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■ デザイン
デザインについては、たいへん満足しています。
正直なところ、他の要件(コスト、機能性、採光…)を重視していたので私達自身が「こうしたい」というモノがなく、完全にお任せでした。
上記の要件を満たしつつ、それでいて存在感のある「カッコいい」家になったことに、たいへん感謝しております。期待以上でした。
また、ポストや表札やカーテン等も、この家と釣り合うものにしようという意識が働いたおかげで、いい選択ができたと思っております。(たくさんご助言もいただきました)
ポストや表札やカーテンの件などは象徴的ですが、デザインによってそこに住む人間の生活スタイルも変わっていくように思います。
どんなモノを置きたいのか/置きたくないのか、また、どんな時間を過ごしたいのか…この家に住み始めてから、こうしたことを少なからず考えるようになりました。
■ コスト
コストはとても重要な条件でした。厳しい条件の下で、よくこれだけの家ができたと思います。
他の工務店やハウスメーカーでは実現は難しかったでしょう。
家のことに限って言えば、お金をかけたものが何でも素晴らしいとは限らないということがよく分かりました。
(趣味の悪い高級品もあったりする…)
■ 住空間について
普通の家の間取りは、リビング、ダイニング、キッチン、和室、主寝室、子供部屋…と、一見すると合理的な間取りのように思えます。
しかし、実際は日常ほとんど使われない部屋があったり、子供用の個室はたかだか数年間しか使われなかったりするのではないでしょうか?
住宅やそのリフォームを扱ったテレビ番組や雑誌記事を見ていると、そうした先入観から離れて、家というものをもっと自由に考えてもいいような気がます。
それは、限られた空間にあれもこれもと詰め込むということではなく、限られた空間だからこそ、有効に(豊かに)使うということだと思います。
我が家は、30坪にも満たない小さな家ですが、吹き抜けやウッドデッキ、ルーフバルコニーなど、いい意味で贅沢な空間がたくさんあります。(収納等の機能性と並び立っているのが不思議)
きっと、普通の工務店やハウスメーカーであれば、もう二部屋ぐらい作りたくなるのでしょうが(笑)、そうした建物では得られない豊かな住空間になったと思います。
私達夫婦もこの住空間が気に入っているのですが、一歳になる子供も、家のあちこちに「お気に入り」の場所ができつつあるようで、何よりです。
■ 建築設計事務所への依頼にあたって
他の工務店やハウスメーカーであれば、黙っていてもやってもらえそうな(言い換えると、どんどん決められてしまうような)ことを、一つ一つ打ち合わせを重ねながら自分達で決めていくことは、けっして楽なことではありませんでした。
その分、自分達が「どうしたいのか」ということと正面から向き合って、それをちゃんと言葉で伝えるということを繰り返す必要があり、たいへん手間隙がかかりました。
しかし、また家を建てる(建て直す)ことがあったら、きっと工務店やハウスメーカーではなく、建築設計事務所にお願いするでしょうね。
けっして楽はできませんが、その方が自分達がどんな家に住みたいのか(どんな生活をしたいのか)、真剣に考えることに繋がると思いますので。
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