農場どないすんねん研究会NDK(^_^)(全国畜産支援研究会 +獣医コミュニケーション研究会)

未曾有の大災害に、言葉がありません。余震が続く中、避難者の支援策・燃料と電力の安定供給・放射能漏れ・行方不明者捜索など、緊急の問題が山積みです。情報が圧倒的に少なく、正しく状況を把握はできていませんが、自分にできることは何かを考えています。NDKのメーリングリストにおいても、特に被災地域の畜産農家や動物たちに対し何ができるか、活発に話し合われています。2011.3.18.

 この会は、獣医療の現場におけるコミュニケーション問題解決の手法について研究し、実践し、普及することを目的としています。
 酪農場において、直検を行い注射をして帰ってくるだけでは、繁殖成績は良くなりません。農家さんに繁殖に目を向けてもらい、発情を見逃さず、積極的に人工授精をしてもらわなければなりません。乳房炎も抗生物質だけではダメで、過搾乳をしない搾乳手技や乳頭ディッピング、牛の寝床の敷料の品質管理などに気を配ってもらわなければ減りません。蹄病も蹄底を削りブロックを装着するだけでは解決せず、定期的に機能的削蹄を行い、床の衛生に気を配り、ベッドの快適性や暑熱対策、サシバエ対策、エサを切らさない飼槽の管理、搾乳時間の短縮など、牛の起立時間を減らす管理を行わなければ、なくなりません。すなわち獣医の診療技術それ自体が畜産経営に及ぼす影響は限られていて、むしろいかに問題点をあぶり出し、解決方法を探り、仕事の質を高め、持続する形で実行するのか?ということが、診療技術と同等かあるいはより重要なことだったのです。
 小動物の分野でも、飼い主さんにいかに看護や管理に参加していただくかが問題の本質であることがあります。またインフォームドコンセントや、ターミナルケアにおける飼い主さんの心のケアの必要性が認識され、診察室内コミュニケーションがより重要視されてきています。
ところが私たちは、動物の解剖や生理は大学で教わりましたが、どうすれば飼い主さんの思い問題の本質を知ることができるか?どのようにお話しすれば自分自身や相手のやる気が出るか?ということは一切習ってきませんでした。ただ、ポンと現場に放り出され、農家さんたちと一緒に試行錯誤しながらやってきたのがこれまででした。ところが、ビジネスやスポーツ、国際協力人間関係論の分野では、コーチングファシリテーションワークショップPLA(参加型手法)といったコミュニケーション手法がすでに確立された形で存在するのを見つけました。そして、これらの技法を学び、農家支援のためにどのように取り入れていくかを検討しよう!と言う気運が高まり、2007年4月、農場どないすんねん研究会NDK(正式な名称は「全国畜産支援研究会」としています)を発足しました。さらに小動物医療分野の仲間も増え、「獣医コミュニケーション研究会」の名称で活動する機会も増えてきました。現在NDKメーリングリストの参加者は1004名(2011年3月現在)で、帯広畜産大学の門平睦代准教授を会長に、全国の開業獣医師やNOSAI獣医師、公務員獣医師の他、動物看護士、削蹄師、授精師、普及員、組合職員、ヘルパー、乳業職員、研究者、教育関係者、学生などが登録しています。この会の活動に興味のある方は、ぜひ以下の報告をご一読下さい。

狙い撃つぜ! 静岡の会 2011年3月18〜19日(金・土)計画停電のため、延期となりました!

学生さんもぜひ参加下さい
「○○県でやってくれたら参加します!」というリクエストがありましたらお寄せ下さい。

★2011年7月 チャリティワークショップ10連発
「岐阜大学の会」報告

★2011年5月 日大の会[私も獣医師です」報告

★2011年1月 NDK広島の会 報告

2010年10月産業動物とコミュニケーションのWSV@麻布大
2010年7月 動物看護学会「飼い主に寄り添う看護とは」報告書
2010年4月「産業動物とコミュニケーションのWSU@日獣大」(工事中)
2010年3月「鳥取の会」(工事中)

2010年1月「宮崎の会」報告書
2009年12月産業動物とコミュニケーションのWS@日獣大
2009年11月「大阪動臨研」報告書
2009年7月「コミュニケーションと疫学の集いin大阪」報告書

2009年 3月「 岡山の会 」報告書
2009年 1月「 盛岡の会 」報告書

2008年11月「大阪動臨研」抄録

2008年 9月「福岡の会 」(工事中)
2008年 8月「 湘南の会 」報告書
2008年 6月「とちぎの会」報告書
2008年 2月「 三重の会 」報告書
2008年 1月「名古屋の会」報告書
2008年 1月「山形の会」(工事中)

2007年11月「大阪動臨研」抄録
2007年 9月「 京都の会 」報告書
2007年 7月「 千葉の会 」報告書
2007年 4月「 滋賀の会 」報告書
2007年 3月「横浜の会」(工事中)
2007年 1月「 大阪の会 」報告書
2006年12月「十勝の会」(工事中)

「やる」か「やらない」か〜自分への挑戦(家畜診療03年10月号)桧山尚子
生産者の主体的生産活動を支援する取り組み (畜産コンサルタント09年2月号)石井一功
農場どないすんねん研究会について (帯広畜産大学 門平睦代研究室へリンク)

農場どないすんねん研究会メーリングリストに参加する
(メールにてお名前、ふりがな、所属、都道府県名をお知らせください。質問等も遠慮なくどうぞ)

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