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安井酒造場
「初桜(はつさくら)」「あいの土山(つちやま)」

〒528-0234 滋賀県甲賀郡土山町徳原225
Tel:0748-67-0027 Fax: 0748-67-0819

http://www.kouka.ne.jp/~h-sakura

2003年2月15日

  

左:今日搾るモロミです。櫂(かい)が入っていますが、これでかき混ぜながらポンプで木槽まで送ります。
中:でっかい昔ながらの和釜。下からバーナーで沸かします。
右:井戸。酒造りを始めるとき、まずは井戸の掃除からだそう。

    

左:深い木槽(ふね)の下から順にモロミを入れた袋を重ねていきます。
中:タンクからホースでモロミが送られ、口から7分目くらい入れて口を折り返します。
右:安井さんのお子さんたちも見ています。こうして知らないうちに酒造について覚えていくんでしょうね

  
  

左:実は私も、2袋だけモロミを入れて積ませていただきました。おっかなびっくり。きちんとしないと、酒にモロミが混じってしまいます。
中:1段「かさ」を乗せて袋を高く積みます。 右:最終的にかさは2段。

  

  

左:レンガの煙突が目印の安井酒造場。中:杜氏も勤める蔵元さん。タオルを締めなおして男前。
右:店頭に置いてある「初桜」「初桜 原酒」「あいの土山」。

 

 

■酒肴日記より

■2003年2月16日 (水) 00:02 

昨日は安井酒造場見学

土山の安井酒造場さんに行って見学させて頂きました。
土山町は国道1号線が通っていて、峠を越えると三重県になる県境の町です。
東海道の土山宿として栄えてきました。

交通量の多い1号線からわき道に入ると、とたんに静かな昔ながらの街並みになります。
曲がってすぐ、レンガの煙突が見えてきました。

「初桜」720ミリ用のラベル今日は、モロミを搾る日。
安井酒造場では全部木槽で搾っておられるのです。

モロミの入ったタンクから、ホースでポンプに送り、そこからモロミの袋に入れてゆきます。
中の空気を抜き、1袋づつ重ねていくのですが、袋の口は、折り返して下に敷くだけ。
それだけでモロミが出ないのが不思議です。

木槽の一番底に敷いてゆくのは無理な体勢からなので、大変そう!
若い吉田さんとのコンビでキレイに互い違いに積んでいき、だんだん木槽いっぱいになってきました。

すると、今度は枠を重ねて高さを足します。「かさ」というのだそうです。
かさを重ねてからも、同じようにひたすら袋にモロミを入れては積んでいきます。
また、一杯まで重なると、もうひとつかさを重ねます。

その間、ふなぐちから、絞りたてのお酒が出てきました。
たんくさん積み重なるにつれて、その量も多くなってゆきます。

この酒は受ける樽にある程度たまると、ポンプでタンクに送るのです。
まだにごっていて、底は見えません。

かさ一杯に重ねても、まだモロミが残っているので、
安井さんと吉田さんはいったん休憩し、
モロミの袋が搾れて下に下がっていくのを待ちます。

この袋の数はなんと450以上!
モロミを入れると結構重いので、体力が必要です。

実は、「やってみる?」と私もモロミを袋に入れる作業を体験させていただきました。
袋の中に蛇口の先を入れ、ひねるとモロミが出てきます。
7分目くらいまで入ったら、袋の上に寝かせ、空気を抜き、
口から20センチくらいを折り返し、下に折込みます。

「初桜」一升瓶用のラベルモロミの入った袋を移動させるため、袋をつまんで引っ張りますが、「ヨイショ」って感じ。
ひとつふたつならなんともないけど、これを一人200回以上繰り返すのですから、
かなりの作業量です。

モロミの袋は、右左を交互にきちんと重ねなければなりません。
そんなことも、見ているだけでは気が付きませんでした。

その間、お父様はモロミのタンクを櫂(かい)でかき混ぜて、モロミを均等にしておられます。
3人のチームワークでどんどん仕事が進んでいきます。

安井さんは杜氏さんの役目もされています。
家族だけで造るようになって5回目の仕込みだそうです。
能登杜氏の品評会で受賞されたほどの実力。

お忙しい中、安井酒造場の皆様、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

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