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移乗介助


移乗介助という言葉、はじめて聞く言葉かも知れません。 介護・介助の世界では、毎日行っているので、当たり前に使われています、 体を動かすことが不自由になられた人の体を動かす行為を支援しながら、 お手伝いすることを 移乗介助とか、移乗介護と言います。移乗介助の技術が上手になれば、 要介助者の移動がよりスムーズになり、 要介助者も家の中で過ごす時間も減らすことも可能です。 持ち上げながら移乗させるという 考えを捨てなければなりません。力のいらない介助を目指すべきなのですが、なかなか技術のコツが あるようで、一般にも広がらないようです。介護の基礎、基本の動作ですから、動画で実技場面を見ながら習得して、介護の理論まで学んでください。質問しながら学びたいという人、介護、介助の講習会に行って学ばないといけません。 その全段階のアウトラインを動画で調査研究するためのページです。

力の介助を目指すのならば、介助ロボットもしくは介護ロボットの出番が一番良い と思います。何しろ 馬力面では、かなりのパワーアップが期待できますし、ロボットですから、文句も言わずに 46時中働いてくれるでしょうし、 太陽電池などの進化で、作動時間もかなり長くなって行くと 期待できます。期待感がいっぱいに広がっていきます。経済的にも 普及が進めば、価格も安くなることが見込まれます。あくまでこれは見込まれるだけなのかも知れません。 言葉で言うには、簡単そうに言いますが、 実際は、解決しなければならないことが沢山あります。 まだ本当に実用化になるのは、時間がかかります。介護ロボットの進歩は、福祉機器にまとめてありますので参考にしてください。

ですから、一般の人は、力のいらない移乗介助の仕方を学んだ方が、早いと思います。 コツがあるので、 マンツーマンで学ぶのが理想的ですが、なかなか、そのような機会に巡り合う方は少ないと思います。 次に考えられるのは、DVD付きの移乗介助の本で学ぶことです。少しお金がかかると思います。 ですから、ここは、ネットの移乗介助で検索して、良い方法を学ぶべきです。ネットの検索ランキング がブログ偏重などであてにならないと 思うこともありますが、それでもそこそこの知識は得ることが 出来ます。繰り返し動画を見ていれば、やり方を理解して、やろうと思えば、基本的な ことは、実行可能だと思います。健康な人を練習相手に、学び合えば、必ずできるようになります。 そして学んだ技法が力のいらない方法なのか、無理のない安全な方法なのか、ネット上で再検索して、 推敲して下さい。 このページでも初心者が学びやすいように、推薦できる動画付きサイトを乗せています。 この方法から入るのが、一番と私は思っています。NHK「ためしてガッテン」です。 下の方まで読み進めるとURLでリンクされそのページに行けます。 ただし私はNHKとの利害関係はありません、単なる一市民です。

移乗介助にコツがあるのは確かだと思います。 小さな女の方でも 大きく重そうな男の方を簡単に移乗介助しています。あるヘルパーさんに聞いた話ですが、 ヘルパー実習の時に、要介助者役の方から、「君で支え切れるのかな?」と言われた小柄な ヘルパーさんも、実習の時 に要介助者役とともにこけてしまったそうです。今では笑い話ですが、 その時はだいぶショックを受けたそうです。 またNHKためしてガッテンに出たこともある、福辺節子さんは、理学療法士ですが、 体を動かすことを専門に行っていますが 、交通事故で片脚を失い、大学を4回生の時中退して、 お子様がある程度大きくなってから理学療法士になった方ですが、 大きな人でも軽々と力もあまり入れていないように要介助者の体を移乗させています。 要するに移乗介助に力は本来必要ではないのですが、 要介助者を持ち上げて移乗させようと意識、 イメージがあると、ウエイトリフティングのように、上方に要介助者を 持ち上げながら、移乗させてしまうから、要介助者の体重をすべて介助者が受けて重く感じてしまい、 最悪こけてしまいます。 体重のことは気にしなくてもいいのですが、重たそうな人を見ると筋肉が、 もこもことと盛り上がり、力んでしまいます。 そんなに緊張しなくても良いのにな人間って、面白いものですね。こけることは、 要介護者とともに介護者が転倒することですから、最悪骨折という事態に要介護者がなる場合もあるので 気をつけましょう。介護者は、要介護者の安全に注意しながらある目標から、ある目標への移動を 確実に行うことを求められています。目で最終目標までの間に障害物があるか絶えず気をつけておく必要が あります。

コツがあるということは、コツが 分かれば、軽々とこなせるのですから、 コツをつかむまでそのやり方を練習しなければ、決してコツはつかめないと思います。 体を動かせる程度が要介助者によってまちまちなのですが、要介助者の残っている能力を引き出し それを支援して移乗させるという 原理原則に立てば、必ずコツはつかめます。安全で要介護者に 快適に移乗してもらえば、介助者にも体の負担が少なくなるということです。 スーパートランス法を学ぶ必要性は、初心者にはありません。いつでもスーパートランス法は、 学べます。人に見せるために介助をやるわけではないので、 必要になったら学べばよいのです。 慣れてくれば、やらなくてもやれる自信ぐらいのものが芽生えてきますよ誰でもそう感じる移乗介助 の大技だと思います。介助者が椅子に座りながら移乗する青山幸広さんの移乗介助法は、かなりの 体格差 があっても初心者でも簡単にあまり力もいらずに移乗動作が出来る良い方法です。 ただし椅子がいつもあるとは限らないのが 介助の現場ですが、自宅在宅介助なら、 いつでも実行可能ですから、在宅介護の時には、かなり強い味方になると思います。 要介助者に残存能力が高い場合は、使わなくても良い方法だと思いますが、在宅介助の方は いちばん最初に学ぶべき方法だと思います。楽ですよ、もっと早く知っていたらと思います。 後、症状が 老齢などで悪くなっても対応できると思うぐらい対応能力の高い、応用範囲の広い方法だと思います。 NHKの動画を利用しながら 何度でも反復練習できるのも素晴らしいです。やってみてぜひ覚えて下さい。 自宅在宅介助の場合、あなたの移乗技術が直接、要介助者の生活のQOLの質を左右するのですから、 責任は、重大です。移乗技術がすぐれていれば、あなたの介助している人の生活をスムーズに、 快適にして、家族全員が、楽しく一緒に生活が出来る可能性が高まります。 頑張ってやってみる価値はあります。人任せではいつまでたってもうまくはなりません。 介助する人の責任かも知れません。 介助がうまく行けば、要介助者も生き生きしてきます、それを見て接するのが、 幸せと感じないはずがないと思います。

先に、「介助者が椅子に座りながら移乗する青山幸広さんの移乗介助法は、 かなりの体格差があっても初心者でも簡単にあまり力もいらずに移乗動作が出来る良い方法です。」 と述べました、 さらにそのコツを敢て文章にするのならば、体で覚えるのがコツだからなかなかまとまらないが、 敢えて 冒険して見ると、 ポイント:介助者が要介助者の膝を押さえたら、 椅子から立ち上がりと同時に、回転ポイントを作ります。片麻痺の場合は麻痺側の脚を押すことです。 そのため要介助者の車椅子側の足を座ったときの位置になるよう に置くことがポイントになる。 つまり、要介助者の車椅子側の足を座ったときの位置になるよう に 置くように準備して要介助者が座りながら、麻痺側の脚を回転しながら押仕込める感じです。 実際やれば、簡単でしょう。自宅在宅介護初心者は、これを覚えてから、いろいろ学んで行くのが 一番と思います。これこそ初心者にとり、スーパートランス法だと思います。

多少混乱があるのは、介助・介護を必要としている人の状態により、 法律的に要支援と要介護と 大きく二つに分かれているからです。 介護は、看護の現場で使われて言葉ですから、看護師業務では、 介護という言葉が多く使われるように思います。 福祉介護士制度が出来て、看護と介護は違うのだという考えで、介助という言葉も、 次第に普及してきました。

介助を必要としている人の、残存能力によって、 介助か介護かを決めるようになっているように感じます。 全く残存能力がなければ、全面介護になり、介護という言葉を使うと思いますが、 まだ残存能力があれば、介助もしくは支援という言葉が、使われるニューアンスがあります。 支援というのは、残存能力がかなり残っている場合で、ほんの少し手助け、言葉かけだけで 動けるときです。 介助というのは、残存能力が少しずつ落ちてくると使われる言葉のニュアンス のようです。

素人が、移乗介助をする場合が多いと思われますので、一般の人は 、 少なくとも移乗支援の方法だけでも、教育を受けておく必要があります。 基礎の基礎である移乗支援を習得する必要性を感じます。学校教育の中で常識として 習得 しておくべきものと私は考えています。 社会人になったならば、企業の業務として、消防訓練、防災訓練の一環として、 移乗介助を義務づけることにより、移乗介助を社会教育で義務化すべきと思います。 町内会、自治会でも公的行事として予算を行政が負担すべきと思います。

素人でも学べて腰を痛めない方法で移乗支援から、はじまり、移乗介助まで 社会的に学べる制度を早急に整備することを提唱します。 全面移乗介護は、しっかりプロが受け持って頂くことが必要でしょう。 全面移乗介護を素人で 賄うのはかなりハードルが高いと思います。そのような環境が整備されていない現在は、まず移乗支援を学ぶ必要があります。 しかし、既に家族に要支援者を抱えている人は、手伝いをしながら真似をしながら学ぶしかありません。 介助・介護の基礎知識がないので、物まねから入らざるを得ないと思います。 それで要介助者・要支援者の体が自分でも動かせるのだということに感動し、実行できる 喜びを持つことからはじめることです。 正しい体の使い方の基本を専門家から学ぶことです。 後は、ネットで調べて習った方法が正しいかを検証することをお勧めします。 そのための一助になれるようにこのページを敢えてつくりました。

介護訪問診療|も参考にして研究して下さい。 移乗支援・移乗介助は、重要で大切です。在宅介助の基本です。 訪問診療やってて良かったと実感します。


足に力のない人でも、この方法で動きますということも聞き及びます。 全く立てない人の介助はやった事がないので、何とも言えないのですが、かなり足の力がなくなっても 移乗方法によっては移乗、移動可能らしいのです。その時「人間の体の動きはどうなっているのかな」と、いつも考えていました。また想像していろいろ考えながら、移乗の良し悪しを考えていました。 動画つきでこの考えをまとめるのに、最適なページを見つけました。

3D介護術の世界|にあります。ここで学べます。参考にして下さい。 ブログなので、なくなると困るので、何とか追跡できるように、ここも紹介します。

BodyBuilding-Pics.com|にあります。ここで学べます。参考にして下さい。

1分で納得!サルでもわかる動作観察法|参考にして下さい。大事な理屈、理論を考える根拠です からね。サルでも?

動作観察を繰り返ししながら、人の体の動きを絶えず研究しないといけないのかも 知れません。それでも 推測だけなのかも知れないのだが、理解しようとするには、異常のない時のスムースな動きを見て おかないと、どこが異常なのかも 分からない。 何気なく体は動いているが、いろいろな部位が総合的に 協調しながら動きですから、神秘的ですらあります。


YouTubeの3D介護術の動画は、ここにあります。 | ”3D介護術”| にあります。ここで学べます。参考にして下さい。


この投稿者の動画すべては、ここにあります。 | puipui2000さんの他の動画|にあります。ここで学べます。参考にして下さい。

■移乗の型を福岡 一平先生の3D介護術は以下のようにまとめています。細かい分類ですが、

       歩行可能型       足を踏み出して方向転換が可能

  1.立位移乗

       a.垂直型         いきなり真上に立ち上がろうとする

       b.ゆっくり型     一定の速度でしか動作を行えない

       c.勢い型        勢いを積極的に使って動作を行う

       d.麻痺側型       患側から方向転換を行う

       e.抵抗型         介助に対して抵抗する

       f.ロック型         反張膝で立位を保つ

  2.中腰移乗

       a.教科書型        健側から中腰で方向転換を行う

       b.ブリッジ型        両手で柵を持って移乗を行う

       c. 恐怖心型        中腰にはなるが保つことが困難

       d. 失行・失認型    柵を必要以上に引き付けてしまう

       e.円背型             上体が前方に倒れ込む

  3.坐位移乗

       a.PUSH UP型    両手で少しずつ移乗する

       b.ぶら下がり型     介助者にぶら下がって依存する

       c.全身緊張型      足での支持が可能である

       d.全身弛緩型      支持が全くなく全介助を要する

  の15型もあるらしい。覚えるだけでも大変だ。動作観察しなくちゃあ。こんなに種類があるとはね。 移乗介助のプロは、こんな分類で、分析しているんだということを知ればよい。またこれだけ分類が別れるのは、人の筋肉使い方は いろいろだから単純な動きではなく、複合化された動きがあるということを理解して置くだけでよいと思います。


では実際問題としてどの位の移乗技術を持てば、要介護者を介助出来るのだろうか? 最低限、知識として持っておくべき移乗介助の知識とは、 この命題が、初心者にとって一番知りたいところだと思います。その命題で少し話を進めて行きます。事故などで半身不随になることを除けば、高齢化により運動機能が弱ったりして介護生活になって行くことの方が多いと思います。 脳溢血などで、麻痺が始り、病院でのリハビリから始まる場合が、ほとんどだと思います。 入院直後から積極的にリハビリを行って、運動機能の回復を図るリハビリが非常に大切です。親であっても、怒鳴りつけてでも行うべきだそうです。 しばらくたつとリハビリの成果が出にくくなる時期が必ず訪れます。そのころ転院の話が持ち上がります。 入所する場所を確保できない時は、自宅介護になるのですから、移乗介助が現実味を帯びてきます。 それまでは、移乗介助について切実に感じていないのも当然なのかもしれません。最低限必要な移乗介助の技術は、

1.端座位から立位への移乗

2.ベッド端座位から車いすへの移乗

3.車いすからベッド端座位への移乗

が、必要だと思います。

移乗介助では、離れたところへの移乗介助をおこなうので、この移乗介助技術が、 ほとんどで実際これだけで、何もなければ 日常生活は、間に合います。病院でのリハビリ期間中に、この知識を習得しておくことをお勧めいたします。

1.病院でのリハビリ期間中に、ベッドメーキングのやり方を手伝いながら覚えていくことをお勧めします。

2.病院でのリハビリ期間中に、次に覚えておくべきことは、ベッドでの横移動、縦移動のやり方を手伝いながら覚えていくことをお勧めします。 慣れないと、人間の体が非常に重く大変です。要介助者を、小さく丸めて接地面積を狭くして、要介助者にも協力してもらうことがコツだそうです。 移乗に変わりがないのですが、移乗距離が短いので、体位変換の一種と考える人もいますが、移乗技術の中の技術だと思います。

ベッドメーキング、縦横移動が出来るようになれば、すぐに、大きな場所替えの移乗介助技術習得 に努めればよいと思います。 ベッドでの縦横移動経験があるのですから、この習得は、難しくはありません。一番難しいのは端座位から立位への移乗介助です。 毎日やることですが、奥が深いと思います。タイミングを間違えるとすごく相手 の体を重く感じる場合もあります。何もなければ日常生活は、間に合います。1から3の方法で間に合います。でもベッドから要介助者がずり落ちることもあり得るのですよ。 そうなると長座位から、立位もしくは、長座位からベッドへ端座位への移乗介助技術が必要になってきます。 一番学びやすいのは、ネットで無料提供されている動画を見て、まねることです。健康な人と相互に介助者、要介助者の役割交代をしながら 学ぶことです。真似ることが学ぶことなのです。

NHK「ためしてガッテン」 |断然ラク! 自宅の介護負担激減のミラクル技|さすが人気番組「ためしてガッテン」は、移乗方法を動画を使いながら、上手にまとめて紹介しています。 このNHK「ためしてガッテン」の動画を通して学ぶのが一番確実で、楽だと思います。最新の方法だと思います。

移乗介助のポイントは、要介助者のことを真剣に考えるならば、要介助者が真に必要としていることを手助けすれば、良いと思う。 おせっかいをして、先回りをして、至れり尽くせりの支援をすることは、全く意味をなさない。むしろ体を楽にすることは、 体を使わないことだから、逆に筋力の低下を招き易いぐらいに考えて下さい。言われればやればよいのです。お互いに声を掛け合いながら 毎日やることです。歩き始めの赤ちゃんに声掛けしながら、歩く練習をしていた頃と同じ感覚です。 何もしなくても良いのかも知れません。横にいていつでも姿勢のバランスが崩れた時につかまる黒子のような存在です。それが一番良いと思います。 安定した存在がいつもいれば、要介助者は、頼もしく思い安心します。それには絶えず此処にいるよという合図の声掛けを絶えずすることだと思います。 声掛けで相手にタイミング、方向を指示すれば、良いのです。要介助者が声掛けで方向、スピード、タイミングを理解しながら、移乗動作を行えば、相手の体 の重さを感じることはほとんどないと思う。一点に体重を預けられた時重く感じて、バランスを介助者自身崩し転倒の可能性もあります。 声を出しながら、行動することは、大変疲れます。声を出せることは、余裕があるということです。余裕があるから、声を出せるとも言えます。 だから声を出していないあなたの介助は、ぎりぎりの介助です、余裕がない介助です、危なっかしい介助なのかも知れません。 声出しも最初から訓練しないとうまくいきません。声出しトレーニングを始めることを提案します。黙々と不言実行は、男の生甲斐なんて通用しませんよ。ただ何も意志を 現わさなかっただけですよ、むしろ何を考えているかもわからない人とみなされているだけですよ。 声をかけなければ何も解決しない。うまくならないですから、声を出しましょう。 要介助者と介助者が、お互いに声を出し合い、確認し合いながら、移乗動作を行うのが、真の移乗介助です。 声掛けが、移乗介助のコツでもあり大事なポイントだと思う。さーぁ、声を出そうぜ!!!

移乗介助だけで、介助が成り立つわけではありません。介助には、いろいろな技術があります。東芝「けあコミュニティ」の 「けあコミュニティの歩き方」は、介護全般について調べたいときには、非常に便利だと思います。初心者はこのページを羅針盤にネットで調べるとよいと思います。

健康な時は、同じ動作でも1分もかからずに完了していたものが、麻痺などがあると、 10分かけて出来なくなる。それを支援するのですから、介助者がドンドンと介助してしまうことは簡単に 出来ます、しかし支援するという観点からあくまでもお手伝いする立場の介助は要介助者の動きをゆったりと見守るのですから、介助者は簡単な操作に 15分も付き合うのは、大変です。待って相手が出来るところまで自分でやるのをジッと待つのは、 根気のいることです。短気な人は、待つという忍耐に耐えなければ、介助になりません。 はやる自分の気持ちを自分でコントロールしながら、相手のやり方に沿いながら、必要な範囲の ことしかやらないのは、もどかしいが、耐えなければなりません。要介助者は、出来ない自分に腹が 立って、介助者に八つ当たりしてくるかもしれませんが、それも耐えながら、支援を続けていくのですから たいへんですよ。介助の心は技術よりも耐えることなのかも知れません。技術を競うよりも、 介助の心を高めるほうが先なのかもしれません。うまい介助技術を持った人よりも、素晴らしい介助の心 を持った人を介助現場では、本当に要求しています。高い志を持った介助の心の薫陶に心がけて下さい。 移乗の技を磨くだけでなく、それ以上に、介助者は、介助の心をより一層磨きあげる必要があると思い ます。本当のやさしさがないと務まりません。ほとんどの医師・歯科医師は失格かもしれないと思って います。

移乗介助技術の教科書すら、見直しが始まっています。ネットでも、少しずつ出てきました。 腰痛を防止移乗技術開発研究 です。2004年に出た研究論文、腰痛を防止する新しい移乗介助技術の開発に関する研究 で東海大学健康科学部の力作です。通常の自宅在宅介護なら、この方法でやって行くのが良いと思います。 NHKも取材でそのあたりは調べた上で報道したものと思います。介助者は、腰痛を起こさないように、首を痛めないように体の不調を予防しながら介助を続けていくべきものです。介助者に元気があってこそ、要介助者を介助出来るのですから、 これも介助者の重要な技術の一つです。技術の研鑽は絶えず積む必要があります。怠れば、腰痛などを 引き起こしそうですから気をつけましょう。ベテランの人の方が、無理をするので、腰痛を起こしやすい 傾向があるようです。初心者に良いところを見せる必要はないのに、無理をするためだと言われています。

立位の理解が少しずつ、変わったために、介助技術が変わり始めました、上に持ち上げる動作をしなくて も立位になれるのだということが、大学での研究で分かったので、要介助者を介助者が上に持ち上げない 方法を模索して技術革新を起こしたのが、最近の介助技術です。教科書にとらわれるべき時代ではない混沌 とした時代です、だから最新の知見はネットで調べた方が、早いのです。ただそれが正しいかどうかが、 初心者には、判断出来ないのです。だからこのページを急いで作ったのです。 NHKの方法で始めるのが一番だと思います。私が試行錯誤していたころよりずっとましです。 指針があるのですから、大きな間違いはありません。「上に要介助者を持ち上げる介助技術」を磨く 必要はないと断言します。

要介助者の体調、介助者の体調、スペースの条件、補助具の有無など様々な要件によって、体位変換から 移乗までの移乗介助動作は影響を受けます。いつもスムーズに行っていたのが、タイミングのずれで、 引っかかりながら行われることもあります。その時は、何が原因なのかを必ず、探っておく必要が あります。要介助者の体力が急激に落ちてきたのかも知れません、絶えず細心の注意を払いながら、 観察することも技術なのです。毎日毎回が、研鑽の場です。要介助者のやる気がなくなれば、 全面介助になります。気力はなえるものです、その気力を長く、要介助者に持たせ続けさせることも、 介助技術の一つです。どのように行うかは、どの教科書にも書いてありません。おそらく正解がない、 介助者のそれぞれの工夫しかないと思います。

全面介助になったならば、リフトの導入など器械を併用しなければ、介助者に大きな負担 がかかります。介助者は、無理することはありません。大威張りでプロの力を借りればよいのですからね。



自宅介護をしている家庭への訪問診療ですから、全く両足に力が入らない人の移乗経験はありません。 病院に入院している患者さんの場合、そのような全く両足に力が入 らない患者さんの訪問診療の経験はありますが、 移乗経験は、ありません。看護師さんが付い ていて下さるので、なかなか移乗経験を体験できません。プロの前で移乗作業は やりにくいものです。病院も大きく立派になっていて、婦長さん自ら立ち会われことが多いので、 患者さんを触って動かしてみようとすることを冒険的に 見られそうで、できません。別に怒られたこともないのですが、移乗経験を積むことはなかった。 だから重症の患者さんの移乗経験は、ありませんので、素人に近いと思います。

このような全く両足に力が入らない人は、誰が通常移乗介助しているのか、 気がかりです。二人介助を原則で介助しているのでしょうか? 移乗介助の主力は、か細い女の人であります。 そのようなか細い非力な女子でも、安全に楽に、体位変換から移乗介助までをこなしているのが日本の現状です。体力、体格の劣る人でも、移乗介助のコツさえつかめば、あまり力を必要としない介助の技術を追求しなければなりません。要介助者の体格も年々向上してきています。施設に入っている人の平均体重が、40キロから50キロ台に移ってきています。体の非力な人でも20キロの体重差をカバーして、移乗動作を完了しなければならない現状があります。 でもNHKの方法であれば、それも可能です。怯むことはありません。体格差は関係ありません、 上に持ち上げる必要がなければ、水平移動ならば、僅かな力で移乗介助動作は、完了します。 そこが技術です。その扉を、あなたは、このページで開いたのです。健闘を祈ります。 在宅介助は、全面介助まで頑張ることはないのですから、気楽に構えて、ノイローゼにならないように しましょう。自分の時間を、介助の間に可及的に持つことです。

移乗介助の技術は、小学校高学年から、身に付けた方が良いと思う。 NHKでも90歳台の男の方が、その連れ合いの80歳台の老婦人の介助をしたいと言っていました。 日本の典型的な介助では、ないでしょうか?高齢者同士の介助・介護にならざるを得ないのかもしれません。 それだからこそ、「上に持ち上げる介助」など出来るはずがありません。年齢が上がれば、 それに比例して、非力になるのですから、「上に持ち上げる介助」など出来ないと思います。 腰を痛めるのが必然になります。出来ないことをやるべきというのは、理屈・理論に合いません。 だれでもやって安心、楽に出来る移乗介助技術の普及に努めることが、必要です。老々介護、老々介助でも 立派に誰でも出来る介助技術が望ましいと思います。これが出来なければ、日本の介護・介助の将来は ないと思う。介護福祉士の数を増やしても、辞めていく人が多いのは、現状では、あまり良い制度では ないという証だと思う。プロが育てられない日本の介護福祉の現場と教育にやや失望しています。 立派なプロをもう少し多く育てられないようでは、介護福祉士の数だけ揃えているだけで、 その数すら有効利用出来ていないことになります。ヘルパーさん達の苦労に報いる制度を早く整備しないと、 国の成り立ちまでも危うくする可能性があります。

要介助者の自尊心を傷つけずに、やる気を高める努力を続けるのも技術の一つです。 父の介助のとき、お風呂に入らないと言っていた父でしたが、孫におじいさんだけ、 「長いことお風呂に入らないといけないんだよ。そんなに体が痛いの?」と聞かれてから、 積極的に入浴するようになりました。言い方もあります。言う相手によって、素直に同意することも あります。同じ施設の車いすの利用者から、「自分で漕げば『運転手』だけど押してもらえば 『お荷物』だよ」と言われて、車いすに乗り始めた男の人もいました。人に全てやってもらえば、 楽だから、決して自分からは進んで努力をしない妙齢のご婦人もいました。それぞれの思いで介助・介護 を受けているのですから、その心をまずは開くことから始めなければなりません。ゆっくりと、少しずつ、 心の重い扉を開いていくようにしむける必要性があります。ほとんどの要介助者の方が年上だから、 そんなに簡単に心の扉を開いてはいただけないことも覚悟しなければなりません。自尊心を傷つけずに、 もそっとゆっくりです。


移乗には3つの方法があります。立位移乗と座位移乗とリフト移乗です。

<移乗方法の適応>

1)立位移乗の適応:自分で回転したり座ったりできるくらいで軽介助の人は立位移乗、自分で座れる人

2)座位移乗を行えるのは、座位が保てて前傾姿勢になれる人

3)リフト移乗は、座位移乗が行えない人、自分で座れない人

全面介助と部分介助が混同して解説されているから混乱しやすい。分けて考える必要がある。

介護の現場では、看護の影響か、立てないほどの重介護の人をも、介護職が力で抱えて立位移乗させ、連続してつぎつぎと移乗介助を繰り返しています。そのため腰痛を抱える介護職もかなり多い。看護の世界の移乗は、物理学による移乗法で、現在、段々と生理学的移乗法にシフトしつつあります。座位移乗という方法は、介護の教科書に座位移乗の記載があまりないため、それほど知られていないが、効果ある方法だと思う。座位移乗は「一度しっかりした立位をとらない移乗」です。重心の移動を図りながら、人の体の移動に役立てるので、立位までもっていかない途中から、体の方向転換で移動を効率的に早く終了させることが出来ます。立ち上がる途中の姿勢から、方向転換して他の場所にある別の椅子に腰かけさせるなどが出来る移乗法です。一度きっちり立たせた後、方向転換して移動させる従来型の立位重視の物理的移乗法ではありません。座位移乗の効果を確認してください。重心の移動をさせながらの移動ですから、要介護者にも自然で介護者にも軽く感じる移乗法です。さらに今後、教科書にも、どんどんと記述され普及が進む移乗法だと思います。そうしないと介護の現場で腰を痛める人が減らないと思う。体を壊す人を減らすためにも、座位移乗の教科書採用を待ち望みます。

介護現場では、長時間車いすに座らせる介護が行われていることが多い。従来の移乗法では、移乗の負担が重いので、一度座らせたら、そのままに放置する。更に安定した位置に座り直しをさせないことが多い。介護者の腰に負担が重くのしかかるために、座り直しをしないことが行われています。移乗介助の質が介護の内容をも左右するほど大きい可能性もあります。移乗の内容をよくしないと、介護の質に即、影響を与えます。移乗後、座り直しは、すぐにやらなければならない、「ずっこけ座り」解消の「除圧」もされていない状況で要介護者が、放置されています。座らせた位置が、必ずしも、適切な位置出ない場合が多いにかかわらず、適切な位置を確認もしないでいます。移乗することと、適切な位置に座らせることは、違うと認識して、適切な位置に置くことを目的に移乗を行わないと行けないと思う。移乗しっぱなしでは、要介護者達の姿勢が悪くなるのは、当然なのかもしれません 。「ずっこけ座り」は、こけた座り方なのだから、正常な座り方に矯正するのが、当然でしょう。こけた座り方は決して正しい座り方に自然となりません。「ずっこけ座り」は段々と、ずっこけ度がひどくなっていく座り方です。 同じ姿勢を保持することは難しい、少しずつ姿勢は必然的にずれていきます。姿勢は時間とともに崩れ始めるのです・それを正すことも介護の一環だと私は思います。やりっぱなし介護なら素人だって出来ます。2時間も同じ姿勢じゃいられない。軍事パレードで軍人さんに直立不動の姿勢で2時間立っておけと命じたら、殆んどの壮健である軍人でも、のびてしまいます。長時間同じ姿勢にとどめることが、生理的に無理なのです。生理的には、ある姿勢からある姿勢へゆっくりと変換していくように人間は、生理的に動きます。だから途中の細かな体位変換が必要です。きめの細かい体位変換が重要です。

日本の要介護者に円背の人が目立ちます。 円背だと呼吸が苦しい、眠れない、ご飯が食べられないなどの不都合がある。 円背だと、ずっと座っていると体が傾いていく、疲労で傾いてくる、床ずれが出来やすい、便秘になる人もいます。 円背を伸ばすような上半身を回旋させるような体操をするけれども、こまめな体位変換と「ずっこけ座り」解消の「除圧」で防げるかも知れません。 「ずっこけ座り」の原因でも、座奥が広すぎる 、ハムストリングの短縮 、背がシート状 、ドーナツ様円座 、介護時奥まで座っていない 、腹筋が弱い 、車椅子走行時足で操作している 、クッションが無く、痛さから逃れようとしているなど多岐にわたっています。観察で推測していく必要がある。移乗という大技だけでなく、体位変換という小技も身につけなければ行けませんから、介護人は大変です。介護は技術の部分もあります。

介護の質、内容をも左右する、移乗介助です。しっかりと習得する必要があります。座位移乗の方が、力をあまり必要としないから、楽に要介護者の体を移動させることが出来ます。同じ介護でもサービスとして受ける介護の内容は、おそらく移乗介助の内容で決まるものと思う。質の良いサービスの介護内容に当たれば、良いとみな誰しも願うだろう、施設介護の見学では、移乗介助のやり方を見れば、その施設介護のレベルが分かります。入所者をつかまえて、「どう思いますか」と聞いても、入所者が認知症がなければ、「だめです」と答えにくいし、認知症なら、入所者の答えはあてにならない。でも見学者でこの種の質問する人、必ずいますよね。不思議な質問だと思います。それより移乗技術が高いか低いかで判断した方が早いし、自分で確かめられます。即座に介護内容、介護サービスのレベルが大体、判断できます。

ビデオで学ぶ移乗介護 にあるように動画で座位移乗についての説明があります。特筆すべきですが、移乗介助のあとの「除圧」のやり方の解説もあります。除圧は必ずした方が良いみたいですね。いわゆる「ずっこけ座り」の予防のためにも必要でしょう。背中も丸くなり疲労し易いし円背の原因にもなる。立位から移乗を考えている今までの移乗方法と座位からの移乗への方針変換をそろそろしないと、行けない時期だと思います。移乗介助に思いのほか労力をとられすぎている介護の世界をますます ただせわしいものだけにしているように感じます。特に自宅介護では、全面介護より部分介護の方が多いのだから、最初は座位移乗から教えた方が能率的、効果的だと思います。なにも自宅介護で、全面介護に準じた方法から初心者に手ほどきする必要はないのではないかと思う。混乱するだけで、腰を痛める確率も高い。老老介護では、力が必要な介助方法では、無理がある。力のいらない介助法から教えるべきだと思う。特に女性介護だったり、老老介護なら、そうすべきだと思う。特に日本の介護は、配偶者介護、嫁介護に頼っているのだから、なおさら力のあまり要らない移乗法を広めるべきです。そして移乗介助を出来るだけ楽にして上げて欲しいと願います。

移乗介助は、毎日やると思います。移乗する前に、要介護者の足に力があるかを必ず確認してください。能率的な移乗を目指すべきですが、残存能力の保持ということも忘れてはなりません。 そのために移乗は能率的に行いすぎると、どうしても介護者の都合を優先させやすくなります。要介護者も移乗が楽ならば、文句も言いません。楽に流れると、寝たきりになる可能性も高くなります。筋力を使わないことが、往々にしておきがちになります。 そのための予防法を立てておく必要があります。要介護者に、居間でテレビを見てくつろいでいる時に、やっもらう体操です。コマーシャルが始まったら、車椅子につかまって、必ず立ってもらいます。立位をとってもらいます。、 それで車椅子の周りを車椅子につかまりながら足で1周してもらいます。これが体操です。しかもコマーシャルの度ごとです。 自分の足で移動すると、腹筋を使いますので、排泄介助の助けになります。また元気のバロメーターにもなります。足が達者なら、元気なはずです。 その後、出来れば、要介護者にもたれかかり移動を杖、移動車、ウオーカー、老人車、歩行車を使い行うことをすすめます。。また、よりかかり移動 をタッチ移動台、タッチ家具などを使い行うことをすすめます。自分で動けることは、自ら動くと言うことです。あまりの甘えは要注意です。 一人暮らしの方は自立し、痴呆の方が少ないと思います。 たまにしか会えない年老いた親の介護で、幼児の面倒をみているかと勘違いしてしまうほどの面倒の見方、ものの言い 方で介護をする人がいますが、親はあなたの子供ではありません。幼児語など必要ないのです。ちゃんとした大人の言葉で対応してください。心のこもった介護と思ってやられると思いますが、要介護者の立場を全く理解していない介護です。自己満足だけの介護で、迷惑介護になる可能性も気がついていません。このような間違った介護をやられると、今まで作ってきたそれぞれの役割分担が崩れ、要介護者の介護者への依存心が強まり、何もしない要介護者になってしまうこともあります。ちょっと、とまどってしまうくらいで済む話でなく、要介護者が幼児の役割を演じ始めたら、より手のかかる介護になります。介護者の負担がますます増えます。日頃やっている介護から逸脱すると、とんでもないことになります。 心のこもった介護をしているつもりでも、心のない介護になることもあります。有害介護です。


移乗介助が分かったら、介護を行う上で介護の心を意識してください。 要介助者と介護者相互の心の動きがあります。移乗介助の基本は、声かけからです、 だから会話がある介護をめざすために、 介護の心 を参考にしてください。

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09/9/1