。内装のアフターパーツも結構流 通しているので、ステアリングやシフトノブなどをウッド系の物に変えると一層高級感が高まり良い感じになる のではないでしょうか? 走りの方ですが、ランドローバー系のV8エンジンですから、スポーツカーらしい鋭い吹け上がりや高回転は全く 期待出来ません。とは言え、1.2トンちょっとのボディに190馬力のV8ですから、有り余るトルクで弾けるような 加速をしてくれます。その加速感はアメ車のように暴力的な感じがします。 フロントが異常に重たいのでハンドリングはあまり期待出来ません。まぁノンパワステのこの車を峠で気持ちよく 走らせるにはそれなりの腕力も必要ですしね! また、ショートホイールベースなので高速巡航にも向いていません。それでも日本の高速道路の制限速度内で あれば全く問題無いし、5速100kmからの加速もシフトダウンする事なくただアクセルを踏み込むだけで湧き出る トルクで加速してくれます。この加速感がたまらなく気持ちが良いので、ちょっと前が空いているとついついアク セルに力が入ってしまいますので、免許証の点数がちょっと心配になりそうです。 個人的にはこのデザインと走りは好きです。しかし、鬼のように重たいハンドルとトラブルが多い事、そして間違 いなく雨漏りする事など実際に所有するにはそれなりに勇気が居る車です。 95年と言えばたった7年前で輸入車の品質が向上した頃で、全体的にトラブルが少なくなっています。しかし、こ の車に関しては古い輸入車と同じように面倒をみてあげる必要があります。特に水と油の管理はマメにしなくては なりません。まぁ、本来は運行前点検はドライバーの義務ですから、当たり前の事なんですが、今の車に慣れた人 が乗りっぱなしにすると痛い目に遭うかもしれませんので注意が必要です。 |
1993年 アルファロメオ155TS 8V(2003.2.5掲載)
| 今回の車両は93年式のアルファロメオ155TSです。155の初期モデルでして、エンジンはアルファロメオ製 の8Vエンジンです。(途中からはフィアット製の16Vに変更になりました。) 8Vエンジンは一部マニアの間では人気があるようです。また、イタ車では鬼門のタイミングベルトもチェーンタ イプなので交換不要?って言う所もセールスポイントになります。 また、この車は見た感じはノーマルなのですが、実は色々とモディファイされています。例えばアルミがQ4と同 じ2or3ピースの15インチだったり、シートがハーフレザー、ステアリングが革巻、同色バンパーになっていました。 今回の購入者もこの辺を大変気に入っていただけました。 (実はモディファイ箇所をお客さんから教えて貰ったんです・・・) 今回は京都から滋賀、岐阜へ高速道路を中心とした約180kmの行程をドライブしました。 エンジンを掛けて、軽くアクセルを煽ると、なんとも気持ちが良い音が響きます。マフラーはノーマルでしかも新品 が付いているのに、まるでスポーツマフラーが付いているようなエグゾーストノートを響かせてくれます。 背が低い私が運転すると、ちょっとアップライトな姿勢になる所は他のイタ車とあまり変わりませんが、クラッチや ブレーキなどの操作は結構軽めですので、MTが運転できれば女性でも全く問題なく操れそうです。 流石に10年落ち(走行は6万km弱)なので、ボディは全体的にヘタってまして、一般道ではちょっとした凸凹でも ボディが軋むような感じが伝わってきます。 また、足も結構固めなので、乗り心地は決して良くは無いですが、スポーツカーって思って乗れば快適なのかも 知れません。 アルファロメオと言えばやっぱりエンジンって思う人が多いと思います。私もそう思っている一人なのですが、この アルファロメオ製2リッターツインスパークエンジンは決して馬力がある訳では無いし、実際に走らせた体感スピー ドも速く無いのですが、とっても気持ちが良いです。 最近の日本車のようにやたら高回転まで回る訳では無いですが、程良く高回転まで回り、そして心地よいエンジン サウンドを聴きながら加速する感じは、アルファロメオが良いって言われる理由が解ったって思えてきます。 かなり抽象的で申し訳ないのですが、ついついアクセルを踏む足に力が入ってしまったり、一つ下のギアで走りたく なったりするエンジンです。 今回は真っ直ぐな道が多くて、コーナーリングが全く試せなかったのですが、交差点を曲がった感じでは、FFですが 結構クイックな感じがしました。 装備ですが、走りのアルファロメオなのに、155は結構豪華装備です。オートエアコン、電動シート(シートヒーター付 き)などが標準装備されています。 ただ、全体的に安っぽい(プラスティックが多い)感じは否めません。また、10年で天井の内張が所々剥がれてきて いたり、ダッシュボードに割れがあったりしている所は、今までの保管状態にもよりますが、ちょっと頂けません。 また、保管状態からくるもので、外装の色ボケです。特にアルファ・レッドは板金・塗装をしてなくても、ルーフ・ボンネッ ト・ドアなど各パネルの色が違ってしまい、全体的にピンク色になってしまいます。 今回の車はルーフを除いて、同色で塗り直ししているので、塗装の状態は良かったですが、新車時から雨ざらしの車 は結構凄い事になっています。水銀灯の下で見るとその違いが顕著に見られるので、赤のアルファ(イタ車)を考えて いる人は昼間と夜の両方見た方が良いですよ! |
| 今回のアウディA3は97年式でA3の初期型です。今はターボ付きや5ドアなど色々とバリエーションがあるA3ですが、 この当時は1.8リッターNAの3ドアのみのラインアップでした。 エンジンはアウディお得意の1気筒当たり5バルブのDOHCエンジン(この車は4気筒なので全部で20バルブです。)です。 5バルブのDOHCって聞くと、もの凄くスポーティーなのかなぁって期待してしまいます・・・ 今回は一般道のみ2時間ほど運転しました。 乗り込んでエンジンを掛けた時に思うのは、意外にエンジンから伝わる振動が大きい事です。A3はプレミアム・コンパクトと 言われるカテゴリーで同じようなサイズのゴルフとはひと味違って欲しかったって感じです。 実際、昨年納車したゴルフGTIと比べると、新車のゴルフの方が圧倒的に振動も静粛性も上でした。(同じコンポーネンツを 使用していると思うので、ゴルフも6年後は振動も音も大きくなると思いますけど!) 乗り心地はドイツ車らしく、比較的固めです。しかし、路面の凹凸で跳ねてしまうような事はありません。また、装着されてい たタイヤも交換されてから半年くらいのミシュランのコンフォートモデルだったので、これも乗り心地に良さに貢献していると思 います。 エンジンはスポーティーなイメージを持つ5バルブDOHCエンジンですが、実際の走りは全くの実用エンジンって感じで、低速 トルクが太くて、ATとの相性は非常に良い感じでした。 ただ、アクセルをグッと踏み込んで、キックダウンさせて、ゼブラゾーンが始める6千回転近くまで回しても、気持ちよく回るって 感じではなく、高回転になるとちょっと苦しそうに感じてしまいました。 街乗りで使うには全く問題ないし、低速トルクもあるので、変にスポーティーな味付けのエンジン+ATの組み合わせよりも、使 いやすいとは思います。 インテリアで気になったのは、ステアリングやシフトノブがウレタン製だった事です。小さくても高級って感じのアウディなのです から、出来れば、この辺は革巻にしてほしかったです。 また、メーターパネルの証明が真っ赤で、夜間、長時間運転したら、目がちょっと疲れそうかなぁって感じます。(ちょっと前にあ る自動車評論家の方も指摘していたような気がします。) 同じカテゴリーにある、BMW318tiと比べてみると、スポーティーさではBMWの方が一枚上手かなぁ?って思いますが、イン テリアやエクステリアのデザインはアウディA3の方が高級感もあり好感が持てます。 流通量も少ないので、アウディA3狙いで中古車を探す人はあまりいないのでは?って思いますが、普段は1人or2人しか乗らず、 4、5ドアの必要性を感じてない人、上質なコンパクトカーをお探しの人にはピッタリの1台ではないでしょうか? 元所有者の方から私のインプレッションに対してコメントを頂きました。 まず、A3の振動が大きい点は、おっしゃるとおり。特に、BMW318tiと比較するとエンジン音と振動が大きかったと体感出来 ます。特に、アウディA3では高速道路を走っているとエンジン音でカーステが聞こえにくいと感じることがありました。それに 対して、BMW318tiは100+αkm/hで走行しても、エンジン音はさほど気になりませんでした。 エンジンの高回転での苦しさも確かにありました。 この2点ではBMW318tiが圧勝って感じです。 インテリアについては、ご指摘どおり、ステアリングやシフトノブが革巻のBMW318tiの勝ちって感じで、それ以外のところはア ウディA3の方が良かったです。 特に、シートがアウディA3の方が圧倒的に座りごこちがよくて疲れなかったです。(BMW318tiのシートが疲れるというのではなく、 アウディA3のほうが座りごこちがよかったかなって感じです。) また、アウディA3の場合、肘掛のフタを空けるとドリンクホルダーになったり、シートの下に収納ボックスがあったりして、便利でした。 また、パワーウィンドウのスイッチとハザードのスイッチが、BMW318tiはシフトレバーの横にあるので非常に操作しにくいです。目線 を外さないと位置がわからないのでちょっと危険って感じです。 アウディA3の赤いメーターパネルの照明で、目が疲れることななかったです。むしろ気に入ってました。特に温度計が便利で良かった です。 結論としては、 エンジンと足回りについては、BMW318tiがとてもよく、高速コーナーの安定感は抜群です。(これはFRの影響もあるのかな?) ただ、ブレーキとハンドルの遊びがあまりない感じがします。 高速道路中心の燃費はアウディA3の10km/Lに対して12km/Lでした。 それ以外はアウディA3がいわゆる高級感もあってよかったです。後部座席を倒してトランクスルーにしたときもフルフラットにできるし。 しかし、クルマは走るためのものですから、318tiが勝ち?ですかね。BMW318tiの乗り心地はスポーティって言うより静かな高級車っ て感じがしました。 |
1992年ポルシェ968ティプトロ(2,003.3.21掲載)
| 今回の車は92年式、今から11年も前の車なのですが、走行距離はたったの3万km弱です。前オーナーはガレージで大切に 保管してあたったので、ボディの艶もしっかりしているし、内装に至っては新車の雰囲気さえあります。 (流石に匂いはしませんでしたが・・・) 今回は買い取りした家から店まで首都高速を中心に約1時間半ほどドライブをしました。運転して最初にGSに寄り、ガソリンを 満タンにしたのですが、なぜかフューエルゲージが動きません・・・もしかして、故障?って思ったのですが、暫く走っているうち に正常な値を指すようになりました。 多分、前のオーナーがあまり乗らず、ガソリンを入れる機会も少なかったので、タンク内の部品の動きがちょっと渋かったのかと 思います。 都内の混み合った一般道を走らせていると、低い着座位置と、ポルシェ特有のメーターやステアリングがポルシェに乗っている! って思わせるのですが、実際の走りはいたって普通の車です。 特に低速トルクが極端に太いわけでも無いので、ATでストレス無く走らせるって感じはなく、どちらかと言うと、ちょっと遅い感じ です。同じ年式くらいならBMW325の方が確実にストレスを感じないと思いました。 ガソリンを満タンにして、いよいよ高速ドライブが楽しめる首都高速に入ったのですが、生憎の渋滞ばかり・・・まぁ、止まるような 事は無かったのですが、終始60km/h前後のスピードで流れていて、この車の本当の力を感じる事はほとんど出来ませんでした。 ただ、時々、追い越し加速をする機会がありましたので、ティプトロのシフトを素早くダウンさせて、一気にアクセルを全開に踏み 込み、エンジンの回転数が4000回転を過ぎた頃から、モリモリとトルクを感じ気持ちがよい加速をしてくれました。 3リッター4気筒エンジンで、1気筒当たりの排気量が大きいですからそれほと高回転型のエンジンでは無いのですが、この車の 美味しい所は4000回転以上回した所でした。 乗り心地は比較的固めですが、スポーツカーですから、この位は仕方がないでしょう。首都高速にある高速コーナーではロールが 充分に抑えられともて気持ちがよいコーナーリングをしてくれました。 内装はかなりプラスティッキーで、高級スポーツカーと言うにはちょっと質素な感じがしますが、これは今も昔もポルシェはこうなの で、仕方がないでしょうか? 個人的には後期に発売された、ちょっとスパルタンな6MT搭載のクラブスポーツの方が興味がありますね! |
| このメルマガの読者さんならエスパスってどんな車かご存知の方が多いと思いますが、超簡単に書くと”ルノー製の ミニバン”です。日本へは正規輸入がされてなかったので、街で見かける事はほとんど無いですが、一応、ヨーロッパ では高級ミニバンの先駆け的存在です。 今回運転しましたエスパスは94年式のPRV製3リッターV6エンジン+ルノー製4ATの組み合わせです。 外観はちょっと未来的なデザインで、あまり古さを感じる事は無いのですが、エンジンやミッションは一世代前って感じです。 内装はいかにもルノーって感じのプラスティッキーなインパネが、とても”高級”って言葉は連想できません。シートの表皮 の柄も、ちょっとポップな感じで、同年代のルーテシアとさほど変わりません。 2−3−2レイアウトのシートは取り外しや回転などして、かなり多彩なシートアレンジが出来ます。座り心地は流石フランス車 って感じで、どこのシートに座っても、なかなか気持ちがよいです。 3列目はあまり使わないから、普段は外して、自分用のイスにするって言うのもなかなか良いアイデア?って思うのは私だけ でしょうかねぇ・・・ PRV製V6エンジンは流石に古くささを感じます。アイドリング時の振動もそこそこで、最近の4気筒の方がよっぽど静かって感じです。 でも、排気量が3リッターもあるので、トルクが太く、都内のストップ&ゴーが多い道路でも、ストレスを感じる事はありません。ただ、AT のシフトプログラミングがちょっとイマイチで、なかなかシフトアップしなかったりするので、低速ギアに固定され、都内のように流れが緩や かだど、ちょっとギクシャクする場面もありました。 見た感じはちょっと大きめなボディですが、ボディ全体がFRPで出来ているので、意外に車重は軽く、車両重量は1480kgです。 その軽めのボディのお陰で、ちょっとした追い越し加速や合流加速は、ミニバンらしからぬ加速を見せてくれます。まぁ、最近の 日本製ミニバンの方が圧倒的に速いと思いますけど・・・ 並行車と言う事で、メンテナンスの面では、やや不安面もあるのですが、日産がルノーの輸入元になってからは、古いルノーの パーツも安定して供給してくれているようですし、何かトラブル時には相談にも乗ってくれるようです。 (まぁ、中には直らない物もあるでしょうが!) 今回も納車前整備時に交換したエアクリーナーフィルターなどは、1週間以内に入庫しましたし、各種ベルト類やホース類は他社の 物を流用出来ましたので、そうそう困る事は無いでしょうね! ちょっとお洒落なエスパスに乗って、友達を誘ってドライブに行ったら楽しそうですね!(実現させる前に売れてしまいました・・・) |
1997年ルノー・メガーヌクーペ16V(2003.4.29掲載)
| 皆さんもご存知だと思いますが、メガーヌシリーズは非常に多彩なボディバリエーションを持っています。最初に日本に導入 されたのは、5ドアハッチバック、2ドアクーペ(普通のATと5MTの16V)です。 その後、ミニバン風のセニックやカブリオレ、最後にセニック+4WDのRX4などが発売されました。 全体的に楕円をモチーフにしたデザインは、スポーティなはずのクーペも、ちょっと可愛らしく見せてくれます。個人的にはグチャっと 潰されたようにも見えます。クーペの全長は393cmと、同一セグメントの中では最も短い部類に入ると思います。ちなみに、 プジョー306は399cm、VWゴルフは402cmです。余談ですが、全長が4m未満だとフェリーの運賃が安いです! インパネ周りも楕円を基調としたデザインですが、唯一、ホワイトメーターがスポーティーな雰囲気を演出しております。 シートは特別バケットタイプではなく、やや大きめで、フランス車らしい、ふっくらとした乗り心地のシートです。この辺は個人的に かなり好きなシートです。ただ、サスペンションがかなり固めなので、乗り心地はあまり良くないです。 固めの足の為、走りはかなりカチッとしている感じもするのですが、サスペンションのストロークが結構大きい感じで、ロールは やや大きめです。 現在、装着しているタイヤがスタッドレスなので、高速コーナーでの踏ん張りがイマイチで、ハンドリングのフィーリングはよく ないです。この辺はややグリップの良いタイヤに履き替えれば、かなり改善されると思います。 首都高速のような高速コーナーが続くような道で、ちょっと飛ばしめで走ると、やや大きめのロールと、踏ん張りの利かないタイヤの 相乗効果で、ちょっと怖い感じもします。 エンジンはスポール・スピダーと同じもので、かなり元気に回ります。吹けあがりも気持ちよく、ついつい普段より1段下のギアで 走りたくなります。(噂ではウィリアムズチューンらしい?!) ただ、元気が良すぎて、雨の時などは、アクセルを丁寧に踏んであげないと、すぐにホイルスピンをして、前に進んでくれません。 同一セグメントのスポーティなモデルと比較(プジョー306s16、VWゴルフGTI、アルファ145)すると、一番じゃじゃ馬 っぽい感じがします。 人とはちょっと違ったモデルを考えている人に、お勧めの1台だと思います。 |
| 01年モデルの1.4リッターのRXTは、実は希少なモデルなんです。現在中古車で流通している車を見ると分かるのですが、 ほとんどが1.6リッターのRXEで、RXTはほとんど見かけることがありません。実際にどれだけの数が輸入されたか分かり ませんが、元のオーナーさんの話では100台以下らしいです。 エンジンはRXTが1.4リッターDOHC96馬力、RXEは1.6リッターSOHC90馬力です。RXEを運転したことが無いので、 何とも言えませんが、この手のコンパクトカー+ATの場合はトルクが太いRXEの方が相性は良さそうですね! 今回は都内を中心に約1時間ほど運転をしました。最近の欧州車は昔と比べると本当に静かになりましたが、このルーテ シアもアイドリング時の音や振動は日本車の同クラスとほとんど変わらないものでした。走り初めて、すぐに感じるのは、や はりトルク感の無さです。ATのシフトプログラミングにもちょっと問題があるのかも知れませんが、アクセルを踏み込んでも 加速感はイマイチ・・・約1tのボディに対して1.4リッターエンジンは決して役不足ではないはずですが、その加速感はストッ プ&ゴーの多い都内ではちょっとフラストレーションが溜まるかもしれません。 ただ、アクセルを深く踏み込み、より大きな加速を要求すると、急に元気になります。特に高回転域では、かなり心地よい エンジンサウンドと相成って、結構気持ちよく走ってくれます。ATも高回転まで引っ張っても、すぐにシフトアップせず、状 況に応じて低ギアにホールドするようなプログラミングになっていて、加速後の減速時には十分なエンジンブレーキを得る 事も可能です。 スポーティーに走らせた場合は、このシフトプログラミングは好印象ですが、都内のような低速走行が多く、ストップ&ゴー の場面が多いような走行条件の時は、ちょっとギクシャクする感じがあり、運転していても違和感を覚えます。エンジンの フィーリングから見ると、MTや最新のクイック5のようなセミATの方が相性が良いのかも知れません。 乗り心地に関しては、前モデルのルーテシアと比べ、かなり固めになり、雰囲気的にドイツ車的になっています。また、定 評のあるシートですが、こちらも昔より硬めになっていて、フランス車独特のあの乗り心地からはちょっと遠のいてしまった 感じがしました。 インテリアデザインは相変わらずプラスティッキーで、安っぽく、ファブリックのシートの柄もかなりポップな柄で、フランス車 らしいチープさが残っています。前モデルがちょっと個性が無いデザインでしたが、このモデルは街中でも目を引く個性的な デザインをしていて、ちょっとおしゃれに、そして人とは違った輸入車が欲しいと思っている人には向いているのでは無いで しょうか? 税金や保険などの面で1.4リッターのRXTはメリットがありますが、実際の使い勝手を考えると、1.6リッターのRXEの方が 良いのかなぁって思います。 |
2000年プジョー206XT(2003.6.2、2003.6.6掲載2回分)
| 今回は都内のみ約1時間ほどドライブしました。日曜日の夜だったので都内の幹線道路は比較的空いていて、流れにのって走っても、 制限速度を軽くオーバーしていました。私の店に入庫して、まだ1週間位しか経って無く、私自身、店の前を数十メートル移動させただ けで、その時は「意外にトルクがあるな」って思っていました。 実際に走らせてみると、ゼロスタート時は確かにトルクもあり、軽くアクセルを踏んだだけでも、スッと前に出る感覚がありました。 しかし、有る程度流れに乗りながらも、ストップ&ゴーを繰り返すと、色々と気になる点がありました。 一番気になるのはATのシフトプログラミングです。2速→3速へのシフトアップのタイミングがやや高回転気味で、4,50km位で アクセルを戻すと、かなりきつめなエンジンブレーキが掛かってしまい、ちょっと運転がギクシャクしてしまいます。逆に4速に入るの が早く、60kmをちょっと超えた所で入るのですが、4速に入ると、今度はトルク不足で、全然加速してくれず、結局アクセルをグッ と踏み込み、キックダウンさせる事になってしまいます。 今回の車は99年式で、日本での発売が始まって間もないモデルですから、この辺の対策がイマイチなのかもしれません。 エンジンはやや音がうるさいです。ちょっと前のプジョーなら、エンジン音を楽しむ事も出来たのでしょうが、このエンジンはただただ ノイズィーな感じでした。 先日運転した同じ1.4リッターエンジンのルノールーテシアと比べると、車そのものの完成度はルノーのが上のように感じます。 ルーテシアのATもまだまだって感じは否めませんでしたが、206よりは良いって印象です。 都内の整備工場で納車前点検を終えた206に乗って、会社まで都内の一般道を約45分ほどドライブしました。相変わらず、AT のシフトプログラミングの悪さからくるギクシャク感に、イマイチ気分が乗れてません。試しに、ATのセレクターレバーをマニュアル 操作してみましたら、これがなかなが具合が良いのです。特に2速辺りで引っ張り気味に加速して、3速に入れて走るよう場面で は、なかなか元気が良い走りをします。 このプジョーの1.4リッターエンジンのMTに乗ったことが無いので、はっきりした事は書けませんが、MTの方が相性は良さそうです。 まぁ、本国フランスでは、この手の車をATで走らせるような人はいないでしょうからね! なんとなく、気持ちよく走らせるコツを掴んでから、高速に乗りました。川崎から横浜陸事がある港北まで第三京浜を約15分ほどの 短い高速走行ですが、試乗的意味合いには充分な距離です。料金所で、高速券を受け取り、ATをDレンジに入れたまま、加速して、 本線への合流です。相変わらずシフトアップが早くて、充分な加速が得られなかったので、アクセルをグッと更に踏み込みました。 しかし、キックダウンしてくれません・・・ギアはとっくに4速に入っていて、アクセルを目一杯踏み込んだのですが、ボーっと加速を していくだけでした・・・ 体感的に”遅い!”って感じです。 無事に本線に合流して、80km+αで流れに乗っている時は、エンジンの音も静かだし、特に気になるような風切り音やロードノイズ もありませんで、良く出来た車って感じでした。ただ、追い越し加速をしようとしても、相変わらずキックダウンしてくれないので、ATを 3速にシフトダウンしなくてはなりません・・・ 帰りの高速で試しにアクセル全開で加速したのですが、ATがエコノミー(通常モード)の場合は、4千回転くらいでシフトアップしてし まい、このエンジンの元気な所を使うことなく、4速までシフトアップしてしまいました。スポーツモードに入れて、再度試しましたが、 こちらだと、5千5百回転位まで回ってくれて、充分な加速を得る事が出来ましたが、レブリミットがある6千5百回転までは使う事は 出来ませんでした。 プジョーと言えば、スポーティーなイメージが強いのですが、この206には足回りがちょっと固めな所を除けば、全くスポーティーを 感じる事が出来ず、昔のプジョーを知っている人にはちょっと物足りないかもしれません。 まぁ、スポーティーな走りを期待する人は、最初から1.6リッターのXSや2リッターのS16を選ぶんだろうけどね! |
| さて、今日は昨日、名義変更に行った、ルノー・セニックRX4のイン プレッションをお送りします。 今回は一般道のみ約1時間半ほどドライブしました。 セニックRX4と聞いて、どんな車かピンと来た人は相当な車好き? 私は東京で走っているのは一度も見たことがありません。(ショールー ムに展示してあるのを数回みただけです。) ご存知ではない人は是非、ネットで調べて欲しいのですが、簡単に言え ばノーマルのセニックの4WD版です。しかし、ただ4WDにしただけ でなく、車高を15cmも高め、オーバーフェンダーや背面タイヤ、グ リルガードなどを装備して、かなりクロカン仕様にしてしまったセニックです。 ちょうど、店にノーマルのセニックがあったので、2台を並べて展示し てみたのですが、車に詳しくない人は、両車が同じ車だとは分からないみたいでした。 運転席に乗り込んでみると、概観のワイルドさとは裏腹に、いたってノ ーマルな感じです。唯一、ノーマルのセニックと違うのは、足元にクラ ッチペダルがあり、シフトがMTになっていることでしょうか! そう、RX4はMTのみの設定です。(右ハンドルです。) エンジンは2リッターDOHC16Vの135馬力です。なんと可変バ ルブタイミング機構付き!なんだかとってもスポーティーな感じのエン ジンですが、実際の走りは、いったって普通のエンジンでした。 エンジンを掛け、アイドリング時は非常に静かで、(最近のヨーロッパ 車の静粛性の高さには本当に驚かされます。)1速に入れて、ゆっくり と走り出してみると、トルクも十分にあり、ちょっと走っただけで、使 いやすそうなエンジンだなぁって感じました。 また、ちょっと空いている区間で、アクセルをグッと踏み込んでみたら、 気持ちよく吹き上がっていき、1.5t弱のボディをあまり感じませんでした。 ノーマルのセニックのATとの組み合わせも悪くないですが、このMT でキビキビ走らせるのも、フランス車っぽくて、私は好きですね! 乗り心地ですが、車高が高くなっているので、フアフアするかなぁって 思いましたが、そういったことはほとんどなく、走らせた感じはノーマ ルのセニックとほぼ同じような感覚でした。 ただ、目線が他の車よりも高くなるので、普段、ミニヴァン等の乗りな れないNakamaeは、なんだかトラックにでも乗っているような気分になりました。 最後にいつも絶賛するフランス車のシートの話ですが、この車のシート はちょっと?です。座面が高い位置にあり、普通に座っていても、足を 下に下ろすような感じになり、お尻に全体重が掛かってしまい、長時間 座っていると、ちょっと疲れそうです。 人とはちょっと違ったタイプのミニヴァンをお探しの方にピッタリな1台 では無いでしょうか? 近年のルノーは3年6万km保証が付いているので、今回の車両もあと1年は メーカー保証を受けられます。 |
1996年 FIAT クーペフィアット16V(2003.8.26掲載)
| 車は96年式の16Vターボです。走行は5.4万kmでした。2年前の車検の 時の記録を見ると、タイミングベルトやエンジンマウントなど主要 部品が交換されていたので、非常に調子は良かったです。(一部、アイ ドル不調はありましたが・・・) クーペフィアットと聞くと、やはりあのピニンファリーナの美しいボデ ィラインを想像しちゃいますね!フロントフェンダーからリアにかけて 斜めに切り込まれたデザインはかなりキテマス! そして、運転席に乗り込むと、ボディと同色のパネルがあり、そこに誇 らしげにピニンファリーナのロゴが貼り付けてあるのも憎いですね! シートはバケットタイプのシートで、座り心地はなかなか良好ですが、 シートポジションがやや高く、ちょっとアップライトな感じになり、ス ポーティさを感じる事が出来ませんでした。 シフトストロークもやや大きいのも、マイナスポイントです。しかし、 シフトフィールはFFなのにカチッとしていて、かなり好印象でした。 クラッチに関してはやや重めで、以前運転したクーペフィアットも重め でしたから、この車種は全体的に重めなんだと思います。ただ、慣れて しまえば苦にならないと思いますよ。(私はこの車を運転したあと、自 分のアストラGSIに乗り込んだら、あまりにクラッチが軽いのでビッ クリしてしまいした・・・) エンジンはDOHC4気筒+TURBOです。最近のターボエンジンは全域ターボ パワーって感じで低速からジワッと効いているので、どこからターボ? って感じの車が多いですが、この車のターボは自己主張がきつく、アク セルをグッと踏み込んで、ワンテンポ遅れてドカッとターボが効く、所 謂「ドッカンターボ」です。 街乗りで、ターボを効かせるような走りをすると、かなりギクシャクし てしまうので、普段はターボを感じる事は無いかなぁ?時々、信号ダッ シュでターボパワーを実感する事は出来るかも知れませんが、すぐに減 速するでしょうから、環境や燃費の事を考えれば、ここ一番意外はNA の気分で良いでしょうね! ただ、低速トルクはそれほど太くないので、一般道は見た目のスポーテ ィさとは裏腹に遅いです・・・まぁ、普通に流れにのって走るには全く 問題は無いですけれどね! 今回は短い区間ですが高速も運転しました。雨が降る中だったので、飛 ばす事は出来ませんでしたが、80kmくらいからシフトダウンしてアクセ ルを踏み込んだ時の胸をすくような加速はターボでなければ体感出来な いものでしょう。 今回はハンドリングを試すような所を走行しなかったのですが、今回の 運転では、頭が重くアンダー傾向が強いように感じられました。まぁ、 この車は実際の走りよりは、雰囲気を楽しむ車の一つなのかも知れませんね! 欧州ではベィビー・フェラーリなんって呼ばれ方をしているそうで、尖 ったデザインと走りがフェラーリを彷彿させているのでしょうかねぇ? ここからはちょっと余談ですが、クーペフィアットのヘッドライトはア クリル製?のカバーで覆われているのですが、これが経年変化で雲って しまいます。かなり頑固なもので、コンパウンド等で磨いても綺麗になりません。 そこで、カバーだけ交換出来るかなぁって思ったら、ヘッドライトアッ シーでの交換とのこと、片側5万円以上します・・・ また、プロジェクタータイプのヘッドライトはかなり暗めです。後付の HIDの取り付けも検討したのですが、ヘッドライト本体がボンネットに 取り付けてあるため、HIDユニット(バラスト等)を設置する場所が無く かなり無理をしないと付けられないって事があります。 初期型のクーペフィアットを探す場合、出来れば屋根付き車庫に保管さ れていたような車で、タイミングベルト等をしっかり交換されている車 を探すようにした方が良いでしょうね! |
| 90年式のBMW320iは現行3シリーズからみると、2世代前のモ デルです。新車が発売されていた頃、日本はバブル景気まっただ中だっ た為、ヨーロッパのプレミアム・コンパクト・セダンであった、3シリ ーズは「六本木のカローラ」って呼ばれていました。 確かにボディサイズはカローラ並ですから、仕方がないのかなぁって思 いますが、そのカローラサイズの車が新車時は390万円もしたんです。 当時の日本車と比べ、装備もかなり簡素で、エアコンはマニュアル、パ ワーウィンドウは付いてますが、ワンタッチ機能は無し、オーディオは ラジオとカセット、etc・・・ 当時学生だった私は、400万円近いお金を出して、なんでBMWなん か買うんだろう?って思っていました。 (実はBMWに就職するまで、同じように思ってました・・・) エンジンはBMWお得意のストレート6(SOHC)、世の中的にはシ ルキーシックスなんって呼ばれ、絹のように滑らかな回転をするエンジンです。 では、実際の所はどうかと言いますと、アイドリング時は振動も大きく、 エンジン音もかなり大きいので、静かな住宅地ではエンジンの暖気など はちょっと気が引けて出来ません。 街乗りでは、ATとのマッチング(プログラミング)が悪く、かなり鈍 くさい走りで、国産リッターカーに軽くぶっちぎられます・・・私も都 内で、回りと同じペースで流そうと思うと、ゼロスタート時はアクセル ベタ踏みです・・・それでも遅いです。 正直、この車を市街地を軽く乗っただけでは、良さを伝える事は無理! 私もBMWで営業時代に初めてE30に乗り、最初はこの車の良さが全 く理解出来ませんでした。 では、本当にこの車(エンジン)の良い所はと言いますと、3000回 転を超えた辺りを常用するような高速走行の時に、本当のBMWらしさ を感じ取れると思います。 4速、100km/h+αで走行すると、ちょうど3500回転位です。 この辺になると、エンジン音も急に静かになり、エンジンの振動も少な く追い越し加速もとても気持ちがよいです。しかも、エンジン音が少し 高音で気持ちがよいのです。街乗りで見せる、あの鈍くさいBMW32 0iが全く違った車に感じます。 乗り心地はドイツ車らしい固めのセッティングですが、決してゴツゴツ した感じではないので、乗り心地は良い方だと思います。車の性格から して、コーナーを積極的に攻める車では無いですが、前後の重量バラン スが50対50に近い(E30の場合は57対43位です。)BMWは ノーマルでも充分に気持ちがよいコーナリングを楽しませてくれます。 ノーマルの限界がそれなりに高いので、普通の人が運転したらなんとな く運転が上手になったのではないか?って錯覚するかも知れませんね! ただ、2リッター6気筒の組み合わせは低速トルクが細く、ATとの組 み合わせでは、エンジンの本領を発揮させにくいので、本国同様のMT で運転したいです。MTで3000回転以上をキープして走らせれば、 ATとは全く違った車のように走りますよ! 丸目4灯のBMW独特のあのデザインは、新車発売終了から10年以上 経った今でも決して色褪せるものでは無いと思っています。中古車相場 的には底値ですから、狙い目の1台でしょうね! |
1995年フォード・プローブGT(2003年9月15日掲載)
| フォード・プローブって、私はマツダ・MX6のOEM版で、日本で作 っていると思ってました・・・しかし、実際の所はキチンとアメリカの フォードの工場で作られた立派な?輸入車です。 ベースになっているのは前述のマツダ・MX6で、エンジンやミッショ ン等、かなりの部分を共有しています。 エクステリアデザインは、正直なかなか格好良いって感じです。新車で 発売されたいた頃は、ちょっと欲しいなぁって思った位です。特に前面 の雰囲気はフェラーリ456っぽい?って強引に思ったりもしました。 ただ、全体のデザインとしては、リアの居住性を確保する為か、元々が セダンベースの為なのか、ちょっと間延びした感じがします。全長もこ の手のクーペにしては長く4.7mもあります。 (MベンツのCLKよりも長いのです。) インテリアは日米混血って感じがします。インパネ周辺は日本車と同じ ですが、シートのデザインや造りはアメリカン(ちょっと安っぽいって 意味です・・・)オーディオが他のフォード車と同じ物が付いていたの で、やっぱりこの車はフォードなんだぁ・・・って思いました。 運転席に座って最初に感じるのが、ルーフが低い割に着座位置が高く、 カチッとしたドライビングポジションが取れないって事です。私はシー トを前に出し、ハンドルの10時10分の位置に両手を置き、両肘が軽 く曲がる位のポジションが好きなのですが、このポジションを維持しよ うとすると、フロントスクリーンとルーフの境目の所が目線に入り、か なり窮屈な感じがしました。 結局、少しシートを倒して、運転する事にしましたが、こうすると、元 々見切りが悪いフロント周辺が全く見えず、ちょっと運転しづらく感じました。 エンジンはマツダ製2.5リッター DOCH V6エンジンで、165馬 力あります。見た目がスポーティなのでちょっと期待して乗り込んだの ですが、完全に裏切られました・・・ 2.5リッターエンジンの割に低速トルクがなく、出足が鈍く、都内など ではちょっと使いづらい感じです。その後、高速に入り100km+αで走行し ましたが、80km辺りからの中間加速も鋭さに欠け、なんとも大味なエンジ ンフィールです。個人的にはトーラスに搭載されているアメリカ製のV6 やモンデオのV6(ベースは同じマツダ製らしいですが)の方がスムース だったように感じます。 乗り心地は日米ハーフ!特に柔らかい訳でもなく、堅い訳でも無いです。 何処に出もある国産セダンと同じかなぁ?ただ、ボディ剛性がイマイチな のか、高速道路の継ぎ目などでボディ全体が軋むような感じを受けました。 この車が発売された頃、スペシャリティーカーって言葉がありましたが、 このプローブはまさにスペシャリティーカーなのかも知れません。見た目 はスポーツカーだけど、走りは普通の車って事でしょうか? 中古車相場がガタガタで激安で仕入れられるので、走りが良ければ仕入れ ようかなぁって思いましたが、残念ながら、積極的にお勧めするような車では無いですね! |
1993年オペル・アストラGSI16V(2003年9月23日掲載)
| オペル・アストラの中でも、他のグレードとは一味違う、所謂ホットハ ッチと言われるのがGSIです。エンジンはF3に使用されていたコス ワースチューンエンジンをディチューンした4気筒DOHC16Vです。 (94年からはオペル内製に変更されたそうです。) 新車時の価格は348万円、ちょうどVWゴルフGTIと同じような価 格帯で、ライバルになる車ですね!ただ、中古車になると、その価格差 は大きく水を開けられています。 比較的おとなし目なデザインのアストラですが、このGSIは前後左右 にエアロパーツが付き、ルーフエンドにも大きなスポイラーがあるので、 一目で他のアストラとは違うなって感じます。 インテリアはレカロ風?のバケットタイプのシートや本皮巻きのステア リング&シフトノブがスポーティー感を演出していますが、メーターや インパネ周りは普通のアストラと同じで、大衆車っぽいです・・・ 走りの方ですが、このコスワースチューンのエンジンは一説によると、 重くてエンジンの吹けも悪く、あまり評判が良くありませんでした。し かし、実際に運転してみると、低速から十分なトルクがあり、スポーテ ィーなエンジンにありがちの低速走行時のギクシャク感はありませんで した。 また、高回転もレブリミットの6500回転までキッチリと周ります。ただ レブリミット付近のエンジン音はノイズが多く、スポーティー感をスポ イルしていました。この辺は給排気系のチューニングをした方が気持ち よいかなとも思います。 シフトフィールもFFにありがちなグニャグニャ感もなく、カチッとし ていて、気持ちよくシフトチェンジが出来ます。欲を言えば、もう少し シフトのストロークを短くして欲しいかなぁ?とも思いますが、毎日が サーキット走行じゃぁ無いのですから、このままでも良いかな? 乗り心地は、数ヶ月前にフロントのアッパーマウントを新品に交換し、 タイヤもコンフォートタイプの物に交換した為か、かなりソフトな感じ で、スポーティーグレードにありがちなゴツゴツ感もなく、乗り心地が 良かったです。 この手のヨーロピアン・ホットハッチの中では、ゴルフ以上に野暮った いデザインのアストラですが、流通台数もすくなく、確実希少車になっ てきてますので、程度の良い車を探すのが難しくなってきてます。 しかし、人とは一味違った、自分だけの1台みたいなホットハッチをお 探しの方にはピッタリの1台だと思います。 |
1998年BMW735i(2003.10.18掲載)
| BMWのフラッグシップモデルが7シリーズです。日本にはV12エン ジンを搭載した750ILやL7からV8エンジンを搭載している740i,735iが ラインナップされています。 数年前、BMWディーラーで営業マンをしていた頃の感覚では、中間グ レードの740iが一番の売れ線で、価格的に魅力ある735iはあま り売れてなかったような気がします。(実際の数字は解りません・・・) 98年当時は確か735iも740iも装備にそれほど違いは無かった と記憶しています。価格は100万円以上違い、排気量は900ccほど、馬力 は50馬力ほど違いますが、見た目はアルミホイールの形状が違う位で、 エンブレムを取ってしまえば殆ど違いはわかりません。 そういう意味では、かなり魅力あるプライスの735iですが、中流意 識の強い日本人には7シリーズのボトムレンジを買うのには抵抗がある んでしょうかね? さて、実際の走りの方はどうかと言いますと、BMWのV8エンジンは 日本製V8エンジンと比べると、静粛性や振動などは幾分大きいですが、 車が走るときに出る、心地よいエンジン音などが聞こえる感じで、高級 車としては合格点だと私は思います。 アクセルを踏み込めば、スムースに加速をしていきます。また、アクセ ルを床まで踏み込めば、かなり強烈な加速をしてくれます。ただ、74 0iと比べるとややトルク感、馬力感が無いように感じます。 (比べなければ全く気にならないレベルだと思います。) 都内を中心に走りましたが、非常にジェントルな走りで、全くストレス ない走りをしてくれました。また、アクセルレスポンスが良いので、ボ ディサイズの割りにキビキビとした走りをすることが可能です。 乗り心地は高級車にありがちな、フアフア感はなく、かと言ってゴツゴ ツした感じもなく、なんとも絶妙なサスペンションのセッティングです。 この辺はこの車がドライバーズカーであり、オーナー自らハンドルを握 って運転を楽しめるような感じがします。 装備面では今では時代遅れになってしまった、純正のナビゲーションが 非常に使いづらく、現時点で中古車で購入を考えている人もおまけ程度 って考えた方が良いでしょうね! その他の装備は高級車としては必要十分な装備が揃っています。日本車 だと全く使わないような、無駄?な装備も多いですが、この辺は非常に 合理的にまとまっていると思います。 現行型が大きく太ってしまい、スポーティさが感じられないようなデザ インになってしまい、余計に旧型7シリーズの魅力が感じられます。 ボディサイズや価格面でみても、当然、高級車ですが実際の走りはBM Wの3シリーズと変わらない軽快さがあって、個人的には好きな1台で 最後に中古車の相場等ですが、新車時に100万円以上差のあった74 0iとは30〜50万円ほどしか価格差がないですから、中古車として 考えるならやっぱり740iなのかなぁって思います。 |
2003年BMWミニ・クーパーS(2003.10.15掲載)
| 新型ミニ、見た目は旧型のミニっぽいのですが、全体的に大きくなり、 ミニって名前はどうかなぁ?って感じもしないでもないのですが、カタ ログスペックを見ると、全長は365cmしかなく、プジョー106と同じ位で すから、やっぱりミニですかね!(ただ、全幅は169cmありますけど!) ドアを開けて、シートに座った瞬間、これはイギリス車ではなく、ドイ ツ車じゃぁないの?って感じの硬いシートでした。そして、ドアを閉め た時の音などは、完全にドイツの高級車の音です。 インテリアも旧型ミニの特徴を上手くモダンにリメイクしていて、大型 のセンターメーターが特徴的です。ただ、センターにアナログの大きな メーターがあっても、走行中に見ようと思うと、視線を結構大きく動か す必要があるので、このメーターは機能面よりもデザイン優先なのかな ぁって感じです。 そして、各部にメタル調のパネルが使われていて、なかなかスポーティ な感じがします。ただ、出来れば本物のアルミとか使って欲しかったよ うな気もします。 イグニッションキーを捻ると、静かにエンジンが掛かります。軽めのク ラッチを踏み込み、ギアを1速に入れスタート、アクセルを踏み込まず、 アイドリングくらいでクラッチをミートすると、トルク不足なのか、 エンジンストールしそうになるので、ややアクセルを煽り気味でスター トさせる必要がありました。 (恥ずかしながら1回エンストしてしまいました・・・) ひとたび走り出すと、スーパーチャージャー付きのエンジンは全域トル クフルで、エンジンが1500回転も回っていれば、どのギアでも十分に 加速してくれます。 排気量こそ1600ccですが、運転した感じでは2000cc超のやや排気量の大 きなエンジンのようなフィーリングです。 発信加速でアクセルをグッと踏み込んで、急加速をすると、体がシート に張り付くような加速をしてくれます。正直、ちょっとびっくりする位 の加速でした。 ただ、エンジンが高回転になると、スーパーチャージャー特有のメカニ カルノイズが大きくなり、エンジンサウンドを楽しむようなタイプのエ ンジンでは無いのかなぁって感じです。(3000回転以下ならば、全く気 にならないレベルなので、普段は問題ないです!) オプションの17インチを装着していましたが、乗り心地はまずまずです。 決して硬すぎず、心地よい硬さって感じでした。今回はハンドリングを 試すような場所がありませんでしたが、交差点を回る感じは、ロールも 少なく、クイックな感じがしました。 諸費用を入れるとオプション無しでも300万円くらいするミニ、旧来 のミニを連想すると、相当高いかなぁって思いますが、FF版BMWっ て思えば、逆に安いのかもしれません。 MTのBMW318tiとミニ・クーパーSなら、間違いなくこのミニ の方がFUNだと思いますよ! |
1996年ローバー416トゥアラー(2003.11.1掲載)
| ローバーと言えば、以前は日本の本田技研と資本提携していて、エンジ ン等の多くの部品をホンダ車と共有していました。このローバー416 トゥアラーも、当時のホンダ・コンチェルトと共通車体で、コンチェル トはセダンでしたが、そのルーフを延長してワゴンボディにしたモデルです。 ボンネットを開けると、ホンダとは一味違ったヘッドカバーが付いてい て一見するとホンダ・エンジンとは分からないのですが、燃料噴射装置 のところにPGM−F1の文字が刻まれていて、このエンジンがホンダ 製って分かるところです。 ドアを開けると、最初に目に入るのが赤いパイピングを施してあるレザ ーシートです。非常に高級感がありレザーの品質もよく、5ナンバーサ イズの小型ワゴンでは他に無い高級感が売りです。 ただ、ステアリングやシフトノブ、パーキングブレーキレバーなどにレ ザーを使ってないところが片手間かな?って思ってしまいます。 運転席に座りドアを閉めると、そこは完全なホンダ車でした・・・ドア を閉める音、インパネやウィンカーレバー、各種スイッチ類は全てホン ダと共用で、同年代のホンダ車に乗ったことがある人なら違和感が無い のではって思います。 7年落ち、走行6万km超えのこの車は、各種マウント・ブッシュ類が へたっているらしく、アイドリング時のエンジンバイブレーションがや や大きく、最近の静粛性が高い車に乗りなれている人だと、不快に感じ るかもしれません。 実際に走らせると、マウント・ブッシュのへたりもそうですが、ボディ 全体の剛性不足も顕著に分かり、ちょっとした悪路を走ると、ボディ全 体が軋むような感じがします。 また、一般道を普通に走り、コーナーを曲がっても、ボディ剛性不足か らか、カッチリと決まらない感じがして、どうにも収まりが悪い感じが 否めませんでした。 エンジンはホンダ製ツインカム(ZC型)で、120馬力もあり、どう サイズの欧州ワゴンの2リッタークラスよりも馬力があります。しかし、 全体的にトルク不足で、ATで普通に走っていても、高回転まで回ろう とします。この辺はやっぱりホンダ製エンジンなんだなぁって感じる所です。 エンジンをガンガン回して走ると、結構気持ちよいのですが、この手の 車の場合は、どちらかと言うとおとなしく走るのが普通ですから、でき ればもう少し低速トルクがあった方が良かったのでは?って思います。 日本ではこのエンジンは確かレギュラー仕様だったと思うのですが、こ のローバーはハイオク指定です。日本と欧州でのガソリン仕様の違いが 原因だと思うのですが、この辺は簡単に変更できそうなので、できれば 日本仕様はレギュラー仕様にして欲しかったですね! 輸入車の場合、ハイオク仕様の車にレギュラーを入れると、触媒装置が 壊れたり、他にも原因不明の故障が出る可能性があるので、ハイオク仕 様の車には、必ずハイオクを入れるようにしましょうね! 最後にこのローバー416トゥアラーですが、後期型のローバーエンジ ン+CVTの組み合わせの方は、トラブルが多くあまりお勧めしません。 ホンダエンジンの方はエンジンやミッション系のトラブルは少ないので すが、電装関係はイギリスの悪名高い?ルーカスの部品も使われている ので、その辺のトラブルが起こる可能性がありますので、まるっきり日 本車のように考えるのは危険です。 中身はホンダかもしれませんが、輸入車ですので、ある程度のトラブル は覚悟が必要でしょうね! |
1997年シボレー・カマロZ28 USスペック(2003.11.19掲載)
| 今回の車はUSスペック(アメリカ本国仕様)のシボレーカマロZ28 の30周年記念限定車です。真っ白なボディにオレンジ色のラインがど ハデに入っていて、街中ではちょっと目を引く車です。 屋根はTバールーフで、取り外しできる部分がガラスになっているので、 クローズの状態でも非常に開放感がありました。もちろん、夏場などは 内側からカバーをつけることが出来るそうです。ちなみに、日本仕様の Z28にはTバールーフ仕様が無いそうです。 私はあまりアメ車に詳しくないので、スペック等は省きますが、エンジ ンは5.7リッターV8エンジンです。所謂、ドロドロ系のアメ車ですね! まぁ排気量等から簡単に想像できますが、非常にトルクが太くて、今回 の街乗りでは、アクセルを全開にする機会は全くなく、通常走行では、 ほんのちょっとアクセルに足を載せているだけでOKって感じです。 交差点やちょっとした追い抜きなので、不用意にアクセルを深く踏み込 むと簡単にホールスピンをしてしまいます。ですので、雨の日の運転は 要注意です。 日本車やドイツ車などのV8エンジンといえば、スムースで静粛性が高 いのが一般的ですが、このカマロのエンジンは、同じV8でも育ちが違 うって感じでしょうか?アイドリングから存在感がありますし、エンジ ン音も常に聞こえます。まぁ、これがアメ車の雰囲気を演出しているの かもしれませんがね! 乗り心地ですが、ボディ剛性はあまり高くないので、足回りも決して固 くはありません。ですから、街乗りでは、特にゴツゴツした感じは受け ませんでした。 また、幹線道路でちょっと早めのペースで走った時は、ややフアフアし た感じで、ちょっと安定感に欠けるのかな?とも思いました。まぁ、こ れもアメ車って所でしょうかね? 内装はプラスティッキーで、最近のアメ車同様に安っぽい感じは否めま せんでした。まぁ、この手のアメリカンスポーツに高級感を求める人は 居ないのでしょうけど、国際的マーケットを考えたら、質感の向上やデ ザイン的にも配慮が必要なのでは?とも思います。 最後に乗り心地とはちょっと違うのですが、この車のシートはどうにも 私のように体が小さい人には向いてないようで、乗り始めて30分もす ると、腰のあたりに違和感を感じ、1時間も運転すると、腰が痛くなっ てしまいました。 並行輸入車なので、FMラジオが聞けず、FENを聞きながら名義変更 に行ったのですが、気分はなんだかアメリカンって感じです。巨大なト ルクが生み出す爆発的な加速は魅力的ですが、やっぱり、私はアメ車に は向いてないんだなぁってつくづく思ってしまった1台です。 |
2000年ルノー・ルーテシア16V(2003年12月16日掲載)
| 00年式ルノー・ルーテシアです。走行はまもなく6万kmを迎えるの で、年間2万km走行の過走行車です。しかし、この車はオドメーター を見なければ、その走行距離を全く感じさせません。 過走行車の場合、ステアリングやシフトノブ、シートなどに使い込んだ 感じが出てしまうのもですが、このルーテシアにはそう言った雰囲気は なく、普通の3年落ちの車と変わりはありませんでした。 ドアを開け、シートに腰掛けて最初に思うのは、ジャストフィットのポ ジションが取れないって事です。クラッチの踏みしろが浅く、ステアリ ングの位置でシートを合わせると、クラッチが近くなってしまいます。 背もたれを起こし、シートを下げて、クラッチで合わせると、今度はシ フトノブが遠くて、1速、3速が遠く感じます。まぁ、この辺は右ハン ドル仕様の弊害だと思うので慣れるしか無いでしょうね! ギアを1速に入れて、いざ走り出すと、スポーティな16Vエンジンは 気持ちよい加速を見せてくれます。1.6リッター110馬力なのに、 これだけキビキビ走ってくれれば十分って思いますが、2リッターのル ノー・スポーツも乗ってみたいって思ってしまいました。 小さなボディとスポーティなエンジン+5MTの組み合わせは、都内な んかでも、軽快に走らせることが出来、思わず車線変更を繰り返しなが らポンポンってシフトチェンジして走りたくなります。 エンジンのレスポンスは鋭いってほどではないですが、スポーティな走 りを期待しても裏切られない、ほどよいレスポンスです。ただ、1.6 リッターなので、低速トルクがやや不足しているので、ちょっとした加 速をするのにもシフトダウンをする必要があり、ややシフトチェンジが 忙しいって感じです。 今回は首都高速も走ったのですが、100km/hで3000回転ちょっと回ってい るエンジンはややノイジーで、この車で高速を長距離移動したら、ちょ っと疲れるかな?と感じました。 まだ体がこの車に合ってないので、ドライビングポジションがしっくり こなかったのですが、このMTのシフトフィールはとても感じが良かっ たです。カチっと決まるって感じですね! 同一カテゴリーで見ると、プジョー106S16やVWポロGTIなん かがあると思うのですが、106もポロもスポーティバージョンらしく エアロなどが付いていて、外観の雰囲気が良いのですが、ルーテシアの 16Vはパッと見は非常に大人しいのが、ちょっと寂しいです。 まぁ、本格的なホットハッチがルノースポール仕様って考えれば仕方が 無いのかもしれませんが、せめてフロントスポイラー位は着けて欲しい なぁって思いました。 内装はハーフレザーシートや皮巻きステアリングなどが標準装備で、ス ポーティ&高級なイメージを演出していました。シートはやや固めで、 今までのルノー(フランス)車らしくなく、ちょっと残念です。 この車両は走行距離があとちょっとで6万kmなので、マイカーにはし ませんが、もしもっと走行距離が少ない車があれば、マイカーとして足 に使いたいなぁってまじめに思いました。 見た目は大人しいルノー、でも中身は熱いですよ! |
1997年ボルボS40 T-4(2003年12月17日掲載)
| ボルボのS40と言えば、三菱カリスマとプラットフォームが同じで、 オランダで生産されていた、兄弟車です。このカリスマと兄弟車という イメージが強く、発売当初から販売では苦戦していたと思います。 そんなS40の中に、ボルボお得意のハイプレッシャーターボを組み合 わせたスポーティーモデルがT−4です。外観ではリアスポイラーが付 いてる位で、特にスポーティーなイメージがわくようなものではありません。 ドアを開けると、ハーフレザーシートや皮巻きステアリングが高級感を 演出してくれます。そうこの車は新車時は385万円もして、BMW3 18よりも高かったんです。 運転席にはパワーシートが標準装着されていますが、メモリー機能が無 いのが×ですね!ただ、流石北欧の車らしく、シートヒーターが装備さ れているのは、これから寒い季節には重宝します。 車の暖房は車内全体が暖まり、頭がボーっとしてしまうことがあります が、シートヒーターは腰の周りからじんわりと温まり、非常に心地がよ いです。(ただ、出きれば2段階くらいの調節があれば尚良いのに!) エンジンは1.9リッターのDOCH16Vにハイプレッシャーターボ を装着して馬力はなんと200ps、トルクは30kg以上あります。 最大トルクを3600rpmで発生させるエンジンは5MTとの組み合わせが よくとても運転がしやすいです。 ただ、スポーティーなエンジンと言えば、高回転まで気持ちよく回るの を期待してしまうのですが、低回転でモリモリとパワーを感じ、このま ま回ってくれーって思っていると、6500回転くらいで頭打ち・・・ちょ っと物足りない感じもします。 また、加速感ももっとドッカンターボのようにトルクステアと戦いなが らハンドルを握って走るようなものを想像していたのですが、これも期 待を裏切って、かなりジェントルな加速です。 昨日、ちょっと高速道路も運転したのですが、ちょっと早いスピードで 走りましたが、馬力もトルクもしっかりあるので、非常に運転はし易い のですが、運転を楽しむって感じではないかな?って感じです。 トータル的に見て、非常によく出来た車で、優等生なのですが、運転す る楽しみを得られる車ではないのかもしれません。ただ、右ハンドル+ 5MTの4ドアセダンって他にはあまり無いですから、セダン好きの方 にはお勧めします。 |
1994年BMW318isクーペ(2003年12月18日掲載)
| 94年式のBMW318isクーペはセダンの318とは異なり、DO HCエンジンを搭載して、140馬力もあります。(セダンはSOHCで118馬力) 全幅が1700mmをちょっと超えてしまい3ナンバーですが、基本的には5 ナンバーサイズの手頃なクーペです。日本車で言えばシルビアやプレリ ュードと同じカテゴリーですかね? このエンジンはスペック的にはたいした事がなく、最高出力の140psも6 000回転で発生しますから、それほどギンギンに回るエンジンでも無い のですが、運転してみるとなかなか気持ちよく回ってくれます。 レスポンスが特に良い訳でも無いのですが、アクセルを踏み込んだ時の 加速感はNAならではって感じがして、思わず飛ばしたくなる気にさせてくれます。 数字的にみても絶対パワーやトルクは無いのですが、140馬力の10 0%使い切って走る事を楽しめる車だと思います。個人的にはモアパワ ーって思う事も多いのですが、同じボディで300馬力くらいあるM3 を100%全開で自在に操るにはかなりのドライビングテクニックが必 要ですし、一般公道ではめったに使う機会がありません。 その点、この318isの場合は、町中でも十分にレッドゾーンまで回 せるし、エンジンよりもシャーシやボディーの性能の方が完全に上回っ ているので、不安感もありません。とても扱いやすいです。 初期型はエアロもなく、見た目が非常におとなしいので、走りが好きな 人はスポーツパッケージを選んだ方が良いですが、中古車相場もそれな りに高いので、純粋にBMWらしい走りを楽しむのであれば、ノーマル を選ぶのも手では無いかなと思います。(個人的にはそっちの方がお洒 落って思ったりして・・・) インパネ回りは98年の最終モデルとほとんど変わらず、エアコンの操 作パネルや時計などがアナログになっている位ですから、今みてもそれ ほど古くささは感じませんでした。 シートは相変わらず硬めで疲れないシートです。手動式ですがアジャス ト部も多く、自分のドライビングポジションをとりやすいと思います。 ただ、ステアリングの調整がチルトしかなく、できればテレスコピック も付いていればなぁって思います。 318isは日本に輸入されている数少ないMTのBMWです。排気量 が大きい6気筒や8気筒モデルならATでもBMWらしい走りを楽しめ るかもしれませんが、やはりエンジンが威張っている車はMTで楽しん で欲しいですよね! 映画「トランスポーター」ではV8の735でさえMTで爆走してました! |
1993年Mベンツ220E(2004年1月16日掲載)
| いまだに人気のあるW124シリーズのベーシックグレードである22 0Eは外見は他のモデルと変わりは無いのですが、エンジンが2.2リ ッター4気筒エンジン(DOHC)を搭載していて、ボンネットを開け るとちょっと物足りない感じがします。 この物足りなさは、ボンネットを開けた時だけでなく、実際に走らせて もトルクや馬力不足を感じます。今回は都心部と高速道路、郊外の道路 を1/3づつ運転しましたが、どの場面でも馬力不足を感じずにはいら れませんでした。 元々この時代のメルセデスのアクセルは重く、スタート時には結構強く 踏み込んであげないと、回りの車に置いてかれるような感じがするので すが、この220Eは更にスタートダッシュが遅く、かなりアクセルを 深く踏み込んであげる必要がありました。 まぁ、メルセデスですから、ノンビリ走っていても煽られる事は少ない でしょうから、自分のペースで走るのも有りだとは思いますけど・・・ 今回の車は登録から10年以上、走行も10万km以上なのに、ボディ剛 性はシッカリしていて、ちょっとした悪路を走ってもボディやダッシュ ボードからは軋む音などは聞かれませんでした。 前オーナーがタイヤを17インチにインチアップ(足回りはノーマル) していて、見た感じは乗り心地が悪いかなぁって思ったのですが、実際 に乗ってみると、ボディ剛性の高さも相まって、非常に乗り心地が良く ゆったり運転する事が出来ました。 シートもメルセデス独特の座面が大きく、全体が沈み込みようなシート で、1時間半ほどのドライブでも全く疲れませんでした。 高速道路での直進安定性も流石はメルセデスって感じる位、ピッタっと 安定していて、空いている区間ではクルーズコントロールを使用してい ましたが、ハンドルにちょっと手を添えているだけで100+αkm/hで 巡航する事が出来ました。 ワインディングロードを走ったわけでは無いので、ハンドリングに関し ては特に書く事が出来ないのですが、フロントが軽いので、交差点や町 中のコーナリングは軽快な感じがしました。 W124は最終型(94年式以降)は相変わらず人気が高く、E320 で走行少ないモデルはまだまだ高値で取引されていますが、同じエンジ ンを搭載している93年モデル辺りはだいぶこなれてきています。 割安感があって、移動の道具としてメルセデスを選ぶとしたら、92,93年 モデルの280Eや320Eがお勧めですね!V8エンジンを搭載した 400Eって言うのも好きですが、こちらは維持費がちょっと高くなりそう ですから、やっぱり直6がベストチョイスだと思います! たまにW124に乗って思うのは、こういった車で通勤したら楽チンだ ろうなぁって事です。決して走りは楽しく無いですが、安全で快適な車 ですので、通勤にピッタリですよね!(もっと広い駐車場を借りなくては・・・) |
1976年VWタイプ2(2004年2月25日掲載)
| いままで、駐車場内をちょっと動かす程度なら、空冷エンジンのVWを 運転したことがあるのですが、今回は川崎の店から、東京の品川陸事ま での往復約2時間ほどのドライブでした。 30年以上前の車ですが、オートチョーク機能があり、エンジンはキー を捻れば簡単に掛かります。 メーターパネルにはスピード計と燃料計しかありません。空冷ですから 当然水温計もありません・・・旧車なので、エンジンが温まってから、 動き出そうって思ったのですが、油音計も無いので、とりあえず、数分 間ほどアイドリングしてから出発しました。 この車の場合、クラッチのミートポイントが、奥の方にあり、クラッチ ペダルを少し持ち上げるだけで、すぐに繋がってしまいます。半クラッ チはなるべく使わない方がよいと聞いていたので、動き出したらすぐに クラッチを繋ぐような運転をしていたので、最初はシフトチェンジの度 にギクシャクしてしまいました。 暫く走って、エンジンも十分に温まり、クラッチの癖にも慣れてから、 エンジンの回転数を上げて、引っ張ってみました。加速感はあまり無い ですが、幹線道路を流れに乗って走るには十分な加速でした。エンジン 音は結構大きくなりますが、あの独特の音は心地よく感じました。 ボディサイズの割りには小さな1.5リッターエンジンですが、トルク も十分にあり、街中で4速に入っていても、シフトダウンせずに、アク セルをゆっくり踏み込めば、ノッキングせずに加速してくれますので、 扱いやすく感じました。 前オーナーの話では、高速走行も問題なくこなせるとの事でしたので、 レトロな車ですが、現代でも十分使えそう???。 乗り心地ですが、決してよくありません・・・雰囲気的には軽トラって 感じでしょうか?ちょっと路面状態が悪いと、上下左右に車が揺れて、 安定感がありません。 また、運転席のシートがヘタっていて、普通に座っていると、体が左に 傾いてしまい、どうにも落ち着かないシートポジションでした。 床からニョキっと生えている各ペダルと、寝ているステアリングを操り ながら運転していると、気分はバスの運転手って感じで、こういった車 でノンビリと田舎の道をドライブしたら気分が良いなぁって思いました。 空冷VWの専門店なら、部品も比較的簡単に入手出来ますし、アメリカ から個人輸入すれば、格安で部品も手に入れられますので、旧い車です が、それほど維持費は掛からないと思います。 パタパタと空冷エンジンの音を聞きながら、VWと過ごす車生活も悪く ないかな?(私には無理そうですが・・・) |
1996年ジープ・グランドチェロキー(2004年2月26日掲載)
| 今回は千葉の習志野陸事でしたので、川崎の店からは高速を利用して片 道約2時間ほどのドライブです。(午前11時に出発して、3時半に戻 ってきました!) 先代チェロキーの後継車種として開発されたと言われる、グランドチェ ロキーですが、チェロキーの販売が順調だった為か、チェロキーの上級 グレード的な存在として発売されました。 日本には4リッター直6エンジン搭載モデルと、5.2リッターV8エ ンジン搭載モデルがあり、4リッターモデルは右ハンドルのみ、5.2 リッターは左ハンドルのみの設定です。 グレードは上級グレードのリミテッド(4.0と5.2)と廉価グレードのラ レードがあります。リミテッドは外観は同色バンパーや同色サイドプロ テクターモールが付いていて、内装もレザーシートが標準になっています。 中古車の流通台数は4リッターのリミテッドが圧倒的に多く、装備面か らみても、中古車としてはお買い得な1台だと思います。 さて、今回の車はホワイトのボディにタン色の内装のコンビネーション が、個人的にはお洒落で好きです。高級グレードらしく、シートは電動 ですし、シートヒーターやオートエアコンも標準装備で、実用面でも 申し分ない装備です。 旧型のチェロキー(マイナー前)は、内装がかなり質素な造りで、雰囲 気的にはトラックベースのクロカン・ワゴンって感じでしたが、グラン ドチェロキーのインパネ廻りを含めた内装は、非常に乗用車っぽく作っ てあり、運転席に座った感じも視線の高さを除けば乗用車的です。 まずは一般道ですが、流石4リッターもあるエンジンですので、2t近 いボディでも十分なトルクがあり、アクセルを踏み込めば、軽く走りは じめますので、ストレスを感じるような事はありません。 乗り心地ですが、この車にはビルシュタイン製のショックアブソーバー が装着されていましたが、ゴツゴツした感じもなく、比較的柔らかいシ ートと相まって、非常に乗り心地が良かったです。 ただ、サスペンションストロークが大きいので、クロカン4WD特有? の大きなロールがありますので、乗った感じは走った感じが乗用車っぽ いのですが、このロールの大きさだけは注意が必要です。 運転席からの見切りはよく、日本ではやや大柄(全幅180cm 今では普通?) なボディサイズですが、細い道でも楽々運転する事が出来ました。 高速道路では、十分なトルクがあるので、法廷速度+αでの走行も全く ストレスはなく、またエンジン音も全く気になるレベルでは有りませんでした。 ただ、アクセルペダルがやや思いので、一定速度での走行が長く続くと 右足がちょっと辛いかもしれません・・・私は空いている所ではクルー ズコントロールを使用しました。 直進安定性はまぁまぁで、真っ直ぐな道を走っているには、全くストレ スはありませんが、首都高速のようなコーナーが多い所では、ロールが 大きいので、あまりスピードを出す事が出来ません。 普段、スポーティな車に乗っている人が、空いている首都高速などを、 この車で飛ばして走ったら、結構怖いのでは?って思います。 新型グランドチェロキーは更に洗練された都会っぽさがあるデザインに なりましたが、旧型でも、そう古さを感じないので、割安感のある旧型 は狙い目かと思います。 |
1998年プジョー106s16(2004年3月12日掲載)
| プジョーのボトムエンドである106ですが、初期モデルはSOHCエ ンジンを搭載したXsiで、S16になってからDOHCエンジンを搭 載し、エクステリアもちょっと派手になりました。 左ハンドル+5MTの組み合わせしか設定が無いので、好調なプジョー の中で、新車販売はそれほど良かった訳ではないですが、左ハンドル+ 5MTの車としては、かなり売れていた方なのではないかと思います。 私の所の在庫車はローダウンサスペンションが装着されているので、車 高がノーマルよりも数cm下がっていて、パッと見てもローダウンって 解る感じがします。個人的にはノーマルに戻したいのですが、ノーマル パーツが無いので、戻せません・・・ しかし、ショックはノーマルなので、乗り心地自体はそれほど悪くは無 いです。ただ、元々スポーティーなセッティングなので、フランス車ら しい”しなやか”な乗り心地とは一線を画しています。 シートも106Xsiのものと比べると硬めになっていて、私の好きな 体を包み込んでくれるような感覚はありません・・・この辺は最近のプ ジョー全体に言える事ですが、ちょっと寂しい感じがします。ただ、決 して座り心地が悪い訳ではなく、長時間運転していても、あまり疲れる 事はありませんでした。 エンジンは7000回転くらいまでキッチリ回る元気が良いエンジンで すが、最大トルクが発生する5000回転ちょっと位が一番気持ち良い 所なので、レッドゾーンまで回しても、エンジンがちょっと苦しそう( 伸びが悪い)な感じがするので、5000回転くらいでシフトアップし た方が、楽しくドライブ出来ると思います。 エンジンの伸びや気持ちよさで言うと、旧型SOHCエンジンの方が、 ラテンの車らしい回して楽しいエンジンだったと思います。ただ、馬力 感や実際のスピードは確実にS16の方が上でしょうね! ハンドリングは所謂FFらしいハンドリングで、ちょっとオーバースピ ードでコーナーに突っ込むと、曲がってくれないのですが、キチンと減 速してあげると、とてもクイックに気持ちよく曲がってくれます。 通勤途中に連続した低速コーナーがあるのですが、直線部で気持ちよく 加速して、コーナー手前でエンブレ&ブレーキを使って減速して、スパ ッとハンドルを切ると、クルッと向きを変えてくれて、とっても楽しいです。 左ハンドル+5MTとかなりマニアックな感じのする車ですが、運転す るのが楽しくなるような、大人のおもちゃ(変な事を想像しないで下さ いね!)的な車がこのプジョー106s16だと思います。 東京近郊では1家に1台という家庭が多いでしょうから、この手の車を 所有するには色々と障害があると思いますが、自分ようにもう1台って 考えている人にはピッタリの1台だと思いますよ! |
2001年 アルファロメオ156TS 5MT(2004年3月23日)
| 01年式のアルファロメオ156TSですが、前所有者が非常にマメな 方だったらしく、走行4.7万kmですが、内外装ともにとても綺麗で、 そのまま中古車屋の店頭に並べられる位でした。 エンジンルームもオイル漏れもなく、とてもメンテナンスが行き届いて いるって感じます。(実際、新車から毎年ディーラーでメンテを受けています。) 昔のイタリア車では考えられない位、ボディ剛性が高いって感じさせる ドアを閉めて、エンジンを掛けました。これまた静粛性が非常に高くて、 これ本当にアルファロメオ?って思う程でした。 クラッチを踏み込み、シフトを1速に入れて、いよいよスタートって思 った時に???アクセルペダルが・・・そう、右ハンドル化の影響?で、 ペダルがやや左にオフセットしていました。 走り出して、最初の10分間くらいはちょっと戸惑いもありましたが、 今回1時間ほどのドライブでしたが、その間には完全に慣れましたね! ただ、とっさの動作の時にブレーキとアクセルを踏み間違えないか、ち ょっと不安が残ります。(まぁ、この辺は他の車も同様ですがね!) さて、運転席に座った感じは、145の用にアップライトな感じは少な く、比較的自然なドライビングポジションをとる事が出来ました。そし て、独立しているメーター類はスポーティ雰囲気を演出していて「よし 走るぞ!」って気にさせてくれます。 各スイッチ類も扱いやすい配置で、これなら特に取り扱い説明書を読ま なくてもすぐに扱えるかな?って感じです。個人的にこれくらいスッキ リしたインパネ回りは好きです。 エンジンは2リッターのツインスパーク、日本に輸入されている156 のベーシックなエンジンです。個人的にはボディサイズの割に2リッタ ーではやや役不足かな?って感じです。 実際に走らせてみても、低回転時のトルクがやや不足していて、早めに シフトアップしていくと、ノッキングしてしまう事もありました。ただ、 このエンジンは普段よりも1段低いギアで走りたいってドライバーに思 わせるような、アルファロメオらしいエンジン音を聞かせてくれるので、 街乗りでも、2速、3速を多用して走れば問題ない?って事なんでしょ うか? 今回は町中のみ1時間(約20km)ほどの走行なので、スポーティーな 走りはあまり出来なかったのですが、幹線道路でちょっと飛ばしてみま した。 ここでも、全体的にトルク不足な感じがして、同じエンジンを搭載して いる145と比べると、ややキビキビ感に欠ける感じがしますが、この サイズの4ドアセダンと比べると、十分スポーティです! 乗り心地ですが、見た目がスポーティーな感じがする割に、足回りはい たってノーマルな感じで、誰が乗っても合格点を貰えるような感じです。 決して、堅いスポーツサスペンションって感じでは無かったです。 普通の4ドアセダン+5MTという組み合わせの車が非常に少ない現在、 このような車は貴重な存在だと思います。家族を乗せて走る時は大人し く、そして一人の時はスポーティーに走りたいって思っている人に、お 勧めの1台です。 最近、マイナーチェンジが行われて、前モデルは若干の値下がり傾向に ありますし、人気がセレスピードにありますので、普通のMTはかなり 狙い目の1台なのでは? 機械的信頼性の事も考えると、積極的にMTをお勧めします。 |
1999年BMW540iM-SPORT(2004年3月24日掲載)
| BMWの5シリーズと言えば、525や528,530などの6気筒 モデルが最もポピュラーなモデルで、最上級グレード(M5を除く) である540iは街でもそうそう見かける車ではありません。 新車の値段を見ると、一つ上のクラスである、7シリーズの735i とほとんど同じような値段ですから、同じお金を出すなら、やっぱり 7シリーズって思うのが普通だと思うので、540iを選ぶ人は、ち ょっと拘りの有る人なんだろうと思います。 一般的に流通している6気筒モデルの5シリーズでも、街乗りから高 速走行まで、十分に使えますが、同じボディに4.4リッターV8エ ンジンが搭載されると、一回り小さな車に乗っているのでは?って思 う位に鋭い加速、俊敏な動きを見せてくれます。 一見すると、大きなエンジンであるV8が載っている事で、フロント ヘヴィーになるのでは?と思う人もいるかと思いますが、そこはBM Wらしく、エンジンをギリギリ後方に載せる事で、前後の重量配分は 53:47と、非常にバランスが良いです。ちなみに、6気筒モデル (525i)ですと52:48です。 前後の重量バランスが良いので、ハンドリングも素晴らしく、高速道 路の出入り口付近のRのキツイコーナーでも、かなりのハイスピード で曲がる事が出来ます。 また、高性能?なスタビリティーコントロールが基本的にONになっ ているので、ちょっとオーバースピードでも、車が勝手に姿勢制御を してくれるので、運転が上手くなったような錯覚にも陥りやすいです。 低速から十分なトルクがあり、町中ではアクセルにちょっと足を載せ ているだけで、流れにのって走る事が出来ます。また、ちょっと深く アクセルを踏み込めば、背中をドンって押されるような鋭い加速をみ せてくれます。 こんな時もスタビリティーコントロールシステムのお陰で今日のよう な雨の中でもホイールスピンは全くしません。(厳密に言うと、一瞬 はしているのですが、すぐに制御されるのです。) ちなみに、BMWのスタビリティコントロールはドライバーを不快に させるような動作はしません。メーターパネルに作動を知らせるラン プが付かなければ、気付かない人も居る位では?と思う位に、自然に 働きますので、スポーティーな走りを楽しみたい人でも、決してOFF にしない方が安心して飛ばせると思いますよ! 高速道路での安定性は流石BMWです。全く申し分ない感じで、日本 の高速道路の速度域で走らせているのがちょっと勿体ないって感じてしまいます。 今回はスポーツサスペンション&17インチアルミが標準装備された Mスポーツだったのですが、流石上級モデルとあって、スポーツ仕様 でも、決して乗り心地は悪くなく、一昔前のドイツ車を考えれば、か えって乗り心地は良い方かも知れません。 個人的に生活に余裕があれば、是非、マイカーとして所有したい1台です。 |
2000年シトロエン・クサラVTS(2004年4月7日掲載)
| シトロエン・クサラと聞いて、WRCを想像する人は、結構なラリー好 きだと思います。現在、WRCで大活躍しているクサラのマイナーチェ ンジ前のホットバージョンが、今回インプレッションをお送りする、VTSです。 現行モデルのラインナップにはVTSは存在せず、1.6リッター+5 MTのちょっと大人しい(シトロエンらしい?)VTRがありますが、 VTSはプジョー306s16と同じ2リッターDOHCエンジンを搭載しています。 カタログデータを見ると、同じエンジンなのに、クサラの方が馬力で2 馬力、トルクで0.4 kg・mほど上回っています。なのに価格は10万円 以上安い!これはネームバリューの差なんでしょうか? ただ、プジョーが6MTに対してクサラは5MTですから、10万円の 価格差はミッション代なのかも知れません! マイナーチェンジ前のクサラはヘッドライトが薄くなっていて、クーペ っぽい3ドアハッチバックは、結構スポーティに見えます。やや大きい ドアを開けると、このクラスには珍しい?レザーシートが目に入ります。 見た目はそれほどスポーティーな形状では無いのですが、座ると体に丁 度フィットするような感じで、意外にもホールド感は良かったです。た だ、シトロエンらしい柔らかなシートではありませんでした。 インパネ回りは他のクサラ同様で、特にスポーティーな雰囲気もなく、 ノーマルグレードと変わりない感じで、折角のスポーティーグレードな のに、ちょっと演出が欲しい所ですね! キーを捻りエンジンを掛けると、やや野太いエンジン音が聞こえてきま す。最近のフランス車は静粛性も向上しているので、そういった車と比 べるとエンジン音も大きく、また振動も感じられました。(走行距離が 多めですから、マウント類の交換時期なのかも知れません。) 走り出して最初に思ったのは、意外に乗り心地が良いかな?って感じた のですが、数日間乗り回していると、やや乗り心地は硬め?って感じ方 が変わってきました。特に高速道路を走行した際に、橋のつなぎ目では、 結構大きな突き上げ感がありました。と言っても、それほど気になるレ ベルではありません。 エンジンはとっても気持ちが良いです。高回転までキッチリ回りますし、 5千回転を過ぎると、かなり過激な加速感も得られます。ただ、同じエ ンジンを搭載するプジョー306s16と比べると、ややスムース差に 欠けるような感じがしました。この辺は個体差なのかもしれません。 また、プジョーの6MTはクサラの5MTと比べると、5速までがクロ スしているので、町中でははシフトチェンジがやや忙しいのですが、中 間速度域での走行の際に3,4速を使い分け、意外にもスムースに走る 事が出来ましたが、クサラの場合はこの辺のギアが離れているので、や やギクシャクした走りをしてしまう時がありました。 ハンドリングに関しては、首都高速と街乗りだけですので、詳しくは解 らないのですが、町中の中低速コーナーや首都高速の高速コーナーで強 いアンダーステアが感じました。 直進安定性は良いのですが、コーナーをキビキビ曲がって楽しむ雰囲気 では無いのかも知れません。この辺は兄弟車であるプジョーとは味付け が違っているのでしょう。 人とはひと味違う、個性的な車が欲しい!そんな人向けの1台だと思い ます。都内でも滅多に見かけませんので、レアな車を希望される方はど うでしょうか? |
2002年 アルファロメオ156JTSセレスピード(2004年4月15、16日)
| アルファロメオの2リッター4気筒エンジンと言えば、ツインスパークっ てイメージが強いと思うのですが、2002年の後半からは156には直噴エン ジンを搭載したJTSに変更されています。 今回インプレッションをお送りするのは、新型エンジンのJTSにセレ スピードの組み合わせです。 ブレーキを踏みながらイグニッションキーを捻ります。そうセレスピー ドはブレーキペダルを踏みながらでないと、エンジンが掛からないので す。私はいつもそうしているので、何の問題も無かったですが、ディー ラーの営業マンは「注意してください」って言ってました。 とりあえず、CITYモード(オートモード)で走り出すことにしまし た。初期型のセレスピードに乗った時は、かなりギクシャク感があり、 CITYモードは使えないなぁって思っていましたが、最新のセレスピ ードはこの辺も改良されて、比較的スムースに走り出すことが出来ました。 しかし、1→2速へのシフトだけは、チェンジの瞬間にトルクが抜ける ような感覚が大きく、自分で運転しているにも拘わらず、他の人が運転 する車の助手席に乗っているような感覚があります。 特に、ちょっとアクセルを深く踏み込み、4,5千回転くらいまで引っ張 ると、トルクの落ち込みの感覚は大きくなり、かなり不快な感じがしました。 しかし、それ以降は非常にスムースなシフトチェンジをしてくれるので、 スタート時だけ、シフトチェンジにあわせてアクセルを戻すようにすれ ば、CITYモードでも十分に使えると思います。 ちなみに、CITYモードでアクセル全開にしたら、5500回転位でシフ トアップしてしまい、レッドゾーンまで回ってくれませんでした・・・ 暫くCITYモードで運転してから、マニュアルモードにしてみました。 シフトチェンジはステアリングの裏にあるパドルか、シフトノブを前後 に動かすことで可能です。 ここでも、1→2速のシフトチェンジがどうにもスムースに出来ません。 多分、クラッチが切れるタイミングでアクセルを戻す必要があると思う のですが、このタイミングは1日乗ったくらいでは掴めませんでしたので、 スムースに乗りこなすには少々時間が必要なのかも知れません。 シフトチェンジのスピードは結構素早く、自分の思いのままにシフトチ ェンジ出来ます。普段、MTに乗る私はパドル操作よりも、シフトノブ を操作した方が違和感がありませんでした・・・ また、パドルがそれほど大きくないので、交差点などでハンドルを切り ながら1→2速へシフトチェンジしたいときに、パドルに手が届かない なんって事もありました。(たいした問題じゃぁないと思いますが・・・) セレスピードの操作に多少戸惑いながらも、首都高速に乗ってみました。 護国寺から羽田までのドライブでしたが、比較的空いていたので、気持 ちよく飛ばす?事が出来ました。 本線での合流でCITYモードのままアクセルを床まで踏み込むと、一 気にシフトダウンして強力な加速が出来ます。ただ、ここで「おや?」 って思ったのは、予想以上に加速感が無いのです・・・ そう、イマイチ、パワーが足りない感じがしました。JTSになって10 馬力ほどアップしているのですが、やはり、あのボディサイズに2リッタ ーでは、ちょっと役不足なのかもしれません。 とは言っても、遅いって訳じゃぁ無いですからね! 首都高速を他の一般車と同じようなスピードで流している感覚は、非常 に剛性感も高く、静粛性も高いので、ちょっと前のアルファロメオの様 に「アルファに乗っているんだ!」なんって気構えは全く必要なく、普 段BMWとかに乗っている人でも違和感なく乗れると思いました。 足回りはやや固めで、道路のつなぎ目では、突き上げがちょっと大きい なか?と思いましたが、スポーティセダンって事を考えれば、特に問題 ないレベルだと思います。それよりも、しっかりとしたボディから安心 感が得られました。 首都高速内にある高速コーナーでのハンドリングはシャープで、FFっ ぽく無い感じがしました。ただ、ある程度スピードが上がってくると、 真っ直ぐ走ろうとする力(アンダーステア)が強く感じるので、無理は 禁物だと思います。 途中、追い越し加速も試してみました。マニュアルモードにして、レッ ドゾーンまで引っ張ってみましたが、やっぱりパンチが無いって感じです・・・ モアパワーを望むのであれば、2.5リッターV6エンジン搭載モデル や過激なGTAを選んだ方が良いのかも知れません。 ただ、AT免許しかない人や、1家に1台しか所有できず、選択肢が ATしか無い場合の人にはセレスピードは良いと思います。 |
1998年 フィアット・ブラビッシモ(2004.4.28掲載)
| フィアット・ブラビッシモと聞いて、どんな車かすぐに想像できる人は 輸入車好きの人でも少ないのでは?と思うほど、かなりマイナーな車種 だと思います。 日本に輸入されたのは1.6リッター16Vエンジン+4AT搭載の3ドアHBモデ ルのSXのみです。全幅が1750mmと幅広なので、3ナンバーですが、カテ ゴリー的にはプジョー306やVWゴルフと同じです。 外観は大人しめなフロントマスクに、なんとも美しいラインのテールが 組み合わされています。このテールはリアフェンダーから大きく張り出 していて、思わず触りたくなるような膨らみです。室内の広さなどには 全く貢献してない、タダ単にデザイン優先のところがイタリア車っぽいです。 室内はフランス車っぽい柄の入ったシートと、プラスチッキーなインパ ネが目に入ります。ステアリングもエンボス加工されたウレタン製で、 見た目は3本スポークで格好よいのですが、握り心地はイマイチでした。 (個人的にハンドルは本皮に限るって思っているので・・・) 各種スイッチ類は整然と並んでいて、使いやすかったです。ただ、この 車には時計がついてないのが、残念でした。まぁ、付いていた社外オー ディオの表示を時計にしていたので問題ないですが、やっぱり時計は別 に欲しいと思います。 イグニッションキーを捻りエンジンを掛けると、特に特徴の無いエンジ ン音が聞こえてきます・・・イタリア製のツインカムエンジンって聞く となんとなくスポーティーなイメージがありますが、アイドリング音を 聞く限りではいたって大衆的です。 運転席に座って最初に思うのが、ペダルレイアウトが変?って事です。 ものすごく左にオフセットしていて、普通の車のブレーキの位置にアク セルペダルがあります。 今日もエンジンを掛けるときに、ブレーキペダルを踏みながらセルを回 したつもりがアクセルペダルで、いきなりふけ上がってビックリしてしまいました。 この辺は慣れてしまえば特に問題は無いと思いますが、体がこのペダル レイアウトに慣れるまでは、かなり注意して運転した方が良いかと思います。 このペダルレイアウトの関係で、運転姿勢も気持ち左向きになっている ような感じになります。また、ペダルがかなり手前にあるので、シート とステアリングの位置関係もピッタリにするのがちょっと難しくて、私 の体ではどうにもしっくりきませんでした。 (まぁ、数日も乗っていれば慣れると思いますけど。) そんなペダルに注意をしながら、アクセルを踏み込みスタートしてみま した。イタ車のコンパクトカーならエンジンをギンギンに回して走るっ て思っていたのですが、そこは完全に裏切られ、これまたいたって普通 の車って走りです。 ATも比較的低回転でシフトアップしますので、2〜3千回転位しか回 りません。また、アクセルをベタ踏みしても、ギアは1速くらいしか落ち ず、強力な加速は望めませんでした・・・ そう、このブラビッシモはイタ車ですが、イタ車らしくないのです・・・ ドイツ車ともフランス車とも違うのですが、イタ車に望むようなアグレ ッシブな走りは全く望めません。 高速道路も運転しましたが、これまた特筆する事はなく、100km+αでの 走行は全く問題なく、直進安定性も良かったです。エンジン音はそこそこ しますが、うるさいというほどでは有りませんでした。 今回の車両は98年式と新車から6年経過していました。走行はまだ2.8万km でしたが、エンジンマウントやミッションマウント類が硬化しているのか、 アイドリング時の振動が結構大きくて、ATをドライブに入れたまま止ま っているとステアリングから伝わる振動がちょっと不快に感じました。 (ゴルフ2とちょっと似た感じです。) 乗り心地に関しても、残念ながら特筆することはありません・・・硬すぎ ず、柔らかすぎずです。シートは座面も大きく、座り心地は悪く無かった です。(長時間座ったらどうか解りませんが・・・) 総合的に見て、この車が新車であまり売れなかったのは、全体的に個性が 足りなかったからなのかもしれません。 中古車となった今、非常に割安感があり、流通台数も少なく、所謂、希 少車です。街ですれ違う事が少ないので、そういった、人とはちょっと 違う車が欲しいという人には良い車かと思います。 |
1993年プジョー205GTI(2004年6月16日
| 今回の車はプジョー205の最終モデル93年式の5MT車です。走行 は9.6万kmとほど10万kmに近い車両ですが、意外なほどに状態 が良いです。ちなみに、メーターの交換歴があり現在の走行距離は3.6 万kmになっています。(多分、3.6万kmと言っても通用するほど、状 態が良いです。) エンジンは1.9リッターSOHCエンジンで、120馬力あります。 ボディサイズは現在の日本のコンパクトカーよりも一回り小さい位です から、ボディサイズに対してみると、かなりパワフルなエンジンを搭載 していることになります。 イグニッションキーをひねりエンジンをかけると、プジョーらしい乾い た音が聞こえてきます。最近の車と比べるとアイドリング時の振動も音 もかなり大きいですが、私的には全く違和感はありませんでした。 一般的に205は初期型の1.6リッターエンジンの方が高回転型で回 して楽しいと言われていますが、1.9リッターエンジンは低速から十 分のトルクがあり、トップエンドまで気持ちよく回ります。 ギアは比較的ローギアで、1〜3速までは割りとクロスしているような 感じがします。私は都市部では1→2→4速と言った感じで、3速を飛 ばしてシフトアップしていました。(その方がスムースに走れるんです。) 高速では時速100kmで5速3000回転でした。エンジン音は割りと大きい ので、これ以上の速度で長時間走りたいとは思いませんでした。日本の 道路にはちょうど良いのかもしれませんね!ちなみに、高速での安定性 はホイールベースが短いFFの割りに直進性もよく、運転は楽チンでし た。 ハンドリングですが、パワステは比較的重めですが、ステアリングに対 して車の反応は鋭くて、街中のちょっとしたワイインディングでも、攻 めたくなるような感じです。 ただ、ボディ剛性があまり高くないので、気合を入れるとボディの各部 から軋み音が聞こえてきます・・・出来れば、サンルーフなんって無い 方が良いと思うんですが、確か標準装備だったように記憶しています。 乗り心地ですが、比較的硬めの足回りですが、ゴツゴツした感じではな く、プジョーらしいって書くと抽象的ですが、スポーティーなのに、乗 り心地が良い感じです。「しなやか」という言葉がピッタリかな? 今回、1日中走って思ったのは、この205の走りはそのまま106へ と受け継がれたのだなぁって思いました。ただ、106s16ではなく XSIの方が確実に205に似た感じがします。 10年以上前の車で、維持をするには多少のお金の根気が必要な車だと 思いますが、ちょっと走行距離が多ければ30万円以下で入手可能な車 ですので、趣味の車として1台所有したら極楽輸入車生活が送れるので はないでしょうか? |
2002年 アルファロメオ156V6 6MT(2004年6月23日掲載)
| 今でこそ、アルファロメオ156のトップグレードはGTAになってい ますが、GTAが発売されるまでは、2.5リッターV6エンジンのモ デルが156のトップレンジでした。(と言っても2リッターのTSと 2グレードですが・・・) 発売当初にAT(Qシステム)を試乗したことがあるのですが、今回は アルファロメオの走りを堪能できる6MT車です。2年落ち走行3千k mと、まだ新車の香りがするような車でした。 アルファロメオのMTというと、コンソールから斜めに生えているのを 連想する方も居るかもしれません?が、現代のアルファロメオは普通の 車と同じようなタイプです。 V6エンジンはアイドリング時は室内では非常に静かです。そして、シ フトを1速に入れて、アクセルを踏み込むと、V6エンジンらしい、ち ょっと軽めのエンジン音が聞こえてきます。 個人的には直4や直6のエンジン音が好きなので、このV6のやや軽め の音はなかなか馴染めませんでした・・・ エンジンのレスポンスは非常によく、また低速から十分なトルクがある ので、都心部の渋滞路でもストレス無く走らせることが出来ました。ま た、首都高速なども走行したのですが、高速走行ももちろん得意で、ク ルージングを楽しめます。 6段ギアは1〜5速が比較的クロスしている感じで、都内での走行では 1,2,4速とシフトアップしていくような使い方が丁度良かったです。 ちなみに街乗りでは滅多に6速を使う事は無いです。 乗り心地ですが、先日乗ったツインスパークよりも柔らかく感じました。 ボディ剛性は高いのに、なんだか足回りがついてきてないような感覚が あり、首都高速などの高速コーナーでは、しっかり安定はしているので すが、どうも安心感がないような・・・ちょっとロールが大きいような 感じがします。(スタビライザーの剛性不足か?) エンジンとボディ、足回りのバランスを見ると、微妙に足回りが負けて いるようで、もし自分で乗るのであれば、ショックアブソーバーの変更 などを検討するかもしれません。 内装は現行モデルに変更する前の内装なので、センターコンソールなど はカーボン調のパネルになっていて、全体的に黒を基調としたスポーテ ィな雰囲気ですが、現行モデルのアルミパネルと比べると、やや古臭さ を感じてしまいます。 シートはレザーシートでした。座り心地やホールド性は文句無く良いと 思いました。しかし、アジャスト機能がすくなく、出来れば、前後と上 下以外にも多彩なシートポジションを確保出来るようにして欲しいかな? また、是非ともシートヒーターは付けて欲しいところです。 良い点、悪い点、色々書きましたが、現時点でこのサイズのMT車を考 えれば、間違いなく最良の1台でしょう!同じような価格でBMW31 8の5MTも買えるのでしょうが、2リッター4気筒と2.5リッター 6気筒なら悩むことなく2.5リッターのアルファロメオでしょうね! |
1987年BMW M535(2004.7.26)
| 87年式のBMW M535です。モデルナンバーの前にある「M」の 文字は今風で言うMスポーツと同じ意味だと思います。BMWのスポー ツカー部門であるM社製のエアロなどを装着したスポーティモデルに 「M」の文字があたえられます。 87年当時のエアロなので、今の車のような派手なエアロでは有りませ んがノーマルの5シリーズと比べると、かなり迫力のある感じがします。 また、内装もスポーツシートや革巻ステアリングなどを標準装備してい て外見だけでなく、中の演出も抜かりがありません。 エンジン関係は基本的にノーマルで、足廻りはBMW純正のスポーツサ スペンションです。このスポーツサスは、決して乗り心地を悪くせず、 しっかりしたハンドリングを提供してくれて、下手に社外品に換えるの がもったいない位の仕上がりです。 ドアを開けて運転席に座ると、流石に17年前の車だなと思う、ちょっ とクラシカルなデザインのインパネです。また、着座位置がやや高めで、 ドライビングポジションはお世辞でもスポーティーとは言えません・・・ しかし、キーを捻り、エンジンを掛けると、BMWビック6の重厚なエ ンジン音が響き「さぁ、走るぞ!」って思わせてくれます。 この頃のBMWはアイドリング時のエンジン音や振動が一番大きく感じ、 信号待ちの時などは、ちょっと不快な音や振動を感じます。しかし、有 る程度速度が出ると、振動はなくなり、エンジン音もうるさいと言うよ りは心地良いサウンドに聞こえてきます。(まさにBMWらしい音なん です!) 現代の5シリーズと比べると、かなり小振り(オーバーフェンダーが無 ければ5ナンバーサイズです。)なボディに3.5リッターのビック6 が搭載されていますので、ATですが走りは相当機敏です。 十分なトルクがありますから、アクセルに対するレスポンスも良いので、 都内を中心にストップ&ゴーが多い所でも、ストレス無く走る事が出来 ました。 また、高速道路では制限速度+αで走行していても、非常に安定してい て、日本の高速道路の速度域であれば、現代の車とそう変わらないスタ ビリティがあると思われます。 17年の年月が経過していますから、各部の経年変化は仕方が無い所も ありますが、この車に関しては、かなり状態の良い方だと思いました。 気温が30度以上の渋滞路でも、水温計は真ん中より若干上くらいで安 定してましたし、クーラーもよく効いていました。 現在のBMWのデザインはなんとなく大人しくなってしまし、一昔前の 「ワル」のイメージがなくなってしまいましたが、このM535は、い かにも「ワル」そうな顔つきが、BMWらしさを強調しているように思 えます。 最新のBMWを700万円出してのるのも良いですが、50万円位で買 える古いBMWに乗ると、新しい車では気付かなかったBMWらしさを 発見でるように思います。 |
2004年ルノー・ルーテシア・クイックシフト5(2004.7.30,31)
| 「クイックシフト5」とはあまり耳慣れないグレードかも知れませんね! これは昨年にルーテシアシリーズに追加されたモデルで、1.2リッタ ーツインカムエンジン+5速のセミオートマ(クイックシフト5)を組 み合わせたグレードです。 クイックシフト5はルーテシアの他にもトゥインゴにも採用されていて、 イージーシステムの後継システムに当たるものだと思います。 見た目は他のルーテシアとはほぼ同じで、内装もシフト回りを除けば、 ほぼ同じような内装です。 とりえあず、このクイックシフトを試してみようと思い、エンジンを掛 けて、いざ出発です。 まずはオートモードでスタートする事にしました。エンジンを掛ける時 はニュートラルなので、ブレーキを踏みながら、シフトノブを前方に押 すと1速に入ります。 アクセルをゆっくりと踏み込むと、車はスルスルっと走り出します。そ してそのままアクセルを更に踏み込むと、グッと加速をしていきます。 そして、1速から2速へのシフトチェンジの時、お約束のように減速感 (違和感)を伴うシフトチェンジを自動的に行ってくれました。 他のセミオートマシステムもそうですが、1→2速へのシフトチェンジだ けはどうしてもスムースに行う事が出来ないようで、自動的にクラッチが 切れて半クラッチになった時の減速感があります。 ただ、それ以降はオートモードであっても違和感無くシフトチェンジして くれるので、割とイージードライブが可能です。 このクラスで同じフランス車でセミオートマと言えばシトロエンC3やC 2のセンソドライブがありますが、以前、運転した時を思い出すと、シフ トフィールは非常に似ているように思えます。 しかし、センソドライブはステアリング付近にあるパドルでシフト操作が 出来るのに対して、クイックシフト5はシフトノブだけでの操作になり、 マニュアル操作をする時には、圧倒的にセンソドライブの方が楽チンだと 思いました。 クイックシフト5の操作に少し慣れた所で、高速道路と一般道を2時間 ほどドライブしてみました。 エンジンは1.2リッターDOHC16バルブで75馬力ですから、決 してパワフルでは無いですが、街乗りではあまり力不足を感じることも なく、普通に回りの車の流れに乗って走る事が出来ました。 この辺はクイックシフト5のような5速で、各ギアをクロス化させて、 力不足を補っているように思えました。仮に普通の4ATだったら、発進 時は毎回アクセル全開にするような感じになり、運転手はストレスが溜 まるし、燃費も悪くなるでしょう。 高速道路では100km/hでエンジンは3000回転ちょっとでしたらか、決し て静かでは無かったですが、うるさいって程ではありませんでした。ま た、追い越し車線を100km/h+α(4000回転位)で走行しても、ややノ イジーにはなりますが、車内での会話に困るようなレベルでは無かった です。 とは言え、1.2リッター75馬力ですから、追い越し加速は鈍いです から、高速道路での追い越しの際は後方からの車の確認はシッカリした 方が良いでしょう。 そうそう、一般的にこの手のセミATにはクリープが無い物が多いです が、クイックシフト5は一応疑似クリープ?のような現象があり、ギア を1速やバックに入れてブレーキを離すと、アクセルを踏まなくても、 車は少し動きます。ただ、速度が一定ではなく、人間が半クラでアクセ ルを踏んだり、離したりを繰り返すような動きなので、バックする時は ちょっと慣れが必要かと思います。 内装ですが、他のルーテシアと殆ど変わらないインテリアです。昔から フランス車のインパネ回りはプラスティックを多用して、安っぽい感じ でしたが、それは現代の車も同じです・・・特にこのグレードは廉価グ レードなので、実際に手を触れるステアリングやシフトノブがウレタン 製なので安っぽさが更に強調されてます。 ドアの内張の上端でウィンドウとの境目辺りのプラスティックの仕上げ がイマイチで、少しバリが出ていて、ウィンドウを開けて、腕を出して いると、ちょっとチクチクするような感じがしました。これは個体差な のかもしれませんが、ちょっと気になりました。 また、フランス車と言えば「シート」と言うほど、常にシートは絶賛さ れるのですが、最近発売されているフランス車のシートはどれも絶賛す るような物は少なく、このルーテシアのシートもやや硬めで、あの体を 包み込んでくれるような感触はありませんでした・・・ でも、乗り心地は決して悪くなく、比較的柔らかめのサスペンションの お陰で、町中や高速道路でも快適なドライブが出来ました。 ヨーロッパのコンパクトハッチは小さなエンジンを元気いっぱい回し て、キビキビ走るのが似合っていますから、普通のATではなく、本 当は5MTがもっともマッチングが良いでしょう。 ただ、日本の道路事情を考えると、クイックシフト5のようなセミAT との組み合わせの方が使い勝手は良いのかもしれませんね! |
2004年BMW120i(2004.10.2)
| 今朝は納車前整備でディーラーに預けてあったBMW318isを出社 前に引き取りに行って来ました。そうしたら、新型1シリーズの内覧会 の準備をしていたので、知り合いのセールスに頼んで開店前に試乗させ て貰っちゃいました。 試乗車は120i(116や118は来春発売予定です)で、オプショ ンの17インチアルミ付きでした。ボディカラーは渋めのシルバー( スパークリング・グラファイト)で、ちょっと小さめの1シリーズには この手の色が締まって見えて似合っているように感じました。 早速、運転席に乗り込むと、最初に感じたのはシートの座面が少し小さ いかな?って感じです。実際に計った訳じゃぁ無いので、なんとも言え ないのですが、現行3シリーズよりも前後長が少し短くなっているよう な感じがしました。(直ぐに慣れてしまったので、たいした問題では無 いと思います。) 次にキーを差し込もうと思ったら、普通のところにキーシリンダーが無 い・・・そう、1シリーズは他の最新のBMW同様にキーはセンターコ ンソールにある穴に差込、スターターボタンを押す事でエンジンが掛か る仕組みになっていました。 エンジンを掛けて最初に思うのは、4気筒なのにとても静かって事です。 これは同じエンジンを搭載している3シリーズでも同じですが、高級車 らしさを感じます。 今回はディーラーの試乗コースを5分ほどのドライブでした。 まずは大通りを60km前後で流れに乗って走り出しました。エンジン 音は相変わらず静かなので、代わりにタイヤのロードノイズがちょっと 気になります。これは17インチ+ランフラットタイヤが原因だと思い ます。(スペアタイヤを履いてないので、静粛性を考え普通のタイヤに 交換するのは厳しいか?物理的には可能ですけどね!) たまたま赤信号で先頭にたったので、シグナルダッシュをしてみました。 アクセルを全開でのダッシュは、ちょっとトルク感に物足りなさを感じ ならがも十分な加速で、気付くと結構なスピードになっていました。 多分、トルクを感じないのは回転数に対してフラットトルクの為、急激 な加速感を味わえないからかも知れません。 どうも私は古いタイプらしく、4千回転を境にグッと加速するような、 いわゆる「カムに乗る」ような感覚が好きなので、最近の低速から太い トルクをフラットに出すようなタイプのエンジンは物足りないって感じ ちゃうのかも知れません。 ちょっと話が脱線しました・・・ ミッションは6ATです。ちょっと前までは4ATが普通だったのに、 新型ゴルフもそうですが、最新のコンパクトは多段ATが主流のようで すね! シフトチェンジンのショックは非常に少なく、また滑らかなシフトチェ ンジをします。多段化された事により、頻繁にシフトチェンジが行われ ると思いますが、これだけスムースならドライバーにシフトチェンジを 意識させないでしょう。 足回りは思ったほど硬くなく、都内の荒れた路面でもゴツゴツ感はあり ませんでした。とても乗り心地が良かったです。交差点コーナリングも 試してみましたが、ロールも十分に抑えられていて、峠道などを走らせ てみたいなぁって思いました。 来春発売される116は288.8万円と超魅力的プライスです。確か に装備やエンジンなどは上級グレードよりは見劣りしますが、廉価グレ ードでもBMWらしさを体感できると思いますので、結構ねらい目かと 思います。 Nakamae的には120iに左ハンドルの6MTでMスポーツなんって仕 様のモデルが発売されれば、かなり気になる存在です。 また、今回の1シリーズ発売で、318tiの中古車相場が下がると予 想出来るので、中古車的にはこちらも目が離せませんね!流通的には非 常に希少ですが、318tiにはMTモデルがありますから、これを狙 ってみようかなぁ・・・ |
2004年Mベンツ・ビアノ(2004.11.12)
| お客さんの家からオークション会場までは一般道で30分ほどの距離だ ったので、インプレッションらしい事は書けませんが、この車が500 万円もするのかと思うと、ちょっとビックリって感じです。 確かVクラスは商用車ベースに作られていて、このビアノは乗用車用に 作られたのだと思うのですが、乗っているとやっぱり商用車チックなと ころがありました。 エンジンは3.2リッターになったので、Vクラスで不満だったパワー 不足は解消されていますが、エンジンのノイズと振動は、かなり気にな るところで、国産のミニヴァンをもっと研究した方が良いんじゃぁない の?って思ってしまいました。 乗り心地も背が高いから、ロールも大きいし、ちょっと荒れた道では突 き上げも気になります。 最近の国産のミニヴァンは、どれも乗用車ライクな乗り味になっていて、 操縦性も静粛性もセダン並になっていますから、ビアノの乗り味は一昔 前って感じが否めません。 感覚的には三菱デリカ・スターワゴンに似ている?なんって言ったら、 ちょっと言いすぎかな・・・ こんなビアノですが、新車の流通量が少ないためか、中古車市場では結 構な人気があるらしく、オークション相場も結構高めです。 今回は最もベーシックなグレードのトレンドですが、レザーシートやサ ンルーフがついてい、更にロングホイールベースの最上級モデルだと、 中古車でも余裕で500万円オーバーですからねぇ・・・ 私なら素直に日産エルグランドを買いますけどね! |
2003年アルファロメオ147TS 5MT(2003.11.15)
| 03年式で走行はまだ7千kmですから、まだ新車の香りが残っているよ うな感じの車です。ご存知の通り、147にはセミオートマのセレスピ ードと普通の5MTがありますが、今回は普通の5MTです。 個人的にアルファロメオらしいダイレクト感ある走りを堪能したいので あれば、普通の5MTの方が良いと私は思います。(もちろんセレスピ ードでも楽しめますがね!) 先代モデルの145と比較するのは、ちょっと酷なのかもしれませんが、 丁度、97年式の145にも乗ることがあったので、その比較をしてみ ますと、まずはエンジンの静粛性が上げられると思います。 アイドリングの時は特に振動も少なく、ちょっと高級感?も感じられる ほどです。そして、走り出してもその静粛性は147の方が圧倒的に高 くて、ラジオから聞こえる会話が難なく聞き取れるくらいです。 ただ、アルファロメオと言えば、あの独特なエンジンサウンドを感じな がらドライブすのが楽しみにの一つでもあるので、あまり静か過ぎるの もどうかな?と思います。 出来れば、3,000回転以下では静かだけど、それを超えると、心地 よいエンジンサウンドが聞こえてくるような、そんなチューニングがさ れていればなぁって感じです。 そのエンジンですが、基本的には145と同じですが、よりスムースに なったような印象です。特に前期型の145は3500回転を超えてか らトルクの盛り上がりが顕著に感じられましたが、147ではそういっ たドラマティックな感じはなく、マイルドな印象です。 (決して悪い印象ではないですよ!) ハンドリングはワインディングを走ったわけではないので、何とも言え ませんが、市街地の小さなコーナーを走った感じは、とてもクイックな 感じで、きっとワインディングを攻めても楽しいのでは?と予感させる ものがありました。 エクステリアに関してですが、今回は3ドアだったので、全く違和感は ありませんでした。こうしたモデルの多くは5ドアがイマイチのケース が多いのですが、現物を見ても5ドアモデルも綺麗に決まっていて、違 和感は全く感じません。 と言うか、5ドアモデルのリアドアの処理が上手くて、パッと見た感じ だとリアドアの存在を忘れてしまうくらいです。 ボディ全体のボリュームがあり、リアビューはとてもグラマラスな感じ がします。フロントビューは一目でアルファロメオと分かる、かなり独 特な顔つきで、アルファロメオの象徴である盾型のグリルは、50年代 のジュリエッタを彷彿させるような???この辺は好き嫌いがハッキリ するところかも知れませんね! 内装は145がかなり安っぽいプラスティッキーな雰囲気だったのに対 して、147はアルミ調パネルを使ったりして、スポーティな雰囲気と 高級感の両方を演出していて、質感がもの凄く向上しているように感じ られます。 145では、シートの着座位置が一番低い状態でも、高く感じられまし たが、147は割りとローポジションを取ることが可能です。(それで もまだ高いように感じますけど・・・) シートは割りと固めでランバーサポートを手動で調整できるので、腰痛 持ちの方は重宝するのでは無いでしょうか? 最近の欧州車全体にいえることですが、モデルチェンジすると、スポー ティーなモデルも高級化されているようで、アルファロメオも145か ら147へモデルチェンジして、高級感が増した事が一番印象的だった かも知れません。 あまり流通はしてませんけど、廉価グレードである1.6リッターモデ ルの方がショートピストンで、高回転まで気持ちよく回りそうですから、 アルファロメオらしく、エンジン回してキビキビ走るには、1.6リッ ターモデルを狙うのも一つの手かも知れませんね! ただ、下取り価格は2リッターもでるよりも、値下がり率が大きいと思 いますので、新車は狙わず、中古の1.6リッターを狙ってみては如何 でしょうか? もちろん、予算たっぷりの人には3.2リッターのモンスターマシンG TAを選ぶのも良いでしょうね! |
2004年フィアット・ムルティプラ(2004.11.20)
| 今回ドライブしたのは04年式で走行はたったの5千kmでしたので、まだ ほのかに新車の香りがする車でした。グレードはELXプラス、標準の ELXと比較するとWサンルーフやアルミホイールなどが追加装備され ているモデルです。 エンジンは1タイプのみで、1.6リッターDOHCエンジンです。馬力は 103馬力、車重が1.4t弱ですから、やや非力かな?ってスペックです。 では実際の走りはと言いますと、5MTとの組み合わせで、結構キビキ ビ走らせることが可能です。仮にこれで普通のATだったら、そうとう かったるだろうなぁ・・・って感じです。 今回は一人乗車でしたので、一般道も高速道もそれほどエンジンの非力 さを感じませんでしたけど、このムルティプラの最大の特徴である、6 人乗車をしたら、相当パワー不足でしょうね! エンジンは比較的静かで、アイドリング時はエンジンが掛かってないか に思えるほどです。(ちょっと大袈裟かな?)また、3千回転以下でも 静粛性は変わらないので、一般道や高速道路で100km/h前後で走 っていれば結構静かな車だと思います。 イタ車のエンジンといえば、なんとなく官能的なエンジンサウンドを連 想しますが、フィアットのツインカムエンジンは割りと実用タイプのよ うで、高回転まで回すとただ単にウルサイ感じです。 まぁ、普通に街中で使っている限りでは、急加速時以外は3千回転以上 回すことは無いでしょうね!ちなみに、100km/h巡航は5速でち ょうど3千回転くらいです。 乗り心地はややゴツゴツした印象ですが、不快な感じではなく、ファミ リカーとしては合格点なのではないでしょうか。 ハンドリングを試すようなところは走行してませんが、高速道路の進入 路の高速コーナーでは、やや大きなロールと、アンダーステアから、あ まりハイスピードでコーナーに突っ込むのは命取り?のように思えます。 まぁ、この車でコーナーを攻める人は居ないと思いますけど・・・ 横一列に3人分の標準サイズのシートが並んでいるムルティプラの全幅 は1870mmあります。ちなみに、全長は4000mmジャスト! これはMベンツSクラスよりも幅広で、全長はプジョー306位と言え ば、その異様なディメンションが想像できますでしょうか? このやたらに幅広なボディは運転席の着座位置が高いのと、フロントの オーバーハングが短いお陰で、車両感覚は掴みやすく、それほど運転し ずらい感じはしませんでした。ただ、都市部の狭い道を入っていくのは それなりに慣れが必要かも知れませんね! 最近、ホンダでも横3列シートのエディックスという車が発売されまし たが、これはセンターのシートが他のシートよりも小ぶりになっていて、 どうしても子供用的な感じがしますが、ムルティプラは標準サイズのシ ートが付いています。 個人的には真ん中にチャイルドシートを付けて子供を乗せて、親子3人 でドライブしたらきっと楽しいんだろうなぁ・・・って夢を見てしまい ます。(私には子供は居ませんけどね!) |
| 今回は知り合いのディーラーさんから、最寄の駅までの約5分ほどの道 のりのドライブでした。 まずは、フィアット・パンダですが、新型パンダ、見た目はなんだか国 産のコンパクトカーと言うか、軽自動車っぽいデザインで、今までのパ ンダのようなお洒落な雰囲気が無かったのが残念です・・・ まぁ、話によると、元々パンダの後継車として開発されたわけではなく、 別の名前だったけど、他のメーカーの車の名前に酷似してたから、パン ダって名前になったって事ですから、旧パンダを連想してはダメなんで しょう。 天井が高くて、小さなミニヴァン風の車に乗り込むと、トランスミッシ ョンはATのみですが、こちらはMTベースのセミオートマで“デュア ロジック”と言うそうです。 でも、ミッション本体にはセレスピードって刻印されているそうですか ら、アルファロメオのそれと同じものでしょうね!ただ、アルファロメ オとは異なり、シフトチェンジ用のステアリングのパドルは無く、シフ トレバーを前後に動かすタイプです。 昔はパドル式でもシフトノブ式でも、あまり違和感を感じませんでした けど、パドル式に慣れると、いちいちステアリングから手を離すシフト ノブ式のセミオートマは結構面倒くさかったりします。 まぁ、オートモードでも十分はしりますし、このパンダでギンギンに走 る人も居ないでしょうから、マニュアルモードはオマケみたいな物なん でしょうね! でもマニュアル操作でのシフトチェンジのタイミングは流石セレスピー ド?らしく、割とクイックレスポンスですし、シフトダウンする時など はスポーティーにブリッピングもしてくれますから、ちょっとスポーテ ィーに走らせると、その気にもなります。 短い間でしたけど、乗り心地はけっこう良くて、サスペンションは柔ら かめでした。その為か、ちょっとスピードを出して交差点を曲がると、 大きなロールと超アンダーステアーで、ヒヤッとする場面もありました。 (そんな走りをする私がいけないのですが・・・) ちょっと個性に欠ける感じが否めないNEWパンダですが、ベーシック なモデルが150万円台で買うことが出来ることを考えると、かなり お買い得な感じもします。 ファーストカーで使うのも良いですが、雰囲気的にはアルファロメオ等 ラテン系ユーザーのセカンドカーにピッタリな1台でしょうね! |
1998年MベンツC200LTD(2004.12.17)
| 今回ドライブしたのは98年式C200LTDです。当時の限定車らし く、アルミホイールやサンルーフ、運転席パワーシートなどが装備され ていました。 お客さんから鍵を預かって、まずキーレスのスイッチを押すと、ゆっく りと運転席のドアロックが解除され、ワンテンポ遅れて他のドアのロック も解除されていきます。 イタリア車やフランス車の集中ドアロックは全席同時にガシャガシャと 騒々しく動作しますが、メルセデスは高級車らしく?静かにノンビリと 集中ドアロックが解除されていきます。 あ!別に高級車だから静かにノンビリな訳では無いですよ!構造上の違 いだけです。ちなみに、VWも同じようなシステムを使ってます。 妙に座面が大きく感じる運転席に座り、エンジンを掛けます。2リッタ ーDOHC4気筒エンジンは微妙にバイブレーションをしながらも、比 較的静かにアイドリングをします。 さぁ、出発!と思い、アクセルペダルに乗せた足をグッと踏み込むので すが、エンジンの回転数は上がらず、当然、車も全然前に進みません・・・ (メルセデスに乗ると毎回そうなのですが、自分が思っている以上にア クセルを踏み込まないと車が動かないんです・・・) 急発進したら嫌だなぁって思いながらも、更にアクセルを踏み込むと、 ゆっくりと車が走り出しました。 街中や首都高速などを走行しました。エンジンは確かに非力な感じはし ますが、馬力もトルクも普通に使う分には十分な感じです。ただ、アク セルに対するレスポンスが悪いのと、アクセルべダル自体が重く感じら れるので、常にアクセルを踏み込んでいるような感覚があり、その感じ がどうにも好きになれませんでした。 ドイツ車の中でも最高峰のメルセデスベンツですから、真価を発揮する のは高速道路だろうと思い、首都高速も走行してみました。比較的夜 遅かったので、神奈川線から都心環状線にかけて、非情に空いていたの で、制限速度+αで走行しました。 しかし、高速道路での直進安定性や高速コーナーでの安定性も、なんだ かイマイチな感じ・・・料金所あとのスタートダッシュは割と良い加速 はしますが、エンジン音はちょっとガサツな感じがして、全くスポーテ ィな雰囲気がありません。 まぁ、メルセデスベンツにスポーティさを求めてはいけないのかも知れ ませんが、この2リッター4気筒エンジンは極々普通のエンジンって感 じです。 以前、V6エンジンのC240や直6エンジンのC280をドライブし た時はもっと軽快にはしった記憶があるので、スポーティさを求めるの であれば、これらのモデルを選んだ方がよいでしょうね! 今回、街中と首都高速を合計で2時間近くドライブしたのですが、私が メルセデスベンツをあまり好きじゃないからかもしれませんが、どうに も良いところが見つけられませんでした・・・ 新車で発売されていた頃、BMWに居て、BMW318や320と比較 され、競合で負けたこともありま。実際にドライブした感じでは、BM W318iの方が十分スポーティだし、エンジンのレスポンスもよくて、 街中での発進加速等でもストレスを感じることは無いのでは?と思いま す。 この辺は、好き嫌いが大きく左右する部分ではあると思いますが、所謂 BMW派?の私は、スポーティさの欠けるメルセデス・ベンツC200 は好きにはなれませんでした・・・ |
1997年VWゴルフGTI(2004.12.23)
| ゴルフには代々スポーツモデルとしてGTIが存在します。ゴルフ2か らはDOHCエンジンを搭載して、かなりスポーティな味付けになって います。 今回の車両は97年式のゴルフ3です。エンジンは当然DOHC16バ ルブエンジンです。2リッターで145馬力と、現代の車をみると、な んとも平凡な感じがしますが、同一年代のSOHCエンジンが116馬 力ですから、当時のゴルフとしてはかなりハイパフォーマンスだったん ですね! ハンドルの位置は右です。GTIは発売当初は左ハンドルのみの設定で したが、途中から右ハンドルのみの設定になっています。 このハンドル位置がかなり曲者で、ドアを開け、シートに座り、ペダル の位置を確認すると、アクセルペダルが相当右にオフセットしていて、 下手をすると、ブレーキペダルと間違えてしまうのでは?と思うような 位置にあります。 このペダル位置は慣れるまで、少々時間が掛かりそうです。また、とっ さの時にアクセルとブレーキを間違えて踏んでしまいそうで、ちょっと 怖い感じもしないではありませんでした。 シートは標準でレカロが付いています。ノーマルのゴルフのシートがか なりノペっとしたシートですから、レカロシートを見るだけでスポーツ マインドをくすぐられます。 座り心地は今更書くまでも無いですが、とにかくホールド性がよく、ま た程よい硬さで、長時間運転していても疲れない、本当によいシートで す。(フランス車のようなシートも好きですが、レカロはもっと良いかな?) さて、エンジンを掛けて走り出します。エンジン音はお世辞にも官能的 ではなく、高回転まで回しても、ガサツな感じがして、とてもスポーティ さを感じることが出来ません・・・ フィーリングは低速のトルクがやや細く、3千回転を越えて辺りから、 ぐぐっとトルクが盛り上がってくるような感じで、そのままトップエン ドまで・・・って書きたいところなのですが、実は高回転もそれほど気 持ちがよい訳ではなく、美味しいところは3千〜5千回転くらいと、と ても狭いんですよ・・・ それでも、3千回転を超えてからの伸びは気持ちよく、シフトチェンジ さえ間違えなければ、キビキビと走らせられますよ! ハンドリングは決してクイックではないですけど、回頭性はよく、やや アンダー気味ですが、ハンドルを切った方向にスッと曲がっていく感じ がしました。と言っても街中だけの話なので、ワインディングでの実力 までは解りませんけど・・・ 乗り心地はノーマルのショックでも、割と固めで、ゴツゴツした感じが あります。しかし、違和感を感じるようなものではなく、程よい硬さと 言った感じです。 室内はシートがレカロになっている以外はノーマルのゴルフと基本的に 同じで、違いはステアリングやシフトノブが皮巻きになっている位です。 できれば、ホワイトメーターなどスポーティさの演出がもう少し欲しい 感じがしないでもないですね! 世の中のハッチバックのベンチマークとなっているゴルフです。ラテン 系のホットハッチには無い、安定感や安心感がそこにはあり、GTIな らではの走りで、まさに”ウサギ”の皮を被った狼? 右ハンドルなら国産車からの乗り換えでも問題無いし、5ドアは便利だ し、普通の車では満足できない、隠れ走り屋さんにピッタリ?な1台で はないでしょうか? できれば、見た目はノーマルで、足廻りとマフラー交換位の大人系ライ トチューンで楽しんでもらえればと思いました! |
1994年MベンツC220(2005.2.5)
| 今回はインプレッション用に店と自宅の往復+α、走行約200kmほどを 都心一般道と空いている首都高速を走行してみました。 まず、最初に断っておきますが、私はMベンツがあまり好きではありま せん・・・ですので、かなり辛口になる可能性が十分にあります。もし、 Mベンツオーナーの方が気分を悪くされましたら、大変申し訳有りませ ん・・・ 94年式MベンツC220です。走行はまだ4.7万kmと、この年式に しては走行距離が少ない方かと思います。前のオーナーは自動車関係の 会社の社長さんで、法人ワンオーナー車です。また、新車時からずーっ とヤナセ系ディーラーにてメンテナンスを実施した記録簿が完璧に残っ ていて、まさに、中古車を買うならこういう車って言う感じの車です。 後期型のCクラスはキーレス内蔵のやや大きめなキーを採用していたと 思います。前期型のこの車は一昔前のMベンツのキーと同じで、やや芯 が細く、ちょっと頼りなさげな感じです。(力を入れたら折れちゃいそ うな感じです。) ドアを開けて、ドライバーズシートに座ると、一瞬でMベンツと解るよ うな座り心地、そして、ドアを閉めると”ドスン”と、これまた剛性感 たっぷりのMベンツらしい音を立てます。 走行距離が少ないですから、シートのヘタリも感じませんし、ボディの 剛性感もまだまだこれからって感じがします。ただ、シフト周りのウッ ドパネルが経年変化でヒビ割れているのが、11年落ちの車なんだなぁ と感じさせます。 エンジンを掛けて、直ぐに感じたのは、やや大きめのエンジンの振動で す。走行距離は少ないですが、エンジンマウント関係はややヘタってい る感じがします。これらを交換すれば、かなりシャキッとした感じにな るのでは?と思います。 ジグザグのシフトゲートを動かし、Dレンジにシフトして、ゆっくりと アクセルを踏み込みますが、車はなかなか前に進んでくれません。と言 うかエンジンの回転数もあまり上がっていってくれません・・・ そう、Mベンツ特有?のアクセルの重さを、ここで感じます。更にアク セルを踏み込めば、普通に走り出します。 2.2リッター4気筒DOHCエンジンは、町中での走行でも、高速道 路でも不足を感じる事はありませんが、アクセルが重いってだけでなく、 回転そのものの立ち上がりが重い感じがして、決して機敏な走りはして くれません。 また、エンジンサウンドも野太く、粗野な感じで、よく比較検討される 回して楽しいBMWとは対照的な感じです。 ドイツ車と言えば、やっぱり高速道路の方が真価を発揮するかな?と思 い、夜の空いている首都高速を走ってみました。制限速度+αで走行し ていましたが、特筆するような高速安定性は感じられませんでした。 (多分、首都高速のような路面の悪い所では体感出来ないのでしょう。) ただ、高速コーナーなどでの踏ん張りがあり、ややオーバースピードで コーナーに突っ込んでも、安定してコーナーリングをしてくれる所は流 石だなぁって感じます。 10年以上経過した車ですが、ボディ剛性は全く衰えを感じませんので、 高速コーナーや路面の凹凸を乗り越えても、ボディは全く軋む感じもし ません。この辺は同年代のBMWやアウディよりも確実に上な感じがし ます。 最後に普段の使い勝手ですが、ハンドルがよく切れるので、細い路地や 車庫入れ、Uターンなどする時に重宝します。また、前方・後方の見切 りがとても良いので、とても運転がしやすかったです。 個人的にはモアパワーって事で、C280辺りが良いかなぁって感じで すね! |
1990年Mベンツ190E(2005.2.23)
| 90年式の190Eスポーツラインです。エンジンは4気筒2リッター エンジンで、当然SOHCです。スペックだけみても、名前にスピード ラインとあるが、あまり走らなそうな感じですよね! また、私は190Eはアクセルは重いし、鈍くさいイメージを持ってい ましたので、あまり興味の沸く車では有りませんでした。しかし、今ま で、ちょい乗りはした事はありますが、長時間運転した事がなかったの で、今回は約3時間にわたってドライブしてみました。 前のオーナーさんは外観や走行に支障のない機能部品に関しては、あま り力を入れてなかったようで、メーター(積算計)は壊れて動いてない し、外観も大きく目立つ凹みはないものの、結構目立つ線傷があったり して、決して極上品ではありませんでした。 しかし、機関系にはしっかり整備をしていたとの話だけあって、エンジ ンを掛けて直ぐに”調子が良さそう”って感じがありました。それは、 古い車だとマウント系が経年変化で潰れてしまい、エンジンやミッショ ンの振動をもろに感じるものですが、この車のアイドリングはとても静 かだったからです。 ゆっくりとアクセルを踏み込んでみると、思いの外アクセルは軽く、と ても軽快に発進していきました。また、ATのシフトショックもとても 小さかったです。(Mベンツの古いATはシフトショックが大きい物が 多いですからね!) シートの座面がヘタってあんこ抜き状態になっていたので、ちょっと? お尻の大きい私が座ると、スポーツシートがちょっと窮屈に感じました が、1時間以上の連続運転でも疲れる事なく、今までのMベンツでは感 じない、良さを体感しました。 やや大口径の革巻ステアリングも握りやすく、また、ハンドルを切るの もとても軽くて、都内をドライブするには丁度良い感じです。 いつも通る通勤路の途中にある、クランクコーナーもややハイスピード で突っ込んでみましたが、踏ん張りもよく、結構気持ちよく駆け抜けて いく感じがして、スポーツラインの名に恥じないスポーティーな走りで した。 最後に高速走行も行ってみました。100km位で流れに乗って走る分 には風切り音もエンジン音も特別気になるレベルでは有りませんでした。 追い越し加速は、流石に弾けるような加速って訳には行きませんですが、 通常使用には十分不足のないものです。また、高速巡航も夜間の東名高 速のようなハイスピード状態でも十分に使えそうな予感です。 ただ、ちょっと好きになれなかったのはエンジン音でしょうか?特に高 回転域のエンジン音はちょっと息苦しい感じがして、とってもスポーテ ィな車の音ではなく、どちらかと言うと商用バンのような感じで、折角 のスポーツラインのイメージをスポイルしているように思います。 まぁ、この辺は排気系をいじる事で十分に改善できると思いますけどね! 今まで、Mベンツは苦手だなぁって思っていましたが、この190Eは とっても気に入りました。中古車市場の価格はだいぶこなれてきたとは 言え、走行が少なく程度がよいスポーツラインは意外に高いので、格安 車の部類にはなかなか入らないかも知れませんが、狙って買うのも悪く ない1台でしょうね! 次はこの手の車を仕入れてみようかなぁって思う今日この頃です。 |